[新穂高-槍ヶ岳-上高地] 1泊2日で登る槍ヶ岳

2014年10月25日(土) ~ 2014年10月26日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 33.6km
• 登り: 2,233m
• 下り: 1,805m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:15

6:25 新穂高バスターミナル
6:25 新穂高温泉駅
6:30 6:35 小鍋谷ゲート
7:20 穂高平小屋
9:00 滝谷避難小屋
9:50 10:00 槍平小屋
11:50 12:00 飛騨沢千丈乗越分岐
13:40 飛騨乗越
14:00 14:40 槍ヶ岳山荘
14:40 15:25 槍ヶ岳
15:40 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:50

7:15 槍ヶ岳山荘
9:15 槍沢キャンプ場
9:40 槍沢ロッヂ
10:00 二ノ俣
10:10 一ノ俣
10:45 10:55 横尾 (横尾山荘)
11:55 11:05 徳澤園
12:35 明神 (明神館)
13:15 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

■ 行き
23:00 新宿都庁前
　｜　毎日アルペン号
06:30
※何故か3列シートのバスとなりました。かなり良い感じの席だったので、
爆睡できました。爆睡できたの久しぶりです。

---
■ 帰り
16:15 上高地バスターミナル
　｜　さわやか信州号
21:00頃？
※毎日アルペン号が店員に達しないため、こちらに変更となりました。

コース状況／危険箇所等

新穂高からの登りコースは、高低差が約2100mでコースタイム9時間半。
上高地への下山コースは、高低差が約1700mでコースタイム7時間半。
日帰りはかなり大変そうですが、1泊2日なら何とか行けそうなレベルだったので、チャレンジしました。

[ 新穂高温泉 〜 白出沢出合 ]
平坦なハイキングコースが続きます。
のどかな道と景色なので癒されます。

[ 白出沢出合 〜 槍平小屋 ]
足場は岩がゴロゴロしているので、歩きにくいコースが続きます。

[ 槍平小屋 〜 槍ヶ岳山荘 ]
ゴールが見えているのですが、ひたすら長いです。
地図上では、5時間と長く急な道が続きます。
心が折れないように…笑

[ 槍ヶ岳山荘 〜 槍ヶ岳山頂 ]
梯子や鎖場を経験している人から見たら、難度は低いと思います。
私は主に、塔ノ岳・赤岳・横岳・阿弥陀岳・奥穂高を経験していたお陰か容易でした。
慣れていない人は、梯子の高さと下山時の足場の難度が高いと思います。

