剱岳 長次郎谷
- GPS
- 08:45
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 2,259m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:43
天候 | 1、2日目晴天 3日目曇り〜雨〜強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り アルペンルート 扇沢〜新宿高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
長次郎谷は雪は繋がっていて快適 当然早い時間がオススメ 平蔵谷の「エビのなんちゃら」は蹴り混んで確実にステップを作りクライムダウン 時間が遅いと雪がシャバッて不安定になるようです 平蔵谷はシリセード後を歩くと割りと安定した |
その他周辺情報 | 雷鳥沢ヒュッテ日帰り温泉700円 お酒の自販機あり その他色々助かります。テン場から1番近い 剱御前小屋 いつも優しく屈強そうな小屋番さんと素敵な刺繍をされていた小屋番さん お世話になりました。 みくりが池温泉 日帰り温泉を準備中の8時過ぎから悪天の為、中で過ごさせていただきありがとうございました。 |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
1年前の源次郎を終えあまりの辛さに、もう残雪の剱はやらないと誓って気がついたらまた来てしまった。
やらないと言いながら悔しくてコロナが落ち着き仕事が多忙になった中、時間を見つけて色々トレーニングはしていた。ランニング・スクワット・足にウェイトつけて丹沢いったり、クライミングや、通勤は階段でつま先歩き…意味あるのかな?
などなど。
しかしお酒も進みお腹はへっこまなかった💩
GWの立山はとにかく人がヤバそうだったので、わりかし空いている長野側から室堂入り。
◎1日目
新宿発-扇沢の夜行バスで始発のアルペンルート
雷鳥沢にテントを張りガイドさんともう1人と合流し御前小屋へ
晩ごはんはご飯と味噌汁はおかわり自由でおいしくいただきました。🍙🍥
夜は色々な方と楽しく談笑🍺8時過ぎ💤
◎2日目
3時起床🐣
4時御前小屋発👣
朝💩が出なく不安なスタート…
昨日めちゃ食べたんだけど…
結果長次郎の雪は全体で繋がっており楽に歩けた。
源次郎のとりつきも繋がりいてシュルンドはなかった。
剱沢は暗い中ヘッデン行動、平蔵の出会いの大岩を過ぎたところが長次郎谷の出会い👩?️💋👨
その途中の雪崩落石のフォールラインにテントが設営されていて思わず『え!?あんな場所に?』と声が出てしまった。snsなんかで広まっているのだろうか?いや、あれは危ないんだけど。
こんな所に来る人ならわかりそうなことだけれど…、ナゾ。🧠💨🦒
長次郎谷は熊の岩までは斜度が緩いためピッケルよりストックが有効。
サイドとスリーオクロックで淡々と登るだけで景色観ながら談笑して息も切れることなく楽しく登れた。
熊の岩は右にトレースがあるが遠回りになるので、左から直登しインゼルを詰める。
インゼルの途中で小動物が横切ったが何だったのか、かなり素早かったが…トトロかな?
岩と雪の隙間に入って行った。ドングリは落ちていなかった。🐿️🐾
インゼルを詰め、八ツ峰を見ながらいつかはあのルートへ…と気持ちを高ぶらせながら長次郎のコルへ上がる。
長次郎のコルは良い休憩スポットでビバークの後もあった。
池ノ谷方向から2人クライムダンしてきている。
ルートの見極めが難しそうな場所だった。
後はコルから一気に雪壁を登り高度を稼ぐのみ。
途中雪の着きが薄く岩に爪があたる箇所が出てくるのでしっかり足元を確認する
左の手がかりになりそうな岩は浮き石があったので注意💥
その雪壁を上がると後は頂上までビクトリーロードだった。八ツ峰、北方稜線、源次郎、早月尾根ととても眺めが良く感動する景色だった🍺
頂上は先行パーティーの方々と写真を撮り合い、雪が緩む前に平蔵谷へ
【?頂上からの下りの岩場割りとすぐくらい
狭くなっている箇所の左のバスケットボール大くらいの岩(良い手がかり)は浮き石だったので注意‼️】
たてばい?よこばい?を通らず【エビのなんちゃら】の斜面から平蔵谷へ
はじめの100m??くらいの急斜面はクライムダウンが無難な微妙な斜度だった
斜度が緩むと後はひたすらフォールラインを気にしながら谷のまん中を下るのみ
シリセード後の上を歩くと踏み抜きがほぼない事を教えてもらった🐸
平蔵の出会い手前で右にトラバースし、なるべく登りを無くす‼️
剱沢の登りはただひたすら無心…疲れたら
振り返り『剱はやっぱりかっこいいですね〜』
振り返り『剱はデカイですね〜』
振り返り『そろそろあきましたね〜』
振り返り、無言…
そうこうしていると御前小屋が見えて来る
剱にはまた来たいが剱沢はもう登りたくない…でも雪が緩んだ時間に別山尾根の200mほどのクライムダウンはしたくないなと思う
御前小屋からは雷鳥沢を一気に降りる
30分かからないくらい?
