記録ID: 5437395
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根
冬天候の至仏山と雪なし尾瀬ヶ原 大清水へ下る
2023年05月02日(火) ~
2023年05月03日(水)
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:50
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:05
8:40
8:50
17分
休憩
13:12
13:20
81分
休憩
14:42
燧小屋
2日目
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:44
7:37
7:48
6分
休憩
13:46
バス停ゴール地点
1日目(5月2日)
6:50 乗合タクシーで駐車場出発 7;30頃鳩待峠 昨晩の積雪あり
7:37 スパッツだけつけて出発(あったかいとこでアイゼン着ければよかった)
登山道はすぐ雪道で基本冬道。時々夏道と重なり赤テープの印も混じりあう。
8:35 雪の下の原見岩、オヤマ沢田代を過ぎ冬道は尾根沿いではなく少し右の山腹を行く。
9:40ごろ 左の尾根は小至仏と思われ、他の数人グループは尾根に向かうが僕たちはその先の鞍部で合流するようにまだ山腹を高度を落とさず進む。もう手が冷たくてアイゼンつける気になれない。(尾根に上がるにはアイゼン必要だが巻いている限りはアイゼンなくてもこけて滑り落ちる急斜面ではない)
鞍部と思われるところから視界が悪くルートもわからない。他の数人の人と相談する。やや右に折れる感じで進み、岩の間をすり抜けながら尾根を登ると何とか山頂に出た。
10:01 山頂には10人ほど。たたきつける雪で顔が痛い。目出帽付けたいが持ってきてない。記念写真を頼まれるが、指の感覚がなくシャッターを押せる感じでもなく、申し訳ないが断ってしまった。山頂でアイゼン着けるが指の感覚がないのと寒くて頭が働かずアイゼンの付け方も思い出せないので時間がかかる。同行者に手伝ってもらい何とか装着。(しかし間違って付けてしまった)
10:25 長居はしたくなかったがアイゼン装着で20分も寒風の中いてしまった。山の鼻への下山路はさらに増した雪でホワイトアウトしルートがわからない。他の登山者には一度降りたが道がわからず戻ってきたという人も。同行者が素手でスマホGPS(彼はYAMAP)を見続けてルートを探しやっと雪に埋もれかかる階段発見!
11:00ごろ 階段をアイゼン着けて下るのは傷つけちゃうけど仕方ない。でもアイゼンを引っかけるとさらに危険なので慎重に降りる。
途中から夏道を右に外れ雪渓をまっすぐ下る。アイゼンが少し緩んでいるのに気づくがしっかり刺さってるし外れる感じではないのでそのまま下る。
障害物のない雪の上なので冷たい指をダウンのポケットで温めながら歩く。40分ほどで感覚が戻ってきた。まだては真っ赤になり急性の霜焼けのようにむくんでいる。
11:55 山の鼻に降りる。一安心。アイゼンは大丈夫だったがやっと付け方の記憶も戻り間違って付けていたことに気づく。行く前に練習すべきだった。
山の鼻で昼食&コーヒータイム。少し青空も覗きさっきまでの真冬が嘘のよう。
12:34 尾瀬ヶ原縦断に出発。例年は雪の中だろうが木道が100%出ているし雪そのものもまったくない。木道の下に早くも小さな水芭蕉が一杯。そのうち至仏も燧も山頂が見え出した。14時くらいの山頂はよかったかも。
14:41 単調な茶色の尾瀬ヶ原に飽きてきたころ見晴到着。燧小屋さんにお世話になる。6畳個室。電気が付き、なんとトイレは完全水洗。紙も流せる。シャンプーできないがお風呂もあり素晴らしい。天井低い真っ暗な山小屋ではなかなかリラックスできないけど尾瀬の小屋はいいねえ。発電機の音もないので東電の土地だから電線来てるのかな?夕食も十分すぎる量でした。
2日目 同行者は燧へ、僕は白砂峠越しの尾瀬沼へ。その後どこかで合流しようということで出発。
7:02 出発(同行者は4:45に出発)天気快晴。
8:45 ヤマレコの自動記録ではこの時刻が白砂峠通過らしいが、だらだらと登り続け特に標識もなく峠がどこか明確にわからないまま下る。
広い雪原に出る。ここからさらに10分ほど歩き沼尻。
9:07 沼尻平通過 沼には氷なし。
10:02 ビジターセンター、長蔵小屋前で休憩。
10:41 三平下から登りへ。降りてくる人たちがアイゼン着けてたので途中で装着。やっぱ上りやすい。
11:18 峠通過。その後木道が出てくるがなるべく雪を歩いてアイゼン着け続ける。きれいな木道になったので外すとそれ以降ほぼ雪なくいいとこで外せた。
岩清水(感染防止でコップを置かなくなったが飲用不可とは書いていないので飲めるはず)さらに長い下りを歩き橋を渡る。
