物語山：藤井入口BS⇒市野萱BS(上信電鉄＋下仁田バス)、半袖隊長、ヒルが出る前に西上州で赤線伸ばし

2023年04月27日(木) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 11.7km
• 登り: 778m
• 下り: 659m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:20

距離 11.7km 登り 791m 下り 665m

11:00 藤井入り口バス停
11:39 登山口(林道開始)
12:26 登山道開始
12:55 鞍部
13:08 13:11 物語山
13:14 13:15 南峰
13:31 鞍部
13:34 13:45 物語山西峰
13:47 鞍部
14:07 登山道終了
14:37 登山口(林道終了)
14:44 サンスポーツランド前バス停
15:12 荒船の湯
15:20 市野萱バス停

【注】歩くペース「0.5〜0.6（とても速い）」は異常値です。
「CTx0.8」で立てた計画では荒船の湯到着予定時刻15:25(実績15:12)なので大差なし。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
合計距離： 11.69km/ 最高点の標高： 1009m/ 最低点の標高： 346m
累積標高（上り）： 778m/ 累積標高（下り）： 659m
(参考：修正前⇒林道歩きでGPSログが飛び跳ね、累積標高差が過剰計上されている)
合計距離： 11.95km/最高点の標高： 1032m/最低点の標高： 342m
累積標高（上り）： 876m/累積標高（下り）： 762m
★EK度数(地理院標高値)：22.765=11.95+(778÷100)+(659÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満　比較的楽」
EK度数＝合計距離＋（累積標高上り÷100）＋（累積標高下り÷100÷2）
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献 ／記録 】
　下仁田町登山道コース状況
　https://www.town.shimonita.lg.jp/kanko/m03/m05/10.html
　(注)分県登山ガイド09群馬県の山には非掲載

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】地元駅新宿駅赤羽駅高崎駅下仁田駅藤井入口BS…一律200円
【復路】市野萱BT下仁田駅高崎駅赤羽駅新宿駅地元駅
(注1)上信電鉄(高崎〜下仁田)はICカード不可/券売機にて現金購入
(注2)しもにたバス(下仁田町営バス)…一律200円/現金前払い
復路ではスクールバス運行時間帯のため(通学ではなく登山利用であっても)運賃無料

コース状況／危険箇所等

コース状況【emj:158]】
　全長で約12kmのうち、登山口前後の舗装路歩き(ロード)と物語山(往復)登山道が半々
　●藤井入り口BS⇒物語山登山口：約3km…全て舗装路
　　ほぼ国道254号線歩きで、歩道なし区間が大半。峠越えする大型トラック通行が多いので事故注意
　●物語山登山口⇄物語山(往復)：約6km
　　うち約4km(片道2km)が未舗装林道＋約2km(片道1km)が登山道
　●物語山登山口⇒市野萱BT：約3km…全て舗装路
　　ほぼ国道254号線歩きで、歩道なし区間が大半。大型トラックが多い新道ではなく、若干距離は長くなるが旧道は生活車のみで静かです
　
★水場：なし
★渡渉箇所：数センチの深さの水が林道を横断する箇所あり
★泥濘状況：なし
★積雪状況：なし
★蜘蛛の巣 ：なし…今後は要注意
(注)ヒル＆クマの生息地域／ヒルは今後気温上昇に連れ要注意

☆半袖 タイム：全行程
★半袖 出会い指数：ゼロ
☆半袖 驚かれ指数：ゼロ
★入山者：遭遇せず

その他周辺情報

★登山ポスト：なし
★トイレ：サンスポーツランド、荒船の湯
　(注)藤井入り口BS/市野萱BT周辺は民家が散在するのみ
★携帯 ：ほぼ圏内だったように思う
★飲食料調達処：ウェルシア下仁田店(下山後)
★酒類調達処：せず
★お土産処：せず
★飲食店：駅そば八起家高崎駅西口店(上信電鉄入口)…朝からチャーシュー麵590円を食す
　https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10009711/　
★温泉：寄らず
　(注)入るなら「荒船の湯」(食堂併設)…大人(中学生以上)平日700円土日祝800円
　https://arafunenoyu.com/spa/
　http://kanko.shimonita.jp/accommodation/jp/238/
★宿泊施設：日帰り

