三ツ岩岳-窓明山-巽沢山【生まれ変わるならブナになりたいと思う山行】


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
天候 | 快晴すぎる(深夜まで雲ひとつなし) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・西那須野塩原インターを下りて82.5km ・私はもう目をつぶっても走れるが、照明も少なく峠越えもあるため、初めての方は明るい時間帯に走った方がいいと思います ・尾瀬方面に向かって、小豆温泉スノーシェッドの次のスノーシェッドの中間を左折した所が駐車場です(写真参照) ・無料で20台ほど駐車可能 ・5時到着時点でゼロ台。6時15分出発時点で三台 ・13時45分帰着時でも6台 ・トイレは無いので車中泊には向かないかな ・私は道の駅「番屋」で1時間半熟睡し、小豆駐車場で30分仮眠 http://www.tateiwa-tic.jp/banya/hyoushi.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ○駐車場→旧道分岐 駐車場から国道を渡ったところが登山口です(写真参照)。 スノーシェッドの上に誘導されますが、怒られませんので、勇気を出して登ってみてください。 2011年豪雨の爪痕を見ながら緩やかに登ります。 黒檜沢にかかる仮設橋を渡れない場合は、旧道コースを行く必要があります。 私は旧道コースは歩いた事ありませんが、恐らく国道まで戻らないといけないと思われる。 大雨の後とかは要検討。 ○旧道分岐→三岩岳避難小屋 危険箇所・ルート不明瞭箇所なし。小屋周辺はぬかるみ多し。 ○三岩岳避難小屋⇄三岩岳 傾斜木道あり。霜がおりている場合は恐怖。 ○三岩岳避難小屋→窓明山 序盤は岩や木の根が多く、しかも濡れているため滑りやすい。 稜線に出ると絶景のため、脇見歩きによる滑落に注意。 ○窓明山→家向山分岐→巽沢山 家向山分岐への登りまでは、400mほど急降下します。 家向山分岐までの登りはハード。 そこから巽沢山までは300mほど急降下します。 ○巽沢山→国道352号 なかなかありえない急降下。登りに使う人がいたら友達になりたい。 国道へは崖崩れの左側に沿って進みます。 |
その他周辺情報 | ☆下山後の温泉 ○小豆温泉 窓明の湯 登った山の名前がついた温泉に入ってほしい。 露天もあり、なかなか好きな温泉です。 ここの水風呂は温度が異常に低い。流石の私も入るのに時間を要した。 http://minamiaizu-pkp.com/madoakenoyu/ ○駒の湯 http://www.oze-info.jp/spa/#c03 ○燧の湯 http://www.oze-info.jp/spa/#c02 ○アルザ尾瀬の郷 http://www.oze-info.jp/spa/#c01 ちょっと離れたところでは ○木賊温泉 http://www.minamiaizu.org/kanko/onsen/000414.php ○湯の花温泉 http://www.tateiwa-tic.jp/spa/yunohana.htm ☆飲食店等 本日は食べなかったが、檜枝岐村に来た際には是非「裁ちそば」を! http://www.oze-info.jp/restaurant/ |
写真
感想
見た瞬間身体中に電気が走り、脳天から衝撃が突き抜けていくような派手な紅葉。
優しさに包まれ、誰もが安らぎを覚え、ハートに染み入るようなしっとりとした紅葉。
私はどちらも大好きだが、後者の筆頭は間違いなく三岩岳・窓明山・巽沢山の周回コースにある。
三年前初めて訪れ、もうここで死んでしまいたいと思うほど感激し、
それ以来毎年歩く事を決めた山なのであります。
しかし今年は色々と忙しく、無理かな〜とか思っていた最中、
尊敬するFRESCHEZZAさん、wakasatoさんのレコが立て続けにupされた。
あんな素晴らしい写真をみせられたら行かないわけにはいかない。
車中2時間睡眠で出発。
まだ3度目なのに、なんだかもっともっと歩いているような錯覚すら覚える途を行く。
旧道分岐までの紅葉は相変わらずの素晴らしさ。左手には三岩も見え始める。
避難小屋から山頂までのコースでは恒例にしているイベントがある。
ここで初氷・初雪を食し、冬山への士気を一気に高めるのである。
しかし今年はどうしたことか、氷は張っていたが雪が無い!
