立山黒部
- GPS
- 28:53
- 距離
- 51.1km
- 登り
- 4,081m
- 下り
- 4,082m
コースタイム
- 山行
- 13:59
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 14:31
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は雪が少なく常願寺川林道を自転車利用しました。 |
写真
感想
今年も黒部横断を計画したが寡雪で断念。それならば別に横断しないでもいいのでは?と思い地形図と過去の記録を参考にしながらルートを考えて行ってきました。
4月1日(土)晴れ
1:30に立山のセブンイレブンで愛知県から来た2人と合流。聞くと2人ともほとんど寝てないという。
2:25 立山駅に移動し、自転車にまたがり出発。自転車の登りで息があがり、時々でてくる雪に自転車を押し、頑張って真川の分岐の手前まで自転車をいれる事ができた。
白岩堰堤を超え、湯川谷基地へ。
せまくなった堰堤沿いのルートは雪が切れるので、立山温泉跡地の台地へ板を担ぎ枝を掴んで上る。この台地は気持ちが良い所です。
湯川谷に下りた先では谷が渡れず行き止まった為、林道を使って刈込池の台地へ上がり、新湯の手前で湯川に下りる。
ここでもまだ谷割れしており、「これ、明日も繋がってますよね」と言いながら怪しいスノーブリッジで渡る。
下山ルートの国見谷の合流点を観察すると、狭くデブリだらけ。その上は広く見えるので大丈夫かな?と判断。
その先でようやく谷が埋まってくれて、ゆっくりと標高を上げていく。
A瀬はまたしても肺が痛くなる持病が出て、マスクを装着して遅れて上がっていくことに。申し訳ない。。
16:05 ザラ峠に到着。想定よりも遅い。。。
シールを剥がして滑る。ザラメが氷化して板が取られて大変に滑りにくいです。
h=1750で水が取れるテント適地を見つけ、テントを張る。水作りから開放されたのはラッキーでした。
夕飯を食べて、ウィスキーをチビリとやって、早々に眠る。
4月2日(日)晴れ後ガス
6:35 出発。しばらく下りh=1700の乗越しの沢へ。広い沢筋を板を担いで上がる。
7:40 乗越(h=2040)に到着。御山谷がよく見えます。では、と北面の谷にドロップ。陽があたり始めた斜面を気持ちよく滑ります。
御山谷の支沢に降り立ち、尾根を乗越して御山谷へ行こうとしたが、これがルートミス。結局タイムロスをしただけでした。
御山谷の緩やかな雪面をゆっくりと上がっていく。背中から陽があたって暑い〜。
12:35 龍王岳と鬼岳のコル(h=2660)に到着。ふー。
国見谷側は雪が切れているため、しばらく板を持って下る。
では、と雲海を見下ろしながら国見谷にエントリー。適度に緩んだ雪が気持ちいい!ただただ広大な斜面を下っていく。
「最高ですね!」
滑り下ると眼下に見えていた雲海に突入し、真っ白で前が全く見えなくなる。「こんな天気予報でしたっけ?」
h=2000のあたりで谷割れしている箇所が出てきた。左岸からブッシュを掴んで下る。
湯川谷との合流の手前でも雪壁になって阻まれ、辛うじて通過し、ようやく湯川谷に戻ってこれた(14:30)。
ここからの下山も、雪が少ない中でのアップダウンと、ガスに巻かれてルートが見えない事もあって難儀を極める。
白岩堰堤を下りてヘッテンを灯し、スキーでギリギリの雪を拾い、板を持ち、を繰り返しながら下る。それでも歩くより早い。
真川の分岐で「ダメモトで」とスマホを見ると、アンテナが1本つながった。「ラッキー」と留守宅にLINEで連絡を入れる。これでヨシ、と思ったらあとから送信出来ていなかった事が分かった。N畑さんの奥さんにはSMSは届いたので、アンテナが怪しい時はSMSがいいです。
その後、板を担いでしばらく歩くと自転車デポに到着。「これで帰れる!」と嬉しかった!
あとは自転車をかっ飛ばして、21:00に駐車場に帰着。
クタクタです。。。
さらにお2人はこれから4時間かけて愛知県まで帰宅です。気をつけて帰宅して下さいね。
めっこ山岳会HPの記録
http://mekko-ishikawa.blogspot.com/2023/04/blog-post.html
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