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Yamareco

記録ID: 5349887
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

お伊勢山 花咲山 岩殿山 (初狩駅→大月駅)

2023年04月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:39
距離
16.6km
登り
1,085m
下り
1,193m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
1:02
合計
6:43
6:37
19
6:56
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17
7:13
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7
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天候 快晴。寒冷前線が抜けて高気圧が東シナ海から張り出し、前夜からの寒さも日が昇るにつれて消えていって、登山日和となりました。稜線は北の風5〜10m/s。
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路 JR中央本線初狩駅より徒歩
復路 同 大月駅まで徒歩
コース状況/
危険箇所等
●真木お伊勢山
・問題ありません。
●花咲山 (真木→浅利)
・P717(大岩山)頂上北東側にザレて急なヤセ尾根の下り。鎖・固定ロープがあります。
・P610の先で主尾根を外れ南へ下りるところにザレた急坂の下り。固定ロープが一部ありますが、ない箇所は足運びを慎重に。
・上の要注意箇所はいずれも下りですから、このコースは逆向き(浅利→真木)のほうが易しく感じると思います。
・踏み跡ははっきりしています。
●岩殿山周辺
・整備されていますが、花咲山ほどひどくはないものの路面にザレがあるので下りスリップ注意。ほか、天神山付近に長い鎖場3ヶ所あり。稚児落としは足場良好で、崖に近づかなければ問題ありません。
その他周辺情報 特にありません。
初狩駅。ホームの階段を下り、昔のスイッチバック線を渡って駅舎に向かいます。切符の購入もSuicaのチャージもできない無人駅です。
2023年04月09日 06:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 6:33
初狩駅。ホームの階段を下り、昔のスイッチバック線を渡って駅舎に向かいます。切符の購入もSuicaのチャージもできない無人駅です。
国道20号を東へ歩いていると、石碑出現。山本周五郎生誕之地とあります。ここの出身だったんですか。ちゃんと読んだのは「青べか物語」くらいですが。
2023年04月09日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 6:41
国道20号を東へ歩いていると、石碑出現。山本周五郎生誕之地とあります。ここの出身だったんですか。ちゃんと読んだのは「青べか物語」くらいですが。
大月と初狩を分ける初月橋を渡ってすぐ左折。その後高速道路を跨いで、真木の集落に入ります。
2023年04月09日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4/9 7:01
大月と初狩を分ける初月橋を渡ってすぐ左折。その後高速道路を跨いで、真木の集落に入ります。
これが真木お伊勢山の入口です。
2023年04月09日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 7:18
これが真木お伊勢山の入口です。
道標を拾いながら山に分け入るとそこは園地になっていました。既にほぼ葉桜です。先週はさぞ賑やかだったことでしょう。
2023年04月09日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 7:23
道標を拾いながら山に分け入るとそこは園地になっていました。既にほぼ葉桜です。先週はさぞ賑やかだったことでしょう。
稜線に点在するお社に一つずつお参りしていくと、その終点がお伊勢山頂上、そして白籏史朗顕彰碑。
2023年04月09日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 7:39
稜線に点在するお社に一つずつお参りしていくと、その終点がお伊勢山頂上、そして白籏史朗顕彰碑。
お伊勢山頂上から見る富士山。低山とはいっても眺めは馬鹿にしたものじゃありません。
2023年04月09日 07:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 7:40
お伊勢山頂上から見る富士山。低山とはいっても眺めは馬鹿にしたものじゃありません。
残っていた桜の花と共に。
2023年04月09日 07:49撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 7:49
残っていた桜の花と共に。
真木の集落のはずれにある花咲山の西登山口から、次の登山道に取り付きました。ザレていて、所々にトラロープが固定されています。
2023年04月09日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 8:17
真木の集落のはずれにある花咲山の西登山口から、次の登山道に取り付きました。ザレていて、所々にトラロープが固定されています。
難路ときましたか。
2023年04月09日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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難路ときましたか。
大きな露岩が現れました。この間をくぐりぬけるように進むと、
2023年04月09日 08:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 8:35
大きな露岩が現れました。この間をくぐりぬけるように進むと、
P717、大岩山の頂上です。
2023年04月09日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 8:36
P717、大岩山の頂上です。
P717からの下りは本物の難所でした。鎖とロープを手掛かりに、ザレたヤセ尾根の急坂を滑らないように慎重に下ります。
2023年04月09日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 8:37
P717からの下りは本物の難所でした。鎖とロープを手掛かりに、ザレたヤセ尾根の急坂を滑らないように慎重に下ります。
そして花咲山頂上。小さな祠があるだけの広場です。
2023年04月09日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 8:56
そして花咲山頂上。小さな祠があるだけの広場です。
相変わらず滑りやすい道を尾根伝いに下りていくと、花咲峠。
2023年04月09日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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相変わらず滑りやすい道を尾根伝いに下りていくと、花咲峠。
