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Yamareco

記録ID: 548104
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

【100】秋本番の筑波山、表側は賑やか、裏側は静かです。

2014年11月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:12
距離
14.0km
登り
959m
下り
952m

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
1:11
合計
6:12
10:00
40
10:40
10:40
6
10:46
10:46
8
10:54
10:54
52
11:46
11:58
48
12:46
12:50
13
13:03
13:03
13
13:16
13:18
5
13:23
13:55
6
電波施設(昼食休憩)
14:01
14:08
11
展望所
14:19
14:19
22
薬王院コース分岐
14:41
14:45
23
林道を横切る
15:08
15:08
3
車道に出る
15:11
15:21
21
15:42
15:42
30
街道に出る
16:12
筑波山口バス停
■所要時間:6時間12分
■歩行時間:340分(小休止を含む、昼食休憩を含まず)
■距離:14km
■累積標高差:+-940m
■行程量:14/0.5+940/50+940/100=56.2P(28.1EK)(★★)
■ラップタイム:6.05分/P (マイペース登高能力:+372m/h、ランク掘
■エネルギー定数:340*0.03+0.94*10+0.94*0.6+14*0.3=24.364
■山のグレーデイング:3B
■消費カロリー:24.364*(79.0+(9.0+7.0)/2)=2,120kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き・帰り)
TXつくば駅と麓の筑波山口の往復に、つくバス北部シャトル(片道400円)を利用。
(注)このバスは筑波山の中腹には行かないバスです。麓の筑波山口から登る場合にのみ使えます。ケーブルカー、ロープウェイの乗り場のある筑波山神社、つつじヶ丘へ行く場合は、関東鉄道バスの筑波山シャトルを利用してください。
コース状況/
危険箇所等
■弁慶茶屋跡から女体山頂までは、岩がゴロゴロした道のため、登りに使う方が楽です。
■男体山の周囲をめぐる自然探究路は、土砂崩壊のため南側区間が不通になっていました。
■下山に使った薬王院への道は、木段が整備されていました。
その他周辺情報 ■筑波山神社石段下を右に入った所にある杉本屋で、筑波山焼きを買いました。1個130円。白餡と黒餡の二種類あります。
■つくばウエルネスパークに温浴施設があります。プール、トレーニングジム、風呂込みで、大人720円。つくバス北部シャトルも立ち寄ります。
■後でわかったことですが、土日祝日限定の、つくバス一日乗車券が500円で販売されています。乗車当日に、つくばセンターの券売所又はバスの中で買うことができます。
■つくばエクスプレスと関東鉄道バス、つくバスが使える「筑波山あるキップ」、さらにケーブルカーとロープウェイにも乗れる「筑波山きつぷ」も、つくばエクスプレスの最寄駅(つくば駅以外)で販売されています。
 つくばバスセンターの様子。筑波山の中腹へ行く筑波山シャトルの乗り場には、お客さんが大勢並んでいて、どんどん続行便が出ていました。
 このバスには乗らずに、地元向けのコミュニテイバス(つくバス北部シャトル)で麓の筑波山口に向かいました。全くの麓からつくば山に登る場合は、つくバス北部シャトルも使えます。
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 つくばバスセンターの様子。筑波山の中腹へ行く筑波山シャトルの乗り場には、お客さんが大勢並んでいて、どんどん続行便が出ていました。
 このバスには乗らずに、地元向けのコミュニテイバス(つくバス北部シャトル)で麓の筑波山口に向かいました。全くの麓からつくば山に登る場合は、つくバス北部シャトルも使えます。
筑波山に近づいてきました。中腹のホテルが見えています。
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筑波山に近づいてきました。中腹のホテルが見えています。
終点の筑波山口でバスを降りました。
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終点の筑波山口でバスを降りました。
筑波山口発のバスの時刻。朝早くから夜遅くまであります。つくば駅行き以外に、土浦駅行きもあります。真壁や岩瀬方面にはバスは出ていません。(追記:2016,10より、筑波山口と真壁、下館を往復するシャトルバスが運行されています。再追記:2017,10より、真壁行きの桜川市シャトルバスが岩瀬まで延伸されます。これにより、筑波・加波山塊縦走に使えるようになります。)
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筑波山口発のバスの時刻。朝早くから夜遅くまであります。つくば駅行き以外に、土浦駅行きもあります。真壁や岩瀬方面にはバスは出ていません。(追記:2016,10より、筑波山口と真壁、下館を往復するシャトルバスが運行されています。再追記:2017,10より、真壁行きの桜川市シャトルバスが岩瀬まで延伸されます。これにより、筑波・加波山塊縦走に使えるようになります。)
10時ちょうどに出発します。