写真

高崎駅で朝ラー活動
チャーシュー麺590円で気合注入

上信電鉄に乗ってのんびりと

下仁田駅まで約1時間
奥に見ゆるは大崩山461m
西上州らしい山体だ

下仁田バスの乗客はお婆4名お爺2名(⇒含む拙者)
炸裂するガールズトークを聞きながら…
赤線伸ばしのため3km手前で下車

青空に向け屹立する岩稜
今が盛りと咲く藤の花

R254から物語山が見えた
ここでの絶対標高差は約660m

対岸には無名の822mP
更に奥には1000mPが続いている

振り返ると見覚えある尖塔群
ズームインしてみると…

先日登ったばかりの御堂山
そしてジジ岩ババ岩だ

姫街道とはR254と並行する旧道
起伏が少なく歩き易いから「姫街道」
ウソのようなホントの話

休業中だったが…この商店？食堂？
グレトラで陽希さんがコンニャク食べ放題に挑戦・敗退したのはここだったような…

おっ！イワタバコじゃないか？
いやミヤマオダマキだったね
民家の石垣に咲いていた

登山道へは側道を辿ると近道だ
…って、歩いてくる人いないから関係ないか(笑)

車両通行止めだがハイカーはOK
滝には寄らず山へ直行

林道は沢筋に沿って続く

変わった花は見掛けなかったが…
君の名は？

テントウムシ…何をしてるんでしょう？
柄が異なるので種類が違うように思うが…
いやオス・メスの差なのだろうか？
教えて…odax先生m(__)m

時に落ち葉が溜まっている
ヒルが潜んでるかもしれない
無闇に足を突っ込むべからず

初めての道標…ふ〜ん所要55分か
実際は本峰まで50分・鞍部まで37分

ケルン街道
20m先まで小石が積まれていた

ようやく林道歩き終了
ここから山道となる

いったん涸沢に軽く下る
すぐに折り返すように山肌に取り付く

杉林の急登が始まる

ここは尾根筋ではなく山腹へ
道標に手マジックで「あんぶまで30分」とある
実際には19分だった

山腹巻き道はすぐに終わる

続いてガラ場の急斜面でジグを切る

最初のお助けロープが登場

続いて「あんぶまで20分」
実際には所要11分

最後にお助けロープが3連チャン

鞍部に達しました
右に行けば本峰、左は西峰へ

鞍部から見えたのは…あの尖塔群だ
御堂山(左)とジジババ岩(右)じゃないかな

まず本峰へ
すぐに岩場…よく見ると「板状節理」だ

広葉樹の美しい尾根道

咲き始めたツツジ

アカヤシオではなくミツバツツジですね

道標が朽ちて分からぬが…分岐点
まず本峰へ

物語山1019mにトウチャコ
若葉が開き始めて眺望なし

更に先に行ってみると石祠
凝った文字の私製道標

樹間から浅間山がチラリズム

分岐点に戻り南峰へはすぐ
特にここも眺望なし

でもヤマザクラが咲いていた

更に奥に行ってみると…
南へ下って行けそうだが…
地形図には道はない

鞍部に戻って直進すれば西峰へ

お助けロープが一つあるものの…

あっさり西峰967mにトウチャコ
やはり凝った文字の私製道標

西峰の眺望は素晴らしい
北西にほぼ180度のパノラマが広がる
左(西)から右(東)へ順に追うと…

まず荒船山の艫岩
やっぱり絶壁だ！

内山牧場(中)
熊倉山(左)と物見山(右)

