櫛形山〜足馴峠【63.9】お初のルートでホームマウンテン歩き＆南アルプスフロントトレイルで赤線繋ぎ

2023年04月16日(日) [日帰り]

• GPS: 09:41
• 距離: 27.9km
• 登り: 2,404m
• 下り: 2,397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:41

距離 27.9km 登り 2,404m 下り 2,405m

5:22 スタート地点
5:32 5:35 氷室神社
7:07 7:08 ほこら小屋
7:44 櫛形山
7:53 櫛形山
8:02 南アルプス展望台
8:11 池ノ茶屋登山口
8:30 林道丸山支線分岐
8:43 8:44 池ノ茶屋林道起点
8:50 林道 足馴峠線起点
9:11 9:14 源氏山登山口
9:29 大峠山分岐
9:41 9:47 十谷／出頂ノ茶屋跡分岐
9:58 大峠山分岐
10:17 10:22 足馴峠
10:43 大峠山分岐
10:52 10:55 源氏山登山口
11:12 林道 足馴峠線起点
12:07 池ノ茶屋林道起点
12:22 林道丸山支線分岐
12:52 池ノ茶屋登山口
13:07 13:11 南アルプス展望台
13:24 櫛形山
13:33 櫛形山
13:56 13:57 ほこら小屋
14:52 氷室神社
15:03 ゴール地点

天候

スタート時は霧雨だったが、数時間で急速にお天気回復。概ね快晴。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

氷室神社の石段下の駐車場を利用。10台くらい停められそう。
社の近くまで車で上がれるようですが、登山者は石段下が良いと思います。
ちなみに、グーグルマップの案内で集落の中の道に導かれました。細いうえに急な坂が多い道です。地図を確認して、集落に入らないルートで向かうのが吉です。

コース状況／危険箇所等

【駐車場〜氷室神社】
長い石段。雨に濡れて、登りでも滑る。車道でも登れます。
【氷室神社〜林道交差】
前半は沢沿いの道。少し荒れ気味ですが問題なし。後半の樹林帯は気持ちよく歩けます。
【林道交差〜ほこら避難小屋】
ほとんどが伐採地の中。作業道と何度も交差します。印は多いので道迷いの心配は少なそう。ややガレ気味。日影がないので、夏は暑いかも。
【ほこら避難小屋〜櫛形山〜池ノ茶屋登山口】
よく整えられています。道も分かりやすいです。
【池の茶屋登山口〜林道足馴峠線起点】
緩やかな傾斜の舗装路。一部、小規模な崩れ箇所ありますが通行に問題なし。
【林道足馴峠線起点〜大峠山分岐】
起点を入ってすぐに、南アフロントトレイルの道に入れますが、砂利道と並行しているので砂利道のほうが楽。源氏山登山口からしばらく歩くと、崩れかけのトラバースがあり、ロープはありますが少々怖かったです。
【大峠山分岐〜足馴峠】
地図上には十谷／出頂ノ茶屋跡分岐を経由して足馴峠へ向かう道が表示されていますが、現地は崩れがあり通れたものではありませんでした（立ち入りを拒むロープも張られていました）。大峠山分岐まで戻り、尾根伝いに歩くルートを試みましたが、こちらは南アルプスフロントトレイルの道となっており、テープ・踏み跡共にあり、問題なく歩くことができました。

