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Yamareco

記録ID: 536812
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ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬の至仏山_山頂からセピア色。

2014年10月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.4km
登り
867m
下り
861m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:30
合計
7:00
6:30
60
7:30
7:40
20
8:00
8:30
20
上田代ベンチ
8:50
9:10
10
9:20
110
登山口
11:10
11:20
40
12:00
12:20
20
12:40
50
笠ヶ岳分岐
13:30
0
13:30
ゴール地点
天候 晴れ(雲なし)
 
  
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼田IC(関越) => 国道120号(日本ロマンチック街道) => 国道140号 => 県道63号(奥利根ゆけむり街道) => 県道260号 => 鳩待峠
約37Km 55分

今年の車規制は10月13日正午で終了してます。ゲート閉鎖もありません。
鳩待峠の駐車料金は2,500円です。少々高いですが・・・自然保護ということで。


 
  
コース状況/
危険箇所等
●鳩待峠〜山ノ鼻
よく整備されている登山道。木道が多い。石をはめ込んだ登山道もある。今の時期は早朝、木道及び石に氷結部や霜が付着するので非常にすべる。大股で歩かずに足裏全体で着地(フラットフット)するように心がけたい。

●山ノ鼻〜至仏山山頂
一昨日、雨が降ったようで登り始めはぬかるんだ箇所もあった。石をはめ込んだ箇所では水が流れていた。高度1700mほどで視界が広がる。大きな蛇紋岩の石が見え始める。乾燥していても滑るので注意。やはり、このコースは下りにしたいとは思わない。鎖場は3か所あり。木道の階段も頂上に向かうに連れて多くなる。

●至仏山山頂〜鳩待峠
小至仏山までは蛇紋岩が多く、右側が大きく切れ込んでいる箇所もあるので気が抜けない。小至仏山からの下りで尾根から逸れた踏み跡があったため、私たちを含めた6人ほどが入りこんでしまった。5分程度で踏み跡が切れたので引き返したが、その先を無理してブッシュに入りこまないこと。「尾瀬は登山道が整備されている」という安心感は禁物。笠ヶ岳の分岐を過ぎると視界のいい湿原がある。このあとは徐々に樹林帯となってくる。ほとんどがなだらかな下りで歩きやすい。
 
  
  

朝日に照らされた至仏山。いやがうえにも・・・。
 
  
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朝日に照らされた至仏山。いやがうえにも・・・。
 
  
左へ行くとアヤメ平。右は至仏山。そして向きを変えて尾瀬ヶ原へ。
 
左へ行くとアヤメ平。右は至仏山。そして向きを変えて尾瀬ヶ原へ。
 
お決まりですが、一応。
 

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お決まりですが、一応。
 

はい、ここで靴底をよーく擦ってください。
はい、ここで靴底をよーく擦ってください。
至仏山。見上げて秋空。
 
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至仏山。見上げて秋空。
 
木道に霜が付いているので踵から着地すると滑ります。小俣で恐る恐る足の裏全体で着地します。
 
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木道に霜が付いているので踵から着地すると滑ります。小俣で恐る恐る足の裏全体で着地します。
 
川上川。別名「ヨッピ川」とも言います。
 
 
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川上川。別名「ヨッピ川」とも言います。
 
 
ミズナラは葉が全部落ちちゃいました。
 
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ミズナラは葉が全部落ちちゃいました。
 
熊笹が煌めいてます。何見ても感動しちゃうな。
 
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熊笹が煌めいてます。何見ても感動しちゃうな。
 
山ノ鼻到着。
尾瀬山の鼻ビジターセンターです。
 
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尾瀬山の鼻ビジターセンターです。
 
取りあえず尾瀬ヶ原に向います。
取りあえず尾瀬ヶ原に向います。
木道と木道の間に道標が・・。三年前はなかったような。
 
木道と木道の間に道標が・・。三年前はなかったような。
 
尾瀬ヶ原に入り込みます。正面は燧ヶ岳。
 
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尾瀬ヶ原に入り込みます。正面は燧ヶ岳。
 
原の川上川橋 L=12.0m
一級河川ヨッピ川(川上川)
 

原の川上川橋 L=12.0m
一級河川ヨッピ川(川上川)
 

オレンジ色のカラマツ。この葉がハラハラと落ちてくるのもいいなぁ。
 
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オレンジ色のカラマツ。この葉がハラハラと落ちてくるのもいいなぁ。
 
至仏山といっしょ。
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至仏山といっしょ。
こんどは燧ヶ岳といっしょ。
 
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こんどは燧ヶ岳といっしょ。
 
尾瀬ヶ原でブランチです。
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尾瀬ヶ原でブランチです。
今日はハイカーも少なく、まるで自分の庭で食事しているかのよう・・・。カップ麺とはいえ、贅沢だなぁ。
 
 
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今日はハイカーも少なく、まるで自分の庭で食事しているかのよう・・・。カップ麺とはいえ、贅沢だなぁ。
 
