記録ID: 5446677
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄
応利の山の青空に希望の雲のわく明日〜♪
2023年05月03日(水) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:30
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:30
距離 23.0km
登り 1,211m
下り 1,248m
15:27
ゴール地点
天候 | 晴れ(薄い雲) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
実家〜JR暘谷駅=JR西屋敷駅 【復路】 大交バスターミナル豊後高田=JR宇佐駅=(ソニック)=JR杵築駅=JR暘谷駅〜実家 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【JR西屋敷駅〜津波戸山駐車場〜津波戸山登山口】 なんにも無い中にポツンの西屋敷駅に降りる。 長閑すぎる山裾の里の田畑をゆるゆる上流域へ歩き、ご自由にお停めください状態の駐車場(0台)の手前から小川沿いの林道を登る。数軒の民家を過ぎた後は全く人の気配が無く、林道の終点=登山口となる(駐車スペースなし)。 【〜山水月寺跡〜水月寺奥の院】 里山らしい登山道の中に突然に廃寺(石段と基礎のみ)が表れる。藪深い溜池(古い石垣の堰堤がある)をトラバースし、分岐点から急斜面側に取付き、這い上がると岩稜尾根の上に出る。そこからは、鋸山と呼ばれる津和戸の岩稜尾根が深い峡谷とともに視界に広がり、八十八カ所の数尊の仏さまたちが眺望の良い各所に散らばり、由布岳や鶴見岳を眺望よく見渡している。 (分岐を西側へ行っても岩稜のオンパレード=ヤマレコで確認) 岩稜尾根からは一旦下って崖下のトラバースに移るが、下降点には新旧の分岐があり、旧側は途中から切れ落ち、新道から行くことをオススメする。岩稜への切れ込みあたりから鎖場が続き、夫婦岩と藪の中の弘法大師さまへ下降する。 涸れに近い岩稜峡谷の沢を登ると水源にあたる岩穴に奥の院があり、その脇の岩から清水が湧き出している。 里山だが、なんとも秘境感を感じさせる魅惑がある。 【〜東展望台(a)〜△津波戸山〜(a)〜△津波戸山本峰】 奥の院から鎖場を直登してすぐにゆるやかな起伏の山頂尾根に出る。山頂側へ歩いてすぐに東展望台で由布岳・鶴見岳の別府アルプスや速見郡・宇佐郡の山々が見渡せる。ちょっと登って山頂(3等三角点)だが展望無し。先に進むと西展望台があるが、事前調査不足で未踏・・・ 奥の院からの合流点まで戻り植林帯へ入る。緩い斜面は雑木林に変り、展望の無い津波戸本峰に出る。 【〜△来縄山〜風の神(b)】 ここからは雑木林のバリエーションルート。踏跡は薄く、時々、巻テープやビニ紐があるが、油断するとロストする。アップダウンを繰り返して展望の無い来縄山に至る。来縄は私の生まれ故郷・豊後高田市上来縄を冠する山名。57年経って初めてのハント。 ここから応利山までは歩く人はちょくちょくあるようで、これまでより踏跡が濃いが、バリエーションルートには違いが無い。急斜面を下り、コルのケルンのような石積みを通過し、ゆるゆると登り返していくと深い森の中に古い石段が見えてくる。 その上が風除権現社で、石祠以外の建造物は無くて遺構のみ。 【〜△応利山〜(b)】 権現社の上から応利山への登山ルートになるが、ほぼフラットな広い尾根を進むと「山頂?」って感じのポイントに山頂標がある。 来縄の里(上来縄南部=上南)へ下るショートカットもあるようだが、報恩寺に寄ってみたいので風の神さま(風除権現さま)まで戻る。 【〜応利山登山口】 風の神さまから高田への下りルートは幅の広いコンクリ舗装の道路と階段の繰り返し。 途中、報恩寺の本堂裏からは豊後高田市街と桂川が周防灘に注ぐ遠浅がバーンを見える。幼い頃に潮干狩りに行ったとき、どこまでも広がる砂浜と思ったが、全貌を視たのは初めて。 