大弛峠〜国師ヶ岳・北奥千丈岳、金峰山
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- GPS
- 06:52
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 819m
- 下り
- 809m
コースタイム
天候 | 麓は一日中曇り 山は晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大弛峠までは甲府から約1時間30分、塩山から約1時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし 濡れていると、大弛峠〜国師ヶ岳の途中の階段が滑りやすい |
その他周辺情報 | 大弛小屋ホームページ http://oodarumi.jp/ |
写真
感想
長いと思っていた予備校生活も折り返し、気づけばセンター試験まであと2ヶ月半を切りました。
英語の成績がへの字の僕ですがなんとか両親に山行きを納得させるだけの成績をとったので、
ちゃんとした登山はおそらく3月までお預けなのでそれにふさわしい山に行きたいというのと、
どうせなら行ったことのない山に行きたいというのと、
山と渓谷に載っていたヤマタイムというサイトを使いたいと思ったのとで、
今回は大弛峠から国師ヶ岳・北奥千丈岳と金峰山とをそれぞれピストンするコースを歩きます。
(ここには投稿していませんが、金峰山には去年の6月に瑞牆山荘から一度登っています。天気悪かったorz)
今回のメンバーも前回と同じで、
山で足を折ったにもかかわらず登山でリハビリをする、山ヤの鑑の父
山がかかった模試ではギリギリセーフな成績をとる、予備校生の鑑の僕
山の趣味も身長もノリも兄の僕と完全一致、弟の鑑の弟
の3人です。
最初は雨だった麓の予報も前日には晴れのち曇りに変わり、「よっしゃ行ける!」と思うも当日麓は濃い霧。
しかし標高が上がるにつれて次第に晴れてゆき、途中からは完全に快晴に。朝日に染まった紅葉した山肌がとても綺麗です。
大弛峠に着いたのは7時前でしたが既に正規の駐車場は満車だったので、川上村側の林道脇に車を停めました。金峰山の頂上でちょうど昼食になるように、準備をしてまずは国師ヶ岳方面に向かいます。
国師ヶ岳への登山道は木製の階段が設置されていて、その下に見える大きい岩がゴロゴロしているところを歩くよりはだいぶ楽そうです。 しかし前日に雨が降って濡れていたのでやたら滑ります。
滑らないように注意しつつ進み(でも滑った)、森林限界を超えると想像を超える絶景が。そこからすぐの前国師ヶ岳からは、北奥千丈岳の陰から顔を出した富士山に甲府盆地を包み込む雲海、近くには紅葉に染まった山々が、遠くには南アルプスが見えてとても綺麗です。
そこから少しで国師ヶ岳に着きましたが、ここも負けず劣らず展望がよく、南アルプスこそ北奥千丈岳に隠れてしまうものの、笠と雪をちょこんとかぶった富士山は完璧に見えます。
写真を撮って少し休憩し、次は北奥千丈岳です。奥千丈岳とごっちゃになったのか、北奥千丈岳は展望がないと思い込んでいましたが、こっちは富士山が見えない代わりに南アルプスから長野県側の展望がよく、国師ヶ岳と合わせるとまさに最高の景色です。
帰りは行きには通らなかった夢の庭園を通るルートを通ります。ベンチが設置されていて、山頂まで行かずに南アルプスと金峰山が綺麗に見られます。
大弛峠に戻って用を足し、車でさっきは置いて行った昼食をザックに詰め、今度は金峰山に向かいます。
さすがに人気なルートとあって、この時間になると人が増えてきます。三連休だからか縦走っぽい人ともすれ違い、大学入学後には俺も……と思いつつ進み、朝日岳の絶景ポイントで写真を撮り、その先のコルで休憩をとります。
このあたりから雲行きが怪しくなってきたため先を急ぎましたが、森林限界を超える頃には空は雲に覆われ、風も強くなってきました。なんつーデジャヴュ感。
山頂でもこの天気は変わらず、写真を撮ったら風を少しでもしのげるように岩の陰で昼食をとりました。カプメンより好きな鍋焼きうどんを持ってきましたが、調理時間が長くかかって寒いです。
五丈岩は前回登ったので今回は登らず、山頂をうろうろしたり、雲の晴れ間に写真を撮ったり、ウインナーを茹でて食べたり、紅茶を温めて飲んだりしてひと通り満喫したら、さっさと風をしのげる森林限界以下に移動します。
しかし時間が経つにつれて風が強くなり、樹林帯の中でも手先が寒く感じるように。しかも完全に霧に包まれ、時々ぱらぱらと雨が……
(ほぼ降ってないけど)雨にも負けず、風にも負けず、(標高差が小さいから)登りのときとほぼ同じ時間をかけてやっと大弛峠に着きましたw
それにしても前回も今回も、トイレがしっかりしている登山口はいいですね。安心感があって。管理してくれている人に感謝です。
この文章はiPhoneで打っているのですが、
「こくしがたけ」は「酷使が竹」
「きたおくせんじょうだけ」は「来た奥洗浄だけ」
「おおだるみとうげ」は「大樽味峠」
と変換されます。竹を酷使したり、奥を洗ったり、樽味の峠だったりと、固有名詞を正しく変換するのは難しいです。
そんなことより受験のほうが難しいとは思いますが、来年胸を張って奥秩父を縦走するためにも志望校目指して頑張ります!
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