ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5439020
全員に公開
ハイキング
近畿

兵庫県縦断258kmワラーチハイク:沼島→淡路島→県本土→猫崎

2023年04月30日(日) ~ 2023年05月02日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
--:--
距離
---km
登り
---m
下り
---m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:22
休憩
0:37
合計
12:59
距離 64.3km 登り 1,502m 下り 1,488m
11:00
22
沼島八幡宮
11:22
11:23
41
12:04
166
14:50
15:07
11
15:18
15:27
240
19:27
19:37
262
23:59
宿泊地
2日目
山行
22:24
休憩
1:34
合計
23:58
距離 101km 登り 599m 下り 436m
0:01
203
宿泊地
3:24
4:48
46
5:34
5:35
9
5:44
5:45
692
17:17
140
19:37
10
21:11
23
21:34
20
21:54
125
23:59
宿泊地
3日目
山行
16:16
休憩
0:00
合計
16:16
距離 63.0km 登り 428m 下り 535m
0:01
101
宿泊地
1:42
54
2:36
646
13:22
175
16:17
猫崎灯台
天候 1日目:雨のち曇り
2日目:晴れ時々曇り
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
In: JR芦屋駅7:22(快速網干行)→7:33三ノ宮駅→三宮駅バスターミナル7:40(バス神戸〜津名・洲本洲本高速BC行)→9:12洲本バスセンター9:20(バス上灘・沼島線沼島汽船場前)→10:24沼島汽船場前10:24→灘ターミナルセンター (沼島汽船)10:30→10:40沼島汽船場前

Out: 竹野浜バス停9:08(全但バス豊岡竹野線豊岡病院経由豊岡営業所行)→農業会館前10:12(徒歩)→10:20豊田町10:32(全但バス城崎温泉−神戸線)10:32→13:18阪急三宮駅→JR神戸三宮駅→JR芦屋駅
コース状況/
危険箇所等
【コース状況など】
4月30日から5月2日にかけて、兵庫県の南端・沼島から北端の豊岡市竹野町にある猫埼灯台まで、全長258kmをワラーチで縦断しました。

