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Yamareco

記録ID: 548682
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ハイキング
奥秩父

捻挫のリハビリstep3、娘と大菩薩を歩いてみる

2014年11月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
mizcreid Mococo その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:36
距離
7.4km
登り
526m
下り
518m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
1:14
合計
6:27
距離 7.4km 登り 526m 下り 527m
9:15
28
9:43
9:55
124
11:59
12:35
14
12:49
12:50
32
13:22
8
13:30
26
13:56
14:18
35
14:53
14:54
8
15:02
15:04
7
15:11
19
15:30
6
15:36
上日川峠 第3市営駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上日川峠の無料駐車場を利用しました。
朝9時ということでほぼ満車。バイクの誘導員さんに従って駐車しました。
下山時3時半過ぎには車はほぼすべて無くなっていました。
コース状況/
危険箇所等
福ちゃん荘〜雷岩までの唐松尾根はぬかるみで滑りやすい箇所が多い道です。不安定な石も転がっており、下りの場合はスリップに注意が必要です。
今回は足首捻挫のMiz、山初心者のまんまるちゃんという面子を考慮して唐松尾根を登りに使いました。

それ以外は特筆するべき危険箇所はありません。
全般的に厳しい傾斜もなく、初心者さんでも楽しく歩ける道です。
その他周辺情報 大菩薩の湯
http://eiwa-kotsu.com/daibosatu/
上日川峠の駐車場。ほぼ満車。係の人がスクーターに乗って駐車位置を案内中です(み)
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上日川峠の駐車場。ほぼ満車。係の人がスクーターに乗って駐車位置を案内中です(み)
上日川峠・ロッヂ長兵衛前から、いざ出発!(み)

まんまるちゃん頑張ろうねっ!
いてきまーす!(も)
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上日川峠・ロッヂ長兵衛前から、いざ出発!(み)

まんまるちゃん頑張ろうねっ!
いてきまーす!(も)
最初はなだらか〜な林の中の道。ですが体が運動することに慣れてないまんまるちゃんには最初が一番きつかったようで(み)
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最初はなだらか〜な林の中の道。ですが体が運動することに慣れてないまんまるちゃんには最初が一番きつかったようで(み)
福ちゃん荘に到達しました(み)
賑やかでしたん(も)
福ちゃん荘に到達しました(み)
賑やかでしたん(も)
ここからが本番です。唐松尾根を行きます(み)
唐松尾根になったらまんまるちゃん元気いっぱい(も)
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ここからが本番です。唐松尾根を行きます(み)
唐松尾根になったらまんまるちゃん元気いっぱい(も)
それなりに山道っぽい傾斜が出てきます(み)
どう歩くか考えて足を出すのが楽しくなってきているようです(も)
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それなりに山道っぽい傾斜が出てきます(み)
どう歩くか考えて足を出すのが楽しくなってきているようです(も)
そして木々の間から富士山が。この道は富士山を眺めつつ歩けるのが良いところ(み)
最初に見えた富士山でまんまるちゃん更に気分が良くなる(も)
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そして木々の間から富士山が。この道は富士山を眺めつつ歩けるのが良いところ(み)
最初に見えた富士山でまんまるちゃん更に気分が良くなる(も)
反対側の木々の合間からは南アルプス。真っ白ですな(み)
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反対側の木々の合間からは南アルプス。真っ白ですな(み)
ゆっくりながらも着実に登っていくのです(み)
おっさん元気いっぱい(も)
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ゆっくりながらも着実に登っていくのです(み)
おっさん元気いっぱい(も)
笹原の稜線がだいぶ近くに見えてきました(み)

最初は「あんなに遠いの?」と言っていたのに「もうあんなに近くに!」と驚きながら歩いてたよ(も)
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笹原の稜線がだいぶ近くに見えてきました(み)

