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Yamareco

記録ID: 5325566
全員に公開
ハイキング
甲信越

★弥彦山★新潟遠征初日3/30(木)

2023年03月30日(木) ~ 2023年04月01日(土)
 - 拍手
みのちゃん その他1人
GPS
56:00
距離
3.9km
登り
505m
下り
485m

コースタイム

1日目
山行
4:30
休憩
0:20
合計
4:50
12:00
70
13:10
13:10
60
雨乞山分岐
14:10
14:10
60
能登見平
15:10
15:30
20
15:50
15:50
40
16:30
16:30
20
16:50
八枚沢登山口
 3月から温めていた新潟遠征。2週間前に尿管結石で入院した時はどうなる事かと思ったけど、石が小さく、すぐに復活できたので、今回の新潟遠征は決行できた。
 1週間前に天気予報とにらめっこ、同行するつれあいの都合と私とがともに空いていた3/30木曜日、新潟方面は快晴予報。もともとは3/31〜4/1の1泊2日の予定だったが、3/30をつけて2泊3日で行こうか?とつれあいに相談すると、いいよ!との返事。というわけで急遽1日付け足して新潟遠征することになった。
 3/31は予約済だったが、3/30分は未だだったので、早速宿を探すと、予想に反して、けっこう空いてるし、全国旅行支援も土壇場の3/30はチケットが余ってる状況で、これを利用して予約できることが分かった。場所は狙いの弥彦山のふもと、岩室温泉に宿をとる。2日目はすでに予約した寺泊にて1泊。
 今回は初日弥彦山、2日目国上山&妙法寺村岡城址、そして3日目、帰りがけに、六万騎山と坂戸山に行くことにした。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八枚沢登山口より登り雨乞尾根、下り妻戸尾根で弥彦山を周回。
八枚沢登山口の駐車場は5〜6台のスペース。少し下に2〜3台
コース状況/
危険箇所等
妻戸尾根の登りだし(駐車場への最後の下り)は、ものすごい急降下で滑りやすく、要注意です。ロープが張ってあるが、下の石が崩れやすく、落石にも注意が必要。
その他は歩き易い良いコースでした。今回は時計回りでしたが、地元の方のコース取りは、反時計回りが通常のようです。
なお駐車場にトイレはありません。下の観光センタ脇に公衆トイレがあり、ここで用を足しました。
その他周辺情報 弥彦駅のすぐ先に観光センタがあり、トレッキングガイド(300円)が大変役に立ちました。斜向かいはパンダ焼きで有名な分水堂さんがあって、美味です。パンダの形をしたずんだ餡の入ったたいやきくんのような和菓子だが、外皮のもちもち感が半端ないので、独特の食感です。
植栽でない自然のものは、人生お初のコシノコバイモ
このお花を見たくて、まず新潟遠征初日は、弥彦山へ
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植栽でない自然のものは、人生お初のコシノコバイモ
このお花を見たくて、まず新潟遠征初日は、弥彦山へ
なかなか見つけにくいお花だとわかりました。
上から目線で歩いていると、花がなかなか目に入ってこないですね。どんな植生に咲くのかわかってくると、少し横から目線で探すことで、ぽつぽつ見つけることができました。
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なかなか見つけにくいお花だとわかりました。
上から目線で歩いていると、花がなかなか目に入ってこないですね。どんな植生に咲くのかわかってくると、少し横から目線で探すことで、ぽつぽつ見つけることができました。
スミレサイシン
2023年03月30日 11:55撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 11:55
スミレサイシン
ミチノクエンゴサク
2023年03月30日 11:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 11:56
ミチノクエンゴサク
咲き始めのエンレイソウ
2023年03月30日 12:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 12:00
咲き始めのエンレイソウ
トキワイカリソウがだいぶん咲き始めています。
蕾の方が多かったですが、この通り、日当たりの良い場所はしっかり咲いていました。
2023年03月30日 12:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 12:55
トキワイカリソウがだいぶん咲き始めています。
蕾の方が多かったですが、この通り、日当たりの良い場所はしっかり咲いていました。
大輪のカタクリ2輪
尾根に上がると日差しがきつくて、暑い暑い!3月の陽気ではないですね。冬用アンダーシャツを脱ぎました。
2023年03月30日 13:02撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:02
大輪のカタクリ2輪
尾根に上がると日差しがきつくて、暑い暑い!3月の陽気ではないですね。冬用アンダーシャツを脱ぎました。
見事なカタクリの群生
2023年03月30日 13:19撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:19
見事なカタクリの群生
タカトウダイ
2023年03月30日 13:31撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:31
タカトウダイ
キバナノアマナ
2023年03月30日 13:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:36
キバナノアマナ
ギフチョウがカタクリ畑を乱舞していました。
なかなか止まってくれないけど、たまたま足元で、翅を休める個体に遭遇。ラッキーでした。ギフチョウは、朝方の気温が低い時間帯でないと、撮影難かしいです。
2023年03月30日 13:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:40
ギフチョウがカタクリ畑を乱舞していました。
なかなか止まってくれないけど、たまたま足元で、翅を休める個体に遭遇。ラッキーでした。ギフチョウは、朝方の気温が低い時間帯でないと、撮影難かしいです。
アカネスミレ
これからでしょうか?コース中、1輪だけ見っけ!
2023年03月30日 13:42撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:42
アカネスミレ
これからでしょうか?コース中、1輪だけ見っけ!