テン場で別れて挨拶し足👣を【解放の義】?️🤸
雪の中に隠していたパインとキュウリとビールと酎ハイを発掘しラーメン作って昇天。
翌日は龍王岳東尾根の偵察と大日連山から称名滝への縦走予定だったが天候が崩れるためテントで1泊し温泉入って扇沢〜新宿経由で帰宅
※アルペンルート値上がりの仕方が酷すぎる。
できれば使いたくない…がしかし…
今回もありがとうございました
◎自分の記録
2日間とも日中の気温は10度超え
朝方は3、4度くらいだったかな
◎装備
■ザック
オスプレイのスカラベ22l
■行動着は終始インナー長袖一枚【充分だった】
下半身はタイツを忘れてソフトシェル+ハードシェル 【 結果暑すぎた】
上のハードシェルは未使用
薄手のウィンドブレーカー的なものがあると良かった。
■グローブは悩んだあげく薄手のウール+mont-bellの源冬季用の革のオーバーグローブ【暑すぎたし、内側に隙間ができて操作しずらかった】
予備?ブラックダイヤモンドのグリセードは未使用、もっと薄手のマイナス6、7度対応くらいのものが春山には良さそう
■ヘアバンド
昨年の源次郎で汗が目に入りショパショパになったのでヘアバンドにヘルメット
【残雪期はこれだ!】正解?️
■ストック
アプローチが長いのであると便利、1本で充分
■ピッケル1本
◎飲み物
■テルモス500ml?1
ポカリうすめたもの700ml?1
うすい麦茶500ml?1
【消費したもの:ポカリ700mlと麦茶250ml】
※トレラン用の200mlのふにゃふにゃした噛んで吸うやつがとても良かった。ザックの胸の所に入れておく
◎朝ご飯・行動食🍩🍙🧀
■朝はチョコスティックパン1,5本
チーズ1個
行動食はとりつきでゼリータイプのエネルギーチャージ1個+ラムネ3個
長次郎のコルでラムネ2個+チョコまみれ1個
平蔵谷下って登り返し前にラムネ数個+チョコま2個
途中気分転換に飴2個
エネルギー的には問題なかったようである。
◎その他
■日焼け止め必須🌝🌡️
ゲーター・ワカンは必須無し
◎天候
全行程ピーカン☀️
雷鳥沢の上部から御前小屋、剣沢のキャンプ場くらいから御前小屋が強風地帯だったがハードシェル、防寒着では暑すぎるのでウィンドブレーカー的な物があると良かった。
剣沢テン場下からとりつき地点と長次郎谷の熊の岩あたりまでは無風で暑かった。
山頂付近は風強く防寒着を着るが平蔵谷に入ると無風になりバリ暑…
しかし危険地帯で止まるわけにはいかないので平蔵のとりつきまで我慢。
雷鳥沢キャンプ場では半袖でいいくらい暑い
しかし紫外線はヤバい帽子か手拭い必須🌝🌡️
◎テント生活
■ペグ
msrの赤い挿すタイプのペグは春山は微妙かな?1日の暑さで雪が5cm程解けていて戻ってきたら半分抜けていた(他も頭でていた)
埋めた後雪のブロッコリーを載せるかして対策が必要
■寝袋
3シーズン用+寝袋カバーで充分だった。
下はエアーマットとアルミシート
■拠点作り
あまり早い時間だとザラメが溶けておらずカチカチでスノーソーでも難儀した
12時くらいからやっとノコが通りブロックを作れた
その他思い出しながら追記します。🌈
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