最初は「あんなに遠いの?」と言っていたのに「もうあんなに近くに!」と驚きながら歩いてたよ(も)
木々が途切れ、富士山がより堂々と現れてきます(み)
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木々が途切れ、富士山がより堂々と現れてきます(み)
パグオ撮影の舞台裏を激写(み)
まんまるちゃんを助手に(も)
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パグオ撮影の舞台裏を激写(み)
まんまるちゃんを助手に(も)
それなりの登りでキツイはずですが、展望のお陰で楽しく登るまんまるちゃん(み)
父と娘、何を話しているのやら(も)
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それなりの登りでキツイはずですが、展望のお陰で楽しく登るまんまるちゃん(み)
父と娘、何を話しているのやら(も)
まもなく雷岩に到着。まんまるちゃん、唐松尾根を登りきりました(み)
大菩薩嶺はいかないのです…混んでるしね(も)
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まもなく雷岩に到着。まんまるちゃん、唐松尾根を登りきりました(み)
大菩薩嶺はいかないのです…混んでるしね(も)
パグオの撮影会を撮影される(も)
たまにはパグオ撮ってみようと思ったのだもの(み)
結構難しいんだぜ(も)
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パグオの撮影会を撮影される(も)
たまにはパグオ撮ってみようと思ったのだもの(み)
結構難しいんだぜ(も)
雷岩を越え、大菩薩峠に向かいます(み)
お昼を少な目にして介山荘で何かを食べるの楽しみにしているらしい(も)
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雷岩を越え、大菩薩峠に向かいます(み)
お昼を少な目にして介山荘で何かを食べるの楽しみにしているらしい(も)
ここからは気持ちの良い稜線歩きです(み)
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ここからは気持ちの良い稜線歩きです(み)
ゆるやかな下りなので景色を堪能できます(み)
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ゆるやかな下りなので景色を堪能できます(み)
紅葉も終わって冬の訪れ間際といった感じ(み)
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紅葉も終わって冬の訪れ間際といった感じ(み)
神部岩から大菩薩湖と富士山を望む(み)
見る度に富士山周りの雲が違うので楽しいらしい(も)
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神部岩から大菩薩湖と富士山を望む(み)
見る度に富士山周りの雲が違うので楽しいらしい(も)
標高2000メートルに到達!っていうか、2000メートル超から下ってきたんだけども(み)
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標高2000メートルに到達!っていうか、2000メートル超から下ってきたんだけども(み)
開放感のある稜線はもうしばらく続きます(み)
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開放感のある稜線はもうしばらく続きます(み)
いまいち乗り切っていない手乗り富士(み)
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いまいち乗り切っていない手乗り富士(み)
ちょこっとだけ岩場の下り。特に問題なし(み)
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ちょこっとだけ岩場の下り。特に問題なし(み)
振り向いて雷岩方面。楽に歩けるわりに気持ちの良い道です(み)
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振り向いて雷岩方面。楽に歩けるわりに気持ちの良い道です(み)
賽の河原の避難小屋。扉を開けてみようとしたけどかたくて開かず……(み)
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賽の河原の避難小屋。扉を開けてみようとしたけどかたくて開かず……(み)
介山荘が見えてきました。大菩薩峠まであと少し(み)
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介山荘が見えてきました。大菩薩峠まであと少し(み)
下りてしまうのが名残惜しいと(も)
気持ちの良い景色に出会うとそんな気持ちになりますな(み)
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下りてしまうのが名残惜しいと(も)
気持ちの良い景色に出会うとそんな気持ちになりますな(み)
奥多摩方面。手前の尾根は牛ノ寝、その向こうに奥多摩三山。馴染みのある山々(み)
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奥多摩方面。手前の尾根は牛ノ寝、その向こうに奥多摩三山。馴染みのある山々(み)
さて、良い景色に別れを告げて下りますか(み)
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さて、良い景色に別れを告げて下りますか(み)
大菩薩峠に到着です(み)
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大菩薩峠に到着です(み)
15山揃うのはお得というか、何か間違っているというか(み)
このチョイスはどういう意図で?(も)
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15山揃うのはお得というか、何か間違っているというか(み)
このチョイスはどういう意図で?(も)
賽銭箱にダイブしているお茶目なお地蔵さんが何人かいましたよ(み)
煮込みおでんが美味しかったよ、アイスキャンディーも♪(も)
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賽銭箱にダイブしているお茶目なお地蔵さんが何人かいましたよ(み)
煮込みおでんが美味しかったよ、アイスキャンディーも♪(も)
大菩薩峠から福ちゃん荘への下り道は搬送路ということもあって実にゆるやか(み)
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大菩薩峠から福ちゃん荘への下り道は搬送路ということもあって実にゆるやか(み)
勝緑荘前の沢にて。撮影中のパグオ、水難に遭う(み)
流されるところだったよ…(も)
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勝緑荘前の沢にて。撮影中のパグオ、水難に遭う(み)
流されるところだったよ…(も)
真弓の実がまるで紅梅のように(も)
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真弓の実がまるで紅梅のように(も)
富士見山荘のブランコ。廃墟化が進んでいます(み)
まんまるちゃんは廃墟好きなのでココが気に入ってたよ(も)
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富士見山荘のブランコ。廃墟化が進んでいます(み)
まんまるちゃんは廃墟好きなのでココが気に入ってたよ(も)
富士山の笠雲が本体と同じくらいの大きさまで成長していました(み)
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富士山の笠雲が本体と同じくらいの大きさまで成長していました(み)
上日川峠まで下ってきましたよ〜(み)
転ばず無事に楽しく歩けたよ(も)
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上日川峠まで下ってきましたよ〜(み)
転ばず無事に楽しく歩けたよ(も)
ロッヂ長兵衛前にて、ゴール〜(み)
おつかれした!(も)
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ロッヂ長兵衛前にて、ゴール〜(み)
おつかれした!(も)

