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Yamareco

記録ID: 547051
全員に公開
ハイキング
近畿

新龍アルプス周回

2014年11月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
18.2km
登り
1,240m
下り
1,227m

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
0:56
合計
6:38
9:35
60
スタート地点
10:35
10:40
15
10:55
10:57
33
鉄塔保守巡視路への分岐
11:30
50
中垣内キャンプ場入口
12:20
12:28
32
亀の池
13:00
13:30
25
13:55
13:58
72
15:10
15:13
17
15:30
15:35
38
両見坂
16:13
ゴール地点
ログと通過時間は適当です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:JR姫路駅(姫新線)→本竜野駅
復路:JR本竜野駅(姫新線)→姫路駅
コース状況/
危険箇所等
的場山〜亀山(城山)〜祇園岳の尾根筋ラインは、危険箇所もなく全く問題なし。
今回、尾根筋から中垣内のキャンプ場付近まで一旦下山しましたが、この下山道(おそらく送電鉄塔巡視路)は、少し荒れてて激下りもあり、注意が必要。
その他周辺情報 あかねの湯(たつの店)があります。
いつもすいてるので、気持ちよく入浴できます。
AM9:35、JR本竜野駅を出発。
2014年11月15日 09:35撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:35
AM9:35、JR本竜野駅を出発。
橋の向こうに見えるのが、今回目指す新龍山脈。
2014年11月15日 09:42撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:42
橋の向こうに見えるのが、今回目指す新龍山脈。
町並みの景観を損なわないように、姫路信用金庫龍野支店もレトロな雰囲気満タンです。
2014年11月15日 09:45撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:45
町並みの景観を損なわないように、姫路信用金庫龍野支店もレトロな雰囲気満タンです。
街中に数カ所ある公衆便所も、レトロで綺麗です。
当然、実際の設備は最新式です。
2014年11月15日 09:48撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:48
街中に数カ所ある公衆便所も、レトロで綺麗です。
当然、実際の設備は最新式です。
少し街中を散策などしてみます。
2014年11月15日 09:49撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:49
少し街中を散策などしてみます。
2014年11月15日 09:55撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:55
三木露風の「赤とんぼ」が流れる壁です。
2014年11月15日 09:55撮影 by  N-04E, NEC
11/15 9:55
三木露風の「赤とんぼ」が流れる壁です。
聚遠亭と広いに庭。
たまに、お茶席が開かれており、昔、妻とお茶した事があります。
2014年11月15日 10:02撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:02
聚遠亭と広いに庭。
たまに、お茶席が開かれており、昔、妻とお茶した事があります。
龍野神社と聚遠亭の間に、野見宿禰へ続く階段があります。
2014年11月15日 10:03撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:03
龍野神社と聚遠亭の間に、野見宿禰へ続く階段があります。
2014年11月15日 10:04撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:04
見た目よりは、緩い階段が続きます。
2014年11月15日 10:05撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:05
見た目よりは、緩い階段が続きます。
これを登りきれば、野見宿禰神社です。
2014年11月15日 10:10撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:10
これを登りきれば、野見宿禰神社です。
この石扉の向こうへは行けません。
2014年11月15日 10:12撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:12
この石扉の向こうへは行けません。
出雲大社といえば、近年は伊勢神宮と双璧をなすほどの、パワースポットらしいです。
2014年11月15日 10:12撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:12
出雲大社といえば、近年は伊勢神宮と双璧をなすほどの、パワースポットらしいです。
もうすぐ、的場山の山頂です。
2014年11月15日 10:35撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:35
もうすぐ、的場山の山頂です。
的場山山頂。
2014年11月15日 10:37撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:37
的場山山頂。
今日もガスってます。
2014年11月15日 10:38撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:38
今日もガスってます。
山頂プレートと道標。
この道標の亀山5.0kmは、間違いです。
2014年11月15日 10:39撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:39
山頂プレートと道標。
この道標の亀山5.0kmは、間違いです。
こちらの城山城2.5kmは正解です。
2014年11月15日 10:39撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:39
こちらの城山城2.5kmは正解です。
ここから、快適な尾根歩きが続きます。
