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Yamareco

記録ID: 541825
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

秋なのに『イワカガミ』が咲いていました、綿向山→雨乞岳→千種街道

2014年11月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.0km
登り
1,257m
下り
1,177m

コースタイム

日帰り
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
7:30
20
7:50
10
8:30
60
9:30
50
10:20
110
12:10
50
13:00
20
13:20
70
15:30
ゴール:岩ヶ谷林道入り口
天候 曇りベース、時々晴れ、風強く、寒かった。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
☆千種街道の入口となる岩ヶ谷林道入口に自動車1台をデポしました。
☆綿向山から登り、イハイガ岳→大峠→清水頭→雨乞岳→杉峠、千種街道を歩き、岩ヶ谷林道入口で終了です。
コース状況/
危険箇所等
☆山と高原地図では破線、その通りの道です。
☆キーワードは・・・
天気安定、早立ち、複数、地図読み、GPS活用、ピストン上級向け、自動車デポ、急斜面、道迷い、です。
綿向山の山頂までの2時間はウォーミング・アップに最適です。
2014年11月03日 07:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 7:29
綿向山の山頂までの2時間はウォーミング・アップに最適です。
5合目からガスがかかってきました。
『きっと晴れる!』と祈りながら登りました。
2014年11月03日 07:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 7:45
5合目からガスがかかってきました。
『きっと晴れる!』と祈りながら登りました。
五合目小屋内部、
厳冬期、ここで飲む熱いコーヒーは最高です。
2014年11月03日 07:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
11/3 7:46
五合目小屋内部、
厳冬期、ここで飲む熱いコーヒーは最高です。
七合目、行者コバ手前、幻想的。
2014年11月03日 08:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 8:02
七合目、行者コバ手前、幻想的。
山頂では暴風が吹きまくっていました。
ガスガス、雨乞いも何も視界ゼロ。
2014年11月03日 08:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 8:31
山頂では暴風が吹きまくっていました。
ガスガス、雨乞いも何も視界ゼロ。
仲の良いカップルいらっしゃい。
2014年11月03日 08:40撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 8:40
仲の良いカップルいらっしゃい。
竜王山への分岐を過ぎると一面草原になります。
2014年11月03日 08:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 8:51
竜王山への分岐を過ぎると一面草原になります。
一瞬ガスが晴れて大歓声!
2014年11月03日 08:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 8:59
一瞬ガスが晴れて大歓声!
この草原を下ってきました。
この辺り、踏み跡がわかりにくく、テープも少なく、いきなり道迷い注意ポイント。
2014年11月03日 09:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:00
この草原を下ってきました。
この辺り、踏み跡がわかりにくく、テープも少なく、いきなり道迷い注意ポイント。
さぁ、イハイガ岳に向けて急登が始まります。
2014年11月03日 09:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:24
さぁ、イハイガ岳に向けて急登が始まります。
イハイガ岳山頂直下は、しがみついて登るという感じの急登でした。
2014年11月03日 09:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:32
イハイガ岳山頂直下は、しがみついて登るという感じの急登でした。
仙ヶ岳などが見えているのでしょうか。
2014年11月03日 09:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
11/3 9:34
仙ヶ岳などが見えているのでしょうか。
イハイガ岳山頂から綿向山方面、
僅かな青空と雲の白さと紅葉の赤。
2014年11月03日 09:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:35
イハイガ岳山頂から綿向山方面、
僅かな青空と雲の白さと紅葉の赤。
良い感じに色んでいます。
2014年11月03日 09:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:46
良い感じに色んでいます。
イハイガ岳の激下りです。
土の急斜面で滑りやすいです。
溝がすり減った靴は買い換えましょう。
2014年11月03日 09:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:53
イハイガ岳の激下りです。
土の急斜面で滑りやすいです。
溝がすり減った靴は買い換えましょう。
太陽の陽が差し込んで・・・
この瞬間、10枚くらい写真を撮りましたね。
2014年11月03日 09:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:56
太陽の陽が差し込んで・・・
この瞬間、10枚くらい写真を撮りましたね。
崩壊したイハイガ岳の崖沿いを下ります。
2014年11月03日 09:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 9:59
崩壊したイハイガ岳の崖沿いを下ります。
えっ?
2014年11月03日 10:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:00
えっ?
季節は秋・・・なのに
2014年11月03日 10:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:00
季節は秋・・・なのに
イワカガミが咲いていました。
2014年11月03日 10:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:00
