雲取山 一緒に登りましょうシリーズ第3弾
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,805m
- 下り
- 1,791m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません |
写真
感想
鳳凰三山でお会いしたkazuruさん、大菩薩嶺でお会いしたf1019r1012さんとtoukoさんに続き、今回は奥穂高岳でお会いしたKさん改めtriplecrownyさんとNさんと一緒に登ることになりました。
登る山は、お二人のリクエストで雲取山に決定。涸沢でお会いした横浜から来たご夫婦の「雲取山は日帰りは無理」のお言葉通り、triplecrownyさんもそのように考えていたとか。しかし、あの時私が「雲取山は十分日帰りできますよ」と言ったこともあり、triplecrownyさんも挑戦してみたくなったようです。
私は4回目の雲取山になりますが、鴨沢ピストンは初回のみ。あの時は第4回山行で、雪がたくさんあってかなりツライ思い出しかないので、今回の下りは若干不安でした。
ここ最近の天気は、予報では雨マークがついていても雨が降らず…が続き、やきもきしながら当日を迎えました。気になる天気予報は雨マークが。でも、何とかもつかな?最低でも、山頂まではもってほしいな。
前日は色々あって一睡もできぬままお二人と待ち合わせ、予定よりも早く5時前に鴨沢に到着。満車を覚悟していたのに、ガラガラでした。少しだけ仮眠を…と思っていたら結構眠ってしまい、慌てて準備をして6:15にスタートしました。
お二人の装備は、失礼ながらナメていました。いくら歩き易い雲取山と言えど、標高は2,000mを超えます。しかも、雨予報なのに低山のハイキングでさえも不安になってしまう、まるでピクニックか遠足のような格好。大丈夫かな???
小袖駐車場に向かうまでの道に、身元が確認できない動物の腐乱死体があり、三人で驚きます。帰りもここを通るのにな…。
小袖駐車場に到着すると、丹波山村の村営駐車場になっていました。以前は空地というか、売地というか、駐車してよいものか迷いどころでしたが、今後は正々堂々と駐車できるのですね。ありがたいことです。同時に、鴨沢駐車場がガラガラであったことがようやく理解できました。
さて、登山口に向かい、これからが本番です。ゆっくり登り、例の廃屋に到着。以前よりも傷んでいる感じで、そろそろ倒壊しそうな雰囲気でした。
先に進むと、下山してくる方とすれ違い始めます。それでも、やはり天気予報が悪かったからでしょうか、これまで経験した程の人数ではなく、静かなすれ違いでした。
バカ話を展開しながら先に進みつつ、時々立ち止まって振り返るとうっすらと薄日がさしていて、本当に雨が降るのかな?なんて思えてしまいます。堂所を過ぎたあたりからNさんが歩くペースを速めたため、triplecrownyさんと私との距離はどんどん離れていきます。あれ?奥穂高岳ではあんなに早くなかったのに。途中でバテなければよいのですが。。。
雨が降ることを想定して、早めの下山を目指しましたが、せっかくだから七ッ石山に行きましょう、と巻かずに七ッ石小屋に進みます。七ッ石小屋では、テント泊をされていた方が撤収中でした。おぁ、まだ雲取山ならテント泊が可能なのか。金峰山以来日帰りばかりなので、ちょっと羨ましかったです。天気は相変わらずの曇り空ですが、いかにも雨を降らしそうな嫌な色の雲ではなく、山頂まではもちそう。ガスは出ていなく、そこそこの眺望を楽しむことができました。トイレを済ませて出発です。
七ッ石山に到着すると、残念ながらガスが出てきてしまい、雲取山らしい山頂までの広い稜線が全く見えません。これには、お二人は残念そうでした。ブナ坂を過ぎたあたりから霧雨が降ったり上がったりを繰り返し、レインウェアを着るかどうか迷います。真っ白で何も見えなく、私としても残念でしたが、今回の目的はあくまでもお二人が初めての雲取山を日帰りでクリアすること。無事に下山できればいいやと言い聞かせ、先に進みます。
お約束のダンシングツリーでは、ダンシングではなくダンスィングの発音が正しいのだと英語の得意なNさんに指摘され、その割にはトゥリーではなくツリーと発音しているのを指摘し返すなど、相変わらずふざけながら進みました。
奥多摩小屋でもテントを撤収している方がいて、またもや羨ましく思えてしまいました。さて、ここからが頑張りどころ。お二人はどのような感じで山頂まで登りきることができるのかな?