2014年11月15日 10:43撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:43
ここから、快適な尾根歩きが続きます。
ここが、三叉路になっている分岐ポイントなんですが・・・。
2014年11月15日 10:54撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:54
ここが、三叉路になっている分岐ポイントなんですが・・・。
何と中垣内キャンプ場への下山ルートに「とうせん棒」が敷かれてます。
2014年11月15日 10:54撮影 by  N-04E, NEC
11/15 10:54
何と中垣内キャンプ場への下山ルートに「とうせん棒」が敷かれてます。
下山途中の岩場から。
2014年11月15日 11:08撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:08
下山途中の岩場から。
この鉄塔までくれば、あと少し。
2014年11月15日 11:10撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:10
この鉄塔までくれば、あと少し。
適当なところを渡河します。
2014年11月15日 11:27撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:27
適当なところを渡河します。
少し不安ですが。
2014年11月15日 11:28撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:28
少し不安ですが。
キャンプ場入口へ向かいます。
2014年11月15日 11:31撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:31
キャンプ場入口へ向かいます。
入口の鎖を外して入ります。
2014年11月15日 11:32撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:32
入口の鎖を外して入ります。
井関神社奥宮への入口。
2014年11月15日 11:33撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:33
井関神社奥宮への入口。
1回目、右岸から左岸へ。
2014年11月15日 11:38撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:38
1回目、右岸から左岸へ。
広く快適な遊歩道が続きます。
2014年11月15日 11:39撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:39
広く快適な遊歩道が続きます。
2回目、左岸から右岸へ。
2014年11月15日 11:41撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:41
2回目、左岸から右岸へ。
いい感じの滑川です。
2014年11月15日 11:49撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:49
いい感じの滑川です。
3回目、右岸から左岸へ。
2014年11月15日 11:52撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:52
3回目、右岸から左岸へ。
4回目、ちょっとビビります。
2014年11月15日 11:56撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:56
4回目、ちょっとビビります。
5回目。
2014年11月15日 11:58撮影 by  N-04E, NEC
11/15 11:58
5回目。
以前は赤テープがあったはずですが、ここを右に折れると、亀山までのショートカットです。
2014年11月15日 12:07撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:07
以前は赤テープがあったはずですが、ここを右に折れると、亀山までのショートカットです。
直進すると、湿地があります。
2014年11月15日 12:09撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:09
直進すると、湿地があります。
このルートで初めて、道標が登場です。
2014年11月15日 12:10撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:10
このルートで初めて、道標が登場です。
亀の池方面へ向かいます。
2014年11月15日 12:15撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:15
亀の池方面へ向かいます。
2014年11月15日 12:15撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:15
2014年11月15日 12:19撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:19
昔は、水がとても大切でした。
2014年11月15日 12:20撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:20
昔は、水がとても大切でした。
今は堤もハイキング道の一部です。
2014年11月15日 12:20撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:20
今は堤もハイキング道の一部です。
亀の池へ到着。
2014年11月15日 12:28撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:28
亀の池へ到着。
2014年11月15日 12:31撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:31
亀岩方面へ進みます。
2014年11月15日 12:32撮影 by  N-04E, NEC
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11/15 12:32
亀岩方面へ進みます。
道標がたくさんある分岐。
2014年11月15日 12:37撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:37
道標がたくさんある分岐。
もう少しで、祇園獄です。
2014年11月15日 12:51撮影 by  N-04E, NEC
