雲取山(鴨沢から三峰神社)
- GPS
- 08:35
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,121m
- 下り
- 1,613m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 8:30
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は、本当に暑い一日。
陽射しはまさに真夏、しかし、風はあり爽やかで汗もすぐ乾き、山登りとしては快適な日和でした。
このコースは、鴨沢から雲取山山頂までの標高差1,500m、山頂から三峰神社までの標高差も1,000mあり、距離は約20kmと日帰り登山としてはかなりタフなルートです。そんなルートなので、ここ数年シーズン前の体力検査の為に歩くようにしています。今年は平日の為バス時間が異なり、今までより30分遅いスタートになるのと、この時期未だ三峰神社発の終バスが16時30分というのが気がかりでしたが、昨年と同じペースで歩ければ、「ギリギリ一本前のバスに間に合うかな」と思いつつ、鴨沢バス停を後にしました。
鴨沢コースは歩き易いのですが、前半は樹林帯で足下の花も少なく、ただ坦々と歩を進めます。茶煮場を過ぎ、マムシ岩のあたりまで来ると、ミツバツツジがきれいに咲いています。今年初めてのハルゼミも姦しく鳴き、遠くですがアオバトの声も聴かれ、七ツ石小屋まで登るとスミレやイワキンバイ、キランソウの群落があり少し元気が戻りました。
苦手の七ツ石巻道、今回は上の巻道を採りましたが、こちらの方が小生には合っているみたい、とにかくブナ坂まで時間的には順調でした。ここから山頂までの石尾根は、なるべく日向を避けましたが、やはり直射にさらされ、急激にバテ始めます。五十人平への緩いのぼり、小雲取山への急登では、しばしば立ち止まって休んでしまいます。小屋が見えてからの山頂までの登りは、疲れ果てた足にはさらに応えました。
さすが人気の雲取山、平日なのにお昼時の山頂付近は結構な人出、日陰の少ない山頂部を避け、山荘側に少し下った日陰で息を整えます。まだ行程は半分です、山荘で水を補充し大ダワへ、途中雲取ヒュッテ跡近くで、見事に咲いたシャクナゲを一株見つけました。
大ダワから白岩山までの登り返しは後半の山場。巻道の入口を見落とし稜線通しに長沢背稜方面に入ってしまい戻ろうか迷いましたが、すぐ下にルートを見えたので、急斜面を木の根頼りに下るというおまけもありましたが、この道フデリンドウ、キバナコマノツメ、カタバミ、ネコノメソウの群落があり、中々楽しい道迷いでした。
白岩山まで登り返せば、霧藻が峰の登りまで大きな登りは無いのですが、反面、激下りの連続。この辺りまで来ると、三峰から登ってくる方々とすれ違うことが増えたのですが、白岩山からお清平への急坂を思う他と、以前は「雲取山の表コース」だったとは云え、登ってみようという気は起きません。
疲れた足をだましだまし、その激下りを終え、最後の試練霧藻が峰まで100mの登り返しを終え、予定の3時までに霧藻が峰休憩所に辿り着き、一本前のバスは無理でしたが、何とか終バスには間に合うことが出来そうです。
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