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Yamareco

記録ID: 549037
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積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(須走口五合目から往復)

2014年11月16日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
13.9km
登り
1,842m
下り
1,834m

コースタイム

(地図、時間ともにちょっと怪しいです。。。)
6:00 須走駐車場
14:25 お釜口(吉田口・須走口山頂)
15:05 最高峰山頂(3,776m地点)
19:00 須走駐車場

合計:約13時間(うち休憩:多分合計したら3時間以上)
歩いた歩数:?歩(なんと、万歩計が気絶してました!)
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス 行き:レンタカーで須走口5合目駐車場 
帰り:行きの逆

須走口5合目駐車場までのゲートは2014/11/17から冬季クローズとなります。
コース状況/
危険箇所等
今回、まぼろしの滝から3,300m地点くらいまで直登しました。
その後、トラバースや一部直登などを繰り返し、3,450m地点くらいから
須走・吉田の一般道と合流です。
滝沿いは比較的歩きやすいのと楽しいです。
滝の最終地点まで行ったらすぐに一般登山道に行く事をお勧めします。
(私達はその後も直登しましたが、滑りやすい砂場だったので、ちょっと失敗。)

3,450m地点からの一般道はトレースがついていて比較的歩きやすいです。
ピッケル・アイゼンは必須ですが、思ったよりもアイスバーンになっていませんでした。

お釜周り(吉田・須走口から時計回りで最高峰まで)では1箇所いやーなトラバースがあります。
雪が固く、ピッケルも刺さりにくく、足場も狭い状態でした。
風もあるので、突風が来なさそうな隙を狙って、慎重に進むといいかもしれません。
須走5合目駐車場には、早朝からカメラを構えて数名が待っていました。
2014年11月16日 05:40撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 5:40
須走5合目駐車場には、早朝からカメラを構えて数名が待っていました。
出発前に5人全員で記念写真。まだ全員元気。
2014年11月16日 06:02撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 6:02
出発前に5人全員で記念写真。まだ全員元気。
黄色いソリを買いました〜。(使用回数0回 あたりまえですね。)
2014年11月16日 06:04撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
11/16 6:04
黄色いソリを買いました〜。(使用回数0回 あたりまえですね。)
すごい近く見えるんだけどなぁ。。
2014年11月16日 06:17撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 6:17
すごい近く見えるんだけどなぁ。。
まずは須走まぼろしの滝に向かいます。
2014年11月16日 06:20撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 6:20
まずは須走まぼろしの滝に向かいます。
後ろを振り返ると… 朝日がまぶしいっ!そして気持ちがいいっ!
2014年11月16日 06:31撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 6:31
後ろを振り返ると… 朝日がまぶしいっ!そして気持ちがいいっ!
オフトレイルを進みます。頂上、1時間くらいで行けそうな気がするのは、、、気のせいでした。
2014年11月16日 06:57撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 6:57
オフトレイルを進みます。頂上、1時間くらいで行けそうな気がするのは、、、気のせいでした。
USDさん、自然と一体化してます。がんばれー。
2014年11月16日 08:33撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
11/16 8:33
USDさん、自然と一体化してます。がんばれー。
この時期はまぼろしの滝は涸れています。ちょっとした岩登りみたい〜(#^.^#)
2014年11月16日 08:57撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 8:57
この時期はまぼろしの滝は涸れています。ちょっとした岩登りみたい〜(#^.^#)
若干寝不足だからか、柔らかそうな布団に見えてきた。あの上で昼寝したいzzz
2014年11月16日 09:25撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 9:25
若干寝不足だからか、柔らかそうな布団に見えてきた。あの上で昼寝したいzzz
滝沿いの後は砂・・・す、すべる!! なかなか進まず苦戦。
2014年11月16日 09:51撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 9:51
滝沿いの後は砂・・・す、すべる!! なかなか進まず苦戦。
ちょっとずつ雲が広がってきました。
2014年11月16日 10:05撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 10:05
ちょっとずつ雲が広がってきました。
オフトレールから一般道へ戻るためにトラバース。長かった・・・
2014年11月16日 12:16撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 12:16
オフトレールから一般道へ戻るためにトラバース。長かった・・・
冬山のここが好き!キラキラ!
2014年11月16日 12:36撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 12:36
冬山のここが好き!キラキラ!
これ見たらまた来たくなっちゃうじゃんね。
2014年11月16日 12:41撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 12:41
これ見たらまた来たくなっちゃうじゃんね。
ひと足先にMさんお釜口に到着!私もすぐ行きますっ。
2014年11月16日 14:21撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 14:21
ひと足先にMさんお釜口に到着!私もすぐ行きますっ。
:お釜口のベンチ。あっ、空模様が怪しい。最高峰はお釜の反対側。先を急ぎます。
2014年11月16日 14:26撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 14:26
:お釜口のベンチ。あっ、空模様が怪しい。最高峰はお釜の反対側。先を急ぎます。
時計回りで本物の山頂へ。ここが一番きつかったです・・・(@_@。
2014年11月16日 14:26撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 14:26
時計回りで本物の山頂へ。ここが一番きつかったです・・・(@_@。
がんばってがんばって山頂到着〜!へとへと。。。
2014年11月16日 15:06撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
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11/16 15:06
がんばってがんばって山頂到着〜!へとへと。。。