11/15 12:51
もう少しで、祇園獄です。
色あせてきた山頂プレート。
2014年11月15日 13:01撮影 by  N-04E, NEC
11/15 13:01
色あせてきた山頂プレート。
祇園獄到着、13:00です。
2014年11月15日 13:01撮影 by  N-04E, NEC
11/15 13:01
祇園獄到着、13:00です。
山頂からの眺め。新宮方面。
2014年11月15日 13:02撮影 by  N-04E, NEC
1
11/15 13:02
山頂からの眺め。新宮方面。
新しいバーナーを試すため、うどんをつくる予定でしたが、しんどくなって、妻が作ってくれた、おにぎりと発泡酒で昼食にします。
2014年11月15日 13:07撮影 by  N-04E, NEC
11/15 13:07
新しいバーナーを試すため、うどんをつくる予定でしたが、しんどくなって、妻が作ってくれた、おにぎりと発泡酒で昼食にします。
縦走路、馬立への分岐まで戻ってきました。
2014年11月15日 13:39撮影 by  N-04E, NEC
11/15 13:39
縦走路、馬立への分岐まで戻ってきました。
亀岩付近の分岐まで戻ってきました。
2014年11月15日 13:41撮影 by  N-04E, NEC
11/15 13:41
亀岩付近の分岐まで戻ってきました。
参考まで。
2014年11月15日 13:45撮影 by  N-04E, NEC
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参考まで。
亀山(城山)到着。
2014年11月15日 13:56撮影 by  N-04E, NEC
11/15 13:56
亀山(城山)到着。
2014年11月15日 13:57撮影 by  N-04E, NEC
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城山城跡。
2014年11月15日 14:03撮影 by  N-04E, NEC
11/15 14:03
城山城跡。
尾根筋の縦走路から、新宮方面。
2014年11月15日 14:13撮影 by  N-04E, NEC
11/15 14:13
尾根筋の縦走路から、新宮方面。
1回下って、登り返しです。
2014年11月15日 14:19撮影 by  N-04E, NEC
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11/15 14:19
1回下って、登り返しです。
4が消えているが、おそらく4等三角点。
2014年11月15日 14:34撮影 by  N-04E, NEC
11/15 14:34
4が消えているが、おそらく4等三角点。
縦走路途中の鉄塔で休憩。
2014年11月15日 14:37撮影 by  N-04E, NEC
11/15 14:37
縦走路途中の鉄塔で休憩。
あまり代わり映えのしないシングルトラックに飽きてきた頃、
2014年11月15日 14:43撮影 by  N-04E, NEC
11/15 14:43
あまり代わり映えのしないシングルトラックに飽きてきた頃、
往路の、下山分岐ポイントへ到着。
2014年11月15日 14:44撮影 by  N-04E, NEC
11/15 14:44
往路の、下山分岐ポイントへ到着。
この階段を登りきれば的場山です。
2014年11月15日 15:07撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:07
この階段を登りきれば的場山です。
的場山山頂で、ちょっと休憩。
2014年11月15日 15:11撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:11
的場山山頂で、ちょっと休憩。
次の鶏籠山へ向かうため、両見坂方面へ一旦下山。
2014年11月15日 15:21撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:21
次の鶏籠山へ向かうため、両見坂方面へ一旦下山。
両見坂の石灯篭に到着。
2014年11月15日 15:33撮影 by  N-04E, NEC
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11/15 15:33
両見坂の石灯篭に到着。
鶏籠山へは向かわず、
2014年11月15日 15:33撮影 by  N-04E, NEC
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鶏籠山へは向かわず、
紅葉谷方面へ公園遊歩道を下ります。
2014年11月15日 15:36撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:36
紅葉谷方面へ公園遊歩道を下ります。
倒木があるため、立ち入り禁止とは・・・。
今日通った山道は倒木だらけでしたが・・。
2014年11月15日 15:44撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:44
倒木があるため、立ち入り禁止とは・・・。
今日通った山道は倒木だらけでしたが・・。
山には登らず、登山口まで先回りです。
2014年11月15日 15:46撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:46
山には登らず、登山口まで先回りです。
龍野城。
2014年11月15日 15:50撮影 by  N-04E, NEC
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11/15 15:50
龍野城。
三木露風の生家。
2014年11月15日 15:51撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:51
三木露風の生家。
うすくち醤油会館。
2014年11月15日 15:52撮影 by  N-04E, NEC
11/15 15:52
うすくち醤油会館。
今日登らなかった鶏籠山を振り返る。
2014年11月15日 16:02撮影 by  N-04E, NEC
11/15 16:02
今日登らなかった鶏籠山を振り返る。
前を向けばヒガシマル醤油の威容が浮かび上がってます。
2014年11月15日 16:02撮影 by  N-04E, NEC
11/15 16:02
前を向けばヒガシマル醤油の威容が浮かび上がってます。
帰りの電車で自分へのご褒美です。
2014年11月15日 16:18撮影 by  N-04E, NEC
1
11/15 16:18
帰りの電車で自分へのご褒美です。
撮影機器:

感想

自家用車を娘に使われているため、またまた電車で登れる山を模索する。
一番初めに思いつくのが、やはり六甲山であるが、先週縦走を終えたばかりであり、違う山域を思案していると、そうだ、久しぶりに龍野へ行こうと思い立つ。

前日の金曜日に少し飲みすぎたため、朝起きるのが少し遅れてしまし、AM8:00過ぎに自宅を出発。

ついこの間、オシャかになったバーナの代わりに、新型バーナーを購入したところであり、デビュー戦を兼ねて、近所のマックスバリューで、うどんと麺つゆを購入し自転車で英賀保駅へ向かう。

英賀保駅に到着し、大きな過ちに気づく。

新龍アルプスに行くのだから、姫新線で本竜野駅に向かえば良い。
そのためには、自宅から一番近い姫新線の播磨高岡駅へから電車に乗ればよいところを、いつもの通勤の癖で英賀保駅に来てしまいました。

来てしまったものは仕方がない。

英賀保から姫路に一旦出て、姫新線に乗り換えれば済むことなのだが、姫路到着がAM8:40分。余部行きが8:46だが、本竜野に行くには9:08まで待たなければならず、一旦姫路駅を出て、マクドナルドで30分ほど時間を潰す。

自宅を出発後、かなりの時間をロスしたが、9:30分に本竜野駅に到着した。

トイレを済ませ、龍野公園方面へ歩いて向かう。

揖保川を挟んで、西と東ではガラリと雰囲気が異なるが、川の西側のレトロな町並みを散策しながら、龍野神社と聚遠亭の間から、野見宿禰神社へ向かう。

公園遊歩道の階段を、余裕のペースで歩くこと約20分で野見宿禰神社に到着し、ここから山道となる。

この山道が、きついという人が多いが、両見坂からの激登りの方が、きっときついと思う。
20分ほどで的場山に到着、ここまでは序の口です。

この的場山に、亀山5kmという、道標がありますが、これは間違いで、きっと2.5kmです。

ちなみに、亀山とか城山とかの表示がありますが、どちらも同じ山を示しており、どちらも「きのやま」と読みます。
名前の由来のうんちくは、面倒なので、ここでは割愛します。

さあ、新龍アルプス縦走路(尾根筋)に突入です。

このコースの真骨頂は、フラットな尾根筋歩きですが、意外に小さなアップダウンが多く、舐めているとしんどいです。

縦走路を少し歩くと、中垣内キャンプ場へ下る分岐がありますが、何と「とうせん棒」で結界が設置されているではありませんか!

リスクを冒さないハイカーを標榜する私としては、危険は犯したくありません。

しかし、この分岐を下山しなければ、本日の予定山行ルートが根底から覆されてしまいます。
分岐で5分ほど悩み、まず行ってみて、途中崩落箇所などがあり、危険と感じたら引き返そうと思い立ち、結界を踏み越えて下山ルートに乗りました。

あまり歩かれていないせいか、少し荒れてはいるものの、踏み跡は明瞭であり、危険箇所などなく下山ルート後半の鉄塔に到着した。

ここから先は、かなりの激下りであるが、慎重に下りきり、雑木林に到着。

雑木林は、踏み跡が薄いものの、どこでも歩けるので直進し川に行き当たります。
川の適当なところで、渡河し、数十メートル南に設置されている、今にも壊れそうな脚立階段をのぼり、道路に出ました。
この階段、以前来た時よりヤバくなってます。
篤志家による新しい階段の設置が望まれます。