感想

[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]なんだかんだ言って“山”には登ってない[/color]

まんまるちゃんを連れて山へ。
いまだ捻挫の足が本調子ではないこともあって、今週も軽めの山行である。
最初は霧ヶ峰に行こうと計画していたのだが、雪が降ったようなので変更して大菩薩峠へ。

道中、嫌な雲が広がっていたので、
(こりゃガスって何も見えないかなァ〜)
と心配していたのだが、着いてみればそこそこの青空が広がっていて、富士山もバッチリ拝めた。
大菩薩峠は簡単に登れる割に景色が良いので、まんまるちゃんも満足してくれたようである。

さすがに2000メートル級の山なので紅葉シーズンはもう終わり、大混雑とまでは行かない程度の賑わいだった。
前にテン泊したゴールデンウィークよりも空いていたように思う。
それでも前回の地味山歩きに比べれば大盛況と言っていい人の数である。
普段であれば人の多さにテンションダウン、というところであろうが、今回はまんまるちゃんがいたお陰で素直に大菩薩を楽しむことができた。

いろいろな山に登りいろいろな景色を見ると、もっとスゴイ山!もっとスゴイ景色を!という気持ちが沸いてくるものだが、その反面で、普通の山の景色を見ても、
「ナニこの地味な山」
みたいな無感動に陥ってしまうこともある。
相対的にしか物事を計れないのは止むを得ないことではあるが、大菩薩の景色を見て素直に感動したり喜んだりするまんまるちゃんを見ると、
「大菩薩って、やっぱり良い山なんだな」
と逆に教えられる思いがする。
道中で出会ったバイカーさんも素直に大菩薩を楽しんでいた。
「俺はもっとスゴイ景色を見ているんだぞ」
なんて変な虚栄心に邪魔されず、そのとき目の前にしている景色に感動できる素直な心を持っていたいものだ。

ところで、実は今回の山行ではどこの山頂も踏んでいないようだ。
ということは厳密には“山登り”をしていないということになるのだが、妙に“山登り”をした感覚があるのは何だか不思議な感じがする。


[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]ぼっちでは味わえない満足感[/color][/b]
 予定していたお山に雪が降った為行先を大菩薩へ変更。
自分でPlanB大菩薩を提案しつつも混んでいるんだろうなぁ…と気分が全然のらないまま出発。

 福ちゃん荘に着くまでに娘がお腹が冷えちゃったのかぽんぽんぺいん。
「スタートに戻るのと次のポイントに向かうのどっちがいいだろ?」
とピンチに陥る・・・。
『こりゃ上までいけないかもなぁ』
と諦めムードが漂ったけれど無事福ちゃん荘に到着。
一安心。

 唐松尾根を歩き始めるとゆっくりペースながらも調子が出てきた娘。
最初の富士山が見えるポイントに着くと友達に画像送ってあげると張り切る。
仲良しの友達は自然や山登りが好きな子なのだけれど身体が弱い子で
今では学校に通えなくなり退学し自宅療養しているのです。
登れば登るほど景色も良くなり富士山も綺麗に見えるので送る画像の為にも頑張って歩きました。
 普段あまり話す事がない父と娘が話せるようにと途中先に歩いて行って2人と距離をあけてみたりしてみたり。
 大丈夫かなと心配して声を掛けると
「とても楽しんでいる(*´∀`)」
とご機嫌であった。

 雷岩で休憩後景色を楽しみながら介山荘を目指す。
賽の河原で石を積んだり、大きな岩があれば腰をかけて
「ここで昼寝したら気持ちがいいに違いない」
と楽しそうにしていた。
 Mizと2人だったらとっとと歩いて下りちまおうという感じになっていたかもしれないけれど、娘が心から楽しんでいてくれたので自分も楽しい気持ちになれた。

 普通の子よりもかなり体重オーバーしている子なのでぬるぬるな大菩薩でも彼女的には大変な道のりだったと思う。
大変だったけれど山歩きの考えが変わったようだ。
途中で出会った山歴2ヶ月のおじさんが山にハマった話をしていたのだけれど
「おじさんの気持ちが判るよ〜」
と言っていた。
それを聞けただけで充分満足な山行になった。

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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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