10時ちょうどに出発します。
朝の筑波山の眺め。
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朝の筑波山の眺め。
廃止された旧筑波鉄道の筑波山口駅のホーム
廃止された旧筑波鉄道の筑波山口駅のホーム
線路跡は自転車道路になっています。
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線路跡は自転車道路になっています。
しばらく平坦な道を歩きます。
しばらく平坦な道を歩きます。
坂を登ります。
標識に従って進みます。
標識に従って進みます。
この標識を右へ。
この標識を右へ。
同じ場所に酒蔵の案内標識も立っています。
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同じ場所に酒蔵の案内標識も立っています。
清酒「男女川」の酒蔵
清酒「男女川」の酒蔵
酒蔵の入口。トイレを使わせてもらえるとのことです。
酒蔵の入口。トイレを使わせてもらえるとのことです。
晴れ渡っています。
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晴れ渡っています。
六丁目の鳥居方面へ行きます。
六丁目の鳥居方面へ行きます。
六丁目の鳥居。ここでつくば道と合流し、坂を登っていきます。
六丁目の鳥居。ここでつくば道と合流し、坂を登っていきます。
坂の分岐。つくば道は右へ行きます。
坂の分岐。つくば道は右へ行きます。
右は行き止まりの標識が立っていますが、階段道になって車が行き止まりになるだけで、歩行者は通れます。
右は行き止まりの標識が立っていますが、階段道になって車が行き止まりになるだけで、歩行者は通れます。
小林一茶の句碑
ガマのお地蔵さん
ガマのお地蔵さん
階段道になりました。
階段道になりました。
旧筑波郵便局
つくば道の石標が立っています。
つくば道の石標が立っています。
筑波山神社の参道にやってきました。
筑波山神社の参道にやってきました。
太鼓橋の右横の道を行きます。
太鼓橋の右横の道を行きます。
土産物屋が軒を並べています。
土産物屋が軒を並べています。
ミカンの木。福来ミカンという品種で、小粒ですがハッサクに似た味がします。
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ミカンの木。福来ミカンという品種で、小粒ですがハッサクに似た味がします。
筑波山焼きを売っていたお店。
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筑波山焼きを売っていたお店。
筑波山焼きとみかんの実を袋に入れてもらって、筑波山に出陣。
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筑波山焼きとみかんの実を袋に入れてもらって、筑波山に出陣。
白雲橋コースの入口
白雲橋コースの入口
最初は整備された道。
最初は整備された道。
弁慶茶屋跡方面とつつじヶ丘方面の分岐。ここを左へ。
弁慶茶屋跡方面とつつじヶ丘方面の分岐。ここを左へ。
白蛇弁天。麓の筑波山口からちょうど1時間で到着。
白蛇弁天。麓の筑波山口からちょうど1時間で到着。
上の方は落葉樹が多くなりました。
上の方は落葉樹が多くなりました。
黄葉が進んでいます。
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黄葉が進んでいます。
こちらも黄葉。
弁慶茶屋跡に到着。ここからは賑やかになります。
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弁慶茶屋跡に到着。ここからは賑やかになります。
弁慶茶屋跡からの眺め。ロープウエイの架線が写りこんでいます。
弁慶茶屋跡からの眺め。ロープウエイの架線が写りこんでいます。
休憩しながら筑波山焼きをいただきます。
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休憩しながら筑波山焼きをいただきます。
白餡の中にみかんの皮が入っています。
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白餡の中にみかんの皮が入っています。
皮をとった後の福来みかんの実。
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皮をとった後の福来みかんの実。
こちらは黒餡。
霞ケ浦の遠望。
休憩を終えて出発します。
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休憩を終えて出発します。
弁慶の七戻り。
今にも落ちてきそうな大きな岩がのっかっています。
今にも落ちてきそうな大きな岩がのっかっています。
道はこのように賑やかです。下りてくる人も多い。
道はこのように賑やかです。下りてくる人も多い。
母の胎内くぐりをします。
母の胎内くぐりをします。
周りには大きな岩が至る所にあります。
周りには大きな岩が至る所にあります。
出船入船
裏面大黒
女体山の頂上が見えてきました。
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女体山の頂上が見えてきました。
岩の隙間を通りぬけるように道がついています。
岩の隙間を通りぬけるように道がついています。
女体山の山頂の祠に着きました。
女体山の山頂の祠に着きました。
男体山の眺め
女体山からの眺め。南の方向。
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女体山からの眺め。南の方向。
