宮之浦岳 淀川から白谷雲水峡縦走雨の屋久島満喫登山

2023年05月06日(土) ~ 2023年05月07日(日)

• GPS: 13:20
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,392m
• 下り: 2,132m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:40

距離 11.0km 登り 876m 下り 788m

5:57 淀川登山口
6:36 6:54 淀川小屋
8:02 8:04 小花之江河
8:11 8:13 花之江河
8:27 黒味岳分かれ
8:50 8:51 投石平
8:56 投石の岩屋
10:05 栗生岳
10:24 10:29 宮之浦岳
10:44 焼野三叉路
11:19 11:25 平石
11:51 11:54 坊主岩
12:37 新高塚小屋

2日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:53

距離 12.0km 登り 516m 下り 1,357m

6:03 新高塚小屋
6:57 7:00 高塚小屋
7:07 7:15 縄文杉
8:19 8:32 ウィルソン株
8:50 8:52 大株歩道入口
9:51 9:52 楠川分れ
10:45 辻峠
10:58 10:59 苔むす森
11:10 白谷山荘
11:38 さつき吊り橋
11:51 飛龍おとし
11:56 白谷広場

天候

5月6日：雨
5月7日：雨
両日とも途切れることなく降り続く

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 飛行機

行き
■5月5日
上越新幹線　新潟駅→東京駅
JAL　羽田空港→鹿児島空港→屋久島空港
民宿いっぱち泊
■5月6日
タクシー7000円→淀川登山口
帰り
■5月7日
白谷雲水峡→まつばんだバス（宮之浦港入口で土産を買って乗換）屋久島交通バス
民宿いっぱち泊
■5月8日
JAL　屋久島空港→鹿児島空港→羽田空港
上越新幹線　東京駅→新潟駅

航空機と宿はオリオンツアーのパック

コース状況／危険箇所等

■世界自然遺産屋久島の登山道は大変良く整備されている。2日間終始雨に降られたが宮之浦岳の岩は濡れてもグリップが効いて滑らない。要所にはお助けロープが設置されているので安心である。
■新高塚小屋
GW終盤5月6日（土）の小屋泊は12〜3名で広々と利用できた。テン泊は0名。
トイレは水洗トイレと携帯トイレ用がある。
水はテン場の奥で沢水を汲む。ホースが設置されていた。

その他周辺情報

■民宿いっぱち
親切な宿の主人と料理が上手な奥さん2人で切り盛りしている。
2人部屋は６畳間でテレビは無い。
アルコール飲料は持ち込み。
登山者が置いていったプリムスなどのガス缶が沢山あったので1つ頂いて持って行ったが飛行機に持ち込めないので下山後に返す。
トビウオを使った料理が美味い。
５月５日夕飯はトビウオのから揚げ他
　　　　朝飯をおにぎり弁当に変更し昼弁当（+550円）を追加。
５月７日夕飯は絶品！トビウオ一夜干しのボイル他
　　　　朝飯は焼物、納豆他