今回の挑戦では、1)ワラーチまたは裸足、2)横にならない(もちろん眠らない)、という2つのマイルールを設定しました。

コース上に特別危険な箇所はありませんが、単独での行動中に動けなくなった場合、人里離れた場所もあるため注意が必要です。また、鹿・熊・蛇などの野生動物と接触する可能性がある区域も含まれます。特に本土の峠道では夜間の冷え込みに注意が必要で、気温は4〜6℃まで下がり、風が強い日もありました。
その他周辺情報 【その他周辺情報】
観光名所も数多く点在するルートでしたが、時間と体力の制約もあり、今回はほとんど寄り道ができませんでした。いつか同じルートをゆっくり旅しながら、道中の思い出を噛み締め、改めて達成感に浸りたいと思っています。
淡路島に初上陸。雨だが夕方までには止む予報。
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淡路島に初上陸。雨だが夕方までには止む予報。
兵庫県の南端に位置する沼島(ぬしま、オノコロ島)が見えてきた。「国生み神話」において最初に誕生したと記されるこの島が、今回の旅のスタート地点である。
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兵庫県の南端に位置する沼島(ぬしま、オノコロ島)が見えてきた。「国生み神話」において最初に誕生したと記されるこの島が、今回の旅のスタート地点である。
淡路島の土生(はぶ)港に到着。ここから沼島汽船「しまちどり」に乗り、沼島へ渡る。短パンとワラーチ姿に向けられる視線が、やや痛い。
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淡路島の土生(はぶ)港に到着。ここから沼島汽船「しまちどり」に乗り、沼島へ渡る。短パンとワラーチ姿に向けられる視線が、やや痛い。
沼島に到着後、まずは1436年創建の沼島八幡宮を参拝。ここをスタート地点とし、まずは島内を一周する。
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沼島に到着後、まずは1436年創建の沼島八幡宮を参拝。ここをスタート地点とし、まずは島内を一周する。
八幡宮の拝殿天井には逆羅針盤(東西が逆)があった。
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八幡宮の拝殿天井には逆羅針盤(東西が逆)があった。
おのころ神社に向かう長い参道。
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おのころ神社に向かう長い参道。
おのころ神社。国産み神話で有名なイザナギ、イザナミの二神を祀っている。
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おのころ神社。国産み神話で有名なイザナギ、イザナミの二神を祀っている。
二神は天上の天浮橋に立ち、天沼矛(あめのぬぼこ)で青海原をかき回し引き上げたところ、矛の先から滴り落ちる潮が凝り固まっておのころ島が誕生。その後、二神はその島に降りて夫婦の契りを結んで国産みを行ったそうだ。
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二神は天上の天浮橋に立ち、天沼矛(あめのぬぼこ)で青海原をかき回し引き上げたところ、矛の先から滴り落ちる潮が凝り固まっておのころ島が誕生。その後、二神はその島に降りて夫婦の契りを結んで国産みを行ったそうだ。
上立神岩。高さ30mの男根崇拝の象徴とも言うべき岩。良く見るとハートマークがある。恋愛成就のパワースポットらしい。
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上立神岩。高さ30mの男根崇拝の象徴とも言うべき岩。良く見るとハートマークがある。恋愛成就のパワースポットらしい。
沼島灯台(兵庫県最南端の灯台)。紀伊水道と大阪湾の間を行き来する船舶の安全を守っている。
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沼島灯台(兵庫県最南端の灯台)。紀伊水道と大阪湾の間を行き来する船舶の安全を守っている。
島内を一周し、港に戻る。次の船まで50分もあるので、海鮮丼@水軍。歯ごたえのある新鮮な魚は、どこか北海道の味を思わせる。
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島内を一周し、港に戻る。次の船まで50分もあるので、海鮮丼@水軍。歯ごたえのある新鮮な魚は、どこか北海道の味を思わせる。
お腹を満たして店を出ると、淡路島の最高峰・諭鶴羽山(ゆづるはやま)が見えた。次は、あの山に登る。
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お腹を満たして店を出ると、淡路島の最高峰・諭鶴羽山(ゆづるはやま)が見えた。次は、あの山に登る。
船で淡路島に戻り、海岸線を小走りに進む。目指すは、諭鶴羽山。
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船で淡路島に戻り、海岸線を小走りに進む。目指すは、諭鶴羽山。
諭鶴羽神社に到着。羽生結弦も訪れたことがあるそうで、彼のファンにとっては聖地とされているらしい。
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諭鶴羽神社に到着。羽生結弦も訪れたことがあるそうで、彼のファンにとっては聖地とされているらしい。
諭鶴羽神社内の「悲しきデブ猫、マルちゃん」。扱いが雑で気の毒だが、この旅(挑戦)、見守っていてね。
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諭鶴羽神社内の「悲しきデブ猫、マルちゃん」。扱いが雑で気の毒だが、この旅(挑戦)、見守っていてね。
沼島を見下ろせる天浮橋遥拝所。イザナギ、イザナミの視点が味わえる場所。雨は止んだが、風があり小寒い。
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沼島を見下ろせる天浮橋遥拝所。イザナギ、イザナミの視点が味わえる場所。雨は止んだが、風があり小寒い。
諭鶴羽山(ゆづるはやま、608.3m)、登頂。淡路島の最高峰。景観の良い山らしいが、雨の後で真っ白け。
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諭鶴羽山(ゆづるはやま、608.3m)、登頂。淡路島の最高峰。景観の良い山らしいが、雨の後で真っ白け。
諭鶴羽ダム。一帯は公園で、ほたるの名所。春には桜、秋には紅葉、冬には水仙が美しいらしい。
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諭鶴羽ダム。一帯は公園で、ほたるの名所。春には桜、秋には紅葉、冬には水仙が美しいらしい。
淡路島の名産、玉ネギ畑の中をひたすら小走り。
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淡路島の名産、玉ネギ畑の中をひたすら小走り。
静御前像。源義経との恋に生きた静御前の墓がこの南あわじ市にある。彼女の生き様を考えると人生は最後まで判らない。
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静御前像。源義経との恋に生きた静御前の墓がこの南あわじ市にある。彼女の生き様を考えると人生は最後まで判らない。
先山(せんざん)が見えてきた。淡路富士と称されるだけあって、特徴的な山容。イザナギ・イザナミが国生みの際に最初に誕生した山とされ、「先山」と名付けられたらしい。
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先山(せんざん)が見えてきた。淡路富士と称されるだけあって、特徴的な山容。イザナギ・イザナミが国生みの際に最初に誕生した山とされ、「先山」と名付けられたらしい。
明るいうちに登り切る事は難しそうなので、ひとまずコンビニで小休止。
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明るいうちに登り切る事は難しそうなので、ひとまずコンビニで小休止。
19時を過ぎてもまだ薄明るい。暗闇はワラーチの弱点、足元には注意が必要。
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19時を過ぎてもまだ薄明るい。暗闇はワラーチの弱点、足元には注意が必要。
先山千光寺、901年に創建された高野山真言宗の寺院。厳かな雰囲気に気が引き締まる。
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先山千光寺、901年に創建された高野山真言宗の寺院。厳かな雰囲気に気が引き締まる。