[ 槍ヶ岳山荘 〜 槍沢ロッヂ ]
特に危険な箇所はありませんでした。

[ 槍沢ロッヂ 〜 横尾 ]
危険な箇所はありませんでした。景色が良いので楽しめます。

[ 横尾 〜 上高地 ]
ハイキングコースです。
要所要所に小屋などがあるため、ゆっくりと休めます。
また景色が良いのでのんびりとハイキングが楽しめます。

その他周辺情報

上高地側の日帰り温泉が出来る箇所が歩いて25分くらいのところにあるらしいです。
行ってみたかったですが、疲労のため断念。

写真

10/25 6:27

新穂高に到着！快晴で良い登山が期待できそうです。

10/25 6:37

ルートの途中にポストがあるので、そこで登山計画書を提出。写真右側の道を行きます。

10/25 6:45

のどかな道が続きます。

10/25 6:58

10/25 7:21

40分くらいで穂高平小屋に到着。かなり広くてのんびりした場所です。

10/25 7:21

10/25 7:28

まだ紅葉が少し残っています。

10/25 7:39

遠くに第一登山者を発見。すれ違いに会話したら、奥穂高へ行く予定らしいです。しかし、奥穂高までは9時間コース…

10/25 7:59

白出沢出合に到着。ここまで30分巻いて1時間半かかりました。ちなみにココから奥穂高までは、7時間。槍ヶ岳までは、7時間半です

10/25 7:59

地図はこんな感じ

10/25 8:01

工事中のようです。

10/25 8:03

槍平小屋は閉まっているので、お気を付けてください。

10/25 8:05

いよいよ登山コースがスタート

10/25 8:47

徐々に日が昇り、綺麗な空が広がってきました。快晴です。

10/25 8:59

あとで知りましたが、ココが滝谷避難小屋のようです。何だか不思議な雰囲気の小屋です…

10/25 8:58

少し歩いた先に河原があります。このあと、第2登山者と遭遇。同じ槍ヶ岳までらしく、登頂後に再び再会し、仲良くなりました。これも単独行の醍醐味ですね。

10/25 9:00

大胆な橋が出現。

10/25 9:01

ちょっと怖いです。

10/25 9:12

岩が多くて歩きにくい道が続きます。

10/25 9:47

のんびりとしたルートも結構あり、癒されます。

10/25 9:48

10/25 9:49

10/25 9:51

スタートから2時間20分で槍平小屋に到着。

10/25 9:56

奥丸山へのルートがここから分岐しています。そしてココで5分ほど小休憩。

10/25 10:11

気が付いたら、高低差1000mほど登っていたようです。
なかなかの良いペースです。が、しかし、この辺から右足に違和感があり、厳しくなってきました…。

10/25 10:49

更に進むと水場がありました。これ飲めるの？

10/25 11:22

急に視界があけ、槍ヶ岳山荘が見えました。ゴールは近い？いや、ルートではまだまだ先です。

10/25 11:22

何度引き返そうか、と考えた事か。しかし、今回の下山口は上高地なので、堪えながら登ります。

10/25 11:48

左足首の捻挫の痛みと右足のしびれを我慢しながら、登るとやっと千丈分岐点に到着。苦しかったけど、意外に良いペース？

10/25 11:50

しかし、まだあと2時間半…。

10/25 12:43

ゴールが見えている分。つらい…

10/25 13:11

10/25 13:40

やっと3000m地点に到着！もうあと少し。

10/25 13:43

飛騨乗越に到着

10/25 13:43

大喰岳が見えます。いつかは登ってみたいですが、今は考えられない。

10/25 13:43

唐突に穂先が視界に入ってきました。本当にあと少しだ！

10/25 13:44

10分ほど登ります

10/25 13:53

テント場が出現。

10/25 13:56

頑張れ頑張れ！と心の中で呟き遂に目の前に山荘と穂先が見えました！

10/25 13:59

もう感無量です。一旦受付をすませ、部屋で荷物をおろして休憩。

10/25 14:40

体は疲れきっていますが、折角なので今日登っちゃいます。

10/25 14:47

レッツゴー！

10/25 14:48

この斜面をクライミングする人がいるとかいないとか

10/25 15:00

長い梯子が続きます。

10/25 15:03

1つ1つの梯子がなかなか長いので、体験したことがない人はかなり怖いかも？

10/25 15:12

20、30分ほどで登頂〜！360度見渡せます。良い景色。
山頂と言えば、コーラなので、一緒に撮影。

10/25 15:13

ペプシは飲みきれなさそうなので、穂先を降りるまでお預け。

10/25 15:07

富士山も見えます。

10/25 15:09

10/25 15:09

10/25 15:15

10/25 15:23

頂上はこんな感じです。

10/25 15:16

安堵の休憩。甘い物が食べたくなったので、羊羹を美味しく頂きます。

10/25 15:18

影が槍の形をしています。

10/25 15:20

しかし、良い天気だ

10/25 15:21

10/25 15:23

10/25 15:43

「自分より強いやつを倒せ。」のペプシCMが似合う感じ？