感想

雪化粧をした富士山。
その姿があまりにキレイで、見ているだけで充分だったのが、
いつしか雪のある時に登りたいと考えていました。
調べれば調べるほど、危険さが伝わってきて何度も考え直したりするけど、
またすぐに行きたい気持ちが強くなります。もうどうしようもありません。

そんな9月のある日、ちょうどUSDさんが、「11月中旬に富士山に行く」との事。
私も行きたい!!と完全に富士山企画に乗っかります。
今の実力では厳冬期富士山は無理そうなので、この時期がまさに最後。
それからずっとウズウズ・・・そしていよいよ待ちわびて富士登山の週末に。

今回のメンバーは5人。USDさんが集めてくれましたが、
私にとってUSDさん以外は初対面のメンバー。
USDさんとも最近ずっと行っていなかったので、去年の冬以来です。
そして二人目Fさん、彼は1週間前に吉田口から登ったので2週連続だそうです。
三人目はMさん、彼はモンブランに50回以上登ったツワモノです。
四人目はSDさん、山岳会に入っていた経験者。
そして私を含む5人パーティーでスタート。

須走5合目からですが、一般登山道は使いたくないというUSDさんの意見で、
まぼろしの滝まで行って、滝沿いのオフトレイルを使って登ります。
水は涸れてて出ていないため、砂の上を歩くよりも歩きやすいとか!
誰もいないオフトレイルに私達5人が独占です!静けさの中、もくもくと歩きます。
夏のあの渋滞からは想像できない状況。不思議な気持ちです。

そして滝の道が終わった後、砂だらけの道に。
ここが厄介でした。すべるすべる!!
3歩進んでも1歩下がるような状態だし、踏み外すとずるずる落ちます(^_^;)
ここで体力消耗しまくりです・・・
3,300m地点くらいまで頑張って直登状態でしたが、
雪も出始めたため、斜面をトラバースして一般道に向かいます。
もともとトラバースがあまり得意じゃない挙句、
アイゼンも履かずに歩くとつるっと滑りそうになるところがたくさん!!
トラバースする前にアイゼンをつければ良かったのですが、もう遅い・・・後の祭りです。
足場も悪く、ザックを置くとそのまま下に落ちそうになるような不安定な場所で、
他の荷物と自分が滑り落ちないよう、
すごーくすごーく気をつけながらアイゼンをつける事になりました・・・(涙)

そして緊張のトラバースが終了!ようやく一般道に合流です(´∇`) ホッ
それから小屋の隣で(あまり風避けにならないところでしたが)大休憩をとり、
Mさん、SDさん、私の3人は最高峰まで向かうため、先に出発します。
この時すでに13時を過ぎていたので、山頂までの300メートル休まず行きます。
どんどん高度が上がって、少し息はあがるものの、
さっきまでのトラバースに比べると、ジグザグ道で安心感が大きい。
そして鳥居を通って山頂へ!
ですが、最高峰はお釜の反対側・・・行こうかどうかちょっと迷います。
お釜のところで山頂とするのか、最高地点まで行って山頂とするのか。。。
300m、休まず結構なスピードで来たのと、少しだけ時間に余裕がありそう。
という事で最高峰まで行く事に。この判断が間違いでした。
このお釜周り、風の吹きっさらしでめちゃくちゃ強風。。。
時間的にも特に風が強かった時だったのかもしれませんが、
簡単に飛ばされそうになるので、止まって踏ん張ったりして思うように進まない・・・
そして時計回りで行ったため、距離も長い!(>_<)
フラフラな状態で山頂に着いた時には、1時間もかかってしまいました。
そして休む時間もなく、そのまま引き返します。

何とか鳥居の所まで戻ってきて休憩。
天気がどんどん怪しくなってきているので30秒程度の小休憩です。
これからは一切登りがなく、ひたすら下りになります。
とそこに、下からUSDさんが登ってきました。ちょっと写真を撮ってから下りるとの事。
なので私達3人は先にすぐ下の小屋で待つことに。同じく、
Fさんは先にお釜口の山頂に登頂し、すぐ下の小屋に向かっています。

その後、小屋でUSDさんを待ち全員が集まったのでまた下ります。
時折突風にさらされて、倒されそうになりながらも着実に進むと、
いつの間にか雪もなくなり辺りも真っ暗に。
帰りは一般登山道を使います。
ヘッドライトのライトだけが頼りです。
幸い、富士山を良く知るFさんが先頭を行ってくれたので、
道迷いも無く車を置いた駐車場まで戻ってくる事ができました。
しばらくたってUSDさんも到着です。

色々、本当に色々ありましたが、全員が無事下山。
今回の登山、いつも以上に勉強になったと思う事が多い一日でした。
そして反省点も、いつも以上。。。
今後の登山につながるいい機会にしたいと思います。

おしまい。

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