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Yamareco

記録ID: 5503398
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

荒海山、渡渉と急登とお好みで藪漕ぎ

2023年05月17日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:43
距離
10.2km
登り
874m
下り
863m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:47
合計
6:42
8:05
11
8:16
8:17
31
8:48
8:51
38
9:29
9:30
103
11:13
11:26
9
11:35
11:43
29
12:12
12:20
80
13:40
13:50
23
14:13
14:13
23
14:36
14:39
7
14:46
14:46
1
14:47
ゴール地点
昼食休憩は荒海山の山頂で取りました。
天候 快晴、風あり。気温は15〜20℃くらいで、直射日光が当たると20℃を超えました。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八総鉱山跡の路肩駐車場に駐車しました。
無料、トイレなし。
登山口ナビによると6台駐車可能。
平日08:00ごろで2台駐車していました。

東北道の西那須野塩原ICをおり国道400号線を西に進み、塩原温泉を越えてしばらくすると国道121号線と合流するのでそのまま北上します。道の駅たじまを過ぎて、次の国道352号線との丁字路を左折。4.3kmほど進むと川を渡ってトンネルの手前に左に坂を下りていく道があるので、そこを下っていきます。次の丁字路を右折し、砂利道を3kmほど進むと右手にあります。

トンネルの先にある国道352号線沿いの戸坪沢口の駐車場(FreeWiーFi駐車場)は広そうですが、そこから荒海山に登れるかどうかは分かりません。
コース状況/
危険箇所等
【駐車場・登山口〜尾根鞍部】
沢沿いの道は渡渉の連続です。飛び石はありますが、滑りやすいものもありました。コンクリートスラブ(大きな平らな板状のコンクリート)の上を流れる水は避けようがないので、くるぶしくらいまで濡れます。

