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Yamareco

記録ID: 5361501
全員に公開
山滑走
剱・立山

立山黒部

2023年04月01日(土) ~ 2023年04月02日(日)
 - 拍手
浅瀬仇波 その他2人
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
28:53
距離
51.1km
登り
4,081m
下り
4,082m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
13:59
休憩
0:32
合計
14:31
距離 23.3km 登り 2,322m 下り 1,032m
2:29
341
スタート地点
8:10
8:13
160
白岩堰堤
10:53
11:03
290
立山新湯
15:53
16:12
48
17:00
宿泊地
2日目
山行
14:05
休憩
0:18
合計
14:23
距離 27.8km 登り 1,765m 下り 3,057m
6:33
87
宿泊地
8:00
8:05
265
h2056のコル
12:30
12:40
165
龍王岳と鬼岳のコル
15:25
161
18:06
18:09
167
20:56
ゴール地点
天候 1日目 晴れ 2日目 晴れ後ガス
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富山地方鉄道立山駅
コース状況/
危険箇所等
今年は雪が少なく常願寺川林道を自転車利用しました。
自転車を準備して出発です
2023年04月01日 02:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 2:25
自転車を準備して出発です
天鳥トンネルのゲートを越えます
2023年04月01日 03:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 3:11
天鳥トンネルのゲートを越えます
自転車デポ地点。ここまで頑張りました。
2023年04月01日 05:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/1 5:42
自転車デポ地点。ここまで頑張りました。
2023年04月01日 06:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 6:42
多枝原の台地へと登りあがります。
2023年04月01日 08:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 8:23
多枝原の台地へと登りあがります。
良い天気で気持ちがいいです
2023年04月01日 08:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 8:42
良い天気で気持ちがいいです
2023年04月01日 09:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 9:02
2023年04月01日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 10:06
2023年04月01日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2023年04月01日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 10:28
刈込池は地形図で思ったよりも小さい
2023年04月01日 10:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 10:45
刈込池は地形図で思ったよりも小さい
立山新湯のあたりでも埋まってない
2023年04月01日 10:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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立山新湯のあたりでも埋まってない
ようやく谷が埋まりました
2023年04月01日 11:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/1 11:51
ようやく谷が埋まりました
2023年04月01日 12:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2023年04月01日 13:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 13:11
デブリも出てますね
2023年04月01日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 13:42
デブリも出てますね
ようやくザラ峠に到着しました!
2023年04月01日 16:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 16:12
ようやくザラ峠に到着しました!
中ノ谷へ!
2023年04月01日 16:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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中ノ谷へ!
ザラメが氷化して滑りにくいです(悲)
2023年04月01日 16:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/1 16:43
ザラメが氷化して滑りにくいです(悲)
水が取れる場所を見つけてテントを張ります
2023年04月01日 17:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 17:18
水が取れる場所を見つけてテントを張ります
人のいない山奥にテントの灯りがともります
2023年04月01日 20:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 20:09
人のいない山奥にテントの灯りがともります
では行きましょう
2023年04月02日 06:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 6:37
では行きましょう
広い谷筋を登ります
2023年04月02日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 7:03
広い谷筋を登ります
まだ朝が早いのでアイゼンで登ります
2023年04月02日 07:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 7:45
まだ朝が早いのでアイゼンで登ります
御山谷に向かって滑ります
2023年04月02日 08:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 8:03
御山谷に向かって滑ります
広い御山谷。ここも滑りたい
2023年04月02日 09:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 9:33
広い御山谷。ここも滑りたい
緩やかな谷をゆっくり登っていきます
2023年04月02日 10:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 10:07
緩やかな谷をゆっくり登っていきます
2023年04月02日 12:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 12:18
龍王岳と鬼岳とのコルに到着しました
2023年04月02日 12:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 12:34
龍王岳と鬼岳とのコルに到着しました
国見谷へ
2023年04月02日 13:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 13:14
国見谷へ
雲海に向かって滑り下ります
2023年04月02日 13:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 13:20
雲海に向かって滑り下ります
緩やかで広い谷筋。めちゃ気持ちいい!
2023年04月02日 13:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 13:20
緩やかで広い谷筋。めちゃ気持ちいい!
ガスに突入していきます
2023年04月02日 13:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 13:29
ガスに突入していきます
滝が出てます
2023年04月02日 13:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 13:42
滝が出てます
滝場は左岸から簡単に巻けました
2023年04月02日 13:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 13:59
滝場は左岸から簡単に巻けました
湯ノ谷に合流です
2023年04月02日 14:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/2 14:34
湯ノ谷に合流です
林道もガスに巻かれると道が分からなくなります
2023年04月02日 16:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 16:33
林道もガスに巻かれると道が分からなくなります
ようやく白岩堰堤まで帰着
2023年04月02日 18:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 18:25
ようやく白岩堰堤まで帰着
ヘッテンを灯して自転車をかっ飛ばしていきます
2023年04月02日 19:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 19:23
ヘッテンを灯して自転車をかっ飛ばしていきます
自転車は速い!自転車さまさまです。
2023年04月02日 20:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 20:57
自転車は速い!自転車さまさまです。

