鳥海山 新山/鳥海湖/笙ヶ岳（祓川から鳥海山周遊）

2023年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 20.6km
• 登り: 2,037m
• 下り: 2,039m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:45

2:41 祓川駐車場
2:43 2:45 祓川ヒュッテ
2:51 2:52 祓川神社
3:22 3:22 御田
3:35 3:35 七ツ釜避難小屋
3:43 3:43 康新道分岐
4:04 4:04 氷ノ薬師
5:00 5:02 七高山
5:07 5:14 新山・外輪分岐
5:21 5:31 鳥海山
5:37 5:48 鳥海山山頂御室参籠所
6:15 6:20 外輪山・千蛇谷分岐
6:21 6:21 七五三掛
6:27 6:32 八丁坂
6:34 6:34 御田ヶ原分岐
6:45 6:45 鳥海湖分岐
6:57 6:58 御浜・鳥海湖分岐
7:20 7:23 笙ヶ岳
7:47 7:47 御浜・鳥海湖分岐
7:59 8:28 御浜小屋
8:38 8:38 御田ヶ原
8:43 8:43 御田ヶ原分岐
8:49 8:49 八丁坂
9:56 9:56 伏拝岳
10:03 10:03 行者岳
10:17 10:17 新山・外輪分岐
10:38 10:38 七高山
10:56 10:56 康新道分岐
11:02 11:02 御田
11:09 11:09 賽ノ河原
11:22 11:22 祓川ヒュッテ
11:26 ゴール地点

天候

快晴！（早朝は特に強風💦）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■アクセス
行き：仙台市→R457→R47→R108→フォレスタ鳥海・矢島口/祓川方面
帰り：矢島口/祓川→R108→R47→古川IC→仙台宮城IC

■駐車場
祓川登山口に50台程。無料。トイレ有。
登山口駐車場の少し下にも広い駐車場あり。
下山時は駐車場に停め切れなかった縦列駐車の車で溢れ返っていた💦

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト
祓川登山口駐車場に登山ポストあり。
入山届だけでなく下山届もお忘れなく。

■ルート状況（5/4現在）
足回りはスタートからアイゼン。今回歩いたルートでは外輪以外は全てアイゼンです。外輪は雪が無い箇所が多いのでツボ足でOK。また、早朝の七高山直下の急登は締まっていたのでピッケルを持ちました。
●登山口〜七高山
暗いとルートが分からないので等間隔に置かれたポールを頼りに進む。最後の急登手前までポールが続いており大変助かりました。BCの方々はポールより左側の斜面を歩き急登を避けながら登っているようでした。駐車場から七高山までずーっと雪が繋がっています。
●七高山〜新山〜千蛇谷
七高山より外輪を進み新山への下降点から少し下りスノーブリッジへ上がります。外輪で隠れて陽が当たらない箇所は朝方は凍っています。スノーブリッジは新山直下まで繋がっています。御室から千蛇谷はまだまだ残雪豊富。外輪からの落石に気を付けて。七五三掛への分岐はトレースがあり分かりやすくなっています。外輪分岐までは残雪と夏道のミックスで朝方は凍っています。
●七五三掛〜鳥海湖〜笙ヶ岳
七五三掛〜御田ヶ原間で一部夏道があるがそれ以外はずーっと残雪。鳥海湖周辺もまだ残雪たっぷりで周辺を歩けます。鳥海湖を南側から周り笙ヶ岳方面へ行く場合、クラックのあるトラバースがあるので気を付けてください。笙ヶ岳周辺もクラックがあります。御浜小屋から扇子森を北面を歩けば雪が繋がっています。
●七五三掛〜外輪
七五三掛手前より正規夏道ルートを外れて残雪を繋いで南側から周り込んで外輪へ続くルートを歩きました。残雪具合によっては同じように歩けなくなるのでご注意を。外輪は所々雪が残っていますが危ない所は無いのでツボ足でOKです。