千光寺本堂。この辺りが先山(せんざん、448m)の山頂と思われるが、山頂標や三角点は見つからなかった。
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千光寺本堂。この辺りが先山(せんざん、448m)の山頂と思われるが、山頂標や三角点は見つからなかった。
展望台から南側を望む。「洲本八景」の一つであるにもかかわらず、夜景は六甲に比べて寂しい。
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展望台から南側を望む。「洲本八景」の一つであるにもかかわらず、夜景は六甲に比べて寂しい。
スタートから22時間、2つの山を登り、舗装路を歩き続けた足裏に痛みが出始めた。月明かりが夜道を照らし、励ましてくれる。
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スタートから22時間、2つの山を登り、舗装路を歩き続けた足裏に痛みが出始めた。月明かりが夜道を照らし、励ましてくれる。
さすが淡路島名物の玉ねぎ、24時間営業の無人販売所もある。
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さすが淡路島名物の玉ねぎ、24時間営業の無人販売所もある。
ここまで予定より大幅に早いため、ペースを落とすことにした。先は長いので、今後の長期戦に備えてしっかり補給。
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ここまで予定より大幅に早いため、ペースを落とすことにした。先は長いので、今後の長期戦に備えてしっかり補給。
海岸沿いを歩き続けると、対岸に神戸の夜景が見えてきた。まもなく岩屋港に到着するが、船の始発までまだ2時間ある。コンビニもない岩屋港周辺、さて、どうしようか?
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海岸沿いを歩き続けると、対岸に神戸の夜景が見えてきた。まもなく岩屋港に到着するが、船の始発までまだ2時間ある。コンビニもない岩屋港周辺、さて、どうしようか?
寒さの中じっとしていられず、歩き回って時間を潰す。寒さと疲労で最初の窮地を迎えた(窮地1)。ようやく始発の5時20分となり、高速船で明石港に向かう。
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寒さの中じっとしていられず、歩き回って時間を潰す。寒さと疲労で最初の窮地を迎えた(窮地1)。ようやく始発の5時20分となり、高速船で明石港に向かう。
船内から。対岸には、右手の鉢伏山や旗振山を含む六甲山系が見渡せる。
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船内から。対岸には、右手の鉢伏山や旗振山を含む六甲山系が見渡せる。
淡路島と本土を結ぶ明石海峡大橋(パールブリッジ、全長3,911m、主塔高298.3m)。
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淡路島と本土を結ぶ明石海峡大橋(パールブリッジ、全長3,911m、主塔高298.3m)。
いつもは見下ろす橋を、今日は見上げる。橋と六甲山系、そして朝陽のコラボに感動。
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いつもは見下ろす橋を、今日は見上げる。橋と六甲山系、そして朝陽のコラボに感動。
明石港に到着。予定ルートを確認しようとしたが、アプリが二度も落ちてしまった。再起動すると、予定ルートが表示されなくなってしまった。ここから自宅に帰ろうと思えば、1時間もかからない。さて、どうしたものか?(窮地2)
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明石港に到着。予定ルートを確認しようとしたが、アプリが二度も落ちてしまった。再起動すると、予定ルートが表示されなくなってしまった。ここから自宅に帰ろうと思えば、1時間もかからない。さて、どうしたものか?(窮地2)
以後はGoogle Mapで経路を辿り、ヤマレコはGPS記録用に切り替えた。マンホールの蓋に描かれた明石海峡大橋を見るたびに、「頑張らねば」と気合が入った。
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以後はGoogle Mapで経路を辿り、ヤマレコはGPS記録用に切り替えた。マンホールの蓋に描かれた明石海峡大橋を見るたびに、「頑張らねば」と気合が入った。
市街地を抜けると気分も晴れ、足裏の痺れが出る一方で、痛みは多少和らいだ。
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市街地を抜けると気分も晴れ、足裏の痺れが出る一方で、痛みは多少和らいだ。
むっちゃ見られて、気恥ずかしい。
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むっちゃ見られて、気恥ずかしい。
加古郡稲美町の天満神社。菅原道真が大宰府に向かう途中、当地で休息したという伝承から、道真を主祭神とする。私もあやかって小休止。ここで杖をつく老婆に出会う。
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加古郡稲美町の天満神社。菅原道真が大宰府に向かう途中、当地で休息したという伝承から、道真を主祭神とする。私もあやかって小休止。ここで杖をつく老婆に出会う。
彼女と他愛もない話を交わした後、トイレに寄り、先に出発した老婆の後を追った。先を歩いていた彼女は、一瞬スマホでGPSを確認した後、姿を消した。道は一本道、周辺を探すも見当たらない!
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彼女と他愛もない話を交わした後、トイレに寄り、先に出発した老婆の後を追った。先を歩いていた彼女は、一瞬スマホでGPSを確認した後、姿を消した。道は一本道、周辺を探すも見当たらない!
人が落ち込みそうな側溝もない。かなり動揺した。探すのを諦め再び歩き出したが、気になって仕方がなかった。認めたくはないが、これほどハッキリした幻覚は経験がなかった(窮地3)。
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人が落ち込みそうな側溝もない。かなり動揺した。探すのを諦め再び歩き出したが、気になって仕方がなかった。認めたくはないが、これほどハッキリした幻覚は経験がなかった(窮地3)。
Google Mapは面白い。こういう道をも選択する。舗装路でない分、ありがたかった。
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Google Mapは面白い。こういう道をも選択する。舗装路でない分、ありがたかった。
しかし、延々と続く....
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しかし、延々と続く....
途中、ぽつんと一軒だけあったカフェに入って優雅にランチ。
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途中、ぽつんと一軒だけあったカフェに入って優雅にランチ。
福崎町に入ると、山が見えるようになってきた。
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福崎町に入ると、山が見えるようになってきた。
国道312号に合流し、かつて生野から姫路まで銀を運んだ馬車が行き交った「銀の馬車道」を進む。
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国道312号に合流し、かつて生野から姫路まで銀を運んだ馬車が行き交った「銀の馬車道」を進む。
延々と続く舗装路に足が限界を迎えつつある。足裏全体が敏感になり、刺すような痛みを感じる。
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延々と続く舗装路に足が限界を迎えつつある。足裏全体が敏感になり、刺すような痛みを感じる。
川北隣保の地蔵岩盤水。地下20mの岩盤中を流れる地下水を汲み上げた水だそう。ありがたく頂戴し、足を冷やす。
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川北隣保の地蔵岩盤水。地下20mの岩盤中を流れる地下水を汲み上げた水だそう。ありがたく頂戴し、足を冷やす。
また日が暮れ、2度目の夜を迎える。
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また日が暮れ、2度目の夜を迎える。
馬と目があったので記念撮影。
