ドピーカンの槍穂を見に蝶ケ岳へ&上高地の黄葉も。
- GPS
- 26:09
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:26
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今年からバス停の位置が変りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地→長塀尾根→蝶ヶ岳→横尾→上高地、の周回。 日帰りでも行けますが、急いで帰る必要も無いし、横尾に泊まってのんびり。 例年より暖かかったですが、この付近で開いている小屋もあと1週間で小屋閉めとなりますのでご注意ください。 上高地の黄葉は今年は少し盛りを過ぎてました。 沢渡~中の湯~大正池あたりが紅葉ピークという感じでした。 登山道も年々整備が進んでいて、今回は「なんちゃって槍見台」が新設されていたのにビックリ。かなり刈り払わないとこんな広場は出現しないので、驚きました。眺望は最高。 危険箇所はありませんが、北側斜面でところどころ霜と凍結に注意。チェーンアイゼン持参しましたが使用せず。 横尾山荘はお風呂があって自分的には好きなところでよく泊まりますが、お風呂は石鹸・シャンプー等一切不可のうえドライヤーも使用不可なので、特に髪の長い女性は、この時期は風邪を引かないようご注意ください。 |
その他周辺情報 | 下山後は梓湖畔の湯。(\720)以前はJAF割引ありましたが、経営が変って、今はありません。目の前の駐車場に駐車すれば割引があります。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今週末も天気が良さそう。
しかし、妻の仕事が超・多忙になったとかで、毎日帰宅が深夜を回り、
どこへ行くか相談できないまま金曜日になってしまった。
快晴予報なので、槍穂を眺めに蝶へでも行くかという安易な結論。
蝶だけだったら三股からの方が取り付きやすいが、上高地の黄葉もちょうど見頃ではということで上高地から入る。
そういえば今シーズンは、妻の手術ということもあったが、めずらしく上高地に入らなかった。最近は上高地は人がハンパ無さそうで、なんとなく足が向かなかった。
上高地から蝶ヶ岳は無雪期であれば日帰りできるが、横尾に泊まってのんびりし、翌朝帰ることにする。
ということで、横尾山荘に電話を入れたら「キャンセルされた場合、5,000円いただきます」とのこと。何度か泊まっているが、こう言われたのは初めてだ。もう横尾は山小屋ではないジャンルになってしまったのか?
ということで行き先決まったので上高地へ。
朝6時半のバスターミナルは、オンシーズンであれば登山者で大混雑している時間であるが、今日はガラガラであった。上高地の黄葉狙いの観光客が来るのはもっと遅い時間か。
今日は快晴!黄葉は今年は早かったようで思ったより盛りは過ぎてしまっていたが静かな秋の道は気持ちいい。
輝く明神岳や梓川を見ながら秋を楽しむ。何十回と歩いているルートであるが、何十回歩いても飽きない。今日は人もいなくてこんにちは攻撃も不要なのでなおさら良い。
青空と黄色い黄葉を満喫しながら徳沢でのんびり朝ごはん。
さて、今日は長塀尾根から蝶へ。何度も歩いているが、最近は下りにとることが多く、登りにとるのは3年ぶりくらいかな?と妻に聞いたら、「長塀尾根を登りにとったのは2009年の秋が最後だよ」とのこと。そんなに??つい最近だと思ったが。
徳沢からこっちに向かう人は見当たらず、誰もいない貸切の樹林帯を行く。途中の「熊の踊り場」(命名:妻。本当はそんな名前じゃありません。本当の「熊の踊り場」は小池新道の鏡平小屋の近くにある。)は、休憩によい広々とした場所だが、今日はそのまま通過。妻とお喋りしながら長塀山までノンストップ。
長塀山からは富士山がよく見えた。ここから富士山まで見えたことはないので驚いた。以前より眺望もよくなった感じ。伐採されたのか?
ここで少し腹ごしらえ。ここから先、妖精の池を越えると稜線が近い。妖精の池はいつもこの時期になると、「妖精の池」というより、「枯婆の池」といった感じになっているのであるが、今年は「妖精の池」の雰囲気を保っていた。今年は黄葉は早かったが、暖かいんだな。
ここを過ぎると稜線も近い。いつもの大展望が見えるポイントが近づくとワクワクする。今日は快晴だからめちゃくちゃ期待できる。
と、そこに現れたのは、期待どおり、「ドピーカン 槍穂」!