感想

今年も黒部横断を計画したが寡雪で断念。それならば別に横断しないでもいいのでは?と思い地形図と過去の記録を参考にしながらルートを考えて行ってきました。

4月1日(土)晴れ
1:30に立山のセブンイレブンで愛知県から来た2人と合流。聞くと2人ともほとんど寝てないという。
2:25 立山駅に移動し、自転車にまたがり出発。自転車の登りで息があがり、時々でてくる雪に自転車を押し、頑張って真川の分岐の手前まで自転車をいれる事ができた。
白岩堰堤を超え、湯川谷基地へ。
せまくなった堰堤沿いのルートは雪が切れるので、立山温泉跡地の台地へ板を担ぎ枝を掴んで上る。この台地は気持ちが良い所です。
湯川谷に下りた先では谷が渡れず行き止まった為、林道を使って刈込池の台地へ上がり、新湯の手前で湯川に下りる。
ここでもまだ谷割れしており、「これ、明日も繋がってますよね」と言いながら怪しいスノーブリッジで渡る。
下山ルートの国見谷の合流点を観察すると、狭くデブリだらけ。その上は広く見えるので大丈夫かな?と判断。
その先でようやく谷が埋まってくれて、ゆっくりと標高を上げていく。
A瀬はまたしても肺が痛くなる持病が出て、マスクを装着して遅れて上がっていくことに。申し訳ない。。
16:05 ザラ峠に到着。想定よりも遅い。。。
シールを剥がして滑る。ザラメが氷化して板が取られて大変に滑りにくいです。
h=1750で水が取れるテント適地を見つけ、テントを張る。水作りから開放されたのはラッキーでした。
夕飯を食べて、ウィスキーをチビリとやって、早々に眠る。

4月2日(日)晴れ後ガス
6:35 出発。しばらく下りh=1700の乗越しの沢へ。広い沢筋を板を担いで上がる。
7:40 乗越(h=2040)に到着。御山谷がよく見えます。では、と北面の谷にドロップ。陽があたり始めた斜面を気持ちよく滑ります。
御山谷の支沢に降り立ち、尾根を乗越して御山谷へ行こうとしたが、これがルートミス。結局タイムロスをしただけでした。
御山谷の緩やかな雪面をゆっくりと上がっていく。背中から陽があたって暑い〜。
12:35 龍王岳と鬼岳のコル(h=2660)に到着。ふー。
国見谷側は雪が切れているため、しばらく板を持って下る。
では、と雲海を見下ろしながら国見谷にエントリー。適度に緩んだ雪が気持ちいい!ただただ広大な斜面を下っていく。
「最高ですね!」
滑り下ると眼下に見えていた雲海に突入し、真っ白で前が全く見えなくなる。「こんな天気予報でしたっけ?」
h=2000のあたりで谷割れしている箇所が出てきた。左岸からブッシュを掴んで下る。
湯川谷との合流の手前でも雪壁になって阻まれ、辛うじて通過し、ようやく湯川谷に戻ってこれた(14:30)。
ここからの下山も、雪が少ない中でのアップダウンと、ガスに巻かれてルートが見えない事もあって難儀を極める。
白岩堰堤を下りてヘッテンを灯し、スキーでギリギリの雪を拾い、板を持ち、を繰り返しながら下る。それでも歩くより早い。
真川の分岐で「ダメモトで」とスマホを見ると、アンテナが1本つながった。「ラッキー」と留守宅にLINEで連絡を入れる。これでヨシ、と思ったらあとから送信出来ていなかった事が分かった。N畑さんの奥さんにはSMSは届いたので、アンテナが怪しい時はSMSがいいです。
その後、板を担いでしばらく歩くと自転車デポに到着。「これで帰れる!」と嬉しかった!
あとは自転車をかっ飛ばして、21:00に駐車場に帰着。
クタクタです。。。
さらにお2人はこれから4時間かけて愛知県まで帰宅です。気をつけて帰宅して下さいね。

めっこ山岳会HPの記録
http://mekko-ishikawa.blogspot.com/2023/04/blog-post.html

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