石老山
- GPS
- 06:44
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,806m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 6:44
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
テント(ツェルト)
ペグ
寝袋
シュラフカバー
シーツ
雨具
バッテリ
ソーラーパネル
水
食料(7食)
アルコールストーブ
ESBIT
コッフェル(x2)
風防
コンパス
ザックカバー
撥水スプレー
ドローン
救急キット
タイベックスシート
スパッツ
防寒具(ダウンジャケットx2)
カメラ(x3)
携帯電話
細引き
ヘッドランプ
マグカップ
トイレットペーパー
エアマット
ウィンドブレーカー
ポイズンリムーバー
ライター
マッチ
燃料
エアピロー
アミノ酸
地図
ゴミ袋
キャンプシューズ
傘
帽子
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感想
最近は日帰り装備で日帰り山行ばかり、と少し怠けていたので、身体に喝を入れる意味でも、テント泊二泊程度の装備を担いで、石老山を中心に、周囲の山を日帰りで縦走する。ついでに新調したビバークテントの撥水剤塗布も山の中でやろうかと。
藤野の駅に7時前に着く。標準コースタイムは8時間半ほど、荷物がそこそこ重いので、それよりすこし歩けるのがの目標。
天気は「どんより」という言葉がぴったりの曇り空。モチベーションは全く上がらない。相模川を渡って暫く車道を歩くと登山口に。そこからは歩きやすい山道を、車道を走る車の音を聞きながら登る。結構な急登で呼吸が荒れる。とは言え標高差もそれほど無いので、20分ほどで日連金剛山の山頂に。そのまま縦走路を歩いて、途中八坂山方面に寄り道。峰山は見晴らしの良い展望台。八坂山の方は樹林に囲まれてあまり展望はない。八坂山の先には道はないので、来た道を戻る。この先、杉峠近辺が分かりづらい。そのまま道なりに進んでしまうと、宝山、日連山にむかい、行きたい鉢岡山には行けない。杉峠で来た道の方向に戻るように、もう一本登山道が延びている。杉峠でUターンするようなものだ。鉢岡山に向かう道を暫く歩くと、車道終点にぶつかる。鉄塔作業路のようだ。再び山道になると、つづら折りの急登を経て鉢岡山に着く。
ここから、尾根伝いに降りて、石老山登山口方面にいきたい。来た道を少し戻り道が、尾根から左に大きく曲がる所の少し先に尾根上に電柱が見える。ところがそこに行く道はない。思い切って藪を分けて進んでいくと、ピンクリボンと黄色のリボンが散見され、微かに踏み跡がみえる。踏み跡とリボンの導くコースは一致しているので、これをトレースしていけば良いことが分かった。ただしこの道は地理院の地形図にもなく、完全なバリエーションだ。下りは急峻で滑りやすい。
暫く頼りないトレースを辿って行くと、斜面にテラス上に削られた道と、そのすぐ下に舗装道路が現れる。とりあえず山道の方を辿って行ったが、最終的に行き詰まってしまい、戻って車道に降りられる場所を探す。
車道に降りて暫く進むと、集落が現れて、石老山登山口方面を目指す。
石老山への道は急登とほぼ平らな道が繰り返し、高度と距離を稼ぐ(登山口から距離で2.2km、標高差は450m)。
山頂で初めて他の登山者とすれ違う。ここまで誰とも会わない静かな山旅だった。
山頂が広いので、ビバークテントを張って、撥水剤を塗布する。曇っていて、とにかく乾かない。そうこうしているうちにどんどん登山者が現れて、私一人だった山頂は人でごった返すことに。
一時間以上粘ったが撥水剤は生乾きなので、しかたなく撤収を決める。顕鏡寺方面の道を取る。これまで静かだったのが嘘のように沢山の登り組とすれ違った。途中奇岩が連続し、それぞれに説明書きがある。
また顕鏡寺から先は道が険しく、ぬかるんだ小沢に沿って進む。
車道に降りると、目の前の丘の上に観覧車がみえる。プレジャーフォレストらしい。車道をプレジャーフォレスト入口をやり過ごし、その少し先にある嵐山登山口にむかう。最後のピーク嵐山は標高400m程だったので舐めていたが、ここからがキツかった。(山頂まで2.4kmと標高差の割にやけに長い!)
繰り返されるアップダウン。後半の急登。行程の一番最後に来るにはハードだった。道は整備はされているが、対向者と出会うことはない。ただ、近くのプレジャーフォレストで遊んでいる人の歓声や構内放送が頭上で聞こえたり、足下で聞こえたり。見える事はないのだが、近くにあることは分かる。
おそらく嵐山への道が複雑になったのは、プレジャーフォレストが出来たことで道が付け替えられたのではないか、と思っている。
全体を通してみて、想像していたよりかなりハードだった。急峻なアップダウンが多いのは低山ならではと言う気もする。またこの日は気温が低く(石老山山頂では寒くて、ダウンをあおった)、バテなかったので、予想よりは順調に歩けたと思う。
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