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Yamareco

記録ID: 539136
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

高妻山・乙妻山 弥勒尾根は展望開けてて良い尾根

2014年10月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 tonbou その他3人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:02
距離
15.9km
登り
1,734m
下り
1,754m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:11
休憩
0:47
合計
9:58
5:54
105
7:39
7:39
43
8:22
8:22
77
9:39
9:40
45
10:25
10:45
43
11:28
11:47
97
13:24
13:28
59
14:27
14:27
62
15:29
15:29
15
15:44
15:47
5
トラックはEtrex20のGPSデータです。
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日に黒部の下ノ廊下から水平道を歩き、その足で戸隠キャンプ場でバンガローを借りて宿泊。早朝に車を駐車場において登山開始です。
コース状況/
危険箇所等
●駐車場〜一不動避難小屋
戸隠牧場から登り始めます。以前は食事処岳近辺の駐車場からでしたが、今はこの辺は有料(1,000円)となり、入口付近にある無料駐車場から歩くことになります。
牛止柵の先からは樹林帯の登山道となります。既に晩秋で落葉しています。
暫く歩くと沢沿いに登るようになり、沢を何度か横断しながら歩きます。
1時間程登ると沢を登るような感じになってナメ滝が見えてきます。脇を鎖を使って登り、更に暫く登ると一枚岩の帯岩にたどり着きます。
帯岩は鎖を伝いながらトラバース。足場が湿っているのでそれほど下りは慎重に行きましょう。滝の直下で4m程度の鎖を使った登りがあり、ほぼ沢をつめるような形で登りへ。
一息で氷清水と呼ばれる水場に到着。水量はそれほどないですが冷たくて美味しいです。
避難小屋までは15分程度の登りです。

●一不動〜五地蔵
避難小屋は緊急時のみの利用に限られています。内部は意外に広くキレイでした。扉は上から下がっているだけで、雨は吹き込みそうな感じでした。テント張れるスペース若干有り。
五地蔵までは大小のピークを越えながら登ります。飯縄山の展望を楽しみながら歩けます。西側の展望はほとんどありません。

●五地蔵〜九勢至
五地蔵を越えたあたりから西側の展望も良くなってきます。こちらも大小のピークを越えながら登ります。

●九勢至〜十阿弥陀・山頂
いよいよ登山道は急になってきます。岩稜と土のミックスで霜が解けてとても滑り易く慎重に歩きます。登り、下りともトレッキングポールはしまったほうがよいと思いました。山頂からは360度の大展望。特に北アルプス・頚城山塊が素晴らしいです。
西には戸隠山・その稜線上には八ヶ岳・富士山も見えます。

●山頂〜十一阿シュク〜十二大日〜乙妻山
十一阿シュクまでは急坂で切れ落ちているので注意。
十二大日までは比較的なだらかで踏み後しっかりですが、笹原を切り開いている為、笹の根を踏むと滑ります。十二大日は鞍部にあります。
乙妻山からも360度の大展望。高妻山よりより北アルプス・頚城山塊が近くなりダイナミックな迫力になります。その代わり戸隠や八ヶ岳・富士山は高妻山の隠れます。

