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Yamareco

記録ID: 548721
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

新穂高温泉→笠が岳→双六岳→鷲羽岳→水晶岳→高天原→雲の平→薬師岳→折立

2007年08月08日(水) ~ 2007年08月11日(土)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
66.2km
登り
5,850m
下り
5,564m

コースタイム

1日目
山行
10:55
休憩
0:00
合計
10:55
5:00
365
スタート地点
11:05
5
笠ヶ岳
11:10
210
14:40
75
15:55
2日目
山行
8:30
休憩
3:10
合計
11:40
5:50
60
6:50
7:00
90
8:30
9:00
100
10:40
12:10
260
16:30
17:30
0
3日目
山行
10:20
休憩
0:00
合計
10:20
5:50
620
4日目
山行
4:30
休憩
1:10
合計
5:40
4:00
40
4:40
5:10
30
5:40
6:20
200
9:40
折立
天候 電車・バス
過去天気図(気象庁) 2007年08月の天気図
アクセス 往路:JR松本駅→中尾温泉口バス停
帰路:折立→有峰口(富山地方鉄道)
前夜泊の新穂高温泉の露天風呂。
車道から丸見えです。
2007年08月06日 07:31撮影 by  708SC, Samsung
8/6 7:31
前夜泊の新穂高温泉の露天風呂。
車道から丸見えです。
新穂高温泉の案内所で案内された山田荘。
2007年08月06日 08:04撮影 by  708SC, Samsung
8/6 8:04
新穂高温泉の案内所で案内された山田荘。
山行当日、登山口まで車で送ってもらいました。
しばらく舗装された道路を歩いていると足元に異変を感じました。自分の歩いた後に土がこぼれており、前回の山行の名残りかと思い、靴のソールを見てみると衝撃の事実が…!
登山靴のソールが両足ともはがれているではありませんか。
土だと思った黒いものはソールの樹脂がぼろぼろになったクズだったのです。ヤマケイの記事などで同様の事故?があるというのは知っていましたが、まさか自分も体験するとは…。
基本的に夏は、電車やバス・町中などでは登山靴を履かずにサンダル履きで移動します。登山靴はレジ袋等に入れてザックに入れるか手に持つかして移動します。
これがあだになりました。家から登山靴を履いて移動していればさすがに途中で気が付いたはずです。宿の玄関で登山靴を出したときに、いやに土がこぼれるなあと思ったのですが、ソールの樹脂のクズだったのですね。
あまりマメに山道具の手入れはしないのですが、さすがに土がついたままの靴をしまっておくということはないので、そのときに気がついてもよかったのです。
2007年08月06日 20:53撮影 by  708SC, Samsung
8/6 20:53
山行当日、登山口まで車で送ってもらいました。
しばらく舗装された道路を歩いていると足元に異変を感じました。自分の歩いた後に土がこぼれており、前回の山行の名残りかと思い、靴のソールを見てみると衝撃の事実が…!
登山靴のソールが両足ともはがれているではありませんか。
土だと思った黒いものはソールの樹脂がぼろぼろになったクズだったのです。ヤマケイの記事などで同様の事故?があるというのは知っていましたが、まさか自分も体験するとは…。
基本的に夏は、電車やバス・町中などでは登山靴を履かずにサンダル履きで移動します。登山靴はレジ袋等に入れてザックに入れるか手に持つかして移動します。
これがあだになりました。家から登山靴を履いて移動していればさすがに途中で気が付いたはずです。宿の玄関で登山靴を出したときに、いやに土がこぼれるなあと思ったのですが、ソールの樹脂のクズだったのですね。
あまりマメに山道具の手入れはしないのですが、さすがに土がついたままの靴をしまっておくということはないので、そのときに気がついてもよかったのです。
黒い土みたいなものはソールの原料がぼろぼろになったものです。
突然の事態にしばらく途方にくれましたが、せっかくここまで来て山に登らないのは不幸です。予報だと天気のいい日が続くし…。
すぐ近くにあるバス停の時刻表を見ると1時間もしないうちにバスが来そうです。松本行きと高山行きの2択があるので考えます。
松本は何度も訪れている町で、石井スポーツがあるのも知っています。松本に行くほうが無難でしょうが、昨日松本から来たばかりなので、まだ一度も訪れたことのない観光地「高山」へ行くことに決めました。高山も西側の登山基地なのでそれなりの登山用具店があるだろう、と思ったからです。
2007年08月06日 21:03撮影 by  708SC, Samsung
8/6 21:03
黒い土みたいなものはソールの原料がぼろぼろになったものです。
突然の事態にしばらく途方にくれましたが、せっかくここまで来て山に登らないのは不幸です。予報だと天気のいい日が続くし…。
