新龍アルプス周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR本竜野駅(姫新線)→姫路駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
的場山〜亀山(城山)〜祇園岳の尾根筋ラインは、危険箇所もなく全く問題なし。 今回、尾根筋から中垣内のキャンプ場付近まで一旦下山しましたが、この下山道(おそらく送電鉄塔巡視路)は、少し荒れてて激下りもあり、注意が必要。 |
その他周辺情報 | あかねの湯(たつの店)があります。 いつもすいてるので、気持ちよく入浴できます。 |
写真
感想
自家用車を娘に使われているため、またまた電車で登れる山を模索する。
一番初めに思いつくのが、やはり六甲山であるが、先週縦走を終えたばかりであり、違う山域を思案していると、そうだ、久しぶりに龍野へ行こうと思い立つ。
前日の金曜日に少し飲みすぎたため、朝起きるのが少し遅れてしまし、AM8:00過ぎに自宅を出発。
ついこの間、オシャかになったバーナの代わりに、新型バーナーを購入したところであり、デビュー戦を兼ねて、近所のマックスバリューで、うどんと麺つゆを購入し自転車で英賀保駅へ向かう。
英賀保駅に到着し、大きな過ちに気づく。
新龍アルプスに行くのだから、姫新線で本竜野駅に向かえば良い。
そのためには、自宅から一番近い姫新線の播磨高岡駅へから電車に乗ればよいところを、いつもの通勤の癖で英賀保駅に来てしまいました。
来てしまったものは仕方がない。
英賀保から姫路に一旦出て、姫新線に乗り換えれば済むことなのだが、姫路到着がAM8:40分。余部行きが8:46だが、本竜野に行くには9:08まで待たなければならず、一旦姫路駅を出て、マクドナルドで30分ほど時間を潰す。
自宅を出発後、かなりの時間をロスしたが、9:30分に本竜野駅に到着した。
トイレを済ませ、龍野公園方面へ歩いて向かう。
揖保川を挟んで、西と東ではガラリと雰囲気が異なるが、川の西側のレトロな町並みを散策しながら、龍野神社と聚遠亭の間から、野見宿禰神社へ向かう。
公園遊歩道の階段を、余裕のペースで歩くこと約20分で野見宿禰神社に到着し、ここから山道となる。
この山道が、きついという人が多いが、両見坂からの激登りの方が、きっときついと思う。
20分ほどで的場山に到着、ここまでは序の口です。
この的場山に、亀山5kmという、道標がありますが、これは間違いで、きっと2.5kmです。
ちなみに、亀山とか城山とかの表示がありますが、どちらも同じ山を示しており、どちらも「きのやま」と読みます。
名前の由来のうんちくは、面倒なので、ここでは割愛します。
さあ、新龍アルプス縦走路(尾根筋)に突入です。
このコースの真骨頂は、フラットな尾根筋歩きですが、意外に小さなアップダウンが多く、舐めているとしんどいです。
縦走路を少し歩くと、中垣内キャンプ場へ下る分岐がありますが、何と「とうせん棒」で結界が設置されているではありませんか!
リスクを冒さないハイカーを標榜する私としては、危険は犯したくありません。
しかし、この分岐を下山しなければ、本日の予定山行ルートが根底から覆されてしまいます。
分岐で5分ほど悩み、まず行ってみて、途中崩落箇所などがあり、危険と感じたら引き返そうと思い立ち、結界を踏み越えて下山ルートに乗りました。
あまり歩かれていないせいか、少し荒れてはいるものの、踏み跡は明瞭であり、危険箇所などなく下山ルート後半の鉄塔に到着した。
ここから先は、かなりの激下りであるが、慎重に下りきり、雑木林に到着。
雑木林は、踏み跡が薄いものの、どこでも歩けるので直進し川に行き当たります。
川の適当なところで、渡河し、数十メートル南に設置されている、今にも壊れそうな脚立階段をのぼり、道路に出ました。
この階段、以前来た時よりヤバくなってます。
篤志家による新しい階段の設置が望まれます。
中垣内キャンプ場の入口(施錠されてますが、鎖の開け閉めはOKです)から、川に沿ってどんどん北へ遡上します。
アップダウンの全く無い快適なルートが続きますが、以前の記憶よりかなり長いこと歩きました。途中、道を間違えたのか不安になったほどです。
かなり歩いて、やっと井関奥宮への分岐を示す道標が現れました。
ここまで来ればもう安心です。ほどなく、亀の池へ到着し、池を時計回りに進むと、再び新龍アルプス縦走路の分岐に到着です。
祇園獄方面に進路を取り、尾根筋を突き進みます。
馬立方面との分岐に到着し、ここから祇園獄までは、すぐのはずでしたが、うっかり祇園獄をトラバースして通り過ぎてしまいました。
登らなあかんはずが、下っている!
しまも、踏み跡が薄くなっている!
これはおかしいと!と気づき、Uターン。約20分ロスして、祇園獄に到着しました。
既に1時をまわっていたので、ここで昼食にします。
疲れすぎて、バーナーで湯を沸かすのが面倒になり、妻が作ってくれた大きめのおにぎりとマックスバリューで購入した発泡酒で、昼食としました。
この時点で、今回想定していた時間を1時間以上オーバーしています。
20分ほど、祇園獄で休憩をとり、今度は縦走路を的場山へ向けて折り返します。
縦走路を亀山(城山)→城山城跡と経由し、縦走路の中間くらいに設置されている鉄塔が見える小ピークまでたどり着くと、一回大きく下って上り返しが待っています。
このコースは、私と相性が悪いかもしれません。
楽そうに見えて、意外としんどいです。
あの鉄塔まで行ったら、休憩しようと思っていたところ、悪魔の心がささやきます。
「無理をする必要はない。休みたい時に休みなさい。」
しかし、天使の心が反論します。「予定が遅れています。ここは、もうひと踏ん張りして、あの鉄塔までがんばろう!」
どうしようか悩んでいると、鉄塔に到着してしまいました。
天使の心が勝った瞬間です。
少し休憩して、先を急ぎます。
ほどなく、往路で下山に使ったバリケードの分岐に到着しました。
ここへ来て、このバリケード(とうせん棒)の意味がわかった気がします。
つまり、尾根筋の縦走路を歩くハイカーが間違って下山してしまわないように
注意喚起のために設置されているようです。
この分岐で、携帯電話の呼び出しや、ラインの応答に対応しているうちに、15分ほど経ってしまい、結果として十分な休憩が取れたため、後の山行がかなり楽になりました。
すぐに的場山に到着し、最後の目標である鶏籠山を目指して、両見坂方面へ下山します。
下山途中で、日が暮れてきて辺りが薄暗くなってきてます。
まだ、3時20分くらいですが、今から鶏籠山を登るとなると、確実に下山は4時を回ります。
両見坂に到着。
真っ直ぐ行けば、鶏籠山への登り返しですが、ここでまた、悪魔の心が囁きます。
「無理をするな。もうすぐ暗くなるよ。既に5時間以上歩いているし、十分だろ。」
天使の心:「折角ここまで来たのに、中途半端はダメだよ。最後までやり遂げよう!」
プッツン! 緊張の糸が切れ、心が折れた瞬間です。
今回は悪魔のささやきに軍配が上がりました。鶏籠山は見送ることにします。
龍野公園遊歩道を南に進路を取り、紅葉谷へ向かいます。
鶏籠山には登らず、鶏籠山登山口まで行き、龍野城・三木露風の生家を通過し、本竜野駅に到着したのが、4時15分。
4時16分に姫路行きの電車が来るので慌てて切符を買い帰路につきました
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