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Yamareco

記録ID: 545201
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ハイキング
丹沢

丹沢・大山(下社より唐沢峠・広沢寺温泉へ:紅葉の残照を求めて)

2014年11月08日(土) [日帰り]
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さとなお その他8人
GPS
--:--
距離
10.1km
登り
625m
下り
1,236m

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
2:19
合計
7:10
10:10
10:15
45
16丁目・尾根合流点
11:00
11:38
22
12:00
12:00
46
12:46
12:54
63
13:57
14:05
60
15:05
16:25
15
16:40
広沢寺温泉入口バス停
天候 曇り(山頂付近ガス)
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
紅葉シーズンで混雑のため、伊勢原駅前より大山ケーブルまで臨時直行バスが増便運行。バス終点から土産物・茶店ゾーンを抜け、徒歩でケーブル追分駅まで15分。小田急の丹沢大山フリーパス提示で、片道料金(470円)が40円割引に。ケーブル運行開始は午前9時、こちらも多客時は臨時増便(今月は乗車記念の絵葉書も貰えます)。
下山先の広沢寺温泉前からのバスは一日数本、徒歩15分の温泉入口バス停からは、1時間に3本程度と頻発。
コース状況/
危険箇所等
 山頂までの登路は途中危険・不明瞭箇所なし。(下社登山口から鳥居をくぐった最初の階段が急勾配、下りに使う場合はスリップ注意。)
 山頂から不動尻方面の下降路は出だし急勾配区間あり、木製階段の間の土がえぐれてやや歩きにくい箇所もありましたが、木階段の付け替え・土留めの設置を含め、登山道の修復が鋭意進められてました。(工事関係者の方々に感謝。)唐沢峠手前に、一部両側斜面の崩壊が進む痩せ尾根区間あり、安全柵など整備され不安なく通行可。不動尻に下る道が作業道と交錯するあたりが若干コース取りしにくいものの、標識やガイドロープに忠実に歩けば問題なし。
 不動尻から広沢寺温泉へ向かう舗装道の途中に「山の神トンネル」あり、数百メートルながら昼でも真っ暗で、グループハイクの場合はお化け屋敷気分で盛り上がります。(但し車の通行・すれ違い注意。)
その他周辺情報 広沢寺温泉・玉翠楼は日帰り入浴(内風呂なし、露天風呂のみ。但しシャンプー等使えます)は大人一人1,000円、次回(今年度内有効)の半額割引券くれます。
往路の小田急線より。今日は午後から雨予報、大山山頂に早くも低い雲が…。
2014年11月08日 07:51撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 7:51
往路の小田急線より。今日は午後から雨予報、大山山頂に早くも低い雲が…。
今のところ天気は持ってます。バス終点からケーブル乗り場まで一登り。土産物・茶店ゾーンにトラップされぬよう注意!
2014年11月08日 08:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 8:39
今のところ天気は持ってます。バス終点からケーブル乗り場まで一登り。土産物・茶店ゾーンにトラップされぬよう注意!
ケーブル乗り場までもう少し。モミジ主体の紅葉が早くもいい感じ。
2014年11月08日 08:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 8:48
ケーブル乗り場までもう少し。モミジ主体の紅葉が早くもいい感じ。
ケーブル山頂駅。周囲の紅葉が見頃です。
2014年11月08日 09:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
11/8 9:16
ケーブル山頂駅。周囲の紅葉が見頃です。
下界もよく見えてます。ここで一部若手からは「きれいな景色や紅葉も見られたし、もう満足…」と戦意喪失のコメント。お楽しみはこれからですよー!
2014年11月08日 09:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 9:18
下界もよく見えてます。ここで一部若手からは「きれいな景色や紅葉も見られたし、もう満足…」と戦意喪失のコメント。お楽しみはこれからですよー!
こちらも見事な赤紅葉。
2014年11月08日 09:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 9:23
こちらも見事な赤紅葉。
下社で参拝。何とか山頂まで天気が持ってくれれば…と安全登山祈願。
2014年11月08日 09:24撮影 by  SBM303SH, SHARP
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11/8 9:24
下社で参拝。何とか山頂まで天気が持ってくれれば…と安全登山祈願。
登山口のモミジが色鮮やか。ここで登山開始前の集合写真、若者たちはピースサインでとっても元気!
2014年11月08日 09:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
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11/8 9:28
登山口のモミジが色鮮やか。ここで登山開始前の集合写真、若者たちはピースサインでとっても元気!
いきなり階段の急登!「もうダメー」と早くも悲鳴が…。
2014年11月08日 09:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
11/8 9:31
いきなり階段の急登!「もうダメー」と早くも悲鳴が…。
夫婦杉。樹齢5-600年の由。北条氏が支配する戦国の世を山上から静かに見てきたわけですね…。
2014年11月08日 09:46撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 9:46
夫婦杉。樹齢5-600年の由。北条氏が支配する戦国の世を山上から静かに見てきたわけですね…。
十六丁目、迂回ルートとの合流点到着。半分ぐらい登ってきました。江ノ島や相模湾も見えており、やや元気回復。ここでプチ休憩。
2014年11月08日 10:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 10:15
十六丁目、迂回ルートとの合流点到着。半分ぐらい登ってきました。江ノ島や相模湾も見えており、やや元気回復。ここでプチ休憩。
頂上まであと10分。ガスが少々濃くなってきましたね…。「ガンバレ!」のカンバンに励まされますが、女性陣からは「200mが果てしなく長ーい…」とため息が。
2014年11月08日 10:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
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11/8 10:48
頂上まであと10分。ガスが少々濃くなってきましたね…。「ガンバレ!」のカンバンに励まされますが、女性陣からは「200mが果てしなく長ーい…」とため息が。
山頂到着、ここで長めの休憩・昼食。ガスは濃いですが、幸い雨にはほとんど降られず、有り難や!
2014年11月08日 11:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
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11/8 11:33
山頂到着、ここで長めの休憩・昼食。ガスは濃いですが、幸い雨にはほとんど降られず、有り難や!
山頂での若者達の楽しい語らいのひととき。さあ、そろそろ温泉目指し下山しましょう!
2014年11月08日 11:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
11/8 11:35
山頂での若者達の楽しい語らいのひととき。さあ、そろそろ温泉目指し下山しましょう!
ガス帯の下まで下り、少し四周の山肌が見えてきました。足許を見ると、鹿さんの落とし物がたくさん…。でも、紅葉の残り香がきれいです。
2014年11月08日 12:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 12:12
ガス帯の下まで下り、少し四周の山肌が見えてきました。足許を見ると、鹿さんの落とし物がたくさん…。でも、紅葉の残り香がきれいです。
紅葉ピークゾーンに入ってきました!道も歩きやすく整備されています。
2014年11月08日 12:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
11/8 12:20
紅葉ピークゾーンに入ってきました!道も歩きやすく整備されています。
また相模湾と江ノ島が見えてきました。
2014年11月08日 12:21撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
11/8 12:21
また相模湾と江ノ島が見えてきました。
唐沢峠到着。沢筋はちょうど紅葉見頃です!
2014年11月08日 12:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
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11/8 12:48
唐沢峠到着。沢筋はちょうど紅葉見頃です!
林道に出ました。数百mのトンネル通過。皆童心に帰り、キャッキャと声を上げてます…。
2014年11月08日 14:26撮影 by  SBM303SH, SHARP
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11/8 14:26
林道に出ました。数百mのトンネル通過。皆童心に帰り、キャッキャと声を上げてます…。
広沢寺温泉で入浴、強アルカリ泉のいいお湯でほっこり・サッパリ。もう一踏ん張り、温泉入口のバス停まで歩きましょう!
2014年11月08日 16:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
6
11/8 16:20
広沢寺温泉で入浴、強アルカリ泉のいいお湯でほっこり・サッパリ。もう一踏ん張り、温泉入口のバス停まで歩きましょう!

