記録ID: 5460831
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山滑走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳大喰岳横尾本谷右俣ツアーBC
2023年05月01日(月) ~
2023年05月03日(水)
えのしまん
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 30:12
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,638m
- 下り
- 1,836m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:56
2日目
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:40
2日目と3日目の横尾までのみのログ
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
その日の状況によってコンディションは大きく変化します。 雪崩等各自でリスク判定したうえで無理のない行動をお願いします。 槍ヶ岳山頂は前爪があるアイゼンとピッケル必須です。 一部ダガーポジションで登下降するところあり。 下山後ニュースで知ったのですが、同日アイゼンが外れて行動不能になり救助された男性がいたとか。 自分が登った際もかなり危なげな人がいたので無理は禁物です。 滑走の方は全て自分で対処する必要があります。 電波は山頂を除いて通じません。 滑りが得意なだけで雪山経験がない方はご自分の技量を過信しないでください。 GWは吹雪くこともあれば夏日になることもあり、条件は毎日のように変わります。 強風下でのシートラは身体が吹き飛ぶ危険があります。 暖かい日は湿雪雪崩や全層雪崩にご注意ください。 クラックや沢への滑落にもくれぐれもご注意を。 急斜面での装備チェンジは装備の落下対策を十分に。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|
感想
今回は元国体女子ダウンヒルの選手だった方をご案内して、過去滑った中で一番ダイナミックだった本ルートを再訪することにした。
他に登山1名を加えたパーティで天候を見極め3日かけての無理のない行程で最高のツアーになったと思う。
今回は本当にコンディションが良かったので槍沢は槍ヶ岳山荘直下までスキーチームふたりともシール登行。
最後の最後だけシートラ。
山頂へはスキーブーツにアイゼンを付けてピッケルとカメラだけ持って往復。
ただここまでは付録だ。
3日めがいよいよツアー本番。
大喰岳はスキーで滑る人が少ないが本当に素晴らしい斜面を持っている。
大喰山頂からカールに飛び込み、槍沢に下りきらずに途中から急斜面をトラバースして天狗原への取り付きに向かい、木につかまりながらシールを装着。
雄大な風景のなか天狗のコルへ登り返す。
大喰山頂からドロップインして以降誰にも会わなかったが、天狗のコルで滑走準備をしていたら背後から登山者に声をかけられて二人してビックリ。
横尾尾根から登ってこられたのだが全く気付かなかった。
登山の方に見送ってもらい横尾本谷右俣へドロップ。こちらも素晴らしい斜面だ。
右に北穂、正面に屏風岩を見ながらの滑降は素晴らしいの一言に尽きる。
次第にデブリが増えてゆくと本谷橋は近い。
ただ雪融けが早く今回は雪が最後まで繋がっていないようだったので橋より手前で登山道へ登る。
するとGWの洗礼で多くの涸沢に向かう登山者とすれ違うことになり現実世界へ引き戻された。
とはいえゲストも大満足の最高のツアーだった。
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