写真

4/16 5:22

この時間にはもう晴れていてもよい予報だったのですが、まだ霧雨…。まぁ回復すると思うので出発します。

4/16 5:23

濡れた石段が滑る〜(+_+)。

4/16 5:33

氷室神社。ご立派です。裏手に大杉があります。

4/16 5:34

遠くからでも分かる存在感。近くまで行けるようですが、先を急ぎます。

4/16 5:35

社の左手が登山口。トイレも貸していただけそう（未確認）。

4/16 5:45

朝露に濡れて重そうでしたが…

4/16 5:45

雲は晴れてきました。機嫌よく歩けそうです！

4/16 5:47

4/16 5:51

櫛形山の中尾根ルートと北尾根ルートはずっと森の中ですが、この南尾根ルートは少しの間、沢音を聞きながら歩けました。

4/16 6:04

沢を離れて、森の中の道に。朝日が力強いです。

4/16 6:06

傾斜はやや厳しめだけど、道は歩きやすい。緑が鮮やかでした。

4/16 6:24

林道と交差しました。振り返るとこの雲海。富士山はまだ雲の中。

4/16 6:24

北の方もずっ〜と雲海。

4/16 6:26

林道を渡って、伐採地に入ります。

4/16 6:32

道標は豊富でありがたいですが、実に退屈な道のりです。木が無いって、寂しい。

4/16 6:35

虹。見えますかね〜。

4/16 6:41

虹の根元には宝が埋まっているといいますが、はてさて、何か埋まっているかな？

4/16 6:55

富士山の雲も少し取れてきました。ナカナカの景色です。

4/16 7:05

ようやく樹林帯に入ったと思ったのですが…

4/16 7:07

すぐに、ほこら避難小屋に到着。こんなに近くまで伐採地が迫っていたのか…ちょっとショックです。

4/16 7:07

春、ニョキニョキ。

4/16 7:08

避難小屋のすぐ横に焚火跡。来る度に大きくなっているような気がします…。管理者が許可しているならよいのですが、どうなんでしょうね。

4/16 7:29

櫛形山の上部は大木が多いです。

4/16 7:33

櫛形山名物、とろろ昆布。

4/16 7:44

櫛形山山頂を通過〜。

4/16 7:54

10分ほど歩くと三角点。

4/16 8:00

山頂近くの展望地から。

4/16 8:00

朝まで雨だったけど、雪は増えていないようですね。

4/16 8:02

南アルプスの展望地。まだ雲が多め。帰りに期待かな。

4/16 8:03

左の小さなピークが笹山みたい。左下に伸びているのがダイレクト尾根のルートかな。

4/16 8:12

山頂から池ノ茶屋登山口まではかなり近いです。

4/16 8:18

しばらくは舗装路歩き。小規模な崩れ箇所がチラホラと。

4/16 8:34

4/16 8:43

林道丸山支線分岐を経て、池ノ茶屋林道起点へ。

4/16 8:44

ゲートを超えてさらに舗装路を進みます。

4/16 8:49

林道足馴峠線起点。舗装路は右に続きますが、ここから左の未舗装路へ。

4/16 8:51

未舗装路に入ってすぐ、南アルプスフロントトレイルに入ることができますが、舗装路と並行に進むことになるので、楽をしたい人は舗装路でOK。

4/16 8:59

トレイルの方を歩いてみるも、荒れ気味だったので結局途中で未舗装路に下りました。

4/16 9:10

悪沢岳がチラリ。名前のイメージとは違ってカッコいい。

4/16 9:11

未舗装路から登山道へ。進行方向左手に道標がありますが、右手の南アルプスに見とれて歩いていると見落としちゃうかも。

4/16 9:16

4/16 9:24

トラバース路が崩落してました。ロープはあるものの、一番厳しいところでなぜかロープが途切れています。慎重に歩きました。

4/16 9:29

大峠山分岐。ここからさらに源氏山方向に進みます。ちなみに大峠山も源氏山も以前に訪れています。

4/16 9:39

源氏山登山道から足馴峠に向かう部分でしたが、ロープが張られていました。奥の方、崩れているようです。少し周辺を歩いて通過を試みましたが、崩れがひどく断念。

4/16 9:59

大峠山分岐まで戻り、尾根伝いに足馴峠を目指すことにします。踏み跡が確認できたので、なんとなく行けそうな気がします。

4/16 10:01

足元もそれほど悪くないし、テープもありました。

4/16 10:08

テープは南アルプスフロントトレイルのものなのかな。小ピークまでは厳しい傾斜も無しです。

4/16 10:11

小ピーク近くで富士山川が開けました。

4/16 10:12

景色に癒されますね。

4/16 10:12

反対側には、木が多いものの南アルプスの稜線。

4/16 10:12

南アルプスフロントトレイルは整備中とのことですが、道標は所々にありますね。

4/16 10:28

小ピークからの下りは少し急。まっすぐ進みたくなるここは、左に方向転換です。テープを見落とさないようにしたいところです（写真は復路で撮ったもの）。

4/16 10:17

無事に足馴峠に到着！先週の足跡と繋がりました（←繋げることに意味があるかは分かりませんが）。

4/16 10:20