感想

 紅葉ラインが標高1,000m以下の山麓に下りてきた11月第2週、職場の若手男女に声がけし、ハイキング気分で丹沢・大山ツアーへ。当初はまずまずの好天予報だったのが、季節外れの台風20号通過で気圧の谷接近が早まり、土曜も午後遅くから雨降りの予報。天気次第で早めの下山も覚悟し、紅葉真っ盛りの阿夫利神社下社で安全登山祈願、鳥居をくぐって登山開始(よく考えると「阿夫利」の語源は「雨降り」で、気合を入れてお参りしていると、雨が早く降り出しちゃうかも、と思わず不安に…)。
 いきなり石段の急坂、その後も岩混じりの急登が続き、スニーカー登山の女性陣から悲鳴が上がります。それでも周囲の紅葉、そして相模湾〜江ノ島や厚木~海老名の市街地が一望でき、休憩するうち元気も回復。ガスが次第に濃くなる中、ほぼコースタイム通りに多数のハイカーで賑わう大山山頂到着。山ガール各位はかなりのお疲れモードで、最初は同じコースを下り、ケーブルで下山したいとの雰囲気ながら、昼食休憩し、ホットココアなど振る舞ううち少し精気が戻ります。
「舗装道路まで1時間半で下りられるし、どうせなら温泉へ行こうよ〜」の誘い文句に、若干の疑いの眼差しを返されるも、順調に下山開始。登山道整備の方々に労いの声をかけつつ、不動尻方面への尾根道を辿ります。稜線左側の色鮮やかな落葉樹林の紅葉を眺め、安全柵につかまりヤセ尾根を慎重に通過するうち、何とかあずまやの立つ唐沢峠に到着。いよいよ疲労がピークに達した女性たちに「後はつづら折れの歩きやすい下り30分で下界に着きます!」などとハッパをかけるも、不動尻への降り口まで何気に登り返しがあり、「話が違う!」と糾弾されます。その先も木の枝と石ころ交じりのやや歩きづらい下降路に手こずって、コースタイムの倍近くかかり、ようやく沢音涼やかで仮設トイレもある不動尻に下り立ちます。ここからは、緩い車道歩きで楽しくお喋りなどしながら、意外と順調に広沢寺温泉着。
 約3〜4時間に一本しかない温泉前からの直行バスは到着直後に見送り、風情ある山あいの隠れ家的な温泉宿「玉翠楼」で、強アルカリの露天風呂に浸かり、落ち武者の気分になりつつ、さっぱりしてお待ちかねのジュースやビールで乾杯。宿の前で「使用後」の記念撮影後、本数の多い温泉入口のバス停まで最後の一歩き、都会のネオンきらびやかな本厚木駅前へバスで戻ります。すっかりお疲れ状態の女性チームや用事のある一部男性諸氏は解散、残った野郎ども4名で駅前の居酒屋にて反省会を兼ね賑やかにオッサントークで盛り上がり、長かった一日が終わりました。
 最後の飲み会で参加した男女が更に親交を深め、一部はカップルに発展、というリーダーの「少子化対策」の目論見は不発に終わりましたが、ともかくも雨にも降られず、今シーズンほぼ見納めの稜線の紅葉も楽しむことができ、まずまずの上首尾でした。何よりも、このところ孤独な名山巡りを重ね、人恋しい気分になっていた小生としても、久々に親しい同僚・後輩達とワイワイ賑やかに山歩きするグループツアーの楽しさを改めて実感した晩秋の一日でした。

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