すぐ近くにあるバス停の時刻表を見ると1時間もしないうちにバスが来そうです。松本行きと高山行きの2択があるので考えます。
松本は何度も訪れている町で、石井スポーツがあるのも知っています。松本に行くほうが無難でしょうが、昨日松本から来たばかりなので、まだ一度も訪れたことのない観光地「高山」へ行くことに決めました。高山も西側の登山基地なのでそれなりの登山用具店があるだろう、と思ったからです。
バスに乗って高山に来ましたが、石井スポーツのような登山用具店はないようです。
観光案内所で聞くと大手のアルペンがあるとのこと。
買い物ついでに観光もしたいので貸自転車を借りて、数キロ先にあるアルペンへ行き、1万円でお釣りの来るアルペンオリジナルのトレッキング靴を買いました。ちなみにそのとき買った靴はそれなりに履きやすく、その後数年それを履いて山を歩いていました。
2007年08月07日 00:24撮影 by  708SC, Samsung
8/7 0:24
バスに乗って高山に来ましたが、石井スポーツのような登山用具店はないようです。
観光案内所で聞くと大手のアルペンがあるとのこと。
買い物ついでに観光もしたいので貸自転車を借りて、数キロ先にあるアルペンへ行き、1万円でお釣りの来るアルペンオリジナルのトレッキング靴を買いました。ちなみにそのとき買った靴はそれなりに履きやすく、その後数年それを履いて山を歩いていました。
靴が手に入ったので一安心。
まる一日ひまになりました。
前日、新穂高の温泉街で気になっていたペンションに宿泊の予約を入れます。
夕食までに宿に着けばいいので、はじめて訪れた高山市内を貸自転車に乗って観光し、昼過ぎのバスで新穂高温泉に戻りました。
2007年08月07日 00:39撮影 by  708SC, Samsung
8/7 0:39
靴が手に入ったので一安心。
まる一日ひまになりました。
前日、新穂高の温泉街で気になっていたペンションに宿泊の予約を入れます。
夕食までに宿に着けばいいので、はじめて訪れた高山市内を貸自転車に乗って観光し、昼過ぎのバスで新穂高温泉に戻りました。
快適なペンションでの一夜が明け、仕切り直しの出発です。
クリヤ谷を上るコースで笠ヶ岳へ向かいます。
2007年08月07日 21:38撮影 by  708SC, Samsung
8/7 21:38
快適なペンションでの一夜が明け、仕切り直しの出発です。
クリヤ谷を上るコースで笠ヶ岳へ向かいます。
クリヤの頭付近から。
笠ヶ岳が見えます。
2007年08月08日 00:18撮影 by  708SC, Samsung
8/8 0:18
クリヤの頭付近から。
笠ヶ岳が見えます。
山頂が近づいてきました。
2007年08月08日 01:39撮影 by  708SC, Samsung
8/8 1:39
山頂が近づいてきました。
笠ヶ岳山頂に到着!
2007年08月08日 02:06撮影 by  708SC, Samsung
8/8 2:06
笠ヶ岳山頂に到着!
このあと昼食に山小屋でうどんを食べました。
2007年08月08日 02:07撮影 by  708SC, Samsung
8/8 2:07
このあと昼食に山小屋でうどんを食べました。
ひたすら尾根を歩いて双六小屋を目指します。
2007年08月08日 03:50撮影 by  708SC, Samsung
8/8 3:50
ひたすら尾根を歩いて双六小屋を目指します。
雪渓も渡ります。
2007年08月08日 04:17撮影 by  708SC, Samsung
8/8 4:17
雪渓も渡ります。
雷鳥にも遭遇しました。
曇りの時の数少ない楽しみです。
2007年08月08日 04:44撮影 by  708SC, Samsung
8/8 4:44
雷鳥にも遭遇しました。
曇りの時の数少ない楽しみです。
何とか弓折岳まできました。
今日泊まる双六小屋までもうひと息です。
2007年08月08日 05:39撮影 by  708SC, Samsung
8/8 5:39
何とか弓折岳まできました。
今日泊まる双六小屋までもうひと息です。
ずっと雲がかかっていた穂高方面ですが、だんだんと雲があがって下のほうが見えてきました。
2007年08月08日 06:38撮影 by  708SC, Samsung
8/8 6:38
ずっと雲がかかっていた穂高方面ですが、だんだんと雲があがって下のほうが見えてきました。
長い道のりでしたが、今日のゴール双六小屋が見えてきました。今夜はぐっすり眠れそうです。
おやすみなさい。
2007年08月08日 06:51撮影 by  708SC, Samsung
8/8 6:51
長い道のりでしたが、今日のゴール双六小屋が見えてきました。今夜はぐっすり眠れそうです。
おやすみなさい。
翌朝はすっきり晴れました。\(^o^)/
槍ヶ岳や穂高連峰がよく見えます。まさに山歩き日和です。
2007年08月08日 22:03撮影 by  708SC, Samsung
8/8 22:03
翌朝はすっきり晴れました。\(^o^)/
槍ヶ岳や穂高連峰がよく見えます。まさに山歩き日和です。
双六岳・三俣蓮華岳を経て鷲羽岳に向かいます。鷲羽岳はどっしりしていてかっこいいですね。
2007年08月08日 22:09撮影 by  708SC, Samsung
8/8 22:09
