日帰り 三峯神社〜雲取山〜鴨沢
- GPS
- 06:48
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 2,305m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
07:18 所沢 → 07:23 飯能 07:53 → 08:47 西武秩父 (530円 西武鉄道) 09:10 西武秩父 → 10:45 三峯神社 (930円 西武観光バス) (通常は10:25三峯神社着、土砂崩れを迂回するための遅延) ■■■ 帰り ■■■ 18:38 鴨沢 → 19:14 奥多摩駅 (630円 西東京バス) 19:32 奥多摩 → 20:06 青梅 20:08 → 20:25 拝島 (550円 JR) |
コース状況/ 危険箇所等 |
傾斜がきついと感じる場所は無く、手を使うような登り下りもありません。 霜柱が出来ているものの、路面凍結なく、逆に溶けてグチャグチャの場所も無い グリップの良い路面ばかりでした。 しかし七ツ石小屋の上流からの水の引き込み方が原因で登山道の 一部数十メートルが濡れており、ここは朝夕は凍っているかもしれません。 |
写真
感想
以前からやってみたいと思っていた行程ですが、
日照時間の短いこんな時期にやるとは思っていませんでした。
しかし、ここ最近は体調が良いし、明日はかなり天気が良いみたいなので
思い付きで決定しました。
---予定表---
(ヤマケイオンラインで計算、10:30時出発、コースタイム0.8倍)
10:30 三峯神社出発
15:06 雲取山
18:14 鴨沢到着 (鴨沢の最終バス18:38に間に合えばよい)
途中で暗くなることを予定に組み込んだ、好ましくない計画ですが
三峯神社 10:25着より早いバスは無く、バスの運行に合わせるしかない
身としては仕方ありません。
-----------------------------------------------------------------------------------
今日 11/14は「埼玉県民の日」
それが原因かは判りませんが交通は電車もバスも大混雑、
バスは三峰口駅から三峯神社まで立客も大勢いました。
普段は電車やバスの車中で食事を済ませ、出発の支度をするのですが
混雑のため車内での準備がまったく出来ませんでした。
また、バスは土砂崩れにより迂回コースを通っており
三峯神社の到着が通常よりも約20分〜30分遅れるとの事です。
(Webにも書かれていました)
10:45 バスは通常より20分遅れで三峯神社に到着。
まずは、おにぎり、栄養ゼリーを食べながら出発の身支度をします。
-----------------------------------------------------------------------------------
11:14 ようやく出発 (10:30頃出発の予定でしたから、約45分遅れての出発)
天気はほぼ快晴、風も殆どありません。
止まっていると寒くなりますが、歩くにはちょうど良い気温です。
歩き始めてしばらくは平坦、さらに地蔵峠あたりまで緩やかな登り、
道が良いので散歩気分で歩けますし、ペースも作りやすいです。
地蔵峠では北側の風景が広がり、三峯神社、両神山などが見えます。
12:20 霧藻ヶ峰に到着
レリーフや休憩所があるところです。
見える景色は地蔵峠とほぼ同じ。
ここまでで、ほぼ予定からの遅れを取り戻していました。
12:29 お清平を通過
ここから前白岩山、白岩小屋を通過し、白岩山までは登りが続き、
約450mほど高度を稼ぎます。
途中、歩きながらおにぎりを食べ水分補給しました。
13:49 白岩山(1921m)に到着
山頂付近は樹林の中で展望はありません。
テーブルとベンチがあり、風をよけて休憩するのに良さそうです。
次の芋ノ木ドッケ(1946m)の山頂も行ってみたいと思っていた
のですが、標識通りに進んでいたら巻いてしまいした。
標高1700mほどの大ダワまで一度下って、それから再び雲取山まで
登ります。会う方々の殆どが雲取山荘に宿泊するようでした。
14:55 雲取山に到着、ここが最初で最後のザックをおろしての休憩。
少しの間ですがくつろぎます。
山頂にはまだ、結構な数のハイカーがいますし
石尾根を登って来ている方々も何組か見えます。
天気は相変わらず良好、風もありません。
霞んではいますが展望も良好です。
この季節に山頂でノンビリできるのは幸せです。
しかし、避難小屋に設置された温度計をみると 4℃
まだ登って来たばかりなのでシャツ1枚でも寒くは
感じませんが体が冷える前にフリースを着ておきます。
食事・水分補給、あとトイレも済ませます。
20分休憩、もう十分です。
15:15 雲取山を出発
まずは雲取山からも良く見えていた石尾根を下ります。
広々として平坦な、見通しのよい道がしばらく続きます。
途中、奥多摩小屋やヘリポートの近く、テントを張って
その前に座って夕暮れを楽しんでいる方々が数名おり
そこを通過した時は、とても羨ましく思いました。
(今夜は星も見えそうだし、良さそうですね)
16:06 七ツ石山に到着
それほど遠回りにもならないので登っておきました。
ここも展望は抜群です。登って来た雲取山も見えます。
日没は16:30頃、
明るい内に出来るだけ下っておきたいところです。
進行方向右手の木々の間から富士山のシルエットを見ながら
どんどん下ります。路面の良い所は小走りします。
17時直前、標高1100mのところまでライトなしで歩けました。
バス停までの残りの標高差は約600m、単三電池1コのLED
ヘッドランプを装着し、その明かりを頼りに進みます。
暇なのでFMラジオのスイッチを入れます。
受信出来たのはJ-WAVEだけ、
話題は東京駅のクリスマスイルミネーションの事や、丸の内に
オープンした有名シェフが手がけるイタリアンレストランの事など、
山道をLEDランプで歩いている自分とは対極の世界のお話。
「銀河鉄道999」で鉄郎と母が機械の体を求めて雪原を歩いている
シーンを思い出して、今の自分と重ねてしまいました。
舗装路を経由し、遠くに街灯が見えるなどし始め、
やがて、街灯が並んだ生活道路に出ました。
ヘッドライトを装着しての歩行は約1時間で終わりました。
18:04 小袖川バス停に到着。
小袖川バス停は道路脇に看板とベンチがあるだけの普通の停留所、
次のバスは18:38、まだ30分以上あります。
シャツだけでも着替えないと風邪をひきそうですが、
ここでの着替えはどうにも気が引けます。
鴨沢のバス停はここから200m程しか離れておらず、
そちらの方が明るく見えたので、移動してみたところ大正解。
鴨沢には屋根付きのベンチ、さらにトイレや手洗いもありました。
顔や手を洗い、シャツを着替え、長ズボンに履き替えることができ
すっきり、落ち着けるようになりました。
そんな用事を済ませていたら、バスの到着まであと5分となりました。
今回も無事で何より。
-----------------------------------------------------------------------------------
暖かいものが食べたくてJR奥多摩駅周辺を少し歩きましたが19時過ぎに
開いている店はおそらく無かったように思います。
乗り換えのJR拝島駅構内に蕎麦屋が有り、ようやく暖かな食事が出来ました。
かけそば(290円)を注文。茹で上がりに2.3分待たされますが、通常の
立ち食い蕎麦よりかなり美味しいかったです。(個人の感想です)
冷えきっていた手も暖められました。
-----------------------------------------------------------------------------------
バスの遅れを見込んでいなかったので予定よりかなり遅れてスタートしました。
しかし、早い段階で遅れを取り戻すことができ、かつ雲取山頂にも予定通りに
到着したため、不安になることはありませんでした。
天気が良かったので、この季節の風景と気持ち良い空気を堪能でしました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する