12:31 一ノ瀬休憩所で昼食。チキンラーメンを食べようとすると同行者が追い付いた。ちょうどお湯沸かしたとこなので先に同行者用にコーヒーを淹れ次にラーメンを煮る。時刻的に14時のバスに間に合いそう、ということになり慌てて食べ出発。
途中林道ではなく山道に入ったら道を水が流れたりで歩きにくい。そのまま車道を歩いた方がよかったかも。バスの時間が気になり速足で下っていたらその水を避けようと草むらに足を置いたらその下も水が流れていて水の中へ落ち半身ずぶ濡れ。ウエストバックの中も水浸しで大変なことになる。幸い体は大丈夫。慌てるとろくなことなし。
14時前 大清水につく。バスは14:07。その間、お札やカード類、ズボンなどいろんなもんを乾かす。14:07定刻にバス発車。乗客は4人。
14:30ごろ ずーっと広い道で戸倉に戻る。(ぶらり館のちょっと先がバス停)
6:50 乗合タクシーで駐車場出発 7;30頃鳩待峠 昨晩の積雪あり
7:37 スパッツだけつけて出発(あったかいとこでアイゼン着ければよかった)
登山道はすぐ雪道で基本冬道。時々夏道と重なり赤テープの印も混じりあう。
8:35 雪の下の原見岩、オヤマ沢田代を過ぎ冬道は尾根沿いではなく少し右の山腹を行く。
9:40ごろ 左の尾根は小至仏と思われ、他の数人グループは尾根に向かうが僕たちはその先の鞍部で合流するようにまだ山腹を高度を落とさず進む。もう手が冷たくてアイゼンつける気になれない。(尾根に上がるにはアイゼン必要だが巻いている限りはアイゼンなくてもこけて滑り落ちる急斜面ではない)
鞍部と思われるところから視界が悪くルートもわからない。他の数人の人と相談する。やや右に折れる感じで進み、岩の間をすり抜けながら尾根を登ると何とか山頂に出た。
10:01 山頂には10人ほど。たたきつける雪で顔が痛い。目出帽付けたいが持ってきてない。記念写真を頼まれるが、指の感覚がなくシャッターを押せる感じでもなく、申し訳ないが断ってしまった。山頂でアイゼン着けるが指の感覚がないのと寒くて頭が働かずアイゼンの付け方も思い出せないので時間がかかる。同行者に手伝ってもらい何とか装着。(しかし間違って付けてしまった)
10:25 長居はしたくなかったがアイゼン装着で20分も寒風の中いてしまった。山の鼻への下山路はさらに増した雪でホワイトアウトしルートがわからない。他の登山者には一度降りたが道がわからず戻ってきたという人も。同行者が素手でスマホGPS(彼はYAMAP)を見続けてルートを探しやっと雪に埋もれかかる階段発見!
11:00ごろ 階段をアイゼン着けて下るのは傷つけちゃうけど仕方ない。でもアイゼンを引っかけるとさらに危険なので慎重に降りる。
途中から夏道を右に外れ雪渓をまっすぐ下る。アイゼンが少し緩んでいるのに気づくがしっかり刺さってるし外れる感じではないのでそのまま下る。
障害物のない雪の上なので冷たい指をダウンのポケットで温めながら歩く。40分ほどで感覚が戻ってきた。まだては真っ赤になり急性の霜焼けのようにむくんでいる。
11:55 山の鼻に降りる。一安心。アイゼンは大丈夫だったがやっと付け方の記憶も戻り間違って付けていたことに気づく。行く前に練習すべきだった。
山の鼻で昼食&コーヒータイム。少し青空も覗きさっきまでの真冬が嘘のよう。
12:34 尾瀬ヶ原縦断に出発。例年は雪の中だろうが木道が100%出ているし雪そのものもまったくない。木道の下に早くも小さな水芭蕉が一杯。そのうち至仏も燧も山頂が見え出した。14時くらいの山頂はよかったかも。
14:41 単調な茶色の尾瀬ヶ原に飽きてきたころ見晴到着。燧小屋さんにお世話になる。6畳個室。電気が付き、なんとトイレは完全水洗。紙も流せる。シャンプーできないがお風呂もあり素晴らしい。天井低い真っ暗な山小屋ではなかなかリラックスできないけど尾瀬の小屋はいいねえ。発電機の音もないので東電の土地だから電線来てるのかな?夕食も十分すぎる量でした。
2日目 同行者は燧へ、僕は白砂峠越しの尾瀬沼へ。その後どこかで合流しようということで出発。
7:02 出発(同行者は4:45に出発)天気快晴。
8:45 ヤマレコの自動記録ではこの時刻が白砂峠通過らしいが、だらだらと登り続け特に標識もなく峠がどこか明確にわからないまま下る。
広い雪原に出る。ここからさらに10分ほど歩き沼尻。
9:07 沼尻平通過 沼には氷なし。
10:02 ビジターセンター、長蔵小屋前で休憩。
10:41 三平下から登りへ。降りてくる人たちがアイゼン着けてたので途中で装着。やっぱ上りやすい。
11:18 峠通過。その後木道が出てくるがなるべく雪を歩いてアイゼン着け続ける。きれいな木道になったので外すとそれ以降ほぼ雪なくいいとこで外せた。
岩清水(感染防止でコップを置かなくなったが飲用不可とは書いていないので飲めるはず)さらに長い下りを歩き橋を渡る。