双六岳・三俣蓮華岳を経て鷲羽岳に向かいます。鷲羽岳はどっしりしていてかっこいいですね。
鷲羽岳へは、結構な斜度を登る一方でぐいぐい高度を稼げるので、思ったよりも速く登頂できました。
2007年08月08日 23:32撮影 by  708SC, Samsung
8/8 23:32
鷲羽岳へは、結構な斜度を登る一方でぐいぐい高度を稼げるので、思ったよりも速く登頂できました。
山頂からの景色が素晴らしい!
笠ヶ岳がかなり遠くに見えます。
あそこから歩いてきたんだなあ…。
2007年08月08日 23:33撮影 by  708SC, Samsung
8/8 23:33
山頂からの景色が素晴らしい!
笠ヶ岳がかなり遠くに見えます。
あそこから歩いてきたんだなあ…。
鷲羽岳から水晶岳までは近かった。
アップダウンがそれほど厳しくなく、眺めもよかったので気分的にはあっというでした。
2007年08月09日 01:43撮影 by  708SC, Samsung
8/9 1:43
鷲羽岳から水晶岳までは近かった。
アップダウンがそれほど厳しくなく、眺めもよかったので気分的にはあっというでした。
槍ヶ岳をバックに写真を撮ってもらいます。
2007年08月09日 01:46撮影 by  708SC, Samsung
8/9 1:46
槍ヶ岳をバックに写真を撮ってもらいます。
立山・白馬・後立山方面も見渡せます。
2007年08月09日 01:56撮影 by  708SC, Samsung
8/9 1:56
立山・白馬・後立山方面も見渡せます。
真新しいお地蔵様です。
帰宅後にネットで調べました。
水晶小屋を新築する際、工事関係者を乗せた視察用ヘリコプターが小屋の目の前で墜落、2名の死者が出る事故がありました。
その慰霊と安全祈願のためのお地蔵様だそうです。
2007年08月09日 03:06撮影 by  708SC, Samsung
8/9 3:06
真新しいお地蔵様です。
帰宅後にネットで調べました。
水晶小屋を新築する際、工事関係者を乗せた視察用ヘリコプターが小屋の目の前で墜落、2名の死者が出る事故がありました。
その慰霊と安全祈願のためのお地蔵様だそうです。
高天原の露天風呂で。
思わず撮ってもらいました。
この日は傾いて味のある高天原山荘に泊まりました。
2007年08月09日 07:47撮影 by  708SC, Samsung
8/9 7:47
高天原の露天風呂で。
思わず撮ってもらいました。
この日は傾いて味のある高天原山荘に泊まりました。
3日目は雲ノ平をのんびり歩きました。
その後太郎経由で薬師岳山荘に到着。
稜線の途中にあり、水場が近くにないので水がとても貴重な山小屋です。
2007年08月10日 07:27撮影 by  708SC, Samsung
8/10 7:27
3日目は雲ノ平をのんびり歩きました。
その後太郎経由で薬師岳山荘に到着。
稜線の途中にあり、水場が近くにないので水がとても貴重な山小屋です。
写真で一番高いのが薬師岳の頂上だと思ったのですが、頂上はさらにその奥でした。
山頂と思ったところには避難小屋があります。
暗くなる前に山頂まで往復してきました。
2007年08月10日 07:22撮影 by  708SC, Samsung
8/10 7:22
写真で一番高いのが薬師岳の頂上だと思ったのですが、頂上はさらにその奥でした。
山頂と思ったところには避難小屋があります。
暗くなる前に山頂まで往復してきました。
薬師岳山荘の2階が寝床です。
要するに屋根裏部屋ですね。
天井からぶら下がっている無数のレジ袋は雨漏り対策でしょうか。
なかなか興味深い光景です。
2007年08月10日 08:03撮影 by  708SC, Samsung
8/10 8:03
薬師岳山荘の2階が寝床です。
要するに屋根裏部屋ですね。
天井からぶら下がっている無数のレジ袋は雨漏り対策でしょうか。
なかなか興味深い光景です。
翌朝、ご来光を拝むために再び山頂へ行ってきました。
この日は折立登山口に下山するだけです。
2007年08月10日 19:58撮影 by  708SC, Samsung
8/10 19:58
翌朝、ご来光を拝むために再び山頂へ行ってきました。
この日は折立登山口に下山するだけです。
あまりの好天に下山するのがもったいなかったのですが、今日中に鈍行で東京に帰らなければならず、後ろ髪をひかれる思いで稜線から下ります。
折立登山口に下山後、バスで有峰口駅に出ます。
富山地方鉄道で富山へ出て、東京に戻りました。
2007年08月11日 02:49撮影 by  708SC, Samsung
8/11 2:49
あまりの好天に下山するのがもったいなかったのですが、今日中に鈍行で東京に帰らなければならず、後ろ髪をひかれる思いで稜線から下ります。
折立登山口に下山後、バスで有峰口駅に出ます。
富山地方鉄道で富山へ出て、東京に戻りました。
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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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