磐梯山（表磐梯から裏磐梯へ）

2023年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,211m
• 下り: 1,057m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:08

距離 13.5km 登り 1,211m 下り 1,076m

6:49 猪苗代スキー場
7:14 7:14 交流の家分岐
7:49 7:49 天の庭
8:05 8:06 赤埴山分岐（猪苗代側）
8:21 8:22 赤埴山
8:31 8:31 赤埴山分岐
8:53 8:54 沼ノ平
9:05 9:06 三合目分岐
9:15 9:21 黄金清水
9:39 9:41 弘法清水
10:00 10:23 磐梯山
10:40 10:56 弘法清水
11:01 11:02 黄金清水
11:09 11:09 三合目分岐
11:18 11:18 櫛ヶ峰分岐
11:41 11:41 イエローフォール
11:53 11:54 火口原分岐
12:16 12:16 噴火口分岐
12:35 12:35 裏磐梯スキー場
12:57 12:58 裏磐梯登山口
13:02 13:02 裏磐梯物産館
13:04 ゴール地点

天候

霧、曇り（7:00頃の登り始めのみ一時晴れ）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

アクセス

5/19（金）
夜行バス: 東京駅八重洲口 11:50発→ 郡山駅 4:40着
5/20（土）
磐越西線: 郡山駅5:50発 → 猪苗代駅 6:40着
注）猪苗代駅から登山口までタクシー（1860円）

> 帰路　5/20（土）
磐梯東都バス（910円）: 裏磐梯高原駅 13:10 → 猪苗代駅13:55
磐越西線: 猪苗代駅 14:06 → 郡山駅14:50
東北新幹線 やまびこ62号: 郡山駅 15:06 → 大宮駅 15:59
東武野田線 大宮駅 16:15 → 柏駅 17:07

コース状況／危険箇所等

・猪苗代スキー場から急登
・弘法清水小屋から磐梯山頂上までの500メートルが嫌になるくらい急登

その他周辺情報

裏磐梯高原駅の道路を挟んで反対側に「裏磐梯物産館」あり。（名物: 山塩ラーメン🍜）

写真

5/20 5:25

金曜夜の夜行バス（東京駅八重洲口 23:55発）で郡山駅に到着

5/20 5:27

郡山駅（在来線）磐越西線の始発電車（5:55発）で猪苗代駅へ

5/20 6:50

猪苗代駅からは前日にTELで予約していたタクシーを使って猪苗代スキー場に移動（猪苗代登山口）

5/20 6:52

猪苗代湖を左手に見ながらスキー場を登ります（結構、急登です。）

5/20 6:53

猪苗代スキー場をひたすら登ります（長い坂なので、想像以上に堪えます）

5/20 6:58

振り返ると「猪苗代湖」

5/20 7:00

スキー場のこの坂、本当に嫌になるくらい長いです

5/20 7:16

登り口を間違えて、リフトの下をしばらく登ってしまいました

5/20 7:18

この辺でリフトの下から何とか本来の登山道に復帰しました

5/20 7:37

しかし、ここの標識が少し分かりにくい（ヤマレコのGPSログで確認）

5/20 7:40

どうやら、この道が「赤埴山」、「磐梯山」へのルートのようです。（ヤマレコのGPSログで頻繁に確認しました。）

5/20 7:40

太陽光パネル付きのセンサーで登山者の数をカウントしているようです。

5/20 7:41

登山道に入ってすぐは、こんな感じです

5/20 7:47

この赤い花（つぼみ）は何 !?

5/20 7:49

磐梯山頂上までここから2.8キロ。距離は大した事ないのですが、このコースとにかく急登の連続で体力（脚力）が必要です

5/20 7:53

昨夜の雨で植物が生き生きとして、いい感じです

5/20 7:55

見晴らしポイントから磐梯山。これ以降はガスガスで視界が悪くなりましたので、今思えばこの写真は奇跡の一枚です

5/20 7:56

磐梯山（猪苗代側からの表磐梯山の勇姿）奇跡の写真をもう一枚

5/20 8:06

巻道で磐梯山に向かうか（左）、赤埴山経由（右）で磐梯山に向かうか悩みどころですが、赤埴山の頂上から磐梯山を見てみたい衝動に駆られ右側に進むことにしました

5/20 8:10

赤埴山への登山道は、火山らしく赤く細かな砂礫で滑りやすいです

5/20 8:11

森林限界っぽい風景になって来ました

5/20 8:16

ケルンがあったので写真を一枚

5/20 8:20

コブシでしょうか !?

