王岳(鍵掛峠〜女坂峠)
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- GPS
- 06:18
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 849m
- 下り
- 852m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)精進⇒河口湖駅(富士急山梨バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
王岳までは歩きやすい道だが、王岳から女坂峠の間は少々荒れている。 王岳頂上直下の下りは長い急坂で道面が削れ湿っていて滑りやすい。 そのあと小枝やクマザサが登山道に張り出している所が続く。 |
写真
感想
今回は富士山北の御坂山地の未踏区間、王岳にでかけた。
朝、電車の車窓からは富士山が良く見え、これは期待できそうと思いながら河口湖駅からレトロな西湖周遊バスに乗り込んだ。途中、あちらこちら寄り道しながらの運行で1時間近くかかって根場いやしの里に着く。
紅葉シーズンで賑わういやしの里を横目で見ながら出発する。しばらく林道を歩いたのち、ブナ林の森を登っていく。落ち葉を踏みしめ気持ちよく歩ける。
鍵掛峠の手前では、もう先ほどの天気はどこかに行ってしまったようで肝心の富士は雲の中、でも目指す王岳が端正な姿を見せてくれる。
鍵掛峠で西湖を眺めながら昼食をとり、王岳に向け快適な尾根道を進む。
1時間ほどで王岳に着く。頂上は広々としていて、かすかに顔を覗かせた富士と西湖、そして周辺の紅葉が印象的だ。
このあと王岳から登山道が一変する。いきなりの急坂、道もえぐられていてグニャと湿っていてとても歩きにくい。おまけに標高差130mを一気に下る急下りで、ちょっとした難所になっている。
続いてはクマザサの中を藪濃きするように歩くことになる。また、随所に小枝が登山道に張り出している所があるが、変化があって飽きずに歩ける面白さがある。
縦走路は小刻みなピークをいくつも越えていく結構タフな道かもしれない。忘れたころに五湖山に着く。眺望なく五湖どころか一湖も見えないが。
このあと、あたりは霧雨模様になり、前方を見ると三方分山は黒い雲に覆われてきている。
しかしすぐに女坂峠に着き、ここからは周辺の今は盛りの見事な紅葉を眺めながら精進バス停に向け下って行った。
晩秋の一日、全く静かな山歩きを楽しめ、富士展望はかなわなかったが、満足のいく山行だったと思う。
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