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馬と目があったので記念撮影。
生野峠に到着。延々と続いた舗装路の登り下りがこたえた。強い眠気に襲われ、大声で歌ったり叫んだりしながら進んだ。
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生野峠に到着。延々と続いた舗装路の登り下りがこたえた。強い眠気に襲われ、大声で歌ったり叫んだりしながら進んだ。
朝来市生野町。かつて銀山で栄えたこの街も、夜になると街灯が少なく暗い。
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朝来市生野町。かつて銀山で栄えたこの街も、夜になると街灯が少なく暗い。
夜は冷え込み、素足には冷たくて堪らない。やむなくコンビニで休憩し、持っている服をすべて身に着けた。
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夜は冷え込み、素足には冷たくて堪らない。やむなくコンビニで休憩し、持っている服をすべて身に着けた。
竹田城のお膝元、朝来市和田山町竹田の街は、深夜でも街灯が煌々と灯っていた。
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竹田城のお膝元、朝来市和田山町竹田の街は、深夜でも街灯が煌々と灯っていた。
寒さと疲労で幻覚が現れる。この間の記憶はあまりないが、誰かとずっと話していたような気がする(窮地4)。
20
寒さと疲労で幻覚が現れる。この間の記憶はあまりないが、誰かとずっと話していたような気がする(窮地4)。
ようやく長い夜が明けた。陽の光に思わず手を合わせた。生き永らえた気がした。しかし、足をつくたびに足裏から全身へと痛みが広がる(窮地5)。
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ようやく長い夜が明けた。陽の光に思わず手を合わせた。生き永らえた気がした。しかし、足をつくたびに足裏から全身へと痛みが広がる(窮地5)。
来日岳(くるひだけ、566.6m)が見えてきた。立ち寄りたかったが、体力的にも時間的にも難しそうだ。
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来日岳(くるひだけ、566.6m)が見えてきた。立ち寄りたかったが、体力的にも時間的にも難しそうだ。
水道橋?で痛む足を冷やす。
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水道橋?で痛む足を冷やす。
来日岳が近づいてきた。残念だが、次回の楽しみとする。
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来日岳が近づいてきた。残念だが、次回の楽しみとする。
城崎街道 海の駅に立ち寄り、豪華にランチ休憩。
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城崎街道 海の駅に立ち寄り、豪華にランチ休憩。
城崎温泉街に到着。GWとあって賑わっていた。
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城崎温泉街に到着。GWとあって賑わっていた。
城崎温泉から竹野までは山越えの道を進む。距離は約5kmだが、道は細く急で、歩行者は私以外に皆無だった。幻覚かもしれないが、何度も同じ坂を繰り返し登ったような感覚に襲われた。下りに入ってからも足裏の激痛で、ゆっくりしか進めなかった(窮地6)。
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城崎温泉から竹野までは山越えの道を進む。距離は約5kmだが、道は細く急で、歩行者は私以外に皆無だった。幻覚かもしれないが、何度も同じ坂を繰り返し登ったような感覚に襲われた。下りに入ってからも足裏の激痛で、ゆっくりしか進めなかった(窮地6)。
竹野港に到着。ゴールは猫崎半島の先端にある猫崎灯台(兵庫県北端)。
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竹野港に到着。ゴールは猫崎半島の先端にある猫崎灯台(兵庫県北端)。
猫崎半島の入り口にある竹野賀嶋公園。
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猫崎半島の入り口にある竹野賀嶋公園。
その先、急な登り下りが続く。
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その先、急な登り下りが続く。
途中振り返って。
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途中振り返って。
賀嶋山(がしまやま、標高141.4m)。眺望はないが、三角点が設置されていた。
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賀嶋山(がしまやま、標高141.4m)。眺望はないが、三角点が設置されていた。
まだ先は長そうだ。足は持つだろうか?(窮地7)
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まだ先は長そうだ。足は持つだろうか?(窮地7)
やっと辿り着いたゴール地点。日本海に向かって思わず絶叫!
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やっと辿り着いたゴール地点。日本海に向かって思わず絶叫!
猫崎灯台。ココが兵庫最北端、ログを止めた(53h17m)。
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猫崎灯台。ココが兵庫最北端、ログを止めた(53h17m)。
感無量。やはり地球は丸い。
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感無量。やはり地球は丸い。
よく頑張った、私の足とワラーチ!
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よく頑張った、私の足とワラーチ!
何度も振り返りながら、達成感を味わう。
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何度も振り返りながら、達成感を味わう。
その夜は竹野に一泊し、ご褒美の海の幸を堪能。その後は死んだように10時間眠り続けた。
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その夜は竹野に一泊し、ご褒美の海の幸を堪能。その後は死んだように10時間眠り続けた。
翌日は竹野海岸を散策。「はさかり岩」、そびえ立つ二つの岩柱の間に直径3〜4メートルの丸い岩が挟まっている。岩が「落ちない」にあやかり、合格祈願や就職祈願に訪れる人が多いらしい。
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翌日は竹野海岸を散策。「はさかり岩」、そびえ立つ二つの岩柱の間に直径3〜4メートルの丸い岩が挟まっている。岩が「落ちない」にあやかり、合格祈願や就職祈願に訪れる人が多いらしい。
「淀の洞門」は、高さ18m、奥行き40mの海食洞。洞門内には潮の干満によって海水が流れ込む。伝説によれば、大鬼が金棒で穴を開け、そこを根城とした「淀の大王」を首魁とする鬼の集団をスサノオが退治したとされる。
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「淀の洞門」は、高さ18m、奥行き40mの海食洞。洞門内には潮の干満によって海水が流れ込む。伝説によれば、大鬼が金棒で穴を開け、そこを根城とした「淀の大王」を首魁とする鬼の集団をスサノオが退治したとされる。
そしてこれが「猫崎半島」。猫がうずくまる姿に似ていることから名付けられたという。
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そしてこれが「猫崎半島」。猫がうずくまる姿に似ていることから名付けられたという。
しかし、別名「キューピー半島」とも呼ばれている。
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しかし、別名「キューピー半島」とも呼ばれている。
確かによく似ている(笑)。
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確かによく似ている(笑)。
何はともあれ、258km(ヤマレコログでは229km)を53h17mで無事完徒、感謝!
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何はともあれ、258km(ヤマレコログでは229km)を53h17mで無事完徒、感謝!