ガスで先が見えないのが良いのか悪いのか、黙々と登ります。ようやくガスの中にうっすらと避難小屋が見え、山頂に到着。忘れられがちな山梨側をしっかりと案内し、埼玉側と東京側の山頂に向かいます。ここで、埼玉在住のtriplecrownyさん、東京在住のNさんをそれぞれの山頂標識で記念撮影していると、急に雨が普通に降り始めたので慌てて避難小屋に逃げ込みます。ここで昼食としました。
小屋の外の気温は6℃、中の気温は9℃でした。3℃の差、しかも風雨を凌げる小屋はありがたいですね。体感温度は3℃以上でしょう。小屋で昼食にすると決めていたので、最近の私としては珍しく鍋ラーメン。温かい食事で冷えた身体を休ませます。一方のお二人はパンのみ。温かい飲み物も用意しておらず、そんなことを予想してコーヒーでの飲ませてあげようと準備してきたのですが、コップを持参していません。しかもコーヒーを飲まないNさんと、コーヒーはブラックでは飲めないtriplecrownyさん。私の準備は完全に失敗に終わり、自分だけ温かい食事をしていることに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
小屋の近くにあるトイレは「あれ」なので、雲取山荘で借りたいというお二人の意見を汲み、ちょうど雨が上がっていたので雲取山荘経由の巻道利用で下山することに決定。雨が降り出す前に到着できるかな?
幸い、雨が降り出す前に雲取山荘に到着。さてトイレを…と思って向かうと、使用禁止になっていました。おや?どうしよう?山荘で確認してみると「裏に回って」とのこと。裏に回ってみると、スリッパに履き替えるトイレがあり、こちらは利用可でした。山荘宿泊者用のトイレですね。
お二人がトイレを済ませている間に雨が本降りとなってしまったので、レインウェアを着てザックカバーを装着し、出発です。巻道は初めて通る道で、雨の中大丈夫かな?と思いましたが、結構しっかりと踏まれていて、道迷いすることもなく本線に合流。既にトイレを済ませてあるため、七ッ石小屋に寄る必要はなく、ブナ坂から下段巻道に進みます。
この辺りからガスが切れて、雨は霧雨が降ったり上がったりを繰り返し、あとは鴨沢目指してひたすら下山です。そして、私のバカ話のバカさ加減がひどくなり、お二人との会話が途切れてしまうことが増え始めましたが、次第に慣れていただけたようで、最後にはここでは書けないような内容に…。こんな感じでゴールとなりました。
奥穂高岳ではまるで救世主扱いであった私も、今回でバカな人にきちんと位置付けしていただけたようで、少し楽になりました。眺望には全く恵まれず、若干残念ではありましたが、お二人は初めての雲取山を日帰りでクリアできたことに満足そうでしたので、私も満足できた山行となりました。
一緒に登りましょうシリーズ第4弾はあるのか、ないのか?8月から頓挫したままの件を是非実現させたいものです。
こんばんは、第二弾の者です😁
日光白根山、雲取とお疲れ様でした。 こちらは都合と天気に恵まれずなかなか山に行けません😭11月は最低1回は行かないと!
第四弾レコ楽しみにしてます。
一緒に登りましょうシリーズ第4弾も楽しみですが、第1弾がその後順調に回数を重ねているように、第2弾、第3弾もたくさん回数をこなせれば…と思っています。
何かのご縁で皆様と知り合うことができたので、私のバカさ加減にうんざりでなければ、またご一緒させてください。
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