●過去の記録
2011/6
高妻山 乙妻まで行けず11阿しゅくまで
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-115540.html
戸隠山周遊 鎖場・蟻ノ塔渡りを満喫
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-115821.html
その他周辺情報 ●温泉
飯縄山山麓の神告げの湯にて汗を流しました。そば食事セットで1,500円也。
露天風呂はありません。
シャンプー、ボディーシャンプーあり。売店、食堂有り。
早朝6時出発
空はだんだん明るくなり今日もいい天気が期待できます。
早朝6時出発
空はだんだん明るくなり今日もいい天気が期待できます。
牧場との境は牛が逃げないようになてっています。
4年前にはなかった弥勒尾根の案内板がありました。
牧場との境は牛が逃げないようになてっています。
4年前にはなかった弥勒尾根の案内板がありました。
一不動に向かう途中。鎖を使ってなめを登ります。
一不動に向かう途中。鎖を使ってなめを登ります。
鎖場のトラバースを下から撮影。
鎖場のトラバースを下から撮影。
一不動の避難小屋に到着。
一不動の避難小屋に到着。
二釈迦に到着。
三文殊に到着。
尾根は何個もアップダウンがあります。
尾根は何個もアップダウンがあります。
四普賢に到着。
五地蔵の尾根。
五地蔵に到着。
五地蔵山に到着。右側は高妻山。
五地蔵山に到着。右側は高妻山。
五地蔵を過ぎると妙高、火打がよく見えてきます。
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五地蔵を過ぎると妙高、火打がよく見えてきます。
七薬師に到着。
八観音、なぜかここだけピークにないので見落がち。
八観音、なぜかここだけピークにないので見落がち。
九勢至に到着。正面が高妻山。ここから見る山は見事。
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九勢至に到着。正面が高妻山。ここから見る山は見事。
この辺から展望がよくなり、戸隠山と北アが見えてきます。
この辺から展望がよくなり、戸隠山と北アが見えてきます。
かなり急こう配が続きます。
かなり急こう配が続きます。
八ヶ岳に左側富士山が見えました。
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八ヶ岳に左側富士山が見えました。
高妻山の山頂はもうすぐです。
高妻山の山頂はもうすぐです。
高妻到着、でも今回の目的は乙妻山です。
やや右に見えるのが乙妻山ピーク。
高妻到着、でも今回の目的は乙妻山です。
やや右に見えるのが乙妻山ピーク。
白馬連山がとてもきれいに見えました。
白馬連山がとてもきれいに見えました。
高妻山の山頂道標。
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高妻山の山頂道標。
この尾根を行き正面の乙妻山へ。
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この尾根を行き正面の乙妻山へ。
十一阿シュク。
笹原につけられた登山道を進みます。踏み後は明瞭。
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笹原につけられた登山道を進みます。踏み後は明瞭。
ピークではなく鞍部に十二大日の道標あり。
ここは高妻からではこんなになっているの見えませんでした。
ピークではなく鞍部に十二大日の道標あり。
ここは高妻からではこんなになっているの見えませんでした。
乙妻山山頂に到着しました。
雨飾〜焼山〜火打〜妙高と一段と大きく見えます。
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乙妻山山頂に到着しました。
雨飾〜焼山〜火打〜妙高と一段と大きく見えます。
乙妻山から北アルプスを望んで。
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乙妻山から北アルプスを望んで。
北アルプスもよく見えます。
北アルプスもよく見えます。
乙妻山から高妻山。
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乙妻山から高妻山。
六弥勒まで戻ると今日は弥勒尾根を下ります。
六弥勒まで戻ると今日は弥勒尾根を下ります。
飯縄山に黒姫山の展望を目の前に下る良い尾根でした。
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飯縄山に黒姫山の展望を目の前に下る良い尾根でした。
結構下のほうまで展望があります。
結構下のほうまで展望があります。
ただし笹を切り開いて作った登山道なので、滑るのと木の根笹の根に注意。
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ただし笹を切り開いて作った登山道なので、滑るのと木の根笹の根に注意。
牧場付近はまだ紅葉が残っていました。
良い色付きです。
牧場付近はまだ紅葉が残っていました。
良い色付きです。
牧場付近の登山道
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牧場付近の登山道
牧場まで下りてきました。
牧場まで下りてきました。
尾根の始まりに掲げられた案内板。
尾根の始まりに掲げられた案内板。
飯縄山きれいです。
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飯縄山きれいです。
帰りは飯縄山ふもとにある神告げの湯へ。
帰りは飯縄山ふもとにある神告げの湯へ。
1500円でお風呂と蕎麦セットです。
新蕎麦いただきました〜。
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1500円でお風呂と蕎麦セットです。
新蕎麦いただきました〜。

感想

金土と黒部峡谷の下ノ廊下〜水平道を歩いてそのまま帰るのももったいないため、もう一つ山を登ろうと思ってたところ、メンバーから高妻山に登りたいとの要望がありました。私は一度登っていますが、乙妻山へ登ったことがなかったので計画しました。宇奈月から戸隠キャンプ場までは約2時間30分。キャンプ場は受付5時まで。宇奈月で温泉入ったりしていて2時40分ぐらいになってしまったたぎりぎりでしたが、なんとか間に合いました。

すでに葉は落ち晩秋の雰囲気の中、一不動までは沢伝いに全員で登ります。一不動からは乙妻山へ行く2人は別行動で進んだ。4年前に登った時には、遠くてきついなーと思った山だったが、今回は意外なほど早く楽だった気がする。これも成長?している証拠か。山頂からは幸運なことに天気がよく空気も澄んでいたためか大好きな富士山が見えた。

前回は残雪のため十一阿シュクまでで断念した乙妻山。今回は片道1時間のところ40分程で歩く。足場はいまいちだがしっかりと踏み後もあり山頂まで心配はなかった。
乙妻山山頂からは妙高の山塊がより大きく見え、なかなか良い展望だった。足の速い人は乙妻山まで来る人が結構多いのが印象に残った。

15分山頂を楽しんで高妻山に戻ると、高妻メンバーが山頂で休憩していたので合流。帰りは六弥勒から弥勒尾根を使って下る。4年前には道はあったもののあまり歩かれていなかったようだ。私の持っているマップにもルートの記載はない。実際に使ってみると笹原を切り開いただけあり、岩はほとんどなく、木の根と笹の根と土の道。滑るのは注意。雨が降ると土が流れて今後段々彫れてしまうのではないかと思った。
牧場付近まで下ってくると晩秋ながらも紅葉が見事。中盤までは大展望を眼下にしながら下ることができるので一不動から下りるよりも楽しめるルートだと思う。

これで戸隠山塊で残っていた乙妻山も登頂、あとはもう1つの課題である戸隠から本院岳方面の熟達者向けルートを来年以降計画しようと思います。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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