その他周辺情報

■温泉
フォレスタ鳥海 \500

写真

5/3 18:07

前日移動で車中泊。スッキリ晴れ渡っており翌日への期待が高まる。

5/4 2:40

AM2時起きで準備を整え2時40分にクライムオン！既に満車でこの時間に来ても停められない程混んでいました。

5/4 2:44

祓川ヒュッテはまだ静けさの中。中腹よりやや上部にヘッデン確認。早い！

5/4 3:55

4時頃になると少し明るくなって来る。風は強めだが動いていれば寒くない。

5/4 3:55

東の空も白み始める。私の携帯では全然うまく撮れない💦

5/4 4:07

だいぶ登って来た。時折突風で雪の粒が全身に当たり耐風姿勢を取りながら。

5/4 4:07

良い感じの色付きです。

5/4 4:25

七高山直下の急登部。斜面の右側から詰めます。

5/4 4:36

御来光です！！地平線上にうっすら雲が掛かる。

5/4 4:36

アップで。二つの山の間から顔を出したが神室連峰だろうか。

5/4 4:44

眼下の斜面に2，3名程登山者確認出来ました。あちらからだと染まって見えるだろう。

5/4 4:44

やっぱり山で見る朝陽は最高です。

5/4 4:53

今日一日の快晴を期待させる日の出です。

5/4 4:53

もう少しで七高山。

5/4 4:53

斜面が染まっています。

5/4 5:01

七高山登頂。新山も焼けてきました。

5/4 5:02

染まる新山と稲倉岳。

5/4 5:03

外輪と日本海と庄内平野。祓川と鉾立からのソロの方がいらっしゃいました。

5/4 5:12

外輪から一旦降りてスノーブリッジへ上がります。日の当たらない箇所は時間によっては凍っています。

5/4 5:15

スノーブリッジに乗れば山頂は目の前。

5/4 5:23

4/1に中島台から登って以来今シーズン2回目の新山登頂！今年は鳥海山の年かな！？

5/4 5:28

もちろん向かいの山頂へも。残雪たっぷり鳥海湖や笙ヶ岳、日本海と田んぼに水を張った庄内平野。こんな景色を見せられたら笙ヶ岳まで行くしかない！

5/4 5:28

稲倉岳と中島台ルート、日本海と由利本荘。だいぶ雪解けましたねぇ。

5/4 5:34

スノーブリッジから御室へ。斜度もだいぶ緩んできて歩き易い。

5/4 5:37

まだまだ残雪多し。笙ヶ岳見ながらコーヒーブレイク。

5/4 5:49

千蛇谷へドロップイン！

5/4 5:53

まだ陽が当たらず雪も締まっていて気持ち良くサクサク歩けます！

5/4 5:56

だ〜れも居ない千蛇谷を独り占め！！

5/4 6:00

あそこから外輪へ上がれそう…。

5/4 6:05

千蛇谷から外輪へはトレースあり。この辺は外輪からの落石が多いようですのでお気を付けて。

5/4 6:11

絶景の千蛇谷を一望。下りだとあっという間過ぎたが楽しかった！

5/4 6:15

外輪分岐から千蛇谷間は雪と夏道のミックスで早朝は凍っています。

5/4 6:15

外輪分岐より笙ヶ岳。日本海と空の青と笙ヶ岳の白が良き！鉾立より七高山まで歩かれた宮城のペアの方としばし会話。

5/4 6:23

まだまだ前半戦。ここからさらに鳥海山満喫ルートですが始まります。ここから眺めて鳥海湖の南側ルートを歩く事に決める。

5/4 6:31

鳥海山の西側は残雪豊富な気がします。

5/4 6:36

たまに新山と外輪を振り返りながら復路のルートも考えながら歩きます。

5/4 6:39

幸治郎沢周辺部。柔らかい斜面が続くが幸治郎沢の斜面だけは厳しそう。

5/4 6:40

残雪の鳥海湖と笙ヶ岳、庄内平野、日本海、快晴。絶景以外の言葉が出てこない。

5/4 6:42

もちろん振り返っても絶景。

5/4 6:46

鳥海湖を南側から。まだ冬眠中。トレース沢山あります。

5/4 6:52

鳥海湖から笙ヶ岳方面はトラバース。クラックもあるので早い時間の通過が良さそう。

5/4 6:52

鉾立もしくは太平から上がってこられたBCの方々が増え始めます。

5/4 7:01

三峰へは少し登ります〜。

5/4 7:09

外輪への残雪ルートが見えてきました。

5/4 7:10

笙ヶ岳方面はクラック多め。奥には月山と朝日連峰。