尾根取付から400mほど進むと急な坂です。道はつづら折りになっていますのでロープを使ってジグザグに登っていきます。

【尾根鞍部〜荒海山】
起伏は大きくはありませんが、途中から木の根や倒木が多く歩きづらいです。

山頂から300mほど手前に右手が崖の狭い場所があります。最近崩れたみたいです。木の根とロープをしっかり持って歩けば大丈夫です。

山頂直下は急登でロープが多数設置されています。前日は晴れだったにも関わらずぬかるんでいて、泥も岩も滑りやすかったです。

【荒海山〜太郎岳の三角点】
藪漕ぎです。ピンクテープがありますが、道は不明瞭です。三角点までの距離は短く目的地が見えているのが救いです。残雪期のほうが楽なのかもしれません。
八総鉱山跡の路肩駐車場から出発します。
2023年05月17日 08:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 8:04
八総鉱山跡の路肩駐車場から出発します。
登山口に登山カード入れが設置してあります。入山時だけでなく下山時も紙を入れると書いてありましたので、帰りはそうしました。
2023年05月17日 08:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 8:11
登山口に登山カード入れが設置してあります。入山時だけでなく下山時も紙を入れると書いてありましたので、帰りはそうしました。
渡渉です。ここからいくつも流れを横断します。
2023年05月17日 08:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 8:18
渡渉です。ここからいくつも流れを横断します。
岩に赤ペンキで右への矢印が書かれているので、ここは右側を歩いていきます。
2023年05月17日 08:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 8:21
岩に赤ペンキで右への矢印が書かれているので、ここは右側を歩いていきます。
対岸にピンクテープが見えます。ここも気をつけて渡渉します。
2023年05月17日 08:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 8:29
対岸にピンクテープが見えます。ここも気をつけて渡渉します。
下調べでヤマレコで見たコンクリートスラブの地点です。浅いけれど靴がかなり濡れました。想像よりも滑りやすかったです。
2023年05月17日 08:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 8:37
下調べでヤマレコで見たコンクリートスラブの地点です。浅いけれど靴がかなり濡れました。想像よりも滑りやすかったです。
すれ違った釣り人に方向を教えてもらい尾根取付に到着。ここから山登りらしくなっていきます。
2023年05月17日 08:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 8:53
すれ違った釣り人に方向を教えてもらい尾根取付に到着。ここから山登りらしくなっていきます。
枯れた沢で休憩中。ここからはロープ場の連続でした。つづら折りの道を登っていきます。
2023年05月17日 09:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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枯れた沢で休憩中。ここからはロープ場の連続でした。つづら折りの道を登っていきます。
ロープを使ってまっすぐ登っても、ジグザグに登ってもどちらでも。
2023年05月17日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 9:17
ロープを使ってまっすぐ登っても、ジグザグに登ってもどちらでも。
尾根鞍部まで来ました。ここから急な坂はしばらくありません。
2023年05月17日 09:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 9:27
尾根鞍部まで来ました。ここから急な坂はしばらくありません。
気温のせいもあって初夏のハイキングといった雰囲気です。
2023年05月17日 09:40撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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気温のせいもあって初夏のハイキングといった雰囲気です。
紫色のツツジはミツバツツジでしょうか。
2023年05月17日 09:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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紫色のツツジはミツバツツジでしょうか。
こちらはシャクナゲ(石楠花)です。ばらばらに咲かないで球状に咲いています。
2023年05月17日 10:27撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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5/17 10:27
こちらはシャクナゲ(石楠花)です。ばらばらに咲かないで球状に咲いています。
倒木です。木の根や倒木が増えてきて歩きづらくなっていきます。
2023年05月17日 10:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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倒木です。木の根や倒木が増えてきて歩きづらくなっていきます。
ヤマレコで知った本コース最大の難所です。右がすぐ崖なのに手前にはロープがありません。木の根をつかんで歩きました。
2023年05月17日 10:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 10:47
ヤマレコで知った本コース最大の難所です。右がすぐ崖なのに手前にはロープがありません。木の根をつかんで歩きました。
崖は結構高いです。前だけ向いて歩けば怖さが減ります。
2023年05月17日 10:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 10:47
崖は結構高いです。前だけ向いて歩けば怖さが減ります。
山頂直下の急登は、泥でぬかるんでいて苦労しました。
2023年05月17日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 10:52
山頂直下の急登は、泥でぬかるんでいて苦労しました。
坂を上がって振り返ると、遠くまで良く見えます。雪があるのは会津駒ケ岳でしょうか。
2023年05月17日 11:03撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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5/17 11:03
坂を上がって振り返ると、遠くまで良く見えます。雪があるのは会津駒ケ岳でしょうか。
ズーム。白い。まだまだ残雪期のようです。
2023年05月17日 11:03撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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5/17 11:03
ズーム。白い。まだまだ残雪期のようです。
少し右に見える街は会津高原たかつえのあたりかな。
2023年05月17日 11:03撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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少し右に見える街は会津高原たかつえのあたりかな。
奥のギザギザの山は七ヶ岳です。三百名山仲間。結構遠くにあるように感じます。
2023年05月17日 11:04撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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5/17 11:04
奥のギザギザの山は七ヶ岳です。三百名山仲間。結構遠くにあるように感じます。
尾根を少し歩くと山頂です。山頂は高い木がなく開放感があります。北東方面以外は眺望が良いです。
2023年05月17日 11:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 11:13
尾根を少し歩くと山頂です。山頂は高い木がなく開放感があります。北東方面以外は眺望が良いです。
反対側はこのような感じです。
2023年05月17日 11:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 11:13
反対側はこのような感じです。
東側の景色です。左手前がこれから行く三角点、奥の中央少し右の山は日留賀山でしょうか。
2023年05月17日 11:22撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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5/17 11:22
東側の景色です。左手前がこれから行く三角点、奥の中央少し右の山は日留賀山でしょうか。
北には先ほども見た七ヶ岳。空気が澄んでいたら磐梯山も見えそう。
2023年05月17日 11:22撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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北には先ほども見た七ヶ岳。空気が澄んでいたら磐梯山も見えそう。
南東には奥に高原山(釈迦ヶ岳)が見えます。手前の中央少し左の山は芝草山かな。
2023年05月17日 11:23撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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5/17 11:23
南東には奥に高原山(釈迦ヶ岳)が見えます。手前の中央少し左の山は芝草山かな。
南西は一番奥に日光連山が見えました。
2023年05月17日 11:23撮影 by  PENTAX K-50, PENTAX
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5/17 11:23
南西は一番奥に日光連山が見えました。
三角点を目指して藪漕ぎです。道がよく分からず、木が少なそうな場所を探して前へ進みます。
2023年05月17日 11:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 11:30
三角点を目指して藪漕ぎです。道がよく分からず、木が少なそうな場所を探して前へ進みます。
ピンクテープはありますがどちらに行っていいのか迷います。
2023年05月17日 11:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 11:31
ピンクテープはありますがどちらに行っていいのか迷います。
苦労してようやく三角点に到着しました。荒海山の山頂と同じような開けた場所です。
2023年05月17日 11:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 11:34
苦労してようやく三角点に到着しました。荒海山の山頂と同じような開けた場所です。
三角点の上に置かれていた鈴です。綺麗な音がします。
2023年05月17日 11:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 11:34
三角点の上に置かれていた鈴です。綺麗な音がします。
山頂との違いはこちらのほうが北東が良く見えることです。
2023年05月17日 11:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 11:36
山頂との違いはこちらのほうが北東が良く見えることです。
少し迷いつつ山頂まで戻ってきました。休憩してお昼を食べます。
2023年05月17日 11:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 11:47
少し迷いつつ山頂まで戻ってきました。休憩してお昼を食べます。
日影がないのでだいぶ暑くなってきました。そろそろゆっくり戻ります。
2023年05月17日 12:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 12:12
日影がないのでだいぶ暑くなってきました。そろそろゆっくり戻ります。
藪に囲まれた避難小屋らしき建物。使えるのでしょうか。
2023年05月17日 12:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 12:14
藪に囲まれた避難小屋らしき建物。使えるのでしょうか。
この白い花はタムシバ?シデコブシ?
2023年05月17日 12:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 12:19
この白い花はタムシバ?シデコブシ?
滑りやすい坂を下りてほっと一息。昨日は晴れだったのになぜこんなにぬかるんでいるのか。
2023年05月17日 12:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 12:29
滑りやすい坂を下りてほっと一息。昨日は晴れだったのになぜこんなにぬかるんでいるのか。
崖の難所はこちらから見た方がより危険に見えました。
2023年05月17日 12:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 12:35
崖の難所はこちらから見た方がより危険に見えました。
この道標のおかげで道に迷わなかったです。かなりの数が設置されています。
2023年05月17日 13:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 13:25
この道標のおかげで道に迷わなかったです。かなりの数が設置されています。
川まで戻ってきました。足を滑らせないよう気をつけて渡ります。
2023年05月17日 14:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/17 14:14
川まで戻ってきました。足を滑らせないよう気をつけて渡ります。
今回も無事帰って来られて良かったです。
2023年05月17日 14:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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5/17 14:46
今回も無事帰って来られて良かったです。