ドドーンと迫るこの景色は、何度も何度も見ているのに、何度見ても飽きないし、何度見ても感動する。
今日は空気も澄んでクリアなので山肌もクッキリ見えて、手を伸ばせば届きそうな感じ。
今日は全然急がないので、360度の景色を満喫する。
こんなに超ド快晴であったらこのまま常念まで行ってしまいたい。今11時なので、15時までには行けると思うが、横尾の「キャンセル料5,000円頂きます」という言葉が鳴り響く。
そうか、こういうことか~。景色につられてキャンセルしたくなるのを防止するためのキャンセル料設定であったか。
5,000円無駄にするのは勿体ないので、素直に横尾に下りることにするが、出来る限り上で景色を満喫してからにしよう。蝶ヶ岳で一時間ほど大展望を楽しみながらお昼を食べたり散歩したり、して大展望を楽しむ。
いや、本当にいい景色。
横尾へのルートはかなり整備が進んでいて、以前には無かった「なんちゃって槍見台」というのが出来ていた。樹林帯を刈り払ってベンチを置き、眼前に槍がドドンと見えるという場所。ベンチもたくさん出来ていた。
すごいな、ちょっと来ないうちにこんなに変るなんて。
その下の本当の、「槍見台」も以前より広くなっていた。
ここで槍様ともお別れして横尾山荘到着。
横尾山荘はガラガラであった。我々が到着してから2時間、誰も来なかった。談話室でまったりコーヒーを飲みながら読書して、一番風呂に入る。
実に気持ち良かった。
ようやく16時を回ってから、他のお客さんがボチボチ到着し始めた。
夕食は18時から。ここの食事はいつも美味しいが、今日もボリュームたっぷりで美味しく、食べ過ぎた。
お客さんは結局全部で15人位であった。ので、2人で8人部屋を貸切。
夜もとても静かで熟睡してしまった。
翌朝、起きたらすっかり陽も登っていた!寝坊したが、まあのんびり帰るだけだからいいか。
今日も気持ちのよい晴れ。横尾から明神まで歩いて朝ごはんにする。
帰りの大正池から中野湯付近の紅葉は素晴らしかった。
いつもの梓湖畔の湯の温泉に入り、途中の諏訪湖SAでお蕎麦を食べて帰宅。
変り映えせず何度も来ているところですが、何度来てもいいものはいいし、何度来ても飽きないものは飽きない。
よく、「どこそこはもう行き飽きた。」とか「同じ山は行かない主義」という話をしている方もおられるが、自分たちにはそれは無いなあ。
そして、これだから毎年新しい山に全然行けないのである。ま、先週は珍しく新規開拓したからいいか。
蝶に替わったんだ。
いいなあ、ピーカンの槍展望。
なんちゃって槍見台って笑える。
本物より良く見えるあたりが・・・
そういえば、私も今年上高地inしてないわ。
冬に行くかね〜〜〜〜
そうなんです。
どたどたしているうちに蝶になってしまいました
なんちゃって、は笑えますよね。
でも、今までは本物の槍見台以外、稜線に出るまで眺望ゼロのルートでしたので、相当伐採したんだと思います。
冬の上高地、いいですねえ
貸し切り稜線でこの なら最高ですよね。
上高地は見頃ですね
やはり涸沢と1ヶ月はズレルみたいで同時は無理なんですよね〜
でも・・この時期は空いていて、お風呂がある横尾山荘なら
良いですね。
横尾はいつも通過地点でしたが、いつか家族で泊まるのには
適してるかも知れません。
自分は本来的に ゆるゆる派 ですよ
紅葉はどこでもそうですが、上か下か、
ですよねえ。
でも、涸沢はやはり赤ですが、
上高地は黄色メインです。
ここならファミリーにオススメですんで、ぜひ
これまた景色といいお天気といい料理といいお宿といい、
なんとも贅沢な山行ですね!
上高地、我々は一度きり、それも槍からの下山だけしか行ったことないですぅ
冬の徳沢園がすごくいいと聞いたので行ってみたいです。
横尾山荘もお風呂もあってキレイでいいですねぇ。
「なんちゃって槍見台」ってすごいネーミングですねぇ。
そしてなんちゃってとは思えない絶景が目の前に広がるとはっ
う〜ん、やっぱり北アルプスってゴージャスですね
横尾は、結構好きなんです。
明神は浴衣もあって石鹸シャンプーokな、いわゆる旅館、ですし、
徳沢園は、氷壁の宿として由緒正しく人気があり、
それに比べると、いわゆる「山小屋」ですが。
そうそう、冬の徳沢園は昨シーズンを最後として、もうやめたそうです。
小屋番さんが引退してしまい、この方に代わって小屋をお任せできる人品骨柄
的に相応わしい適任者がいない、という理由だそうです。
残念ですね
蝶ヶ岳…槍穂の最高の展望台かもしれませんね
足を踏み入れていない頂を魅せてもらえてありがとうございます
木枯らしが吹く季節になり
晩秋の蝶ヶ岳の輝きを伝えられるのはペンさんを含めたSpecialistの皆さんの
領域と行った処でしょうか?
とても素敵な北アの峰々の「Cut」お見事です。
雪が無いのを知っていれば、私も常念-蝶を舞っていたかも?
蝶はまだ未踏でしたか?
まあ、naotosasさんのお好きなイワイワではないですしね
でも、素晴らしい槍穂の展望台ですので、
常念とセットでぜひ
気温は例年よりずっと暖かかったです。
蝶が岳だ〜
今年の9月に友達連れて来ましたが、その時はお天気がちょっと残念な感じで
こんなピーカンの青空の槍穂を見せてあげたかったな〜
「毎年新しい山に全然行けない」のは、ぺんさまご夫婦がすでにたくさんのお山に行っているからだと思います。
うちなんて、まだまだ登ってないお山たくさん過ぎて
でも同じ山に何度も登るのも好きです。
うちは蝶が岳と鳳凰三山と鍋割山なら何度登っても嬉しいです
そうそう、三股から行かれてましたね
ここは、槍穂がみえてナンボの山ですので、
快晴の時にまたぜひ行ってみて下さい
でも、蝶と鳳凰はともかく、
鍋割山は、やはり、うどん目当てですか?
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