鳥海山(矢島口から新山往復)
- GPS
- 05:52
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,203m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:45
天候 | 快晴後曇り 微風・弱風、山頂付近は場所により強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から山頂まで積雪十分で、スキーでの往復は問題なかった。雪質はざらめで滑り易い。 |
写真
感想
矢島口登山口の駐車場には7:24に到着。天気快晴だが風は強めで予報どおり。夜通し運転して到着したので、この時点で既に疲労困憊。胃がむかむかする。でもこの好天を逃す手はあり得ないので支度をする。周囲も準備中のスキーヤーボーダーが多かった。準備が終わり7:47に行動開始。既に準備が終わって先行していたZさんを追うも、雪のあるところでアイゼンを装着していたのですぐに追いつく。駐車場からすぐに板を履けた。Zさんはつぼ足アイゼン。ワカンなどは持参せず。積雪は多いとは言えないものの、スキーで往復するには十分に見えた。だがところどころ藪が出ているので、それを避けながらの登高となる。前後左右人の姿があり、平日とは言え連休中なのでスキーヤーやハイカーは多い。これが祝日や週末だったら、更に人出は多いのだろう。駐車場も駐めるのにひと苦労かもしれない。雪質はざらめで、風があるので気温が上がらず、緩みすぎることもなさそうだが、こればかりは時間が経過しないと分からない。天気が大変良いため風がなかったり弱かったら、日照と雪面からの照り返しで暑くて仕方ないはずだが、今日に限っては風が強くて体温を下げてくれるので助かる。長袖シャツとソフトシェルジャケットの2枚を着ていてちょうど良い。しかし山頂方向はかなり風が強そう。覚悟しながら登る。
深夜の長時間運転のためか、歩いても歩いても今日はースが上がらない。いつもならばZさんを置き去りにするくらいのペースで歩けることが多いが、今日は同じくらいか、時によっては置いて行かれることもあった。運転が長かったり、前日の仮眠の時間が少ないとやはり体力的に厳しくなるようだ。ペースを乱さすに登ることに専念する。標高が上がると気温が下がり、グローブをした手がかじかむようになってきた。耳も冷たく、末端の保温が必要な状態に。冬用の暖かいグローブをし、耳まで隠れる帽子をかぶる。5月なので暑さ対策のほうがメインだったが、冷たい風が吹くと寒さ対策が必要になる。出発から適宜休憩を取りつつ登る。下から見ていると標高の高い所は雪が硬そうに見えたが、実際に歩いてみるとそれほどでもなく、スキーのシールとクトーで十分に歩けた。Zさんもアルミの軽いアイゼンで歩いていて問題なさそう。カチカチ斜面でなくて良かった。
出発から3時間以上経過した11:08に外輪のピークである七高山に到着。山頂付近は多くのスキーヤーやボーダーがいた。少し遅れてZさんも無事到着。山頂直下を直登したため、最後少し息切れしたようだった。自分はスキーなので巻いてしか登れず、結果的にそれが登り易く先に着くことができた。山頂に着いたものの、山頂付近は風が吹き抜けるため寒くて仕方ない。風が凌げるところを探して休憩を取る。この先どうするか相談して、新山まで往復することに。雪が溶けて一部泥道になった外輪を歩いて下降点に至る。がここは風がとても強く、しっかり歩かないと飛ばされそう。自分はそれでも進めたが、Zさんは身の危険を感じてここまで。新山往復は諦めて外輪付近で待機することに。単独で新山まで行くことになった。今日は強風のためか案外新山付近はスキーヤーボーダーハイカーがいなくて、自分が到着した11:38頃新山は貸し切りだった。ひとしきり眺望を楽しんだ後は写真撮影。ただ強風の吹き抜ける外輪山でZさんを長々と待たせる訳にもいかないので、適当なところで切り上げる。元来た道を戻るが帰りもやはり強風。なんとか無事に戻るも、風に吹かれてへろへろになった。Zさんはダウンを着て暖を取っていたが、それでも寒そうだった。待っていた場所が良くなくて、風が冷たく本当に寒かったらしい。風の凌げる場所まで移動して休憩と下りの準備をする。
12:26に準備が整い下山開始。雪質は少し固いものの滑って特に問題となるものではなかった。板もよく走るので滑ってとても快適。Zさんは盛大に尻セードで下っていた。それでもやはり下りはスキーのほうが速いので、時々待ちながら滑る。下り始める時刻頃から怪しげな雲が見え始める。天気予報では午後からは急な雷雨があるかも、と言ってたので、あまりのんびりの下山は適切ではないように思えた。とは言えつぼ足アイゼンのZさんは下りのスピードにも限界があるので、安全第一で下る。それでも七高山を出て1時間ほどで祓川ヒュッテ近くまで降りてきた。雪質にも助けられたが、やはり下りは速い。ヒュッテ前の雪解け水でスキー板やブーツを洗い13:34に行動終了。少し遅れてZさんも無事下山。結局怪しい雲にはつかまらずに下山できたが、山頂方向はすっかり曇っていて、朝のうちの快晴の空模様とは全く違って見えた。
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