5/20 8:22

たぶん、ムラサキヤシオツツジ !? 目が覚めるようなピンク（ムラサキ）

5/20 8:22

ここを過ぎれば、赤埴山のピークのはず !?

5/20 8:22

赤埴山のピークです。ガスっていて、ここから磐梯山を拝むことは叶いませんでした（先ほど途中で磐梯山の写真を撮って置いて正解でした。）

5/20 8:22

赤埴山のピークには、標識らしいものは全く見当たりませんでした

5/20 8:23

いくつかのケルンがあるだけで、ここは本当に赤埴山の頂上!? ヤマレコのログで確認したところ、間違いなく頂上のようです

5/20 8:28

コブシの花でしょうか !? モクレンとの違いがいまいちよく分かっていません

5/20 8:31

巻道との合流地点まで（赤埴山から）下りて来ました

5/20 8:33

クマササに囲まれた登山道（個人的にクマササ街道が好きだったりします。）

5/20 8:36

しばらくすると、ダケカンバの樹林帯が出現しました

5/20 8:41

進行方向の左側に広大な湿地帯が出現しました。「沼の平」湿原でしょうか !?

5/20 8:41

標識が朽ち果てていました

5/20 8:42

沼の平湿原の側には簡単な小休止スポットがありました

5/20 8:42

「沼の平」周辺の登山道は、名前のとおり平坦なので歩きやすかったです

5/20 8:47

サンカヨウの花です。今年は早咲きのようです。花は１週間ほどしか見れないそうなので、これが見れただけでもラッキー

5/20 8:49

ミズバショウです。尾瀬のソレと比べてもデカい気がします

5/20 8:49

湿地とミズバショウ、春を感じる風景です

5/20 8:50

シダ、ゼンマイでしょうか !?

5/20 8:51

天狗岩が見えて来ました。山腹には、ところどころ残雪も見られます。水蒸気爆発で出来た裏磐梯のこの風景は本当に迫力があります

5/20 8:55

5/20 9:01

火山らしい荒涼とした景色が続きます

5/20 9:02

ほんの一部ですが、登山道が小川のようになっている箇所もありました

5/20 9:05

今日はずっとガスが晴れることは無さそうです

5/20 9:06

5/20 9:08

脚が疲れ始めているので、集中力を切らさないよう注意深く進みます

5/20 9:12

霞んでいますが、天狗岩（天狗岩って三合目のものと四合目のものと二つあるようです。こちらは四合目天狗岩）

5/20 9:13

こちらは黄金清水。ここで渇いた喉を潤します

5/20 9:17

天狗岩（四合目天狗岩）の側まで登って来ました。迫力があります

5/20 9:20

ここから磐梯山の頂上まで600メートル。100メートル先には弘法清水小屋があるので、まずはそこで休憩

5/20 9:24

弘法清水小屋です。磐梯山頂上アタック（ここから500メートル）の前に、ここで温かいものでも食べて休憩しようと思います

5/20 9:30

ナメコ汁（500円）を注文。小屋の方からお弁当と一緒に召し上がれとお声がけがあったので、持って来たおにぎり🍙と一緒にいただきました。実は、磐梯山頂上アタック後にもこの小屋にもう一度立ち寄って、ペルー豆の焙煎コーヒー（700円）をいただきました

5/20 9:39

弘法清水とは、これの事でしょうきっと !?