5/4 7:10

笙ヶ岳、日本海、庄内平野。

5/4 7:18

笙ヶ岳登頂！日本海と庄内平野。

5/4 7:26

やっと折り返り地点。もう一度登り返しいざ祓川へ。

5/4 7:27

ルートの目星を付けました！ゼブラに輝く鳥海山。

5/4 7:37

早朝の強風も収まってもしろ暑いくらい💦

5/4 7:37

太平口からも上がって来られる方多数。

5/4 7:54

鳥海湖と鳥海山。残雪を繋いで色々なルートを歩けそう。

5/4 8:07

御浜にて鳥海湖を眺めながらガッツリ大休止！彼方には月山と朝日連峰も。

5/4 8:39

これから外輪へ向けて再び標高を上げます！

5/4 8:48

笙ヶ岳周辺は良き残雪ルートでした。

5/4 8:54

右側へ逸れて残雪を歩きながら外輪を目指します。

5/4 9:02

残雪を辿りながら笙ヶ岳を振り返る

5/4 9:08

クラックに気を付けながら外輪へ向かってトラバースしながら登り詰めます。

5/4 9:09

幸治郎沢までずーっと残雪が続いています。いつか残雪の幸治郎沢を歩いてみたい。

5/4 9:16

トラバース気味に歩いてきたルートを振り返って。

5/4 9:33

ようやく外輪に乗りました。

5/4 9:43

笙ヶ岳方面から確認出来た通りに歩く事が出来ました。残雪歩き満喫〜。

5/4 9:46

再び外輪と新山方面が間近に。

5/4 9:58

外輪から見下ろす稲倉岳、千蛇谷、日本海、由利本荘。

5/4 10:16

スノーブリッジを歩いて新山目指す方々が沢山！

5/4 10:31

七高山到着したら祓川から登る方々多数！ほぼBCの方でした。（人権配慮していますがNGあれば削除します。）

5/4 10:43

小休止後、七高山から下山開始〜。下りがめっちゃ楽しい！

5/4 10:47

グイグイ降ります。

5/4 10:52

名残惜しく振り返りながら

5/4 10:59

登りでは全く気が付かなかった七ツ釜避難。

5/4 11:17

祓川ヒュッテがもう目の前。駐車場まで残雪繋ぎます。

5/4 11:24

無事下山！鳥海山を沢山歩けて充実の山行でした！ありがとうございます。

撮影機器：

Xperia 10 II SO-41A docomo SONY

感想

ao_hachi

2年振りに祓川より残雪の鳥海山へ。快晴予報、SCWでも雲出る気配無し、懸念は少し風が強いくらい。先日車中泊で同じ考えの方々が沢山居て当日は夜も明けきれない時間で最上部の駐車場は既に満車。今年初のナイトハイクで鳥海山を目指す。等間隔に置かれたポールに感謝しつつ1つ1つ着実に拾いながら徐々に標高を上げる。時折予報通りの強風、というか突風に小さい雪の粒が合わさり体めがけて飛んでくる中で日の出を迎える。やっぱり山で迎える朝陽は最高。何度も振り返り写真を撮りながら七高山登頂。スノーブリッジを越えて4/1以来今シーズン2回目の新山。隣のピークからの眺めの方がやっぱり素晴らしい。笙ヶ岳へ中島台ルートの眺めがお見事。御室で小休憩を挟み千蛇谷の楽しい下りへ。外輪からの落石に気を付けながら早朝までまだ誰も居ない千蛇谷の降りを思う存分楽しんだ。千蛇谷から外輪へはトレースがあり感謝。分岐からの笙ヶ岳の眺めも素晴らしく鳥海湖南側を歩くルートも目に入る。御田ヶ原分岐から鳥海湖方面へ逸れまだまだ冬眠中の鳥海湖を南側から眺める。鳥海湖にはスキーなどのトレースがあった。そこから笙ヶ岳へは少しトラバースし3峰、2峰を越えて笙ヶ岳に登頂。日本海と田んぼに水を称えた庄内平野、歩いてきた鳥海山の眺めが素晴らしかった！ここでようやく本日の折り返り地点。今度は鳥海湖の北側を通り御浜でガッツリ大休止。外輪への登り返しは遠くからルートの目星しを付けていた通り残雪を辿りながらトラバース気味に標高を上げる。外輪からの笙ヶ岳の眺めも最高！外輪は夏道と残雪のミックスだが残雪はツボ足でも問題なし。再び七高山へ近づくと祓川から登られている方々が数え切れないほど！さすがBCの聖地。2年前よりも多いなぁと思いました。小休憩を挟み後は楽しい下りを残すのみ。時折駆けながら、時折残雪を踏みしめながらあっという間に祓川へ無事下山。鳥海山を東から西へ残雪の独立峰を思う存分楽しんだ山行でした。ありがとうございます。