中腹にあるつつじヶ丘の駐車場が見えます。
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中腹にあるつつじヶ丘の駐車場が見えます。
北の方向。加波山などの連なる山々。
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北の方向。加波山などの連なる山々。
筑波山の標識。
ガマ石。石を投げてガマ口に載れば金運が上向くとのこと。
ガマ石。石を投げてガマ口に載れば金運が上向くとのこと。
女体山と男体山の間にある御幸ヶ原の様子。
女体山と男体山の間にある御幸ヶ原の様子。
御幸ヶ原と男体山
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御幸ヶ原と男体山
周りの紅葉。
青空と紅葉のコントラストが綺麗です。
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青空と紅葉のコントラストが綺麗です。
男体山に登ってきました。
男体山に登ってきました。
男体山山頂の祠。
男体山山頂の祠。
山頂近くでようやく昼食にありつけました。カップラーメン、おにぎらず、豚のショウガ煮、もらったミカンの実。
ゆで卵とバナナは先に食べてしまいました。
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山頂近くでようやく昼食にありつけました。カップラーメン、おにぎらず、豚のショウガ煮、もらったミカンの実。
ゆで卵とバナナは先に食べてしまいました。
電波塔のある頂上付近。御幸ヶ原とは反対側に下り売ます。
電波塔のある頂上付近。御幸ヶ原とは反対側に下り売ます。
こちらも紅葉
男体山の周りを一周している自然探究路に下りてきました。
男体山の周りを一周している自然探究路に下りてきました。
静かで明るい林が広がっています。
静かで明るい林が広がっています。
展望台からの関東平野の眺め
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展望台からの関東平野の眺め
南の方向
遠くに日光の山々が見えました。
遠くに日光の山々が見えました。
霞ケ浦も
男体山の山すそを巻いて行きます。
男体山の山すそを巻いて行きます。
通行禁止のロープが張られていました。だから人が余計に少なかったのです。
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通行禁止のロープが張られていました。だから人が余計に少なかったのです。
大石重ねと呼ばれている石の塚
大石重ねと呼ばれている石の塚
薬王院への下り道の分岐
薬王院への下り道の分岐
最初は平坦に近い下り坂。
最初は平坦に近い下り坂。
木段の道になり、傾斜が急になります。
木段の道になり、傾斜が急になります。
どんどん下っていきます。
どんどん下っていきます。
途中の林の紅葉が続きます。
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途中の林の紅葉が続きます。
秋の彩りです。
様々な樹木の黄葉
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様々な樹木の黄葉
横から光が当たって鮮やか
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横から光が当たって鮮やか
薬王院の近くまで下りてきました。
薬王院の近くまで下りてきました。
ここで車道に出ました。
ここで車道に出ました。
現在地はこのあたり。
現在地はこのあたり。
薬王院の山門に到着。
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薬王院の山門に到着。
石段を上がります。
石段を上がります。
薬王院の本堂。
午後の日差しに照らされています。
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午後の日差しに照らされています。
薬王院から眺めた筑波山
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薬王院から眺めた筑波山
山門にある鉄製の大きな草鞋。
山門にある鉄製の大きな草鞋。
麓に下りてきました。関東平野が広がっています。
麓に下りてきました。関東平野が広がっています。
街道を筑波山口に向けて歩きます。
街道を筑波山口に向けて歩きます。
真壁町からつくば市に再突入。
真壁町からつくば市に再突入。
立派な門構えのお屋敷。
立派な門構えのお屋敷。
屋敷街が続きます。
屋敷街が続きます。
筑波山を真横から
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筑波山を真横から
300坪は優にありそうなお家。
300坪は優にありそうなお家。
自転車道路に合流。
自転車道路に合流。
筑波山を見ながら歩きます。
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筑波山を見ながら歩きます。
ようやく筑波山口へ到着。
ようやく筑波山口へ到着。
筑波山口のバス停。
筑波山口のバス停。
16時12分でした。
日が随分と傾きました。
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日が随分と傾きました。
アーベントロートの筑波山
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アーベントロートの筑波山