里までコンクリ舗装の道路&階段をゆるゆる下っていき、立派な「登山道整備祈念碑」から一般道になり、その下の溜池まで下って堰堤の真ん中まで行くと応利山の全貌が見渡せる。 【〜上来縄北部〜桂川沿い〜大交バスターミナル豊後高田】 田園と古墳遺跡のエリアを歩き、生まれ故郷の上北地区に入る。元市営住宅(戸建式)エリアは、ほとんどが個人の住宅に建て替り、何軒かが残っているが数年前まで空家だった生家は取り壊されて更地になっていた。 懐かしい商店・沈み橋・若宮神社を過ぎ、昭和の街をウリにして賑わいを取り戻した市街地を抜け、バスターミナルにゴールした。 このターミナルは、私が生まれる4ヶ月前(1965年8月)に廃線になった軽便鉄道(大分交通・宇佐参宮線)の終着駅だったが、ホームの名残がある2番線から乗車した。 |
その他周辺情報 | 【買物】 西屋敷駅近辺に商店はナシ。自販機も無い。 豊後高田市街は昭和以来の店がたくさんある。 【温泉】 近くに花色温泉(スーパー銭湯風400円)があるが、徒歩なので入らずに帰宅。 |
写真
【応利山〜来縄の登山口】
報恩寺の裏側より、生まれ故郷・豊後高田市の街並みがバーン(^^ゞ
左奥には、桂川が周防灘に注ぐ遠浅が拡がる。、幼い頃に潮干狩りに行ったとき、どこまでも広がる砂浜と思えたな〜
報恩寺の裏側より、生まれ故郷・豊後高田市の街並みがバーン(^^ゞ
左奥には、桂川が周防灘に注ぐ遠浅が拡がる。、幼い頃に潮干狩りに行ったとき、どこまでも広がる砂浜と思えたな〜
【豊後高田市中心部】
昭和30年代のままの商店街。違うのはアーチの上に「豊後高田昭和の町」が載っかっただけ。
「犬と猫しか通らない」と寂れた状態からの町おこしは大成功で開始から22年経ってもこの賑わい(^○^)
昭和30年代のままの商店街。違うのはアーチの上に「豊後高田昭和の町」が載っかっただけ。
「犬と猫しか通らない」と寂れた状態からの町おこしは大成功で開始から22年経ってもこの賑わい(^○^)
【豊後高田市中心部】
時代にもコロナにも負けず、値段は変わらず\(^O^)/
ちゃんぽん350円、カレー350円、カツ丼450円、親子丼350円、かけうどん200円・・・昭和の価格だねぇ〜
時代にもコロナにも負けず、値段は変わらず\(^O^)/
ちゃんぽん350円、カレー350円、カツ丼450円、親子丼350円、かけうどん200円・・・昭和の価格だねぇ〜
装備
個人装備 |
ザック:バーサライトパック20
靴:ツォロミー4
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感想
『応利の山の青空に希望の雲のわく明日〜♪』
5/3(水)、国東半島・六郷満山の西端の岩稜の山・森の里山を越えて、小学校3年生まで過した生まれ故郷の里へ下り、50年以上も経て天からの景観を初めて知ったのでした(^^ゞ
GWはテレワークを絡めて実家へ介護帰省。晴れ晴れ過ぎる祝日を外出したいなーと呟いたら、山好きな両親はニコヤカに「気をつけて行ってきなー」と(^^)
今の実家は小4から。朝食を作って昼食をセットしたら、最寄り駅から1時間1本の上り電車に飛び乗り、これまで通過だけの山里の駅に初下車し、ノコギリのような尾根から深い森の尾根へと繋いで懐かしい里の道を辿って昭和が満載な街に着き、なぜか当時の小学校歌の1番だけフルで歌えたのでした♪
【ルート】
JR西屋敷駅〜△津波戸山(鋸山)〜△津波戸本峰〜△来縄山〜△応利山〜上来縄地区〜桂川〜豊後高田バスターミナル
<縦走≒23km>
【山行記】
小3まで通ってた小学校の校歌が、48年間歌っていなかったのに頭の中で流れ続けていた♪
ご年配の人たちが、昔のことはよく覚えてるってことが、とても理解できた1日(^。^)
♪応利の山の 青空に
希望の雲の わくあした
この学舎に はげまし合って
知恵を磨いて 世を照らす
真理の光 かかげるわれら
これぞ高田 高田小学校〜♪
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