オオバクロモジ
2023年03月30日 13:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 13:53
オオバクロモジ
能登見平より一旦スカイラインを跨ぎ、ブル道から尾根道に入ります。この尾根道は違った植生に変わり、ショウジョウバカマとキクバオウレンの道ですね。フデリンドウやオオミスミソウなども見られます。
2023年03月30日 14:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 14:22
能登見平より一旦スカイラインを跨ぎ、ブル道から尾根道に入ります。この尾根道は違った植生に変わり、ショウジョウバカマとキクバオウレンの道ですね。フデリンドウやオオミスミソウなども見られます。
オクチョウジザクラ
2023年03月30日 14:26撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 14:26
オクチョウジザクラ
ナガハシスミレ(別名テングスミレ:天狗の鼻のような距を長く伸ばします。)天狗の鼻が良く見てとれます。
2023年03月30日 14:28撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 14:28
ナガハシスミレ(別名テングスミレ:天狗の鼻のような距を長く伸ばします。)天狗の鼻が良く見てとれます。
ショウジョウバカマが群生
2023年03月30日 14:42撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 14:42
ショウジョウバカマが群生
白花のショウジョウバカマ
2023年03月30日 14:44撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 14:44
白花のショウジョウバカマ
キクバオウレンが臨床に群生。
2023年03月30日 14:56撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 14:56
キクバオウレンが臨床に群生。
ナニワズ
2023年03月30日 15:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 15:00
ナニワズ
やっとこ弥彦山頂上。多宝山と新潟平野
2023年03月30日 15:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 15:09
やっとこ弥彦山頂上。多宝山と新潟平野
山頂で記念撮影
2023年03月30日 15:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 15:29
山頂で記念撮影
アオイスミレのアルビノは初めて見た!
淡い青はよく見るけど、これは純白でした!
2023年03月30日 15:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 15:38
アオイスミレのアルビノは初めて見た!
淡い青はよく見るけど、これは純白でした!
紫のキクザキイチリンソウ
2023年03月30日 15:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 15:39
紫のキクザキイチリンソウ
キクバオウレン
帰路は妻戸尾根を下ります。
2023年03月30日 15:45撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 15:45
キクバオウレン
帰路は妻戸尾根を下ります。
こちらもカタクリ街道。
妻戸尾根の方がフレッシュで咲き立てでした。
ただし、笹原の中にカタクリが混じって、群生写真は撮りづらい。
2023年03月30日 15:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 15:53
こちらもカタクリ街道。
妻戸尾根の方がフレッシュで咲き立てでした。
ただし、笹原の中にカタクリが混じって、群生写真は撮りづらい。
だいぶん陽が傾いてきた!
日本海に沈む夕日も見てみたいなあ。今日はお預け。
2023年03月30日 16:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 16:00
だいぶん陽が傾いてきた!
日本海に沈む夕日も見てみたいなあ。今日はお預け。
シュンラン2兄弟
2023年03月30日 16:08撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 16:08
シュンラン2兄弟
トキワイカリソウ
2023年03月30日 16:11撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 16:11
トキワイカリソウ
マキノスミレ見っけ!
まだこれからなんでしょうね。コース中見たのは1輪だけでした。
2023年03月30日 16:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 16:17
マキノスミレ見っけ!
まだこれからなんでしょうね。コース中見たのは1輪だけでした。
シュンラン3兄弟
2023年03月30日 16:18撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 16:18
シュンラン3兄弟
エチゴキジムシロが妻戸尾根下部には、いっぱい咲いてました。
2023年03月30日 16:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 16:23
エチゴキジムシロが妻戸尾根下部には、いっぱい咲いてました。
やっと見つけた雪割草ブーケ
2023年03月30日 16:32撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 16:32
やっと見つけた雪割草ブーケ
ヒメアオキの実
2023年03月30日 16:33撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 16:33
ヒメアオキの実
シロキツネノサカヅキモドキ
2023年03月30日 16:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/30 16:45
シロキツネノサカヅキモドキ
岩室温泉、ほてる館の湯に宿泊
ゆったり温泉浸かって夕ご飯に舌鼓を打ちました!
2023年03月30日 19:23撮影 by  X30, FUJIFILM
3/30 19:23
岩室温泉、ほてる館の湯に宿泊
ゆったり温泉浸かって夕ご飯に舌鼓を打ちました!