装備

MYアイテム
Kumainkobe
重量:0.81kg

感想

3年前、「兵庫県縦断200kmスピードハイク」と題し、新温泉町(日本海側)から神戸の和田岬(大阪湾側)まで兵庫県を縦断しました。このコースは、「拝啓 加藤文太郎 兵庫縦断スピードハイク」の大会コースを参考にしたものでした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2372295.html

しかし、その後、学生のF君から「淡路島が含まれていないため、兵庫県全縦とは言えない」との“純粋すぎる”指摘を受けました。確かにその通りで、大きな宿題が残りました。

今年も「拝啓 加藤文太郎 兵庫縦断176kmスピードハイク(5月3〜5日)」に申し込みましたが、残念ながら抽選に外れてしまいました。

それならばと奮起し、再び単独で、かつ宿題を果たすべく、兵庫県の南端である沼島(ぬしま)から北端の豊岡市猫崎灯台までの258kmを、ワラーチで縦断してきました。

---------以下、長文ですので、ご注意!----------

沼島どころか淡路島にも渡ったことがなかったので、道中への期待に胸を膨らませていました。電車やバスを乗り継ぎ、淡路島の洲本へ。そこから「コミュニティバス」と称するボンゴ車にただ一人乗車。歩道のない狭い道をくねくねと上り下りする様子に、不安が募ります。「アワイチ」と呼ばれる自転車の200km一周コースが「きつい」と言われる理由がよく理解できました。

ようやく土生(はぶ)港に到着し、船で沼島に渡ります。沼島は日本神話の国生みで最初に作られた島とされており、かつては鱧漁などで栄えました。現在は島民が500人未満で、多くの方が漁業で生計を立てており、漁師姿の方を頻繁に見かけました。

GW中にもかかわらず観光客は少なめでした。予定通り沼島八幡宮とおのころ神社を見物し、島内を周回。おのころ山、上立神岩、石仏山(沼島灯台)を巡りました。周回する人が少ないためか、一部の道は荒れており、ワラーチでは厳しい山道もあり、早速流血してしまいました。散策後、港に戻り、船の時間まで近くの食堂「水軍」で海鮮丼をいただきました。新鮮で身が締まった刺身は絶品でした。

淡路島に戻り、小走りで諭鶴羽山(ゆづるはやま)へ。諭鶴羽神社までは舗装路を利用したためあっという間でした。2150年前に創建されたと言われる歴史ある神社です。伝説では、イザナギとイザナミが鶴に乗って遊んでいた際、狩人の誤射で鶴が諭鶴羽山に隠れ、狩人は後悔して神社を建て二神を祀ったとされています。神戸新聞連載の「悲しいデブ猫」の主人公マルが願いを叶えに訪れた場所でもあり、神社側がサービス精神旺盛に話に合わせてくれている様子も伺えました。天浮橋遥拝所からの沼島の景色はまさに絶景で、神話の視点に立ったような気分になりました。山頂は残念ながら雨上がりで視界が悪く、風も強く寒かったためすぐに下山。再び舗装路を小走りで20km先の先山(せんざん)を目指しました。

先山に到着する頃にはすっかり日が暮れ、街灯もない中で山頂付近を徘徊しました。しかし、山頂標や三角点は見つけられず、先山千光寺の雄大さや展望所からの絶景もも楽しむことができませんでした。ここは日中に訪れるべき場所だったと後悔しました。その後、36.5kmの舗装路を歩いて岩屋港へ。船の始発が5時20分でまだ10時間もあり、早歩きに切り替えました。夜は冷え込み、途中でコンビニに立ち寄り休憩しながら進みましたが、出航2時間前に岩屋港に到着。暖を取る場所もなく、寒さの中でじっとしていられず、歩き回って時間を潰しました(窮地1)

寒さと疲労ですっかり困憊し、明石港に着いたら自宅に戻ろうかと諦めかけた瞬間もありました。しかし、船の中から見た朝陽や明石海峡大橋、六甲山系の美しい景観に気分が高揚しました。調子良く明石に上陸したものの、今度はヤマレコアプリがストライキを起こし、2度も強制終了。再起動したところ、予定ルートの表示が消えてしまい、さすがに参りました(窮地2)。ひとまず、コンビニで朝食を取りながら対策を考えました。元々、山道以外のルートはGoogle Mapで作成していたので、再びそれを使ってルートを調べ、予定ルートを割り出してナビしてもらうことにしました。幸い、モバイルバッテリーを2台持っていたので、容量的には問題ありませんでした。