5/20 9:40

鐘があると鳴らしたくなります…

5/20 9:40

磐梯山頂上への入口です。ここから500メートル

5/20 9:44

ここから頂上までは（足場の良くない）急登が続きます

5/20 10:04

足場の良くないゴツゴツした岩場が続くので、転倒しないよう注意深く進みます

5/20 10:05

ガスガスですが、頂上らしきピークが見えて来ました

5/20 10:07

磐梯山頂上には百名山らしく、お約束の祠もありました

5/20 10:08

ガスっていましたが、山頂標識（写真左側）のところでは、写真撮影の順番待ちの列ができていました

5/20 10:10

ガスっていて何も見えませんでしたが、磐梯山頂上です。24座目の百名山をゲットしました。（先はまだまだ長いですが…）

5/20 10:24

さぁ、ここから下山です。帰りは足を挫かないよう特に慎重になりました

5/20 11:00

この景色、晴れた日にも見てみたい

5/20 11:04

帰りは裏磐梯の桧原湖の方面に下山します。水蒸気爆発で出来たこの風景には驚かされます

5/20 11:09

ガスっていますが、左側は切り立った崖になっていました

5/20 11:15

こちらは、ダイナミックな「櫛が峰（標高1636メートル）」。この辺りは硫黄の匂いがします

5/20 11:17

荒涼とした景色のなか、裏磐梯登山口（スキー場）を目指して進みます

5/20 11:18

脚も疲れて来たので、また、ガスっていて何も見えそうになかったので、今回は「櫛が峰」はパスして下山しました

5/20 11:26

途中、いい感じの苔むす岩がゴロゴロした箇所を通過しました

5/20 11:28

ムラサキヤシオツツジがきれい😍

5/20 11:30

急な下り坂です。U字型の鉄製のガイドを掴んで滑らないよう慎重に下りました

5/20 11:35

いい感じのシダが群生しています

5/20 11:40

帰りもダケカンバの樹林帯を抜けて行きます

5/20 11:42

地面に群生するシダがいい感じです

5/20 11:44

おー、なんだか視界が開けて来ました。

5/20 11:47

5/20 11:47

目指すゴールがここから4.8キロもあると認識させられ、少々、気分がブルーになりました

5/20 11:49

荒涼とした平原に出ました

5/20 11:50

まわりは新緑の森と火山らしいダイナミックな風景

5/20 11:50

ここで景色を見ながら休憩したいところですが、バスの時間に間に合うよう先を急ぎます

5/20 11:53

うわー、目指す登山口まであと4.3キロもあるのか。実はもうヘロヘロだったりします

5/20 12:01

疲れていても、ダイナミックな景色に思わずカメラを向けてしまいます

5/20 12:07

ゴールまであと1.8キロ。もう脚が本当にヘロヘロです

5/20 12:08

こういう樹林帯、なんか疲れが一気に癒されます

5/20 12:10

ところどころに沼も出現

5/20 12:16

ここが裏磐梯登山口かな!? スキー場のゲレンデらしき緑の絨毯が見えて来ました

5/20 12:20

裏磐梯スキー場のゲレンデを通過して下山します

5/20 12:20

春の緑のゲレンデと桧原湖が絶景です

5/20 12:37

裏磐梯スキー場（裏磐梯登山道）入口です。ここから車両通行止め

5/20 12:43

スキー場入口から国道（459号線）に向かう途中、右手に見事な沼がありました（弥六沼と言うらしい）

5/20 12:43

沼（湿原!?）の拡大写真も一枚

5/20 12:57

ようやく国道459号線に出ました

5/20 12:59

ゴールの裏磐梯高原駅かと思いきや、ここはまだ裏磐梯高原ホテル。13:10発のバスに間に合うように、ここから疲れた脚に鞭打ってダッシュしました

5/20 13:02

やっとゴールの裏磐梯高原駅です。なんとかバスの出発時間までに間に合ったようです。ここから13:10発の磐梯東都バスで磐越西線の猪苗代駅に向かいました。（料金は910円）

5/20 13:07

バス停の向かい側には、裏磐梯物産館があります。時間があったらここで名物の山塩ラーメンを食べようと思いましたが、今回はパス　（おしまい）

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

感想

Nana

GW中の5月5日に安達太良山に登って、その翌日に磐梯山登山を予定していたのですが、荒天予報につきその時は見送りました。ですので、今回はそのリベンジ登山になります。今回、猪苗代側から桧原湖方面に抜ける「表磐梯から裏磐梯への縦走コース」をトライしましたが、登り始めからとにかく急登の連続でヘロヘロになりました。個人的な感触ですが、谷川岳の西黒尾根コース（日本三大急登の一つ）より、体力的にも精神的にもよっぽどこちらの方がキツかったです。これだけ体力を消耗する山なので、結果的には（安達太良山との連続登山とせずに）前回先送りして正解だったのかも知れません。
百名山のピークハントもこれで24座目（約1/4）。まだまだ、先は長いですが頑張ります。