大山|伯耆富士
- GPS
- 07:33
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 3:17
- 合計
- 7:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
大型駐車場 無料 トイレあり |
その他周辺情報 | ▼豪円湯院 490円(モンベル会員:460円) 料金が安くてびっくり |
写真
感想
▼概要
中国地方の最高峰。
成層火山(活火山ではない)。
亜高山針葉樹林帯はないが、植生の変遷が楽しめる。
標高はわずか1,729mにも関わらず、森林限界を楽しめる。
山頂の休憩デッキは登山人口の割に狭く、休日はゆっくりできなさそう。
▼日記
4:30起床、6:00出発とした。朝食は菓子パンとコーヒーで簡単に済ませた。撤収に手間取り6:30ごろにキャンプ場を出た。
大山第一駐車場は広大で軽く100台以上収容できそう。
周辺は観光地として仕上がっており、モンベルが幅を利かせている印象を受けた。
往路は夏山登山道を選択。一旦車道に出てすぐに登山口。
最初は石畳、続いて木の階段が延々と続く。
透き通るようなブナ・ミズナラの新緑がまぶしく、数種の野鳥のさえずりが美しく響いた。
高度を上げるにつれて季節は逆戻りする。若葉は姿を消し、木の芽は固く閉ざされていった。
足元はイワカガミやショウジョウバカマが咲き乱れており、振り返ると日本海が眼下に広がる。特に美保湾〜弓ヶ浜半島が美しい。途中の避難小屋からは大山の北壁を望めた。絶えず崩壊が進んでいるのか、砂煙を上げながら岩石が落ちていた。
急登はまだまだ続き、強い日射も相まって身体に堪えるが、みるみるうちに変わる景色が楽しい。
ダイセンキャラボクの純林を抜ける木道を辿ると山頂に到着。気温は5度。風が弱く日差しが強いため、ちょうど良い。
休憩デッキにはすでに20名ほどが休憩していた。ここで、湯を沸かしてカレーライスを食べた(レトルト+アルファ米)。海外の人も数名いた。なお、休憩デッキの直下に小屋があるため、展望は抜群ではない。
帰りは、キャラボク帯で岩室を経ることに。日本海に向かって落ちていくように木道が続いており、景色はこちらの方が良い。
下部は行者登山道を選んだ。極めて急な木製階段が続くが、ブナ林は夏山登山道よりも美しい。さらに、元谷の大堰堤からは大山の北壁が大きく見えて、そのスケールに圧倒される。下から登ってくる人も少なく、静かな山歩きを楽しめた。
温泉は駐車場近くにある豪円湯院へ。490円という破格の値段で、さらにモンベル割が効いて460円だった。良いところだった。
蒜山へ向かう途中、鍵掛峠展望台へ立ち寄る。大山の南面がよく見えた。スポーツカーが集結していた。
給油ランプを点滅させながら、蒜山高原に到着。地元のガソリンスタンドはとても丁寧に窓を拭いてくれた。中蒜山オートキャンプ場は桃源郷のように美しいキャンプ場で、利用者も上品な雰囲気を漂わせた人が多く再訪したいところだった。綺麗に手入れされた芝生にシラカバの木が点々と植えられていた。蒜山が見えた。
地元のスーパーは品揃え少なく価格も高かったが、レトルト、サトウのご飯、野菜サラダ、サバ缶、翌日の行動食を購入。
カエルの声を聞きながら就寝。父によるとフクロウも鳴いていたらしい。
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