イワカガミが咲いていました。
正真正銘の本物、最大のサプライズだったですね。
黒田総裁、バズーカ砲並みでした。
2014年11月03日 10:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:00
正真正銘の本物、最大のサプライズだったですね。
黒田総裁、バズーカ砲並みでした。
山体崩壊
2014年11月03日 10:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:02
山体崩壊
注意!!!!
必ず話題に出てくる箇所です。真っすぐ進まず、直角に右折して下さい。
真っすぐ下ってもテープはあるそうです。谷まで下りるとテープが無くなり、間違えたことに気付くそうです。
2014年11月03日 10:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:04
注意!!!!
必ず話題に出てくる箇所です。真っすぐ進まず、直角に右折して下さい。
真っすぐ下ってもテープはあるそうです。谷まで下りるとテープが無くなり、間違えたことに気付くそうです。
頻繁に足が止まります。
2014年11月03日 10:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:09
頻繁に足が止まります。
至る所にイワカガミでしょうか、群落があります。
春が楽しみ!
2014年11月03日 10:15撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:15
至る所にイワカガミでしょうか、群落があります。
春が楽しみ!
大峠、この看板が無かったら気付きません。
2014年11月03日 10:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:23
大峠、この看板が無かったら気付きません。
山中のど真ん中
2014年11月03日 10:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:34
山中のど真ん中
大峠から再び激登りです。
2014年11月03日 10:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:34
大峠から再び激登りです。
200M毎設置、200M×16=山頂まで3.2キロ、何か急かされている感じ。
2014年11月03日 10:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 10:46
200M毎設置、200M×16=山頂まで3.2キロ、何か急かされている感じ。
尾根上にある大きな岩から見た綿向山と右手前のイハイガ岳
2014年11月03日 11:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 11:03
尾根上にある大きな岩から見た綿向山と右手前のイハイガ岳
これから登る雨乞岳と清水頭に繋がる稜線
2014年11月03日 11:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 11:06
これから登る雨乞岳と清水頭に繋がる稜線
広い樹林帯が続きます。
踏み跡が薄くなり、道迷い注意。
その分、テープがベタベタ貼っています。
2014年11月03日 11:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
11/3 11:18
広い樹林帯が続きます。
踏み跡が薄くなり、道迷い注意。
その分、テープがベタベタ貼っています。
樹林帯から解放されると、いきなり鎌ヶ岳が迫ってきます。
2014年11月03日 12:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:06
樹林帯から解放されると、いきなり鎌ヶ岳が迫ってきます。
清水頭
2014年11月03日 12:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:07
清水頭
鎌尾根が西に伸び、その奥には入道ヶ岳。
2014年11月03日 12:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:09
鎌尾根が西に伸び、その奥には入道ヶ岳。
開放的、雨乞岳はガスの中。
2014年11月03日 12:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:11
開放的、雨乞岳はガスの中。
清水頭から鎌方面(ecopasoさん、赤が鮮やかです、ミラーレスはやっぱり違う。)
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清水頭から鎌方面(ecopasoさん、赤が鮮やかです、ミラーレスはやっぱり違う。)
踏み跡は鹿も利用しています。
コース上に上手にフンしています。
2014年11月03日 12:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:16
踏み跡は鹿も利用しています。
コース上に上手にフンしています。
清水頭を越えて、高い笹をかき分けて登ります。
風が吹かない時、昼寝したくなる場所。
2014年11月03日 12:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:20
清水頭を越えて、高い笹をかき分けて登ります。
風が吹かない時、昼寝したくなる場所。
雨乞岳が見えてきました。双子峰、東雨乞岳も。
2014年11月03日 12:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:36
雨乞岳が見えてきました。双子峰、東雨乞岳も。
陽に照らされて、一瞬日本アルプスかと見間違うかの雄姿。
ここから見る鎌、素敵でした。
2014年11月03日 12:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:47
陽に照らされて、一瞬日本アルプスかと見間違うかの雄姿。
ここから見る鎌、素敵でした。
右奥は雲母峰(キララ峰)、工業地帯も少し見えます。
2014年11月03日 12:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:49
右奥は雲母峰(キララ峰)、工業地帯も少し見えます。
雨乞岳山頂直下の名物、笹漕ぎ!!
2014年11月03日 12:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:52
雨乞岳山頂直下の名物、笹漕ぎ!!
道がわからなくなったら、潜りましょう(笑)
青色の男性は、途中から御一緒した草津の方、千種街道も歩きました。
2014年11月03日 12:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:53