中垣内キャンプ場の入口(施錠されてますが、鎖の開け閉めはOKです)から、川に沿ってどんどん北へ遡上します。

アップダウンの全く無い快適なルートが続きますが、以前の記憶よりかなり長いこと歩きました。途中、道を間違えたのか不安になったほどです。

かなり歩いて、やっと井関奥宮への分岐を示す道標が現れました。

ここまで来ればもう安心です。ほどなく、亀の池へ到着し、池を時計回りに進むと、再び新龍アルプス縦走路の分岐に到着です。

祇園獄方面に進路を取り、尾根筋を突き進みます。

馬立方面との分岐に到着し、ここから祇園獄までは、すぐのはずでしたが、うっかり祇園獄をトラバースして通り過ぎてしまいました。

登らなあかんはずが、下っている!
しまも、踏み跡が薄くなっている!
これはおかしいと!と気づき、Uターン。約20分ロスして、祇園獄に到着しました。

既に1時をまわっていたので、ここで昼食にします。

疲れすぎて、バーナーで湯を沸かすのが面倒になり、妻が作ってくれた大きめのおにぎりとマックスバリューで購入した発泡酒で、昼食としました。

この時点で、今回想定していた時間を1時間以上オーバーしています。

20分ほど、祇園獄で休憩をとり、今度は縦走路を的場山へ向けて折り返します。

縦走路を亀山(城山)→城山城跡と経由し、縦走路の中間くらいに設置されている鉄塔が見える小ピークまでたどり着くと、一回大きく下って上り返しが待っています。

このコースは、私と相性が悪いかもしれません。
楽そうに見えて、意外としんどいです。

あの鉄塔まで行ったら、休憩しようと思っていたところ、悪魔の心がささやきます。
「無理をする必要はない。休みたい時に休みなさい。」

しかし、天使の心が反論します。「予定が遅れています。ここは、もうひと踏ん張りして、あの鉄塔までがんばろう!」

どうしようか悩んでいると、鉄塔に到着してしまいました。
天使の心が勝った瞬間です。

少し休憩して、先を急ぎます。

ほどなく、往路で下山に使ったバリケードの分岐に到着しました。

ここへ来て、このバリケード(とうせん棒)の意味がわかった気がします。
つまり、尾根筋の縦走路を歩くハイカーが間違って下山してしまわないように
注意喚起のために設置されているようです。

この分岐で、携帯電話の呼び出しや、ラインの応答に対応しているうちに、15分ほど経ってしまい、結果として十分な休憩が取れたため、後の山行がかなり楽になりました。

すぐに的場山に到着し、最後の目標である鶏籠山を目指して、両見坂方面へ下山します。

下山途中で、日が暮れてきて辺りが薄暗くなってきてます。
まだ、3時20分くらいですが、今から鶏籠山を登るとなると、確実に下山は4時を回ります。

両見坂に到着。

真っ直ぐ行けば、鶏籠山への登り返しですが、ここでまた、悪魔の心が囁きます。
「無理をするな。もうすぐ暗くなるよ。既に5時間以上歩いているし、十分だろ。」

天使の心:「折角ここまで来たのに、中途半端はダメだよ。最後までやり遂げよう!」

プッツン! 緊張の糸が切れ、心が折れた瞬間です。

今回は悪魔のささやきに軍配が上がりました。鶏籠山は見送ることにします。

龍野公園遊歩道を南に進路を取り、紅葉谷へ向かいます。

鶏籠山には登らず、鶏籠山登山口まで行き、龍野城・三木露風の生家を通過し、本竜野駅に到着したのが、4時15分。

4時16分に姫路行きの電車が来るので慌てて切符を買い帰路につきました



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