八風山

浅間山…は誰でも分かる

日暮山(左)？

手前が谷急山？
右奥が浅間隠山？

御堂山

ジジ岩ババ岩

妙義山

大桁山(右)

鋤柄山？

眼下には旧街道沿いの本宿集落

最後にコンパクトなパノラマ
浅間山(左奥)と御堂山(右正面)

存分に楽しみ本峰を正面に下山へ

鞍部からの下りは急だ
お助けロープは下りで威力を発揮

ガレ場では落石注意
ほとんど石は浮いている

杉林となっても急傾斜

林道に出合うとホッとする

下山は小滝を楽しもう
名無しの小滝(1)

名無しの小滝(2)

名無しの小滝(3)
下部はナメ滝

名無しの小滝(4)

名無しの小滝(5)
これはほぼナメ滝

サンスポーツランド入口
奥にトイレあり
一般的にはここに駐車し山頂ピストン

振り返ると…山頂部が見える

左奥が本峰、中央が西峰
右下の鋭い岩峰はメンべ岩

R254に出るとすぐにバス停
鉄道バス利用の場合はここからピストン
今日は赤線延伸のため更に西へ

二岐分岐の左下に下れば旧道経由で荒船山逢沢登山口
今日は右の新道(R254)を直進

左手に見えるは道平川ダムの堰堤だ
堰き止められてできたのが荒船湖
無名峰だが格好いいのは1158mP

荒船の艫岩も見えてきたぞ
最高地点1423mPは左奥だろう

旧道沿いの集落も見下ろせる
それに樹木に絡みつく藤の花が凄い！

荒船の湯にトウチャコ
ここでひとっ風呂が目標だったが…
残念…余裕30分にも満たないので断念(>_<)

では旧道(バス道)を更に西へ
実はここも国道254なのだ

終着バス停市野萱にトウチャコ
スクールバス時間帯にて運賃無料
そして乗客は拙者のみだった＼(◎o◎)／

バス待ちの間に周辺調査
ここから直線距離5kmで長野県だ
右へ行けば徒歩2時間で神津牧場か…φ(..)メモメモ

復路は往路と異なる車両だ
車内で久しぶりにコーラを飲むも…
一口目は美味いが後が続かんなぁ…ゲップ(^^;)
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

半袖隊長👕

【登録日：2023年5月8日(月)】⇒遅レコです

【ヒルが出る前に西上州】
先日(4/10)、西上州の入口に位置する御堂山(下仁田町)に登った。
http://yamare.co/5358559
その計画段階で下仁田町HPで登山道コース状況を見ていたら、すぐ隣の物語山(群馬百だが分県Gには未掲載)も町営バスでアクセス可能だが、暑くなるとヒルが発生すること知った。
アカヤシオはもう咲き終わっているだろうが、どうせ行くなら、下仁田の交通事情に明るいうちに…そしてヒル前に行くことにした。

【もしかして…の将来を見据えてロード追加】
物語山は一般的にはサンスポーツランド(駐車場・トイレあり)から往復する。また町営バスでに乗れば駅から約30分でサンスポーツランド前バス停に着く。
しかしこれだと前回利用した藤井入り口バス停との間が空白になる。この地域で赤線拡充機会はとても少ないだろうが…その区間はたった3kmだけなので、往路では藤井入り口BSを起点とした。
そして下山してきたサンスポーツランドに、温泉・食堂・休憩施設があるのでは？と調べたが‥‥ない。運動施設があるだけのようだ。
そこで目を付けたのが荒船の湯だ。サンスポーツランドから3km離れているだけだし、復路のバスダイヤを勘案すると、温泉でひとっ風呂浴びれるかもしれない。ダメでも荒船の湯からバスに乗って帰ればいい。