 
枯草さへいいなって思ってしまう。
 
 
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枯草さへいいなって思ってしまう。
 
 
逆さアヤメ平。
さぁ至仏山へ!!
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さぁ至仏山へ!!
きらきらと・・・。思いっきり深呼吸。
 
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きらきらと・・・。思いっきり深呼吸。
 
山ノ鼻に戻ってきました。
 
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山ノ鼻に戻ってきました。
 
尾瀬ロッジ。先週で閉じました。
 
尾瀬ロッジ。先週で閉じました。
 
テン泊組到着。
 
テン泊組到着。
 
もう冬じたく。
 
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もう冬じたく。
 
ここも。
 
尾瀬植物研究見本園。ここを通って登山口に向かいます。
 
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尾瀬植物研究見本園。ここを通って登山口に向かいます。
 
逆さ小至仏山。逆さ至仏山は立ち入り禁止になっちゃいます。
 
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逆さ小至仏山。逆さ至仏山は立ち入り禁止になっちゃいます。
 
振り返ると尾瀬植物研究見本園の向こうに燧ヶ岳。
 
 
振り返ると尾瀬植物研究見本園の向こうに燧ヶ岳。
 
 
あの樹林帯の先が登山口。
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あの樹林帯の先が登山口。
まずはここからスタート。
 
まずはここからスタート。
 
ここが森林限界です。至仏山は蛇紋岩という、植物が育ちにくい岩でできているため周辺の山に比べて森林限界が低い位置にあります。この森林限界を超えると尾瀬ヶ原の大展望が開けます。 環境省・群馬県
 
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ここが森林限界です。至仏山は蛇紋岩という、植物が育ちにくい岩でできているため周辺の山に比べて森林限界が低い位置にあります。この森林限界を超えると尾瀬ヶ原の大展望が開けます。 環境省・群馬県
 
森林限界。
第一ベンチ(私がかってに言っているだけです)でフリースを脱ぎます。
  
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第一ベンチ(私がかってに言っているだけです)でフリースを脱ぎます。
  
蛇紋岩が出てきたゾ。
 
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蛇紋岩が出てきたゾ。
 
滑らないでね。
 
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滑らないでね。
 
尾瀬ヶ原の展望が開けてきたゾ。
 
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尾瀬ヶ原の展望が開けてきたゾ。
 
階段をのぼり。
 
  
階段をのぼり。
 
  
蛇紋岩をのぼり。
 
  
蛇紋岩をのぼり。
 
  
ほら、テカテカしています。
 
 
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ほら、テカテカしています。
 
 
クサリもあったりします。
 
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クサリもあったりします。
 
第二ベンチ(私がかってに言っているだけです)。ここで一本いれたかったけど空きがありませんでした。
  
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第二ベンチ(私がかってに言っているだけです)。ここで一本いれたかったけど空きがありませんでした。
  
ここは木道の階段が続きます。
 
  
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ここは木道の階段が続きます。
 
  
気持ちいい空が広がってる。
 
 
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気持ちいい空が広がってる。
 
 
高天ヶ原。ここはお花畑なんだけどね。
 
 
高天ヶ原。ここはお花畑なんだけどね。
 
 
湿原に立ち入らないでください。
 
 
湿原に立ち入らないでください。
 
 
ベンチでのんびりっていうのもいい場所だね。
 

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ベンチでのんびりっていうのもいい場所だね。
 

燧ケ岳でその左後ろは多分、会津駒ケ岳。
 
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燧ケ岳でその左後ろは多分、会津駒ケ岳。
 
山頂のにぎわい。
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山頂のにぎわい。
一緒に収まりました。
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一緒に収まりました。
北西です。巻機山の方向なんだけどね・・・。
 
 
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北西です。巻機山の方向なんだけどね・・・。
 
 
西です。谷川岳の方向。
ちょっと赤ぽっく見えるのは紅葉ですね。
 
 
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西です。谷川岳の方向。
ちょっと赤ぽっく見えるのは紅葉ですね。
 
 
山頂に振って。
北東です。那須岳の方向・・・。
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北東です。那須岳の方向・・・。
さぁ下ります。
 
 
さぁ下ります。
 
 
切れ落ちてます。
 
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切れ落ちてます。
 
小至仏山と笠ヶ岳・・。その奥は武尊山。
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小至仏山と笠ヶ岳・・。その奥は武尊山。
小至仏山に向って
 
 
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小至仏山に向って
 
 
ザレてます。注意です。
 
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ザレてます。注意です。
 
小至仏山山頂。狭いです。
 
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小至仏山山頂。狭いです。
 
向こうに見えるのは至仏山。
 
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向こうに見えるのは至仏山。
 
小至仏山を下りてきます。
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小至仏山を下りてきます。
笠ヶ岳。 
 
