両神山【坂本→八丁峠→両神山頂→清滝小屋→日向大谷口】

2014年11月07日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,482m
• 下り: 1,308m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:13

10:20 坂本
11:25 大岩
12:28 12:34 八丁峠
13:05 行蔵峠
13:27 龍頭神社奥宮
13:52 13:57 東岳
14:25 14:33 両神山
14:52 両神神社
16:33 ゴール地点

天候

非常に良い天気でした

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:西武線特急レッドアローで8:58西武秩父駅到着
9：04発小鹿野車庫行の西武観光バスで小鹿野役場前へ
更に9:50発坂本行の西武観光バスで坂本へ

復路:日向大谷口17:20発三峰口駅行の両神町営バスにて両神温泉薬師の湯へ
20分後西武秩父駅行の両神町営バスに乗車し小鹿野町役場にて下車
西武観光バスに乗り換えて18:55頃西武秩父駅到着
19:55発の各駅停車飯能行で家路へ

今回利用したきっぷ:ちちぶ漫遊きっぷ→2日間有効/西武線の高麗~西武秩父駅間乗り降り自由、且つ選べる特典付き→西武観光バス2日間乗り放題をチョイス
その結果:西武秩父駅⇔小鹿野役場(小鹿野車庫)⇔坂本のバス料金：往復2000円前後が負担なしに！お得ですよ！！

コース状況／危険箇所等

【坂本〜八丁峠】
危険な個所は特にありませんが渡渉箇所が結構あるので滑らないように注意が必要です。よーく目を凝らすとピンクのテープが発見できたり、道しるべの看板が出てきたりと、ギリギリのところで助けられると思います。
落ち葉も多く、踏み跡も分かりにくいと言われていますが、しっかりトレースを確認すればきっと進むべき道が見つかると思います。
※ちなみに先日付けた目印もなんだかんだで役に立ちましたV＾_＾V

【八丁峠〜両神山頂】
言わずと知れた鎖場天国です。鎖が無くてもホールドが豊富で十分登れる箇所もありますが、ちょっと手を添えたりするのみでも安心感が違います。鎖に頼らず登る！と意気込むのも結構ですが、設置してあるものは利用して吉です。
鎖に頼らず…は鎖のないところですれば良しです。
八丁峠〜西岳〜東岳の間が登り下りともかなりの負担です。結構消耗します。
崩壊した龍頭神社奥宮から先がナイフブリッジですが、ブリッジも足場が豊富でそのまま2足歩行で通過可です。
東岳〜両神山頂まではこれまでと打って変わって穏やかな尾根脈を進みます。
山頂直下の鎖場は、一つ目を登り、鎖の終わりを左へ、二つ目の鎖場へが正しい進路です。鎖が終わってもそのまま登れそうだと進むとエライ目に遭います。
さて、この二つ目の鎖場を過ぎて再度尾根筋へ、しばらくすると丸い方位盤！
そこが両神山頂です！

【両神山頂〜清滝小屋】
両神神社までは穏やかな尾根脈を進みます。神社の鳥居をくぐる頃から激下りの始まりです。ところどころ鎖の設置個所もあり→なくても下りれますが、無理は禁物です。一気に高度を下げるべく下ります。産体尾根の標識からはかなり開けた斜面にわかりやすくジグザグ道が形成されていて、気持ちよく下ることができました。(激下りのため、登りはかなりシンドイと思います)

【清滝小屋〜日向大谷口】
清滝小屋からほどなく弘法之井戸という水場があります。しばらくは下りが続きますが沢脈と合流する辺りから傾斜は穏やかになります。何度も渡渉箇所がありますが、坂本〜八丁峠と違い、渡渉ポイントは明らかで、且つ渡り石も的確に設置されているため問題はないと思われます。
会所からは下山道にも関わらず、随所に登りが出てきます(もっとも今までの登りの比ではありませんが)
会所から日向大谷口までは1.5kmほどですが、よく整備された道なので、20分〜30分ほどでゴール可能です。

