二王子岳スノトレ(二王子神社in/out) ※本年20回目
- GPS
- 05:35
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
レンタカー開店(8:00)まで待ち、レンタカーで二王子神社まで乗りつけ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<二王子神社〜3合目(一王子小屋)> 普通の夏道。 <3合目(一王子小屋)〜8合目(三王子神社)> 残雪歩き。7合目直下の急勾配(油こぼし)などに転落・滑落の注意が必要だが、チェーンスパイクで十分安全に登下山できるレベル。 <8合目(三王子神社)〜二王子岳> ほぼ夏道。土嚢袋が多く、アイゼンの類で踏まないよう細心の注意を。山頂隣の避難小屋は宿泊もでき、広くて清潔そうで、非常に快適そう。 |
その他周辺情報 | 三川温泉 湯元館(500円)にて日帰り入浴。 |
写真
感想
他の皆さまより1日早く、4/28(金)よりGW10連休スタート♪
GWは秋田(太平山→和賀岳→鳥海山)をプランA、新潟(二王子岳→御神楽岳→粟ヶ岳)をプランBとし、2案検討していましたが、天候を勘案し、プランBに決定!Day3(4/30)は悪天予報のため、二百名山完登の足掛かりとすべく、Day1(4/28)に二王子岳、Day2(4/29)に御神楽岳へ登ってから一旦帰京し、5/1からはヤマトモと一緒に再度北上する計画です。
前夜東京発の夜行バスで新潟駅には6時前に到着。雲ひとつない青空が広がり、今すぐ山へ向かいたい気持ちと裏腹に、レンタカー開店の8時までの2時間強、無駄に待機を強いられます。仕方ない。
登山口へ向かう道中、二王子岳はもちろん、大日岳や杁差岳など飯豊連峰の主稜線がドーンと見えます。この圧巻の光景に大興奮。かれこれ二王子神社に9時過ぎに到着し、9時半前に登山開始できました。
3合目までは夏道ですが、3合目から雪渓が現れ始めると、山頂直下の8合目付近まで雪がつながっています。平日にも関わらず、30人近くとスライドしましたが、9割方の皆様は私とすれ違い時はつぼ足でした。所々急な斜面もあるんですが、皆さん大丈夫なんでしょうか・・・?
私は5合目辺りと目される独標(定高山)までつぼ足で、ココでチェーンスパイクを付けました。ピッケルを必要とするような急斜面はなく、チェーンスパイクだけで十分安全に登下山できると思います。
定高山を越えると森林限界を越え、眺望が出始めます。振り返ると日本海が近いし、標高を上げていくと、左手側には新潟と山形を分かつ朝日連峰がドーンと見え始めます。今日最初の歓喜ポイントですね♪。同じ頃、右手側には粟ヶ岳〜守門岳〜浅草岳〜越後三山が見え始めます。特に守門・浅草は先月にスノーハイクしたばかりなので、稜線の形を肌で覚えてて、感慨ひとしおです♪
油こぼしと呼ばれる急斜面を登りあげると7合目。ここで一次ランチとしますが、続々と年配パーティーが下ってきます。やはり9時半スタートは遅いですね、今日に至っては仕方ないのですが。
8合目にあたる三王子神社は雪の下で、知らぬ間に通過。標高1370m辺りから土嚢袋が多数敷き詰められた階段状のラスト登りとなりますが、全く雪がないため、階段下でチェンスパを外しました(復路は外した場所と同じ場所で再装着)。土嚢袋はチェンスパやアイゼンで踏まないよう、細心の注意を払ってくださいね。
階段状のラスト登りの終着点に奥ノ院跡と呼ばれる祠があり、ここから山頂稜線となり、ついに飯豊連峰の雪壁がドーンと見えます!最高峰の大日岳は、新潟市の道路からも抜群の存在感で見えてましたが、ここまで来ると遮るものなく、眼前にそびえ立ちます!よく目を凝らすと、おまけ程度(笑)に、飯豊本山も見えてますが、やはり新潟県から見る飯豊連峰は、大日岳あってこそ、ですね。
入山からほぼ3時間で、二百名山75座目(+百名山100座)となる二王子岳へ登頂です!入山〜登頂〜下山まで、一度も雲が湧くことなく、常時青空の下で周囲が見え続ける最高のThe Dayに登らせて頂き、感謝感激です。青(空)、白(雪)、茶(樹木)の3色しかないんじゃないか?と錯覚するほどシンプルな色合いの山行となりました〜♪。山頂は雪がないですが、360度の眺望があり、やはり飯豊連峰と朝日連峰が圧巻の白さですね。
そうそう、道中からも山頂からも明日向かう予定の二百名山・御神楽岳が見えてますが、この御神楽岳、2023年に入ってからヤマレコに1件もレポが上がらず、ヤマップも3月の曇天日に1件上がっているだけ。全然直近情報がないのです。少々不安ですが、いつも以上に慎重に、場合によっては栄えある撤退も視野に明日向かうことにします。
下山は来た道を戻るだけで、楽ちんです。山頂を発つ時、山頂に3人ほど滞在者がいましたが、下山時には誰ともすれ違いませんでした。そうそう、往路の3合目過ぎで、高速で私を追い抜いていくご年配の方がいて、山頂までの登り下りでその後会わないなーと思っていたら、復路も3合目付近で、やはり高速に追い抜かれました。お尋ねしたら、地元の方で二本木山付近まで行かれて、途中で引き返してきたとのこと。それにしても速い。私も健脚ですが、その比じゃない速さ。私も還暦の頃、これ位の脚力を維持していたいものです♪。
下山後は、翌日の御神楽岳(室谷登山口)へ向かう道中にある三川温泉で汗を流し、ロースカツ定食で精をつけました。
GW2座目:御神楽岳へ続く!)
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