道がわからなくなったら、潜りましょう(笑)
青色の男性は、途中から御一緒した草津の方、千種街道も歩きました。
釈迦も国見も見えています。
2014年11月03日 12:54撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:54
釈迦も国見も見えています。
雨乞岳山頂、6時間半かかりました。
これからピストンするのは、体力的にも日の入りの時間的にもキツイ、焦りは怪我の元。
2014年11月03日 12:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 12:56
雨乞岳山頂、6時間半かかりました。
これからピストンするのは、体力的にも日の入りの時間的にもキツイ、焦りは怪我の元。
杉峠への下り道の途中
2014年11月03日 13:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:18
杉峠への下り道の途中
奥にはイブネ・クラシ、
ライトで光を照てた感じ。
2014年11月03日 13:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:20
奥にはイブネ・クラシ、
ライトで光を照てた感じ。
杉峠、ここでのんびりテントを張っても良い。
2014年11月03日 13:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:23
杉峠、ここでのんびりテントを張っても良い。
必ず撮る一枚
2014年11月03日 13:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:24
必ず撮る一枚
千種街道には避難小屋が三つあります。
どなたかおられました。
2014年11月03日 13:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:37
千種街道には避難小屋が三つあります。
どなたかおられました。
小屋下には沢があり、水は豊富、
杉峠では水は問題無しですね。
2014年11月03日 13:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:39
小屋下には沢があり、水は豊富、
杉峠では水は問題無しですね。
一反ぼうそう、この「ぼうそう」の意味は何なんでしょうか。一反も暴走してしまった??
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一反ぼうそう、この「ぼうそう」の意味は何なんでしょうか。一反も暴走してしまった??
2014年11月03日 13:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 13:44
向山鉱山跡、多くの人間が暮らしていたのでしょう。
2014年11月03日 14:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 14:05
向山鉱山跡、多くの人間が暮らしていたのでしょう。
山の秋も想像以上に早く過ぎていきます。
2
山の秋も想像以上に早く過ぎていきます。
上の写真と比べるとミラーレスとデジカメの差が一目でわかります、欲しい!
2014年11月03日 14:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
11/3 14:11
上の写真と比べるとミラーレスとデジカメの差が一目でわかります、欲しい!
二つ目の避難小屋、蓮如上人の名が付いています。
風は防げないようです。
2014年11月03日 14:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
11/3 14:22
二つ目の避難小屋、蓮如上人の名が付いています。
風は防げないようです。
蓮如上人の碑と井戸
2014年11月03日 14:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
11/3 14:23
蓮如上人の碑と井戸
曇りでもそれなりに美しい。
2014年11月03日 14:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 14:25
曇りでもそれなりに美しい。
三つめ、一番雨・風をしのげます。トイレも会ったかな?、天然の水道完備。
2014年11月03日 14:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
11/3 14:46
三つめ、一番雨・風をしのげます。トイレも会ったかな?、天然の水道完備。
崩壊した林道、東近江市が通行止めにしている原因はココ。
2014年11月03日 15:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:03
崩壊した林道、東近江市が通行止めにしている原因はココ。
ちゃんと迂回路も出来ていました。
2014年11月03日 15:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:04
ちゃんと迂回路も出来ていました。
我々の年代の方はなぜか「黄金の日日」のあの場面を覚えています。
2014年11月03日 15:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:13
我々の年代の方はなぜか「黄金の日日」のあの場面を覚えています。
2014年11月03日 15:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:20
案内図、
yuconさんに千種街道からイブネ・クラシ、雨乞岳を案内してもらいました。彼のお気に入りのルートでした。
もう直ぐ、1年。
2014年11月03日 15:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:24
案内図、
yuconさんに千種街道からイブネ・クラシ、雨乞岳を案内してもらいました。彼のお気に入りのルートでした。
もう直ぐ、1年。
綿向山から雨乞岳のルート、yuconさん、きっと感動!感動!していたに違いない。
2014年11月03日 15:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:20
綿向山から雨乞岳のルート、yuconさん、きっと感動!感動!していたに違いない。
岩ヶ谷林道入口、
早朝、自動車をデポした場所です。
ecopasoさん、このコース、良かったですね。
2014年11月03日 15:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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11/3 15:36
岩ヶ谷林道入口、
早朝、自動車をデポした場所です。
ecopasoさん、このコース、良かったですね。
撮影機器:

感想

☆鈴鹿の主要な山々はよく整備された登山道で結ばれていて、隣り合う山へも気軽に歩けます。しかし、綿向山と雨乞岳の間は登山道が途中イハイガ(祝ヶ岳)付近で山腹崩壊のため寸断、距離の長さも敬遠され、歩く人も減り、更に道は薄くなり、山と高原地図も破線扱い。どんどんマイナー化が進んでいる様に思います。

☆歩く人が少ないと余計に歩きたくなるのが人情ですね。晴れた日、綿向山や雨乞岳の山頂から見る長大な稜線を以前から歩きたいと思っていて、今日その望みが叶いました。

☆鈴鹿の山、先日のコクイ谷は奥深い渓谷歩きを楽しみましたが、今回はほとんど人に会うことも無く、静寂を満喫できる尾根コースでした。綿向山から雨乞岳へのロング尾根を堪能し、千種街道を歩き、蓮如上人や織田信長、杉谷善住坊を偲ぶ山旅となりました。

☆もう一つ感動し、同時に驚かされたこと・・・季節は秋ですよね、もうすぐこの辺りにも雪が降り、白一色の風景に変わります。なのに・・・

『イワカガミ』が数輪咲いていました。ピンクのイワカガミです。

☆前日までの陽気とは打って変って冬型の気圧配置、北風がビュービューでした。昨日までの陽気で勘違いしたのでしょうか。紅葉とイワカガミ・・・普通では絶対にあり得ない組み合わせにも遭遇、これはラッキーと考えるのか、異常気象を憂うのか・・・悩むところです。

☆このコースは、破線扱いだけあって登山道はお世辞にも整備されているとは言えません。草原で木など目印となるものが無いところもあり、特にガス時の道迷いは要注意です。山と高原地図で良く見ると、登山道は尾根筋、行政の境界線の上を忠実にたどっています。スマホの無料アプリである地図ロイドを使っていますが、今回も行政の境界線に沿って歩いているか何度か確認しました。

☆意外と難儀したのがイハイガ岳でした。登り、下り共に、骨あります。よじ登る・・・と言う感じ、逆に下りは重力に負けないように土の急斜面を踏ん張ってジリジリと・・・とでもいうのでしょうか。イハイガ岳の雨乞岳側は山頂近くから大規模に崩壊していてその境界線上を恐る恐る下る感じです。やっと大峠まで下ったと思ったら再び草木を掴まないと登れないような急斜面が再び出てきます。

☆6時半に綿向山の駐車場を出発して雨乞岳に着いたのが13時、6時間半かかりました。時々ピストンする方もいらっしゃいますが、余程コースを熟知し、早朝出発でスピード・体力ある人で無いとキツイでしょうね。折角歩くなら、綿向と雨乞に挟まれた奥深い自然、風景を堪能しないと勿体無いコースです。怪我等アクシデントが起こる可能性が高いコース、出来れば複数で武平峠か岩ヶ谷林道入口に自動車をデポして余裕のある山旅を私はおススメします。

☆次回、快晴の日に登れるのなら、綿向山の山頂でご来光を仰いだ後、歩き始めたいです。

☆綿向山、もう直ぐ霧氷の季節になります。早くも雪が待ち遠しくなってきました。そして、春を迎え、イワカガミが咲き乱れるイハイガ岳をじっくり歩きたいです。

☆綿向山と雨乞岳のちょうど中間辺りの小さなTOPからグルリ一周してみました。
  https://www.youtube.com/watch?v=mkhMS9Ul4q4

 正直、想像以上にいい縦走ルートでした。
天候の回復が遅れ、頂上付近は15m〜前後の風が吹いていましたが、それなりに楽しめるルートです。ただ周回ルートでない為、出会った登山客は3人だけでした。ここはお勧めルートです。秋の珍事、イワカガミも咲いているし、マツタケもありそうでした。黒田総裁のサプライズいかに、これで消費税10%押しこみ、後の祭り??
2箇所ほど道迷いの危険性がありました。一箇所は、綿向山から竜王山の分岐を過ぎて草原に出るんですが、本日のようにガスっていると、道をはずしてしますことがあります。もう一箇所は90度にカーブするところでしょうか。過去のヤマレコを参考に歩けば大丈夫。大峠から雨乞岳までは赤テや標識もあり、安心して歩けました。

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コメント

私も綿向でイワカガミを見ました。
はじめましてyoshikun1さん。霊仙山のレコ見させて頂いて計画してましたが、朝出遅れて綿向山に変更したshige1966です。
私もイワカガミを発見して、?ってなりました。yoshikun1の写真ほど、きれいな奴じゃありませんでしたけど。
雨乞岳までの登山道は大丈夫でしたか?綿向山頂から見ると簡単に行けそうなんですど、挑戦した方のレコ見てると、みなさん敗退しているようですが・・・。
詳細を待っています。
2014/11/3 22:30
Re: 私も綿向でイワカガミを見ました。shige1966さんへ
shige1966さん、はじめまして−
10月28日の山旅で見つけられたんですね。
まさか・・・で多分ほとんどの方は見過ごされているのだろうと思います。
お互いにラッキーでしたね。