感想

 弥彦山は以前から一度行ってみたいと思っていた山だ。4/1に弥彦スカイラインが開通するので、山頂混まない3月中に行こうと決めた。初日行きつくまでに5時間以上かかるから、昼にスタートで、一番お花の多いという情報をもとに、八枚沢登山口から周回するコースを選んだ。ここは駐車場が狭く、昼過ぎに行った方が空いてる確率高いと踏んだ。だめなら裏参道口から登るコースをサブとして考えた。
 当日は予報通り快晴のほかほかお天気だった。まず弥彦駅で名物のパンダ焼き買ってから、向かいの観光案内所で、弥彦山のトレッキングガイドをゲット(300円)。併設された公衆トイレにて用を済ませて、駐車場に向かう。空いてるか心配だった駐車場に運よく、1台の空きスペース。思い通り事が運んでラッキーだった。ほぼ正午に駐車場に着けたので一安心。カタクリはお天気よい日は10時ぐらいに花開くので、この時期、早朝は花撮影には向かない。普通は頂上とかでお昼にするが、今日は上る前にお昼ご飯摂って、登山となった。
 雨乞尾根までは急坂だが、その後は緩い尾根のまさにフラワーロードで、何処を見ても花・花・花、幸せ気分でるんるん歩きできる道でした。カタクリは下の方が終盤でしたが、中腹から上部は見頃な場所も多くて、遅すぎる感はなく、むしろいろいろな種類のお花がいっぱい見られて、良い時期に来れたかな?と感じました。
 お目当てのお花、コシノコバイモはひっそりと咲いていました。この山域では初めてのご対面!思った以上に繊細で、愛らしいお花、いっぺんに魅せられてしまった。普通に見ていると目立たないので、探すのが大変でしたが、植生がわかってくると、見つけられるようになって、つぎつぎ目に入ってきました。群生していることが多いので、1つ見つけたら付近を目を皿にして探すと、近くにあることが多いです。
 コースには雪はもう残っておらず、整備されて歩き易い道ですが、妻戸尾根の最後の下りは、急坂で滑りやすく、ガレた斜面は多少危険を感じました。コース全般、低木の樹林帯の中の明るい尾根ですが、所々見晴らしのきく場所もあり、日本海が望めます。頂上はまずまずの眺望ですが、木々が邪魔をして360度の展望は開けていません。頂上は鳥居があって、それっぽい雰囲気でした。
 平日午後から歩いたこともあり、会う人も少なく、静かな山と花旅を満喫、この時期に見られる、主だったお花には、すべて出会うことができました。スカイラインが開通すると、山頂は賑やかになる事でしょう。

PS
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