ここを下りたところで登山道を外れてしまった。どんどん下ってはいけません。廻りこむところがあります。
 
 
ここを下りたところで登山道を外れてしまった。どんどん下ってはいけません。廻りこむところがあります。
 
 
オヤマ沢田代。天上の湿原です。気持ちのいいところです。
 
 
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オヤマ沢田代。天上の湿原です。気持ちのいいところです。
 
 
ベンチもあります。
 
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ベンチもあります。
 
熊笹を超えて
 
 
熊笹を超えて
 
 
木道を歩いて
 

笠ヶ岳の分岐に到着。
 
笠ヶ岳の分岐に到着。
 
小湿原。ここもいいですね。
 
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小湿原。ここもいいですね。
 
オヤマ沢 標高一九八○米
 
オヤマ沢 標高一九八○米
 
ここからの燧ヶ岳もいいな。
 
 
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ここからの燧ヶ岳もいいな。
 
 
もちろん至仏山もね。
 
 
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もちろん至仏山もね。
 
 
鳩待峠まで2.0km
 
 
鳩待峠まで2.0km
 
 
右側通行
登山者調査中
一人ずつ通ってください。
 
右側通行
登山者調査中
一人ずつ通ってください。
 
山ノ鼻〜至仏山頂は「上り」で利用し、「下り」には利用しないでください。
  

山ノ鼻〜至仏山頂は「上り」で利用し、「下り」には利用しないでください。
  

駐車場に戻ってきました。
 
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駐車場に戻ってきました。
 
ここからはおまけ。鳩待峠から下ってきたら・・・紅葉がまるで湧いてくるように次から次へ出没。夜通過したんでわからかったんだけど、まいったな。奥利根湯けむり街道ではピークですよ。
 
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ここからはおまけ。鳩待峠から下ってきたら・・・紅葉がまるで湧いてくるように次から次へ出没。夜通過したんでわからかったんだけど、まいったな。奥利根湯けむり街道ではピークですよ。
 
装っています。
お見送り、ありがとうです。
 
 
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装っています。
お見送り、ありがとうです。
 
 

感想

ヤレヤレ。やっと来たぞって至仏山の山頂で呟いていた。もともとKさんが行きたいと言っていた「至仏山」。8月に予定していたのが天候不良で駄目。10月の三連休の最後に予定を入れたんだけど台風到来で合えなく中止。それでなくてもKさんとはスケジュールを合わせるが難しくて、かつ天気まで合わせるとなると至難の業だと思ったりして。そんななか10月の最後の土曜日にポツリとスケジュールが合い、天気もよさそうなので三度目の正直っていうことなのかな。
シーズン最後の最後で来たぞっていう感じ。残りものには福っていうけど、福が待っていたのかもしれない。もちろんお花もないし紅葉も終わりで華やかさはまるっきりないけど、セピア色の尾瀬は輝きを放っていたな。それも渋いセピア色。それらを包む真っ青な秋の空。白い冬が来る前のほんのひととき垣間見せた穏やかな尾瀬。こんなひとときがあるから冬を迎えることができるんだって、ちょっと微笑んでくれたような・・・。
至仏山から尾瀬ヶ原を眺めながらそんなことを思っていた。



 

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コメント

素晴らしいタイミングでの至仏山・尾瀬ヶ原、良かったですね〜♪
こんにちは、TODAYさま

こんな静かな感じの至仏山・尾瀬ヶ原が見られる時期があるのですね。
一度は行ってみたいと思っているのですが、
大勢の人に圧倒されそうで敬遠しておりました。
来年のこの時期に狙ってみようかと
このレコお気に入りに登録させていただきます。
2014/10/27 23:00
Re: 素晴らしいタイミングでの至仏山・尾瀬ヶ原、良かったで...
aonumaさん おはようございます。
そうですね。今週で山小屋が閉まり、ハイカーも大幅に減って
ちょっと淋しいと思うかもしれませんが、しっとりとしていいですよ。
この時期の平日だったら尾瀬ヶ原はヒトリジメって感じですかね。
キラキラしている池塘を眺めて思いっきり深呼吸・・・。
こんな贅沢ができますよ。 )^o^(
2014/10/28 7:02
お洒落なタイトルですね
TODAYさん
こんばんわ
尾瀬はもう冬支度なんですね。写真を意識してみていると
湿原も至仏山もセピア色で、どこか懐かしい景色にみえてきますね

ところで..「一世風靡セピア」なるバンドを急に思い出しましたw 懐かしい..
2014/10/29 22:50
Re: お洒落なタイトルですね
yonoshikoさん
コメありがとうございます。
>尾瀬はもう冬支度なんですね。
はい。自然はゆっくりしているようで早いですね。
ああして、こうして、ここも行って、あそこも行って・・・。
なんて思っているうちに季節は通り越しているなんてしょっちゅうです。(ヤレヤレ)
今回はいい間で至仏山に会いに行けてよかった〜。
大きくもない山だけど、ゆったりと迎えてくれる山でした。
また、行きたくなる山が増えたかな。 )^o^(
    
 
 
2014/10/30 6:54
プロフィール画像
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