【北アルプス・弓折岳】槍・穂高が目前に拝める山頂でビバーク

2023年05月10日(水) ~ 2023年05月11日(木)

• GPS: 14:49
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,621m
• 下り: 1,630m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:26
• 休憩: 0:55
• 合計: 9:21

3:24 新穂高温泉無料駐車場
3:31 3:35 新穂高温泉バス停
3:35 3:37 新穂高登山指導センター
3:40 3:40 新穂高温泉バス停
3:51 3:57 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:17 4:17 お助け風穴
4:37 4:37 中崎橋
4:53 4:53 笠新道登山口
5:08 5:19 わさび平小屋
5:45 5:48 小池新道入口
7:19 7:26 秩父沢出合
7:54 8:10 チボ岩
8:33 8:39 イタドリが原
9:35 9:35 シシウドヶ原
12:42 12:42 弓折岳(分岐)
12:45 弓折岳

2日目

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:20

5:35 弓折岳
5:35 5:35 弓折岳（三角点）
5:35 5:39 弓折岳
5:41 5:41 弓折岳(分岐)
6:03 6:27 大ノマ乗越
7:02 7:02 シシウドヶ原
7:16 7:20 イタドリが原
7:45 7:48 チボ岩
8:08 8:17 秩父沢出合
9:21 9:21 小池新道入口
9:41 9:43 わさび平小屋
9:57 9:57 笠新道登山口
10:07 10:07 中崎橋
10:19 10:20 お助け風穴
10:33 10:37 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:43 10:43 中崎山荘 奥飛騨の湯
10:47 10:48 新穂高温泉バス停
10:55 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊：道の駅奥飛騨温泉郷上宝（新穂高の駐車場よりも快適）

コース状況／危険箇所等

秩父沢：スノーブリッジはそろそろ限界か
イタドリが原〜大ノマ乗越：雪解けに伴い落石注意
大ノマ乗越〜弓折岳：稜線の雪が切れハイマツを避けるポイントあり（危険に感じた）

その他周辺情報

ひがくの湯：下山時、臨時休業でした（温泉入らず帰路につきました）

写真

5/10 3:38

道の駅で前泊して、相変わらずの未明出発

5/10 5:10

クローズ中のわさび平小屋、本日から小屋明け準備開始とのこと

5/10 5:46

いくつかの林道デブリ越えをこなし、小池新道へ

5/10 6:15

ターゲットの弓折岳を目指し、夏道無視で雪渓を進む

5/10 7:22

秩父沢のスノーブリッジ、限界近いか・・・（これを見て明朝の早期下山を決意）

5/10 8:51

イタドリが原付近、快晴で雪の照り返しがきつい

5/10 10:46

大ノマ乗越を捉える、急坂＆荷物重すぎて脚が売り切れる

5/10 13:00

弓折岳山頂、標識探してダダ広い山頂をさまよう

5/10 15:12

脚が売り切れ＆眺め良いので、ここでビバーク決定

5/10 15:11

テント設営後、槍穂をつまみにビール・・・

5/10 15:13

積雪期限定の絶好サイトです

5/10 15:14

抜戸岳方面の綺麗な稜線

5/10 15:46

2.5リットル担ぎ上げましたが、念のため水作り

5/10 16:05

臨時バー、開店中です

5/10 18:15

テント内から槍を覗く・・・

5/10 18:52

落日、あいにく空は焼けませんでした

5/10 19:02

夕食はこんなもんです・・・

5/11 4:50

日の出前、風が強くて外がつらい・・・

5/11 4:50

双六南峰、奥に黒部五郎

5/11 4:55

西鎌尾根から日が上がりました

5/11 4:58

笠方面のモルゲンがきれい

5/11 6:10

大ノマ乗越、ダイブ前

5/11 6:10

早朝は雪が締まって降り易い（午後は結構すべりそう・・・）

5/11 6:20

穂高連峰を眺めつつ、引き続きダイブ中

5/11 7:04

ダイブ完了、あとは緩く進みます・・・

5/11 7:50

帰路は夏道トレースで進みます

5/11 8:08

問題のスノーブリッジ、腰を引きながらそろそろ進む

5/11 9:21

林道に出ました、これで無事に帰れます

5/11 10:56

今回も無事下山できました、お疲れさまでした

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

keysaku

例年、GW明けの残雪期北アルプスは常念岳でしたが、今年は裏側から槍を見てみようと双六岳を目指しました。この山域はオープンしている山小屋は無く、ルートの赤旗なんかも勿論ありませんので、酒＆水は全て担ぎ上げると共に、ルート・ファインドしながら進む必要があり、個人的には難度高かったです。

20キロ超の荷物と大ノマ乗越直登の長い雪渓で脚が売り切れ、おまけに安易に考えていた弓折岳への登りでピッケルを使ったトラバースを強いられ、弓折山頂で戦意消失。明日は雪が締まった状態で下りたいので、双六岳は諦めて、ここでのビバークを決定しました。

そうと決まれば、槍穂を眼前にできるポイントをさっさと整地し、テント設営。乾きすぎた喉を潤すべく、担ぎ上げたプレモルで乾杯。このために登っております・・・。
その後はテントの入り口前にカウンター（？）を設置し、ウイスキーを飲みながら贅沢な景色を楽しみました。今回の山行では重い一眼カメラと三脚は置いてきましたので、撮影等、特にすることもなくボーっと過ごしていました。たまにはこのような過ごし方も良いものでした。

来年は是非、双六岳に再チャレンジしたいですが、装備の軽量化が課題です。シングルウォールのテント欲しくなってきました。