明石からは、小走りや早歩きを淡々と繰り返しました。加古郡稲美町の天満神社に吸い込まれるように入って散策していたところ、杖を付いた80〜90代の女性に話しかけられました。他愛もない話をしながら、何度も気をつけるように言われました。その後、彼女と別れてトイレに立ち寄り、再スタートしました。進行方向の200〜300m先くらいに彼女の後ろ姿が見えましたが、スマホで現在位置や進路を確認して再び前を見ると、彼女の姿はありませんでした。ここは一本道で、落ち込みそうな側溝もありません。しばらく周辺を探索しましたが、どこにも彼女の姿はありませんでした。ぞっとしました。これまでにも極限状態で幻覚や幻聴を経験したことはありましたが、これほど自覚なく現実感を持って体験したのは初めてでした(窮地3)。彼女の言う通り、この先は気をつけなければと気持ちを引き締めました。

その後、ひたすら国道312号に沿って北上を続けました。夜になり、生野峠までの長い坂を延々と登りました。夜間は4℃まで冷え込み、持参したものをすべて着込んでも寒さが厳しく感じました。そして2日目の夜、再び幻覚や幻聴が現れました。幸い、ほとんど記憶がありませんが、ずっと誰かと話をしていたような気がします。また、和田山第一隧道辺りかと思いますが、トンネル内で気を失ってしまい、気が付いたらトンネル内の歩道に腰掛けていました。気が付かなければ低体温症で危険な状況になっていたかもしれません。限界が近かったと思います(窮地4)。

養父(やぶ)市に入った頃、ようやく朝を迎えました。朝陽に手を合わせたのは久しぶりのことでした。日が当たり身体が温まり、全身に血が巡るのを実感できました。一方で、忘れていた感覚が蘇ってきました。足をつくたびに痛みが足裏から全身に広がり、もはや走ることはできませんでした(窮地5)。歩幅を狭めて早歩きを続け、前だけを見つめて進みました。

城崎(きのさき)温泉街はGWとあって賑わっていました。明らかに場違いな私でしたが、少しばかり街中を散策し、気が紛れました。その後、道を外れ、県道9号豊岡竹野線(山越えルート)で竹野温泉を目指しました。距離にして約5kmでしたが、急な細い道で、往来する車も多く歩道がほぼないため、非常に厳しい道のりでした。歩行者は私以外皆無でした。幻覚と思いますが、何度も同じ坂を繰り返し登ったような気がします。下りに転じてからも、足裏の激痛でゆっくりとしか進めませんでした(窮地6)。

何とか竹野に辿り着き、猫崎灯台の位置を再確認してゴールを目指しました。舗装路からトレイルに入ると、足の痛みが不思議と激減しました。しかし、灯台までには急峻なピークを3つ越えなければなりませんでした(窮地7)。疲労や痛みでまるで生まれたての子鹿のような歩き方しかできなくなりながらも、最大限の集中力を持って進みました。最後に白亜の灯台が目に入ったときは感極まり、思わず叫んでしまいました。日本海は地図で見る以上に広く、地球が丸いことを実感できました。ログを終了し、しばらく灯台からの景観を楽しんだ後、竹野の宿に向かいました。

宿に着くと、若女将が驚いた様子で迎えてくれました。外の水道を借りて足をきれいに洗い、その後、真っ直ぐに浴場まで案内していただき、3日ぶりの入浴で昇天しました(笑)。さっぱりしたところで、お待ちかねの海の幸とビール、そして達成感も相まって最高の晩餐となりました。部屋に入り、片付け等を済ませた後、今度は本当に気を失いました。ショートスリーパーの私が途中で覚醒することもなく10時間も眠り続けたのは、子供の頃から記憶にありません。

翌朝、美味しい朝食をいただいた後、竹野の街を散策しました。山陰海岸ジオパークの一部である竹野海岸は、断崖、奇岩、洞門が続く見どころ満載の場所です。「はさかり岩」、「淀の洞門」、そして前日に歩いた猫崎半島の景観を楽しみました。猫崎半島の名前は、猫がうずくまる様子に由来していますが、昔懐かしいセルロイドのキューピーが寝ているようで親しみが持てました。キューピーのお腹(賀嶋山)と顎から鼻部分はキツかったなあ。隣の城崎温泉も良いですが、観光地化されていない、湯温も適度にぬるめの竹野温泉がすっかり気に入りました。

距離はスマホアプリ(歩数計)で258km、ヤマレコログで229kmでした。この乖離は以前からあり、基本的にスマホの記録を信用しています。平均歩行速度は4.8km/hで、予定の5km/hを下回りました。来日岳も時間オーバーで諦めましたが、様々な問題があったことを考慮すると、十分満足しています。

何はともあれ、258kmを53時間17分で無事完徒、感謝です。
年越しの宿題を片付ける事ができて、ようやくスッキリしました。

以下備忘録です。
-------------------------------------------------
おのころ山(117m)
・兵庫県南あわじ市(沼島)
・山全体が 「おのころさん」と呼ばれる神体山
・展望なし
・二等三角点 沼島