実は綿向山からイハイガ岳方向に下って直ぐの草原みたいなところでいきなり迷ってしまいまして、敗退の文字が浮かんでは消え・・・の時間がありました。

このコース、私の様な初めての方は、天気の良い日に早朝出発で複数で登られた方が良いかと思います。詳細は近日中にアップしようと思います。

それと、ルートを熟知し余程のスピードランナーで無い限り、ピストンはキツイのではと思います。バタバタするより、じっくり歩いて普段あまり見ることのできない景色を楽しんで下さい。

自動車一台デポがベストだと思います。私が歩いたルートか、武平峠にデポし、雨乞岳から東雨乞岳を経て下るのも無理は無いかなと思います。

ご参考になればうれしいです。
2014/11/3 23:19
イワカガミ?!
yoshikun1さん, ecopasoさん 今晩は。

このエリアはいつの時期も稜線が素敵ですね。
紅葉にも間に合ったみたいですね。

実はこの時期計画したんですが、岩ヶ谷林道の「全面通行止め」の
案内が出ていましたので延期しました。 
現状はどうでしたか?
2014/11/3 22:52
Re: イワカガミ?!onetotaniさんへ
仙丈ヶ岳の女王様の御機嫌は大変良かったみたいですね。
素晴らしい写真を拝見させていただきました。

岩ヶ谷林道、東近江市のHPでは12月末まで通行止めになっていますが、実際は通れます、通れました・・・通ってしまいましたが本当です。

写真59と60を見て下さい。林道の路肩のほとんどが崩れ落ちているところがあります。今回、恐る恐る僅かに残った部分を歩きましたが、写真60の通り、山側に迂回路があるようです。

あの急斜面であれ程崩れていて、一体どうやって道を修復するのだろう、と思いました。
通行止めの原因となった箇所は、この一箇所のみだと思います。

鈴鹿の上高地も良いところですね。
2014/11/3 23:36
精力的ですね。
お疲れ様でした。

精力的に行かれてますね。自分も綿向山から雨乞岳の縦走を春先に考えていたのですが、結局行けずじまいでした 来年は綿向山〜雨乞岳〜武平峠を行きたいと思っています。もし良ければ、ご一緒にどうですか?

イワカガミがこの時分にみれるとは驚きですね もうすぐ雪のお出ましと言うのに。雪山楽しみにしてます。その時は宜しくお願いします
2014/11/4 0:12
Re: 精力的ですね。hihijj さんへ
こんにちは−
何度も何度も歩きたくなるコースです。
hihijj さんも絶対にお気に入りリストに入るはずです。

是非・是非ですね。
2014/11/4 21:31
一反ぼうそう・・
ぜったいに夜中に暴走してる雰囲気でしょ

去年の秋は千種街道から雨乞岳に行きました
綿向山も盛り込んで素敵なコースを歩かれましたね
私もいつか・・........φ(。。;)メモメモ
行きたいところがドンドン増えます
2014/11/4 23:31
Re: 一反ぼうそう・・multifloraさんへ
こんばんは−
稲村ヶ岳と山上ヶ岳を計画していたのに、あれっ、こっちか?・・・ですね。
稲と山、やっぱり気になっています。
近い内に行きたい!!

久しぶりにどうぞ、鈴鹿にお越しくださいませ
2014/11/4 23:40
驚きましたイワカガミ!
こんな季節にイワカガミが咲いてるなんて!
なんて愛らしいんでしょう〜 (*´∀`*)

よしくんさんこんばんは

雨乞岳お疲れ様でした
私も前々よりイハイガ〜雨乞岳の道が気になってたんですが想像以上に素敵な道!稜線いいですねー
危険箇所も多々あるようですが…めっちゃ行きたいです

あと、竜王山も気になります。。。
2014/11/4 23:47
Re: 驚きましたイワカガミ!tete さんへ
そうです、綿向山〜雨乞岳は、想像以上でしたよ🎵
きっと春の花の季節も素晴らしいでしょう。
イワカガミの群落(葉っぱ)の写真を見てください。
乱舞する様、、、春が待ち遠しい
tete さん、
普通に歩いて6時間以上かかるロングで山奥深いエリアです。
十分な計画と複数で行って下さいね。
2014/11/5 7:45
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