感想

 TXつくば駅から筑波山の麓の「筑波山口」行きのコミュニテイバス(つくバス北部シャトル)に乗りました。
 このバスは中腹の筑波山神社やつつじヶ丘には行かないバスで、下から歩くつもりのため利用しました。

 約40分で筑波山口に到着し、ちょうど10時にスタート。今年の6月にも筑波山口を出発して筑波山神社経由で筑波山に登っていますが、今回は別のルートをたどることにしました。

 ルートの途中には、地元の清酒「男女川」の酒蔵や、旧筑波郵便局などの昔からの遺産が多く残っていました。
 
 筑波山神社の参道は、行楽シーズンと七五三で賑わっていました。今回は白雲橋コースを登るため、神社の石段を登らずに、太鼓橋の右に入る道をたどりました。

 途中にあった杉本屋というお店では「筑波山焼き」を売っていました。これは筑波山の形をしていて、中にみかんの皮が入った白餡と、小豆の黒餡の2種類があり、一個づつ買いました。みかんは、お店の前に生えているみかんの木になっているものと同じで、皮をむいた後に残ったみかんの実をサービスで袋に詰めてもらいました。

 白雲橋コースは適度に空いていましたが、途中の弁慶茶屋跡でつつじヶ丘の駐車場からの道と合流してからは、大変賑やかになりました。この先、女体山までは岩がゴロゴロした道が続きます。下山者とも離合するため、頂上の手前では大渋滞していました。この岩だらけの道は登りに使う方が安全ですが、ロープウエイで登ってきて登山道を下りる人も多く、赤ん坊を両手で抱えたお父さんが、下りの段差で難儀していました。

 女体山の頂上、御幸ヶ原のどちらも大賑わいでした。ガマの油売りも、御幸ヶ原まで出張してきていました。ここはさっと通り抜けて男体山に登り、電波中継所の近くでようやく昼食にありつきました。

 昼食後は、男体山の周りを一周している自然研究路に下り、山の北西側にある薬王院へのコースをたどりました。こちらは、さっきまでの賑やかな山と違って静かな山でした。自然探究路の展望所からは、関東平野を隔てて日光の男体山や群馬の山々が見渡せました。

 薬王院への下り道は木段が整備されており、表側の道のように岩がゴロゴロしていません。所々に紅葉した木が生え、日が当たって綺麗でした。

 薬王院の境内を参観した後、山門前から近道となっていた石段を下りましたが、途中で石段が崩壊して道がなくなっていたため、もう一度山門前まで登り返しました。その後は地図を見ながら道をたどって麓まで下山しました。

 下山後は、真壁と土浦を結ぶ街道を歩きました。街道沿いには300坪以上あるような大きな屋敷が連なっていました。関東平野は土地が広いです。

 最期は、つくばリンリンロード(自転車道路)に沿って、筑波山を眺めながら歩きました。

 ぐるっと一周して筑波山口に戻りましたが、筑波山の表と裏では山の表情も人の賑わいも随分と違いました。賑やかに登りたい人は表から、静かな山を楽しみたい人には、裏から登ることをお薦めします。

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