紅葉は一週間早かったのに・・・
三岩岳では30分ほどのんびりと過ごす。
あまり山頂では長居しない私としては珍しい。
来年の残雪期には、会津駒からのスペシャルルート、歩けるかな?
水流・コケ・小湿原・池塘と、窓明山までのルートもまた変化に富んで素晴らしい。
特に後半の稜線歩きは圧巻。
たまに開ける越後側の展望に歓声をあげる。
さて、このコースのハイライトでもある窓明山から家向山までのブナブナロード。
FRESCHEZZAさん・wakasatoさん情報ではすでに終盤。
それに例年私が訪れているのも一週間前。
あまり期待はしていなかったが、、、想像以上に終わっていた!
紅葉率0%!
ブナの樹々は枯葉さえまとっておらず、落ち葉も紅葉しているものは皆無。
水曜・木曜の雨の影響もあったのだろうが、これほどまで一気に進んでしまったのかと驚いた。
しかしブナからすれば、一仕事終え、長い休眠期間を迎えるべくマッタリとしている、そんな感じを受けました。
それでも標高1300m付近からはまた素晴らしい紅葉ロードとなり、なかなか先に進めない。
地味な巽沢山周辺が一番の見頃でした。
新緑、紅葉、雪を纏った姿・・・四季を通じて素晴らしい表情を見せてくれるブナ。
ウネウネして役に立たない樹として「橅」なる当て字をした人間の、なんと勝手なことか。
そんなこと全く気にするでもなく、凛として聳える貴方のように、私もなりたい。
コメント
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Kazu405さん こんばんは
核心部の紅葉がすっかり終わっていたのは残念ですが、
低い所の紅葉の美しさはさすがですね
#51のキャプションには同感します。
実は私も立派な木を見るとこっそり抱きつくことがよくあります
ちょっとだけパワーにあやかれそうな気がしています
doppo634さん、こんばんは!
doppoさんもそうでしたかー。
やってしまいますよね
私は一度、その最中に人に見られたことがありまして、
それ以来、かなり周りに注意して行うようにしています
ブナは樹皮がすべすべなのでとてもいい感じです
Kazu405さん、こんばんは〜
尊敬だなんて恐縮です
ワタクシ、まったくもってテキトーなおっさんですから
ブナの黄葉、完全に終わってしまってたようで残念でしたね
でも、ブナは葉を落とした幹だけでも素敵ですよね
ま、また来年の楽しみができたということですね
お疲れ様でした〜
FRESCHEZZAさん、こんばんは!
今年は行かないつもりでしたが、こちらこそ背中を押していただきありがとうございました
ハイライトの窓〜家の様相には唖然としましたが、葉が全て落ちた白い巨木に
青空が映える、それはそれで素晴らしい歩きとなりました
wakasatoさんのレコを参考に、紅葉以外のシーズンも歩いてみないと、ですね。
ありがとうございました!
こんばんは、Kazu405さん。
FRESCHEZZAさんへのコメントで今年は難しそうな感じでしたが・・・
今年も行かれましたね。三岩岳
やはりブナ黄葉は終盤でしたか。
ですが葉を落としたことで青空に映える姿は分かる気がします
写真No36は高原山のようですね。
同日そこから三岩岳〜窓明山を望んでいました
三岩岳から伸びる尾根の先。
来年は会津駒ヶ岳へのスペシャルルートですね
wakasatoさん、お世話になっております。
背中を押して頂き、ありがとうございました(笑)
高原山ですか・・・初めて聞きます。
この辺の山域は、見渡しても山が多すぎてとても覚えられそうにありません
ガイドブックとかではなかなか紹介されていませんので、
wakasatoさんのレコで勉強したいと思います
今後ともよろしくお願いします
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