10/25 16:54

夕焼けに染まる穂先。綺麗です。

10/25 17:27

綺麗な夕焼けの中、笠雲らしきものが見えます。このあと夜は雲に覆われ、星が拝めませんでした。無念…。

10/25 16:58

夕食です。しかし、他の山荘に比べて質素感が否めなかったです。これが普通なのかな…？

10/25 16:39

談話室には、ボルダリングといっても子供が利用できる？くらいのものですが、ありました。ココでのんびりテレビや本を読みながら寛ぎました。

10/26 5:24

5時半頃。予定では6時少し前が日の出時間です。穂先に登山者のランプの光が見えました。凄い…

10/26 5:35

10/26 5:48

10/26 5:49

10/26 5:50

10/26 6:01

日が昇ってきました。

10/26 6:01

10/26 6:04

10/26 6:05

頂上に人発見。頂上から見る日の出はどんなものなんだろうか？

10/26 6:08

朝焼けはめちゃくちゃ綺麗

10/26 6:08

10/26 6:11

カップル？が羨ましい＞＜

10/26 6:11

10/26 6:12

日の出は何度観ても素晴らしいですね

10/26 6:19

日の出を堪能したあとは、朝食です。

10/26 6:19

やっぱり質素？

10/26 6:58

しかし、山荘は布団が気持ち良く、とても熟睡できました。

10/26 6:58

談話室も良い感じでした。

10/26 7:12

霜が良い感じについています。こうなると雪化粧の時も見てみたいものです。

10/26 7:12

10/26 7:26

準備をすまして、今度は上高地側に向かって下山。

10/26 7:42

さようなら、槍ヶ岳。

10/26 7:42

10/26 7:42

10/26 7:54

10/26 7:57

10/26 8:28

紅葉が良い感じに広がってきました。やっぱり上高地側の方が景色が良い気がします。

10/26 8:35

10/26 8:42

万年雪です。

10/26 8:51

10/26 8:59

10/26 9:16

槍沢キャンプ場に到着。どんどん下って行きます。

10/26 9:21

10/26 9:39

10/26 9:50

10/26 10:02

10/26 10:02

10/26 10:03

なかなかスリリングな橋です。

10/26 10:07

途中崖崩れがありました。

10/26 10:07

綺麗な色だ

10/26 10:10

10/26 10:49

10/26 10:54

2ヶ月ぶりの横尾に到着。

10/26 11:57

ソフトクリームを購入。美味しかった。
しかし、もっとのんびりして行けば良かったなー

10/26 11:58

オシャレなお店がありました。

10/26 12:37

穂高はやっぱり神々しいです

10/26 13:05

10/26 13:18

上高地に到着！

10/26 15:51

今回も良い登山でした。

撮影機器：

E-M10 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

[ 夜の服装(参考程度に) ]
上：ハードシェル、フリース、ウールの長袖、肌着
下：ソフトシェル、サポートタイツ、肌着

感想

nzw

久しぶり＆人生3度目の単独行。
通常この時期は雪が積もり始める時期ですが、今回は見事に快晴でした。
1ヶ月前から雪を想定して装備を整えたり、イメトレをしていたので、今回の天気は拍子抜けでしたが、単独行と疲労が溜まっていたのを考えるととてもラッキーな天気でした。
また、この時期は登山客が少なく行列が出来たりする事でストレスが発生する事がなく、とても気持ちの良い登山が出来ました。
2週間前の連休は、穂先に登るだけでも3時間待ちだったらしいです。
恐ろしい。。。

[ 槍ヶ岳山荘 ]
建物や部屋が広くとても居心地が良かったです。
また布団の寝心地がとても良く、満足のいく睡眠が取れました。
残念な点は、この時期だからなのか全く水が使えなかったところです。
手を洗うのにも使用できませんでした。
ただし、500ml分は無料で貰えるので、入れ物を持参すると良いと思います。

あとは、食事が他の山荘と比べると質素でした。
山と言うものは本来そう言う場所なので仕方ないかもしれませんが、少し残念…。
しかし、居心地の良さは別格でしたので、全体的に満足です。

[ 反省 ]
前週の縦走の疲れが取れていないまま登ったため、かなり疲れました。
途中何度か戻ろうか迷うほどでしたが、下山口を上高地にしていたため、泣く泣く登っていたほど。
あとは、無駄な荷物が少し多かったため、今後パッキングなどをもう少し上手くできるようにしたいです。

[ 感想 ]
半年前は、来年くらいに行けるかな…？と思っていた山ですが、今回はちょっとしたきっかけがあり、10月中に行く事を決意。
登ってみた感想としては、少し物足りなさを感じました。
山荘までが長かった分、穂先の短さにちょっと残念…。
また、槍ヶ岳のイメージがかなり大きく出来上がっていたせいかも知れません。
個人的に槍ヶ岳に行くなら、単体で攻めるより、縦走でくると楽しいかも？と思いました。
なので次回は、表もしくは裏銀座コースで行きたいと思います。