12:31 一ノ瀬休憩所で昼食。チキンラーメンを食べようとすると同行者が追い付いた。ちょうどお湯沸かしたとこなので先に同行者用にコーヒーを淹れ次にラーメンを煮る。時刻的に14時のバスに間に合いそう、ということになり慌てて食べ出発。
途中林道ではなく山道に入ったら道を水が流れたりで歩きにくい。そのまま車道を歩いた方がよかったかも。バスの時間が気になり速足で下っていたらその水を避けようと草むらに足を置いたらその下も水が流れていて水の中へ落ち半身ずぶ濡れ。ウエストバックの中も水浸しで大変なことになる。幸い体は大丈夫。慌てるとろくなことなし。
14時前 大清水につく。バスは14:07。その間、お札やカード類、ズボンなどいろんなもんを乾かす。14:07定刻にバス発車。乗客は4人。
14:30ごろ ずーっと広い道で戸倉に戻る。(ぶらり館のちょっと先がバス停)
天候 | 2日至仏山 雪 尾瀬ヶ原 曇り 3日晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ご飯食べてるとキツネ出現! ●戸倉ー鳩待峠 乗合タクシー 1000円 6:50乗車 ●大清水ー戸倉 関越交通のバス 620円、だったかな?14:07乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●至仏山 鳩待峠から雪あり 基本冬道。赤テープと踏み跡頼りに右側山腹を巻くような感じで進む。小至仏もまく。(小至仏に途中から上がるグループもいた)。ここから至仏山頂までふぶいて視界なくルートわかりづらい。右へ曲がる感じで山頂へ。 ●山頂から山の鼻下りは5月6日まで使用可能。ふぶいた山頂からの降り口がわからずGPSで小刻みに確認しながら雪に埋まった階段の道発見。20mほど下ったあたりか。 ●階段道を少し下った後、夏道を右にそれ雪の斜面を直線的に下山。 ●尾瀬ヶ原木道は完全露出。変に雪かぶってたら滑るかと思ったがそんなところも一切なし。 ●水芭蕉は木道下にはちっちゃいのが一杯。それと竜宮手前の水芭蕉の大群生地の浮島にもちっちゃい水芭蕉がたくさん。他は見られませんでした。 ●見晴から白砂峠経由沼尻は、2,3か所赤テープ確認できず迷った。木道がいたるところ付けられているが朝は氷がついていて滑るところもあります。 ●沼周回(北側ルート)はほとんど起伏無し。ずーっと岸辺と勘違いし、長英新道手前の半島ショートカットを見過ごしちょっと迷う。 ●三平峠もアイゼン着けて登る。下りの途中までつける。 (●同行者は、燧へ登るが、12本歯アイゼン、ピッケルないと危ない、とのこと) ●いろんな記録で、ズボ足地獄、みたいなこと書いてあったが、今回のコースではズボ足は2,3度のみでした。 |
その他周辺情報 | ●温泉はぶらり館に寄る。ぶらり館前駐車場あるけど10台くらいしかない。一応2時間までらしい。入浴料600円でお得。 (日光湯元の白濁の温泉に行きたかったがGWで多そうなのでやめた) ●道の駅かたしなにも寄る。『尾瀬の雫』という純米酒を買う。『燧岳』というお酒が欲しかったが福島の酒は群馬県なので置いてないのかな。大清水の売店にもなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
計画書
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル カメラ
スポーツドリンク、水
アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
コンロ
燃料
|
感想
●なんといっても至仏山頂の真冬体験。指の感覚がなくなりアイゼン装着に時間がかかった。これまでの山行ではたまにしかはかないアイゼンの装着を練習していたのだが今回はさぼってしまった。しかもあの寒い中では思考も働かず。
鳩待峠から雪道なので峠から履いてもよかったかも。
●通常GWの尾瀬ヶ原って積雪深くどこでも行けると聞いていたが、全く雪なく、ただの茶色い草原はきれいとはいえません。味があるといっておきますか。
●そして大清水への道で水に落ちいろんなものを濡らしてしまった。一ノ瀬からは林道の方が歩きやすいと思う。山道は近道でもないので。
●同行者の燧山頂の談。柴安瑤泙任浪調だったがそのくだりは最高に危険で12本歯アイゼンとピッケル必須、とのこと。
最初は動向も考えたがもし行ってたら僕は滑落してるかも。この判断は正解。
●燧小屋さん。中にも書いているが個室で蛍光灯が点き使用した紙も流せる完全水洗トイレ、さらにお風呂も利用可。こんな山小屋は初めてでした。階段も急じゃないです。見晴の他の山小屋さんもこうなんでしょうか。
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