写真

5/5 11:32

成田空港は快晴だった

5/5 12:20

右手に富士山を見ながら飛ぶJAL機

5/5 13:39

鹿児島空港は曇り

5/5 15:21

鹿児島空港でJAC日本エアコミューターに乗り換える

5/5 16:15

屋久島空港は雨

5/5 18:22

今晩と下山後にお世話になる「民宿いっぱち」さんは料理がおいしかった
プリムスガス缶はここで調達した

5/5 19:01

明日からの安全登山を祈念して乾杯！
メインは屋久島定番のトビウオのから揚げ

5/6 6:02

早朝5時にタクシーを予約して1時間ほどで淀川登山口に到着

5/6 6:03

GW終盤のこの日は雨もあってか車が少なかったようだ

5/6 6:25

むせかえるような湿気と雨の中を歩き始める

5/6 6:49

淀川小屋で朝食弁当のおにぎり1個を食べる

5/6 7:22

案内看板が細かく設置されているので迷うことは無い

5/6 7:49

大岩を支えてみる

5/6 8:13

霞む小花之江河という湿地帯

5/6 8:19

ハーフ＆ハーフ

5/6 8:22

花之江河も霞んでいる

5/6 8:24

ずぶ濡れになりながら歩く

5/6 8:53

お助けロープが随所に設置されている

5/6 8:57

岩は滑りにくいが保険でお助けロープを使う

5/6 8:58

木道は良く整備されている

5/6 9:10

有毒植物のアセビはたくさんあった

5/6 9:18

サクラツツジかな？

5/6 9:26

やむことのない雨

5/6 9:49

霞んで景色は無い

5/6 10:07

登山者に歩かれてここまでえぐれてしまった登山道

5/6 10:18

九州3番目の標高のクリオ岳

5/6 10:35

宮之浦岳山頂に到着
雨風が強く誰もいないので山頂は独占だったが真っ白で眺望はまったく無い

5/6 10:36

三角点にタッチ

5/6 10:36

九州最高峰をゲット！雨と風でカメラも見ない

5/6 10:36

カメラ目線も水滴で顔が分らない

5/6 10:58

登頂証拠写真を撮ったのでサッサと下る

5/6 12:26

良く整備された木道

5/6 12:39

支えてみる

5/6 12:48

新高塚小屋のテン場にヤクザルがいた

5/6 12:48

小さくてモクモクしているヤクザルは近づいても逃げない

5/6 13:27

今晩の宿の新高塚小屋はこの日は12〜3名と少なかったので小屋内でレインウエアなどを干すことができた

5/7 5:42

翌朝、まずは腹ごしらえで昨日民宿いっぱちさんで用意してもらったおにぎりの残りを食べる

5/7 6:15

6時過ぎに出発

5/7 6:44

ハイノキ

5/7 7:08

高塚小屋は建て替えられて新しい

5/7 7:20

縄文杉

5/7 7:20

縄文杉断面と展望デッキの比較図でその大きさが確認できる

5/7 7:37

苔むしている

5/7 8:14

苔で覆われた倒木

5/7 8:35

ウィルソン株のハートは定番

5/7 8:38

雨が激しくなったので一時ウィルソン株の中で雨宿りする

5/7 9:02

トロッコ道に出る

5/7 9:03

楠川分れまでしばらくトロッコ道を歩く

5/7 9:32

2000年に新種として確認された屋久島にしかいないヤクシマサワガニがトロッコ道にいた
目の先端が根元より細くなっているのが特徴

5/7 10:04

楠川分れが白谷雲水峡と荒川登山口の分岐で
荒川へはそのままトロッコ道を進む

5/7 10:09

白谷雲水峡へは登り返して進む

5/7 11:22

白谷小屋付近まで来ると一般の観光客が多くなる

5/7 11:34

大雨の時は渡渉できなくなるので心配されていたが大丈夫だった
渡渉できない時はサイレンで知らせるらしい

5/7 12:07

バス停まで下りてきた

5/7 13:13

13時発のまつばんだバスに乗る

5/7 18:53

民宿いっぱちに帰ってきてお疲れ乾杯！
メインはトビウオ一夜干のボイル
一夜干しを茹でるなんて初めて聞いた調理法であるがこれが美味かった！

5/8 8:23

二晩お世話になった民宿いっぱち

5/8 10:16

屋久島空港

5/8 11:03

鹿児島空港で乗換
機体はディズニー

5/8 14:09

東京駅で遅めの昼食

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

感想

sunvito

何年も前から計画していながら都合が悪くなったりコロナ禍で行けなくなったりしていた宮之浦岳。今回ようやく実行できた。

屋久島といえば雨にむせる苔むした屋久杉の森。今回はその屋久島らしい雰囲気を堪能できる雨に降られた2日間だった。一時の晴れ間も無い。

天気予報は見事に2日間とも雨。覚悟のうえだったので不満はないがさすがに終始ずっと雨に降られるとレインウエアの中にも水がにじみだして内側まで濡れてくるし、レインウエアとゲーターをしているのにも関わらず何故か登山靴に水が浸入して歩きにくいほどガッポガッポに水が溜まってしまった。

雨と霞む霧で眺望は無かったが、混雑は無かったし新高塚小屋ではヤクザルに会えたのでまあ満足な山行だった。

GWの混雑を心配していた新高塚小屋は5月6日（土）小屋泊は12〜3名と少なく、小屋内で濡れたレインウェアなどを吊るすことができて広々と使えた。テン泊は0名。夜中には大雨が降って寒かった。

5月の6、7日は雨予報で白谷雲水峡の渡渉不能も心配されていたようなので登山者は少なく静かな山行となった。