【阿弥陀岳-赤岳】静かな山行、憧れの阿弥陀岳へ
- GPS
- 11:01
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:57
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アルファードで問題なく走行できましたが、車を大事に思う方は 走行をおすすめしません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日の当たらない場所では一部凍結あり。 |
その他周辺情報 | 小淵沢IC方面 延命の湯@700 諏訪IC方面 もみの湯@500 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 中間着のフリース(R2ジャケット)が暑すぎた |
感想
今年夏から始めた登山もいよいよシーズン終了が近づいてきた。
予報を調べると11/9は天気が荒れるという事で確実に降雪すると思われ
前日の11/8に半休を取り、登り残した阿弥陀岳を目指すことにしました。
これを登れば八ケ岳の主要な山は一応全て登ったことになり
区切りもよいので終了させたい所です。
起床はいつも通り30分ほど寝過ごして2:30頃。お風呂に入ったり準備したりで、美濃戸口を越え赤岳山荘へは4:30頃に到着。週末なのに車は10台くらいしかいません。少なっ!
ヘッ電をONにし暗闇の中、南沢経由で行者小屋を目指します。ここ最近にしては少しだけ温かく(0〜-5度くらい)意外と歩きやすい。
そして今回初出撃のネックウォーマーがかなーり温かい、こりゃ快適だ!
しかし30分もしないうちに『暑すぎる!やってられるか!』となり早々に
外しました。身体って全身を使って冷却してるんですね。
歩いている途中で夜も明けて7:00頃に行者小屋に到着。
今シーズンの営業は終了しており、当然ながら誰もいません。テーブルと椅子も片付けてありました。
ここで水を汲む予定でしたがいつもの場所で、水が出てない事に気づく。
なぬ!焦りましたが小屋の上流でホースを抜いており、抜いたところから水を汲めるようですね。ふー焦ったぜ。
その後小屋の入口にある看板を確認すると水場の場所、しっかり書いてありました…ちゃんと確認しとけやという話ですね、すいません。
あとトイレは使用できます。
誰もいないので恥ずかしいポーズの自撮りを行い、中岳のコルを目指します。
中岳のコルに向かう途中、日が当たりづらいのか凍っている箇所がいくつか。
アイゼンが必要なほどではないが(持っていない)滑って転ぼうものなら生命の危機なので慎重に進みます。あまりに酷いようなら引き返すつもりでしたが、一部のみだったので何とかなりました。
中岳のコルへ到着し阿弥陀岳本体がお出迎え。初心者には中々の急斜面ですが
その山容を目の前に興奮が止まりません!
またキレットからの雲海と富士山が美しすぎる!
中間着のフリースを脱ぎミドルグローブを外して気合いを入れなおし、いざ山頂へ!
話には聞いていたが、かなりの急斜。この瞬間が最高に楽しい!
うおー登ってるぜぇ!うへへ!最後に取っておいた甲斐があったぜ。
しかし…あっという間に傾斜が緩くなり阿弥陀岳山頂へ。
山頂はその名前通り石像や講中碑等がいくつかありました。
360度の眺望は個人的には八ケ岳で1番かなと思います。
主峰の赤岳からは自身は見えませんからね。
北アルプス、南アルプス、中央アルプス、富士山、御嶽、そして八ケ岳の山々と贅沢すぎる時間を頂きました。
ここで朝食。前日バローで買ったおつとめ品のちらし寿司(¥301税込)を食べる
山頂で海の幸。だが そ れ が い い。
何度か人が入れ替わる中、一人になった瞬間に恥ずかしい自撮りを行う。
撮ってる間に人が来た。やべっ恥ずかし。
そんな中赤岳の反対側からガスが出たり消えたり…これは急がねばと阿弥陀岳を下り中岳を越えて赤岳へ。振り返ると中岳の円錐が美しい!
別名茅野富士…いや原富士ですな?私が名付けたとか名付けないとか。
強風が吹く中、赤岳山頂へ到着。今年二度目。
当然頂上山荘は終了。週末ですが中途半端な時期の為、人も少ない。
時折一人になるが、恥ずかしい自撮りをするほどの余裕もないので
休憩していた優しそうなおじさんに写真を撮って頂きました。
12時を目安に下山開始。文三郎道を下っていきますが、ガスが濃くなってきて
階段の下が不明瞭に。行者小屋まで戻り、赤岳を見上げると
すっかりガスで見えなくなってました。
とりあえず素敵なバッジが売っている事を願い行者小屋から赤岳鉱泉へ。
ここも階段にマムートのロゴが!鉄骨を盗むやつがいないか心配ですな。
途中展望台があるようなので寄ってみますが何も見えないのでそのまま折返し
14:00付近に赤岳鉱泉に到着。早速売っているバッジを見ると
アイスキャンディーのしかない…ちげぇよ、こんなカッコいいのじゃねえよ…
もっと…もっとダサいやつが欲しいんだよぅ!
結局何も買わずに下山。北沢をペースを上げて下るが…林道へ出る付近で
何か動く黒い塊が!!
まままさか…ジョウゴ沢で熊の目撃情報があったばかりなので…く…クマー?
心臓ドキドキで直ちにスネークモードに突入し、伏せたまま様子を伺うが…何か足がぽそい。
恐る恐る近づくと…カモシカでした。写真で見るより黒いんですね。
何というか人類眼中無しといった具合。同じく降りてきたおじさんも加わり
写真を撮りまくりますが動じず。しばらくするとうざそうに森へ入る、おじさんも森に入る。
自分は撮ったからいいやと下っていくが後から確認したら全部ブレてました。
ふざけんなよこんちくしょう。
最後に素敵な出会いに感謝し無事下山しました。
駐車場で料金を払い、中々ダサい『横岳』と『八ケ岳連峰』のバッジを
ゲットし満足!
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