石仏山(いしぼとけやま、125m)
・兵庫県南あわじ市(沼島)
・沼島灯台がある
・展望なし
・四等三角点 石佛

諭鶴羽山(ゆづるはやま、608.3m)
・関西百名山、ふるさと兵庫100山、近畿百名山、日本の山岳標高1003山、
 兵庫県の山(分県登山ガイド)、日本の山1000、大阪周辺の山250
・兵庫県南あわじ市神代浦壁
・淡路島最高峰
・イザナギ、イザナミが鶴に乗って遊ばれ、この山に舞い降りた伝説あり。
・沼島の遥拝所(展望台)がある。
・一等三角点 諭鶴羽山

先山(せんざん、448m)
・ふるさと兵庫100山、日本百低山、兵庫県の山(分県登山ガイド)、
 大阪周辺の山250、日本名山図絵
・兵庫県洲本市上内膳
・国生み伝説の中で、最初に生まれた山とされる。
・山頂部には、先山千光寺がある。
・千光寺の展望所は洲本八景のひとつ、市街や諭鶴羽山が見渡せる。
・三角点なし?

賀嶋山(がしまやま、141.4m)
・兵庫県豊岡市竹野町竹野
・三等三角点 賀嶋山
・展望なし

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コメント

いや〜っ!流石です。
何年か前に淡路島を除いた兵庫県縦断のレコを見た時にもえっ!と思ったけど、今回はまさに淡路島のそのまたはずれの沼島(最南端)から最北端の猫崎灯台までの完全縦走。達成に心からおめでとうと申し上げます。
もうこうなったら次は日本海から太平洋のTJARやるしかないんじゃないでしょうか。

ぜひ頑張ってください。
2023/5/4 16:23
ちゃむさん、
早速コメントいただき、ありがとうございます。
今回は本当の「兵庫県縦断」の完全制覇なのでもう学生にも文句言わせません それにしても達成感ハンパなく、しばらくお酒が美味しく飲めそうです。

唯一の心残りは、来日岳をパスしたこと。見上げるだけでもカッコ良かったので、また彼の地を訪れて登りたいと思います。

TJARですか?僕は走るのが遅く、高山の経験に乏しいからむずかしいかなあ?
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/5/4 16:29
Kumainkobeさん、こんばんは

>TJARですか?僕は走るのが遅くスピードがないし、高山の経験に乏しいからむずかしいかなあ?

いえいえ、貴方ならできる。ってあんまり無茶をさせて遭難でもしたら取り返しがつかないですからもう勧めません。
確かにTJARは距離も415kmあって、なにより累積標高が27,000mもありますもんね。
でもKumainkobeだって、3月頃に六甲全山縦走3往復では、今回と同じ250km、累積標高だって15,000mを歩き切ってらっしゃるんですから。。。
来日岳は、私もふるさと兵庫100山では未登の山ですので、のんびりで宜しければご一緒させていただきます。
では、また。
2023/5/4 20:10
ちゃむさん、
お言葉ありがとうございます。
馬力と根性は行けるつもりでも経験や技術が伴いません。
また競走となると苦手なんですよね。

来日岳は行ってみたいですね。
他にも氷ノ山や大峰山など数え上げたらキリがありません。
Kumainkobe ฅʕ´ᴥ`ʔฅ
2023/5/4 23:38
素晴らしいです 258キロって人間🧑が走れる距離やったんですね
2023/5/4 19:05
まさあきさん、
私はランナーではありません。
走ると言っても小走り程度です。
歩いている時間の方が長いかも知れません。
ただ止まらず動き続けるのは得意なようです。
普段は運動不足のおっさんですが、何とかなるものです。
Kumainkobe ฅʕ◔‿◔ʔฅ
2023/5/4 23:44
久しぶりに拝見させて頂きましたが尋常じゃない距離ですね💦
健脚という次元を越えています
2023/5/4 21:24
Yuki_deepin_Mtさん、
お久しぶりです。
いつもロングハイクレコ、拝見しています。
Yukiさんに健脚なんて言われると気恥ずかしいです。

私は所謂山ヤではありません。
もちろんランナーでもありません。
眠らず動き続けるのは得意のようです。

ただそろそろ限界かも知れません。
私もいい歳なので、無理のない範囲で楽しみます。
あとはYukiさんのような若者に託します
Kumainkobe ᕦʕ•ᴥ•ʔᕤ
2023/5/4 23:55
Kumainkobeさん
確かに走る登るとはまた違いますし、山の環境を縦走するのとは別なのは間違いないですね。
私も走れるようになるのには随分と苦労しています。
初めてお会いした時は六甲縦走を往復してみたいと仰ってたのが今となっては3往復(明らかに身体には悪いでしょうけど笑)、とてつもない大躍進です。下地はできているので練習を積めばすぐにでも山屋にもなれると思いますよ!