その他周辺情報

日向大谷口より両神町営バスにて両神温泉薬師の湯へアクセスできます

写真

11/7 10:28

本日も坂本バス停からスタートです。先日にも増して鮮やかな色になりましたね♪

11/7 10:32

登山口前もいい感じです♪

11/7 10:34

浄水場の向こうの山並みもいいですね♪

11/7 10:35

この方も鮮やか！マムシグサっていうそうです

11/7 10:40

長い旅路は始まったばかりです

11/7 10:45

まだまだ道は穏やかですね

11/7 10:48

まずは最初の休憩スポットですが、ここはスルー

11/7 10:54

渓谷美

11/7 11:00

今回もモノレールを撮影
このモノレールは一体何をするためのものなのでしょうか？

11/7 11:01

壊れた道しるべも通過

11/7 11:01

よく周りをみると、登山道をしめす標識がところどころあり、それを目標にトレースを見つければいい感じです♪

11/7 11:03

そろそろ第一渡渉ポイント

11/7 11:05

11/7 11:06

さーて、よく目を凝らして・・・・次なるルートは・・・・

11/7 11:08

第二渡渉ポイント

11/7 11:12

落ち葉が多いので道を探るのも一苦労です

11/7 11:13

鮮やかな黄色達

11/7 11:13

ここはやや燃えています

11/7 11:19

おっと中間点を通過！まずまずのペース♡

11/7 11:20

人工的に滝を設けているようです

11/7 11:25

大岩手前の渡渉箇所にて撮影
見事！

11/7 11:29

約1時間で大岩を通過

11/7 11:37

よし！もう少しだ
ただここから先は前回の偵察では深く踏み入れていないところ

11/7 11:49

葉っぱが落ちると空がはっきり見えて良いですね。秋のお山のもう一つの楽しみ方

11/7 11:55

こんなところをトラバースします。地面も軟らかいので慎重に！

11/7 11:59

塞がれたってこの先に赤リボンがある限り進みますよーだ！

11/7 12:00

おっと！誰かが真似してつけてくれたのかな？ナイスですよ！

11/7 12:03

なんとなくそれなりに道らしいよね

11/7 12:06

落ち葉の絨毯から道を見つけ出しながら進行

11/7 12:09

この辺もなんとなく

11/7 12:09

わりとわかりやすいんじゃないの？

11/7 12:10

もうじき看板っぽいところが近づいてきた！

11/7 12:12

看板到着！あれれ来た方向の逆が坂本だって？この矢印をみると確かに下方に道あり→もっと下に正解の道があったのね…すみませんでした(汗)

11/7 12:13

さあここから！わかりやすいよね？

11/7 12:16

なんとなく道だよね

11/7 12:23

よっしゃ！八丁トンネルへの道と合流！

11/7 12:29

そして八丁峠到着！2時間少々なので上出来かな♡

11/7 12:32

八丁峠の展望台のテーブル

11/7 12:32

普段は展望の利かない展望台なんて言われてますが、落葉するとこの通り！なかなかですよ！！

11/7 12:34

鎖場の心得を読んで出発！

11/7 12:36

やっぱ登りはきついなー！

11/7 12:38

まずは通常の岩登りからスタート

11/7 12:43

第一鎖場登場
まずは小手調べ

11/7 12:45

ココを目指して！

11/7 12:45

まずは西岳！

11/7 12:46

しかしよくこんなにたくさん設置したもんだよね

11/7 12:50

11/7 12:50

遠くのお山たちもよく見えるヨン

11/7 12:56

ケルン登場！

11/7 12:56

一度この下に下り、ここに登り返します…
きついわー！

11/7 13:00

容赦なく続く鎖場

11/7 13:03

登りだけではありませんでした。アップダウンクイズ…

11/7 13:03

そしてこのクサリをのぼると…

11/7 13:05

行蔵峠到着！ほぼ西岳ですが100Mほど進むようです

11/7 13:09

このクサリを登って

11/7 13:12

ハイ！こちらが正真正銘の西岳！

11/7 13:13

待ってろよ！

11/7 13:15

まずは下りから…登った分を下りる…ふー

11/7 13:20

屋根付きの登山道を通過

11/7 13:25

そしてこのクサリを登ると…

11/7 13:27

龍頭神社奥宮
崩壊しています。修理願います！

11/7 13:28

そしていよいよナイフブリッジ

11/7 13:29

途中で振り返る

11/7 13:29

左足下を撮影
切れ落ちているというがそれほどでもないですね

11/7 13:41

さあまたまたクサリ

11/7 13:45

まだまだクサリ

11/7 13:50

眼下の峰々もいい感じで紅葉しています！

11/7 13:50

遠くの峰々までよく見えます
今日にしてよかった！

11/7 13:52

東岳到着！しんどかったなー！

11/7 13:52

休憩スペースもばっちり
ここでおにぎりブレイク！

11/7 13:57

さあ残すところ両神山頂のみとなりましたよ！

11/7 14:13

ここからはなだらかな尾根脈を進みます

11/7 14:16

道しるべだ！3か所指している？もうひとつは？

11/7 14:16

うへ！親切にありがとうございます

11/7 14:18

しばらく尾根脈を進行
これが山頂直下の鎖場と言われている箇所かあ
よし！あとひといき、がんばるぞ！

11/7 14:21

クサリの終点からさらに岩のホールドを探って登る…おかしい…今までよりキツイのにクサリがない…ひょっとして？

11/7 14:22

クサリの終点まで戻ると、左方向へのトラバース道を発見！ちゃんとリボンあるじゃん！よく見なさい！スミマセン(汗)