ちなみに、足馴峠から源氏山へ向かう道は、反対側よりは歩けそうな感じですが…不穏な空気を感じてしまいました。

4/16 10:27

さて、本日の目的は達成されたので、同じルートで帰ります。

4/16 10:54

未舗装路に出る手前より。

4/16 10:55

雲が無くなって、農鳥岳・間ノ岳もコンニチハ。

4/16 11:15

池ノ茶屋林道起点の近くに展望地があったと思うので、少し寄ってみます。

4/16 11:19

富士山方面のみ開けていましたが、到着時はこの雲。ここで食事休憩にしました。

4/16 12:02

休憩を終えて展望地から離れたら、この眺望。どゆこと？それはともかく、白峰三山カッコいい！

4/16 12:02

遠くにはアサヨ嶺と甲斐駒ヶ岳も。

4/16 12:07

池ノ茶屋林道起点まで戻ったので、またしばらくの舗装路歩き。

4/16 12:15

農鳥岳から手前側に伸びる尾根があるのですね。地図で見ると、その途中に大唐松山があるみたい。甲斐百山の難関の一つのようですね。

4/16 12:48

池ノ茶屋登山口に戻ってきましたが、車は一台も無い。人気の山なのに珍しい。

4/16 13:00

サルオガセが風にたなびいていました。これもいいけど、露に濡れている時の方が神秘的かな。

4/16 13:10

櫛形山の展望ポイントに戻ってきました。南アルプスの南側から。

4/16 13:08

悪沢岳、赤石岳、聖岳がキレイに並んでくれてます。

4/16 13:09

続いて中ほど。

4/16 13:09

馴染みのある笹山。その横にチョコンと頭をのぞかせる塩見岳は思い出深い山です。

4/16 13:10

そして北側。

4/16 13:10

白峰三山はどこから登っても大変そうだなぁ。でもまた行きたいな。

4/16 13:10

アサヨと甲斐駒もチラッと。

4/16 13:11

全景は入りきらないな〜。

4/16 13:14

櫛形山の山頂近くまで戻ってきました。

4/16 13:16

こんな立派な木があちこちに。

4/16 13:46

山頂近くで一部、ぬかるみが。朝はここまでではなかったので、人が多く歩いてこうなったのでしょう。まだ誰とも会っていませんが、歩いている人はいる様子。

4/16 13:50

ほこら避難小屋から池ノ茶屋登山口までは、山頂を踏まずにトラバース気味に歩く道もあるよう。いつか確認してみたいです。

4/16 13:58

避難小屋の焚火跡を改めて見ましたが、アルミホイルなども残っています。私も登山しての焚火には憧れますが、こういうのは悲しいなぁ。

4/16 14:03

伐採地まで下りてきました。朝は雲海で隠れていた甲府盆地。

4/16 14:06

あそこでは、360度どこを見ても山が目に入るのです（←それが良いかは別問題）。

4/16 14:08

作業道を何度も横断。

4/16 14:25

ようやく林道まで下りてきました。この後は歩きやすい樹林帯が続きます。

4/16 14:42

橋を渡るとしばらくは沢沿いの道。下りはちょっと滑りやすくなっていました。

4/16 14:43

里がだいぶ近くなってきました。今日の山行ももうすぐ終わりですが、最後まで油断せずに。

4/16 14:55

氷室神社まで下りてきました。神社近くに車がたくさん停まっています。

4/16 14:55

なにやら集会のようなものをしていたようなので、熊鈴が鳴らないようにして静かに通過〜。

4/16 14:55

長い石段を下ります。朝よりは良いけど、滑らないよう慎重に…。濡れている時は車道歩きの方がいいかも。

4/16 15:02

4/16 15:02

なるほど、今日は春祭りの日だったのですね。

4/16 15:03

下の駐車場はガラガラでした。今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。北杜市の仙人小屋が閉店となったと聞いて、小さくないショックを受けている pumi3 です。山菜食べに行きたかったな。

先週の山行では、わずかに赤線が繋がらなかった部分があったので、今回は逆方向から再チャレンジです。ついでに、これまで使ったことのないルートで櫛形山に登ってみました。繋がっていなかった部分については、予定していたルートは通行が困難だったので、先週、手前で引き返したのは良い判断であったということになります（←結果論ともいう）。

度々出てくる『南アルプスフロントトレイル』とは、“南アルプス市、富士川町、身延町、南部町、そして早川町が連携して推進している事業だ。南アルプス市の夜叉神峠から、櫛形山、富士見山、七面山、十枚山などを経て、南部町の貫ヶ岳までのおよそ70kmを尾根伝いに歩くロングトレイルである。（南アルプスネイチャー王国HPより）”とのことで、興味のある方は調べてみてください。一般登山道ほど整備はされていない気がしますが、70kmの道のりは達成感がありそうですね。

花粉症なのに毎週山に入るので、戻って来てからはずっと鼻水が止まりません。翌日午後くらいになるとだいぶ落ち着くのですが…。今回も尋常ではない量のティッシュを消費してしまいました（物価高だというのに）。毎年の事なので、そろそろ体が慣れてくれるといいんですけどね。もう少し経てば気兼ねなく歩けるかな〜。