自分も力をつけ来年のTJARの1次選考のネタが揃いつつあり、いよいよ王手をかけようと思っています。

Kumainkobeさんのこれからの挑戦も楽しみにしております!
2023/5/5 9:14
Yuki_deepin_Mtさん、
ありがとうございます。
TJAR挑戦、楽しみにしています。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/5/5 11:42
Kumainkobeさん、こんにちは。私も丁度、5/2-3にかけて、近くに行っておりました。5/2に城崎温泉に宿泊し、5/3に加藤文太郎記念図書館に寄って、京都に戻りました。図書館で、神戸〜浜坂へ至る、加藤文太郎ロードのことを知りましたが、それより長いルートを3日間で完徒されていたとは流石です。「はさかり岩」は車窓から見ました。「淀の洞門」は近くに車を停めて写真を撮りました。
感想/記録も読み応えがありました。ご無事で何よりでした! 近々、出張で神戸に行くので、天気が良ければ初六甲登山をしたいと思っています。
2023/5/5 17:44
やすやす💕さん、こんにちは!
ニアミスでしたね
3年前に私も加藤文太郎記念図書館に行きました。
よくあの程度の装備で冬の北アを歩いたものです。
見学後、神戸の和田岬まで加藤文太郎ロードを歩きました。
そして今回は真の兵庫県南北縦断を歩き切りました。

山陰海岸ジオパークも良いですが、六甲もなかなかですよ!
是非、お越し下さい!
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/5/5 18:50
kumainkobeさん おはようございます。
自分が山を歩いているときに今日もどこかでkumainkobeさんも走ってるんだろうなあって思う時があります。まさか、兵庫県縦断とは…!
幻覚、幻聴に見舞われながら足を下ろす激痛に耐え歩みを止めることなくゴールに向かう。言葉がございません。勝手ではありますが怠心がすぐ出る休み休みの僕の山歩きを勇気づけてください。
2023/5/6 8:36
buraaruさん、
いえいえ、せいぜい小走り程度ですよ。
気合い入れず淡々と小走りしています。
歩みを進めれば、兵庫県くらいは縦断できることが判りました。

歩いている時は足が痛くてワラーチを後悔しましたが、完徒翌日は足裏痛だけでなく関節痛も筋肉痛も殆どありませんでした。昔の技術もなかなかと実感した次第です。

コメントありがとうございました。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/5/6 9:01
いや〜、またビックリな事を…。でも今回は少しオカルトチックなところもあり、真剣に心配になってしまいました。課題がワラーチは勿論大変だけど、更に眠らない、横にならないは追い込み過ぎです(~_~;)気をつけて下さいね。

翌日、痛みが無いと言うのがまたまたビックリですね。ワラーチで鍛えるとそんな足になれるんでしょうか。私もそろそろ時折ルナサンを使っていきたいですが、怪我が怖くて躊躇しちゃいます。
半島、確かに猫には見えず、キューピーそのまんま!ちょっと怖いレコだったので、その後の温泉や観光にほっこりしました(^^)
2023/5/9 22:17
yukkirateさん、こんばんは!

私の場合、眠らないで行動できる限界が3日間なので、計画上は睡眠なしで50時間前後で完徒できると踏んでいました。2日目以降に幻覚・幻聴が出るのは予想していました。しかし今回ほど自覚なく幻覚・幻聴を経験したことはありません。貴重な体験をしました。妖怪や霊の話の少なくとも一部は、こんな極限状態で見た幻覚に由来するものなのかも知れません。幸いな事に、私の場合、幻覚・幻聴の殆どが悪い内容のものではないと思っているので、怖いという感覚はありません。

1年半程ワラーチで六甲の縦走を繰り返した結果、脹脛に不思議な盛り上がりができました。発達したヒラメ筋のようです。このお陰か、膝や腿の筋肉への負担は軽くて済むようです。それにしても今回も翌日のダメージが殆どなかったのは意外でした。

また今回は入念にProtect J1を用いて足指と足裏をケアしたのでマメ等のトラブルは皆無でした。ただ行動中は足裏全体が敏感になりズキズキ痛みました。冷やすと良いようなので日中は時折り休憩し冷やすようにしました。夜は冷え込んだお陰で足の感覚が無くなるくらいだったので、痛みに関してはむしろ楽でした。敢えてしなくても良い経験かも知れませんが、色々勉強になりました。

竹野は良いところでした。海岸線を散歩するだけでも十分楽しめました。隣の城崎温泉に比べ過度に観光地化されておらず静かで、人も優しく、温泉もぬるめのお湯で私好み、すっかり気に入りました。いつか再訪し、まったりしたいと思います。

コメントありがとうございました。
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2023/5/9 23:44
こんばんは😃
拝見していて、ドキドキのレコでした。
幻覚だったかもですが、お婆さんとの出会い、いいなぁ。
ともかく、無事ゴール、おめでとうございます‼️
2023/5/11 20:43
はなたれねこさん、
ありがとうございます。

日中にあれほどリアルに幻覚を見たことは初めてです。
今でも信じ難い部分があります。

気にしてニュースをチェックしていましたが、
やはり該当する行方不明者はいないようです。
怖いと思うことはありませんが、不思議です。

また行動中はあれほど足裏が痛かったのに、
ゴール翌日はどこも痛まなかったのも不思議でした。
何かに守られていたような気分です。

いろいろと不思議な旅になりました。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/5/12 7:02
今頃ですが、私事、淡路島を南北に縦断しようと思っています。できるだけハイキングにしたいので、コース設定に悩んでいます。
参考になるかと思って、このレコ見たら、とんでもない記録でした。参考になりません(笑)
流石です。
2024/7/9 1:16
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2
shirou58さん、
淡路島縦断だけでも70辧一周なら200劼曚匹△蠅泙垢ら、大したものですよ。諭鶴羽山、先山は外せないと思います。レコ楽しみにしていますね。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2024/7/9 7:03
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2
Kumainkobeさん、うっ、プレッシャーが・・・・
2024/7/10 19:25
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