【物語山は展望の山】
追加したロード(約6km)を除いた純粋な登山だけに関すれば、約3時間で往復できた。
その6割ぐらいが未舗装林道歩きで、登山道は部分は約2km程度。
杉林とガレ場の急登が続くが、登山道自体は決して難しくない。
鞍部から本峰と南峰への尾根歩きは、広葉樹の明るい道で、ちょうどツツジが咲く頃。
いずれの山頂からも特に目ぼしい眺望はないが、それを補って余りあるのが西峰からの大展望。
西北側に浅間山・妙義山を中心として、上信国境の名山がぞろりと揃い踏み。なかなかに圧巻の眺望だった。

【荒船の湯は空振り】
ほぼ計画通りの行程で終えたが、荒船の湯に着いた時には、既に持ち時間が30分もなかった。急げば入浴できるが…止めた。
代わりに500m先の最終バス停(市野萱)まで行ってみることにした。どうせバス料金は一律(乗車毎に200円)で変わらないし。
市野萱BS付近には民家が散在するだけだったが、その先の道路標識を見て得した気分になった。
●ハイキングコース神津牧場へ徒歩2時間
●荒船山登山口10km佐久25km
へぇ…神津牧場までたった2時間で行けるんだ…目がテン👀
それに25km歩けば佐久に行けるんだ…荒船山の赤線も回収できるかも(￣ー￣)ニヤリ

【ありがとう…しもにたバス】
町営しもにたバスは、特に事前予約もなしに乗車でき、かる一律200円の低料金なので、クルマを使わないハイカーにはとても有難いことです。
往路の町営バス車内では、地元婆さんたちのガールズトークが炸裂。細かいことは言えないが、細かい地域事情が白日の下にさらされていた。もっとも拙者は何のこっちゃ分からぬので、いてもいなくても人畜無害だったが。
復路のバスはちょうどスクールバスとして運行される時間帯だったので、町外在住かつ通学ではなく登山利用である拙者も運賃無料。
運転手さんに拠れば、朝2便と午後1便がスクールバスなのだそうで…薩摩の守忠則…タダ乗りで申し訳ないっす…と一言添えて帰って来ました。

そうそう…ヒル被害はありませんでした。

【本日登った主な山／展望台など】
●物語山(ものがたりやま)1019m：初…ぐんま百75/100◆東京周辺の山312/350◆花の50名山40/51◆西上州32/120

お疲れさんどした<m(__)m>

　 隊長

コメント

odax

呼ばれて飛び出て････、って
yamabeeruさん、先日コメ差し上げたばっかなのに、えらい人使い荒い〜
丹沢と並ぶヒルの巣窟？地帯を闊歩されてきたんですね。小生にはほぼ未踏地帯です。

ご要望の、”あ〜か、く〜ろ、まだらの〜衣装を着けた〜♪テントウムシ”ですが、
�，�なり個体数が多く普通に見られる種類ですよ⇒言い換えると「73」
�¬詫佑癲◆�の数0〜10以上、素地や☆の色とも赤、黒、黄等バリ豊富で、個体により「10」人「10」色。
故に、�，鉢△痢屐廚鯀瓦討△錣擦董◆�731010”でしょう！
Q　さて、なんというテントウムシでしょうか。
【Hint】テントウムシはもちろん101064　←　って、不要ですよね

半袖隊長👕

odaxさん、
お早うございます
昨夜から熟慮に熟慮を重ね…何か引っ掛けがあるのでは？と考えると寝付けず…夜が白んでしまいました

結局は「テントウムシ　種類」でググった結果…なんと！！！「ナミ73テン10トウ10」との素朴な名前なのですね。
「ナミ」は、「そこらのどこにでもいる＝並み」から来るものでしょうか。
背中の色も星☆★も多様なのだとか…
拙者は「ナナホシテントウ」に代表されるように、背中の★☆の数や色で異なる種類(名前)なのかと思い込んでおりました。

そして雄が上で雌が下になって交尾の真っ最中だったのですね。
邪魔せず写真だけ撮ってそそくさと立ち去ったのは正解でした

　 隊長