雲取山荘から長沢背稜_ヨコズズ尾根↓
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- GPS
- 28:29
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 3,008m
- 下り
- 2,924m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:21
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:07
天候 | GW開始の快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ
時計
サコッシュ
財布(保険証・スイカ・現金)
ザック(30L)
行動食
非常食
飲料(2L+500+500)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯(スマホ)
モバイルバッテリー
防寒着
雨具
着替え一式
|
---|---|
備考 | 雲取山荘は思ってたより暖かく、防寒着を多めに持ちすぎた感あり |
感想
東京最深部の長沢背稜に行ってきました。自宅から公共交通機関を使ってだと、どう頑張っても日帰りできないので、初めて山小屋に泊まります。GW直前、快晴の金曜日とあって大勢の登山客で、奥多摩からのバスは臨時便が出ているほどでした。
初日はなるべくダメージを残さない様に、去年も登った何となく記憶にあるコースをのんびり気味に歩きます。七つ石小屋で軽く休憩して、水を補給。去年は巻いた七つ石山も折角なので登って、七つ石神社のオオカミ達にも挨拶をしておきましょう。石尾根に取り付いてからはこれから進むルートも雲取山も見えて、気持ち良い稜線歩きを楽しみます。予定してたよりも早めに雲取山についたので山頂でまったりしてから、雲取山荘へ。受付を済ませて、外のテーブルでビールを頂きます。最高に幸せな時間です。部屋は相部屋でしたが、隣との間にビニールの仕切りが設けられ個人のスペースは確保されていました。敷布団の他に掛布団2枚と毛布2枚を貸してもらえて、足元に炬燵もあってヌクヌクです。晩御飯は小ぶりなハンバーグとポテサラ等などでご飯のお替りが自由。小屋番が横柄だとか、サービスが悪いなどという評判もネット上にありましたが、十分に満足のいくレベルでした。部屋も外も思っていたより暖かく、防寒着をちょっと持ちすぎの感がありました。
2日目は日の出を拝んで5時にスタート。ここからがメインです。まずは芋の木ドッケまで。巻き道の方に立派な標識があるとの事で、まずは巻き道を。巻き道と言いながらも結構登らされ分岐まで。立派な標識を写真に収めてから、本当の芋の木ドッケに向かいます。薄い踏み後をたどって、正規ルートへ合流。こちらにも一応標識がありますが、確かに先ほどの標識に比べると見劣ります。実際の山頂は何の案内もなく、東京都No2の標高地点なのに酷い扱いです。
ここからはいよいよ長沢背稜です。多摩百山に挑戦し始めた時から、芋の木ドッケから酉谷山の4座はどうやって行こうかと悩ましい存在でした。念願のコースをワクワクしながら歩きます。足元は絨毯か芝生の様にフカフカで、整備された庭園の中を歩いているかのような気持ちいいコースを進むと、ほどなく小屋背戸ノ頭、地味目の山頂です。さらに進んで桂谷ノ頭、地図上には名前が載っていますが山頂標識の類なし。そして長沢背稜の盟主_長沢山に到着。ネット情報で知ってはいたが、こんな山深く、訪れる人も多くなさそうなマイナーな山に御影石の立派な山頂標識があるのにあらためてびっくり。ここで雲取山荘で受け取ったお弁当を朝食として食べます。
ちょっと読めない難読漢字の水松山(あららぎやま)を経て、ヘリポートで埼玉側にも東京側にも眺望が開けます。この辺りから稜線の斜面の巻き道が続き、ちょっと飽きてきます。一部崩落している箇所や痩せている所もあり、惰性で歩いていると危険です。そして個人的には多摩百山で一番取りにくいと思っている酉谷山へ。小さなピークをいくつか超え、意外なくらい登らされて登頂。イメージ的には本日の工程の半分くらいでしょうか。一旦避難小屋まで下って、また平坦な稜線の斜面の巻き道が続きます。巻けるピークは巻いていきますが、埼玉百名山の七跳山は登りましょう。そして有名なハナド岩で大展望を眺め、天目山へ。前回ガスガスで何も見えませんでしたが、今回はうっすらと富士山も見えました。別名、三つドッケだからピークが三つあるのは当然で、下って登ってを繰り返して、避難小屋へ向かって一気に下ります。想像していたよりも大幅に下って筋肉ハウス(一杯水避難小屋)に到着。さあ、あとは下るだけです。途中で、前回取り損ねた滝入ノ峰も忘れずに踏みます。もともとバリルートなピークですが、道がわからず、直登して、落ち葉と腐葉土の斜面をずり降り疲れ果てました。あと少しのハズの登山口までの下りを頑張って歩き、14時ちょっと過ぎにバス停に到着、最高に楽しくきつい長沢背稜を満喫できました。
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