そして標高610.1mの四等三角点です。
2023年04月09日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4/9 9:26
そして標高610.1mの四等三角点です。
三角点を過ぎてすぐ、登山道は主尾根を外れて右(南)へ下りていきます。
2023年04月09日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4/9 9:27
三角点を過ぎてすぐ、登山道は主尾根を外れて右(南)へ下りていきます。
さて、その下りはじめが問題でした。画面で見るよりずっと急勾配のザレ坂で、しかも路肩が弱くて、滑ったら谷へ一直線です。固定ロープがあるところはまだいいとして、ないところはとにかく滑らない策をなりふり構わず講じながら下ります。登山ガイドの実技試験に横方向の固定ロープ設置というのがありますが、ここはまさにそれが求められそうな場所でした。
2023年04月09日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 9:27
さて、その下りはじめが問題でした。画面で見るよりずっと急勾配のザレ坂で、しかも路肩が弱くて、滑ったら谷へ一直線です。固定ロープがあるところはまだいいとして、ないところはとにかく滑らない策をなりふり構わず講じながら下ります。登山ガイドの実技試験に横方向の固定ロープ設置というのがありますが、ここはまさにそれが求められそうな場所でした。
花咲山の東登山口からしばらくは車道歩きです。あの岩壁が稚児落としかな。
2023年04月09日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 9:58
花咲山の東登山口からしばらくは車道歩きです。あの岩壁が稚児落としかな。
見事なしだれ桜でした。
2023年04月09日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 10:00
見事なしだれ桜でした。
浅利集落を抜け、岩殿山への登山口へ。
2023年04月09日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 10:19
浅利集落を抜け、岩殿山への登山口へ。
一ヶ所スラブ状の大岩があって鎖がかかっていましたが、特にどうということもなく通過。
2023年04月09日 10:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 10:30
一ヶ所スラブ状の大岩があって鎖がかかっていましたが、特にどうということもなく通過。
稚児落としの上まで来ました。
2023年04月09日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 10:44
稚児落としの上まで来ました。
稚児落としの岩壁の上を通過します。道幅は広く路面も滑りません。
2023年04月09日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4/9 10:49
稚児落としの岩壁の上を通過します。道幅は広く路面も滑りません。
お、春のリンドウ。
2023年04月09日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 11:04
お、春のリンドウ。
天神山の頂上です。
2023年04月09日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4/9 11:05
天神山の頂上です。
天神山を過ぎて、長いザレ坂を上る鎖・ロープ場。
2023年04月09日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4/9 11:20
天神山を過ぎて、長いザレ坂を上る鎖・ロープ場。
崩落のため閉鎖となった旧登山道。際どい道幅で岩壁をトラバースしていました。
2023年04月09日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 11:23
崩落のため閉鎖となった旧登山道。際どい道幅で岩壁をトラバースしていました。
長い鎖場。ルンゼ状の岩を降りていきます。
2023年04月09日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 11:27
長い鎖場。ルンゼ状の岩を降りていきます。
すぐに長い鎖場の2本目(画面は下りきったところ)。付近はすれ違いに気を遣います。
2023年04月09日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 11:31
すぐに長い鎖場の2本目(画面は下りきったところ)。付近はすれ違いに気を遣います。
岩殿城跡に着きました。石碑が建ち、ベンチや東屋が整備されています。
2023年04月09日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 11:57
岩殿城跡に着きました。石碑が建ち、ベンチや東屋が整備されています。
城跡からさらに進むと岩殿山の頂上です。ここも富士山の姿が美しいですね。
2023年04月09日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 12:18
城跡からさらに進むと岩殿山の頂上です。ここも富士山の姿が美しいですね。
山頂の電波施設の裏が旧岩殿登山道の下り口になっているのですが、ロープで塞がれ通行止めとなっています。おとなしく北東の畑倉登山口へ下りましょう。
2023年04月09日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 12:14
山頂の電波施設の裏が旧岩殿登山道の下り口になっているのですが、ロープで塞がれ通行止めとなっています。おとなしく北東の畑倉登山口へ下りましょう。
またリンドウ。
2023年04月09日 12:39撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 12:39
またリンドウ。
畑倉登山口付近にある鬼の岩屋。寄り道です。
2023年04月09日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 12:42
畑倉登山口付近にある鬼の岩屋。寄り道です。
登山口から車道を歩いていると、眼下に大月の町が広がり、その向こうに(左から順に)高川山、三ツ峠、本社ヶ丸が聳えています。あと10分あまりで大月駅です。
2023年04月09日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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4/9 13:00
登山口から車道を歩いていると、眼下に大月の町が広がり、その向こうに(左から順に)高川山、三ツ峠、本社ヶ丸が聳えています。あと10分あまりで大月駅です。

感想

真木お伊勢山・岩殿山という秀麗富嶽十二景のお山をつないで歩く趣向です。お伊勢山の桜は終盤でしたが、標高を上げるとまばゆい新緑が待っていました。
そんなわけで花咲山に足を踏み入れましたが、初心者を連れて行く場合は、花咲山は敬遠するほうがいいかもです。

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