11/7 14:23

でもって、さらにクサリ登ると、何だか見覚えのある円筒型のものが…あれは方位盤？じゃあもしかして？

11/7 14:25

三角点登場！坂本→八丁峠経由にて両神山頂ゲット！

11/7 14:25

山頂独り占め！お地蔵様いなくなったのか…残念

11/7 14:25

さすが晴れ男！どんなもんじゃーい！！両神山ちゃーん！ww

11/7 14:26

もう一丁！さすが晴れ男！どんなもんじゃーい！！両神山ちゃーん！ww

11/7 14:26

お地蔵様がいなくなった代わりに立派な祠が！無事の登頂の御礼を申し上げました

11/7 14:33

おにぎりを再度補給してそそくさと下山します

11/7 14:33

しかし良い天気でよかった…さすが晴れ男！どんなもんじゃーい！！両神山ちゃーん！ww　もうええわww

11/7 14:43

さてこのルートはよく整備されています

11/7 14:52

あっという間に両神神社到着！

11/7 14:57

おお？カミナリさまの仕業かな？ものすごいパワーです！まさに八つ裂き！

11/7 15:00

このコースのもう一つの特徴は随所にご神体

11/7 15:01

この木は根こそぎされても、登山者を滑落の危険から守るようがんばってます

11/7 15:09

ガシガシ下って清滝小屋まであとわずか

11/7 15:10

清滝小屋までは広い斜面をジグザグ進みます。下りるときは気持ちいいです。登りはキツそうですが…

11/7 15:16

清滝小屋の屋根が見えてきました

11/7 15:18

立派な小屋です
営業していないのが不思議なくらいきれいです
無料で利用できるのはありがたい

11/7 15:23

自炊室も完備！水道も元気にでます！

11/7 15:23

お手洗いもきれいです

11/7 15:29

それでもって5分も下れば水場もあります！文句のつけようのない環境ですね！

11/7 15:45

さてさて下山を続けます。高度を下げていくとまだまだ紅葉の見どころは随所に登場します！

11/7 15:50

このコースの渡渉箇所は丁寧に整備されており靴を濡らすをいう心配をまったくしなくていいのが助かります！

11/7 15:55

第二渡渉

11/7 15:58

第三渡渉

11/7 16:02

唯一ここが枯葉の絨毯で水辺の区別がつきにくかったところでしょうか

11/7 16:04

あれれ、もう少し緑色ではなかったですかい？

11/7 16:06

会所手前はまだまだいい色ですね！

11/7 16:06

ここも鮮やか！

11/7 16:10

ばっちり手が加わっていますね

11/7 16:12

会所到着！あとちょっと！でもなぜかここから登るんですよねー

11/7 16:14

まあ紅葉がきれいだからいいか！

11/7 16:22

この緑たちもこの黄色に変わったらさぞや壮観でしょうな！

11/7 16:23

渡渉も日本庭園の置石なみですね！

11/7 16:27

いい感じな色合い！

11/7 16:31

無事下山の御礼を致しました！

11/7 16:32

ココにも水場が
お水が豊富なお山でした！

11/7 16:34

おなじみの日向大谷の登山口に到着

11/7 16:39

両神山荘にてジュースを購入　バスの時間までまだ余裕があるので休ませて頂いたところ、よかったらとおすそ分けが…良い味付けでgoodでした！ごちそうさまでした！！

11/7 16:39

お昼寝中

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

airdiver

天気が良くて何よりでした。
不明瞭箇所のルートファインドや鎖場の登り下りなど、登山に必要な要素の訓練もできたのが収穫です。定期的にこのコースを回ってみたいと思いました。
最後に両神山荘のおかみさんに頂いた大根とコンニャクの煮物がGOODでした！ごちそうさまでした！

コメント

Kobamasami

やりたかったルートです。
airdiverさん
はじめまして！
坂本から日向大谷口までお疲れ様でした。
私は11月1日に日向大谷ピストンで行ってきましたが、あいにくの雨で展望があまりよくなかっです。天気が良いとやはり違いますね！
実は八丁峠からと、当初は計画していましたがアクセスの問題と雨で断念しました。
公共交通機関を利用して、坂本からやられるのは凄いですね
一度airdiverさんがいったルートを、と考えたことがありましたが日帰りは私には無理だと諦めました。本当にすごいと改めて感じます。
もう少しトレーニングつんで行けるようにがんばります！
レコ拝見して、自分が行った気持ちになりました。

airdiver

Re: やりたかったルートです。
Kobamasamiさん
はじめまして！
わざわざコメント頂きましてありがとうございます

雨が降ってしまうと、岩場や鎖場は厳しいですよね
日向大谷からのピストンもお疲れ様でした

坂本からの入山は、先日の整備と称した下見と合わせて3回目でしたので、何とかなるのではないかとの甘い期待で挑みましたが、どうにか目標を達成することができました

過去レコにもあるように、途中でコースアウトするなどの憂き目も見ましたから、学習はバッチリでしたので何とかかっこうがつきました。

今後もこのコースで夏場、北アルプスなどに向かうためのトレーニングができれば良いなーと思っておりますので、お見かけした際にはよろしくお願い致します