高妻山・乙妻山 弥勒尾根は展望開けてて良い尾根
- GPS
- 10:02
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,734m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●駐車場〜一不動避難小屋 戸隠牧場から登り始めます。以前は食事処岳近辺の駐車場からでしたが、今はこの辺は有料(1,000円)となり、入口付近にある無料駐車場から歩くことになります。 牛止柵の先からは樹林帯の登山道となります。既に晩秋で落葉しています。 暫く歩くと沢沿いに登るようになり、沢を何度か横断しながら歩きます。 1時間程登ると沢を登るような感じになってナメ滝が見えてきます。脇を鎖を使って登り、更に暫く登ると一枚岩の帯岩にたどり着きます。 帯岩は鎖を伝いながらトラバース。足場が湿っているのでそれほど下りは慎重に行きましょう。滝の直下で4m程度の鎖を使った登りがあり、ほぼ沢をつめるような形で登りへ。 一息で氷清水と呼ばれる水場に到着。水量はそれほどないですが冷たくて美味しいです。 避難小屋までは15分程度の登りです。 ●一不動〜五地蔵 避難小屋は緊急時のみの利用に限られています。内部は意外に広くキレイでした。扉は上から下がっているだけで、雨は吹き込みそうな感じでした。テント張れるスペース若干有り。 五地蔵までは大小のピークを越えながら登ります。飯縄山の展望を楽しみながら歩けます。西側の展望はほとんどありません。 ●五地蔵〜九勢至 五地蔵を越えたあたりから西側の展望も良くなってきます。こちらも大小のピークを越えながら登ります。 ●九勢至〜十阿弥陀・山頂 いよいよ登山道は急になってきます。岩稜と土のミックスで霜が解けてとても滑り易く慎重に歩きます。登り、下りともトレッキングポールはしまったほうがよいと思いました。山頂からは360度の大展望。特に北アルプス・頚城山塊が素晴らしいです。 西には戸隠山・その稜線上には八ヶ岳・富士山も見えます。 ●山頂〜十一阿シュク〜十二大日〜乙妻山 十一阿シュクまでは急坂で切れ落ちているので注意。 十二大日までは比較的なだらかで踏み後しっかりですが、笹原を切り開いている為、笹の根を踏むと滑ります。十二大日は鞍部にあります。 乙妻山からも360度の大展望。高妻山よりより北アルプス・頚城山塊が近くなりダイナミックな迫力になります。その代わり戸隠や八ヶ岳・富士山は高妻山の隠れます。 ●過去の記録 2011/6 高妻山 乙妻まで行けず11阿しゅくまで http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-115540.html 戸隠山周遊 鎖場・蟻ノ塔渡りを満喫 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-115821.html |
その他周辺情報 | ●温泉 飯縄山山麓の神告げの湯にて汗を流しました。そば食事セットで1,500円也。 露天風呂はありません。 シャンプー、ボディーシャンプーあり。売店、食堂有り。 |
写真
感想
金土と黒部峡谷の下ノ廊下〜水平道を歩いてそのまま帰るのももったいないため、もう一つ山を登ろうと思ってたところ、メンバーから高妻山に登りたいとの要望がありました。私は一度登っていますが、乙妻山へ登ったことがなかったので計画しました。宇奈月から戸隠キャンプ場までは約2時間30分。キャンプ場は受付5時まで。宇奈月で温泉入ったりしていて2時40分ぐらいになってしまったたぎりぎりでしたが、なんとか間に合いました。
すでに葉は落ち晩秋の雰囲気の中、一不動までは沢伝いに全員で登ります。一不動からは乙妻山へ行く2人は別行動で進んだ。4年前に登った時には、遠くてきついなーと思った山だったが、今回は意外なほど早く楽だった気がする。これも成長?している証拠か。山頂からは幸運なことに天気がよく空気も澄んでいたためか大好きな富士山が見えた。
前回は残雪のため十一阿シュクまでで断念した乙妻山。今回は片道1時間のところ40分程で歩く。足場はいまいちだがしっかりと踏み後もあり山頂まで心配はなかった。
乙妻山山頂からは妙高の山塊がより大きく見え、なかなか良い展望だった。足の速い人は乙妻山まで来る人が結構多いのが印象に残った。
15分山頂を楽しんで高妻山に戻ると、高妻メンバーが山頂で休憩していたので合流。帰りは六弥勒から弥勒尾根を使って下る。4年前には道はあったもののあまり歩かれていなかったようだ。私の持っているマップにもルートの記載はない。実際に使ってみると笹原を切り開いただけあり、岩はほとんどなく、木の根と笹の根と土の道。滑るのは注意。雨が降ると土が流れて今後段々彫れてしまうのではないかと思った。
牧場付近まで下ってくると晩秋ながらも紅葉が見事。中盤までは大展望を眼下にしながら下ることができるので一不動から下りるよりも楽しめるルートだと思う。
これで戸隠山塊で残っていた乙妻山も登頂、あとはもう1つの課題である戸隠から本院岳方面の熟達者向けルートを来年以降計画しようと思います。
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