装備

個人装備
パーカー(使用せず) 薄手のパーカー 半袖速乾Tシャツ 春夏用パンツ グローブ 帽子 行動食 水筒と飲料(2.0L分) 印刷した紙の地図 方位磁石 携帯 時計 カメラ(コンパクトと一眼) 三脚 温度計 レインウェア上下 手ぬぐい 膝サポーター トレッキングポール 虫よけスプレー
備考 飲料は1200mlほど消費した。

感想

荒海山に登りました。読みは「あらかいさん、あらかいざん、あらかいやま」と複数あります。日本海側と太平洋側を分ける中央分水嶺上にあるのが特徴です。

山頂と山頂手前、そして太郎岳の三角点からの眺めは良く、栃木県と福島県の山々を遠くまで見渡すことができます。登頂と同時に目の前に現れる高原山と残雪の会津駒ケ岳が綺麗で印象に残りました。

山頂手前の崖の狭い道は下調べで知っていたので心構えができていましたけど、三角点への藪漕ぎは想像以上に大変で手こずりました。景色は山頂とあまり変わらないので、藪漕ぎが苦手な人はやめておいた方が無難です。

今回はトレッキングポールを小まめに出し入れしたり、休憩する時に脚を伸ばしてしっかり休んだおかげか、先月の薬師岳の時と同じく膝が痛くなったり脚が痛くなったりすることなく最後まで歩けました。

日本三百名山や東北百名山に選定されている割には登山客が少なかったです。平日でももう少し多いと予想していたのですが。気軽に登ってみてくださいとは言いづらいけれど、景色は良いのでもっと人気があっても良さそうな山です。

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