鳥取県初上陸!!交わる善悪!ご当地富士伯耆が牙を剥く!
- GPS
- 05:29
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 999m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
階段が多いのがメリットでありデメリット |
その他周辺情報 | 大山ナショナルパークセンターや大神山神社、大山寺がある |
写真
感想
人生初の山陰地方、鳥取県にやってきました!
2泊3日の工程でかいけ温泉に泊まりつつ、大山登山を敢行。
当日の天候は快晴も快晴。抜群の登山日和。
午前9時20分には大山ナショナルパークセンターに到着。ところが、第一第二駐車場満車で屋根付きの駐車場に停めることに。やや距離はあるものの、その日の強烈な日差しを遮るにはもってこいだった。大山ナショナルパークセンターで協力金を払い、トイレを済ませてから大神山神社方面へ。この時点でなかなかの急勾配な歩道を歩き進む。
大神山神社で登山の安全を祈り、いざ登山開始。登山口から10分ほどは緩やかな坂道であったが、ここから元谷堰堤右岸分岐まで急な階段が続く。しかも一回下り階段を下りる道まである。もはやスポーツ選手の腿上げトレーニングだ。元谷堰堤付近で、一石一木運動の石を持って行き忘れたことに気づき、そこそこ大きな手のひらサイズの石を拾って飛行機からもらってきたエチケット袋に入れて再出発。ここから右岸までガレ場が続く。当日は快晴で気温も高く、完全に岩が乾いていたため危ない場面はなかったが、雨天時や前日雨天時は注意が必要。右岸についてから、夏山登山道合流までの道のりも階段が続く。ようやく五合目に来た時、11時30分となっていた。
五合目からは登山者が一気に増えてきた。夏山登山道から来た人の方が確実に多く、下りとのすれ違い時にやや渋滞気味になっていた。六合目の避難小屋では人が多く休めなかった。筆者は右脇腹が筋肉痛の悲鳴をあげ、wada7氏も足が痛いという共倒れすら有り得る急登が8号目まで続いた。この間、一時たりとも登る速度は変わらず次から次へと先行者を追い抜く形となった。今考えると無茶にも感じるが、一度止まってしまうと二度と先に進めなくなる雰囲気もあったので歩き続けてよかったとも感じる。
八合目を越えると状況はだいぶ変わる。木道になっており歩きやすくなるのだ。さらに勾配が緩やかにもなる。八、九合目はとにかく下山してくる人が多くなるが爽やかな風も吹いており特に不快感なく登れる。八合目到達から20分程度で山頂である弥山に到着した事実を見ても、八合目までが難関という見方もできる。山頂は人が100人くらい居てごった返してたため、写真撮影のみして避難小屋にて昼食をとることに。一石一木運動の完遂を告げる石を保管して小屋の中へ。小屋では比較的空いており、比較的快適に休むことができた。売店もあったため、wada7氏とそれぞれお土産や水分を購入。
下山時は石室方面から下山。ここでちょっとした出会いが。なにやらけん玉を高等テクで扱う男性に遭遇。自撮りしてらっしゃる。通り過ぎてからも技を磨いていらっしゃったので両腕を大きく振ってみると振り替えしてくれた。善人である。ただ帰路時の木道で筆者が躓き、女性に体当たりしてしまう事象が発生。転倒こそしなかったものの、女性は大きな悲鳴をあげてらっしゃった。平謝り、平身低頭。情けなさに謝り続けていると「ああ〜びっくりした。」と言い、大丈夫と言ってくれた。更に怪我がないか入念な確認の後、「おぶってくれてもいいのよ」と冗談を飛ばす気力まで回復。ありがたい限りで、今度からは車間距離ならぬ人間距離を空けようと心に誓った。
この善人2人との出会いだけならば最高だったのがそう上手くいかぬのが人生であり、登山。
問題は五合目に降りてきたときのことだった。下山は速度に乗って快調に進んでいた。さあ五合目到着!といったところで一目で入れ歯とわかるジジイが話しかけてきた。
「きれいな鈴の音ですね」と。怪訝な顔をしながら礼を返すと
「山の中では非常に響きます。他の登山者の迷惑にもなります。」と続く。
「は?」生声が出てしまった。いやいや熊よけ意義だと答えると
「もっと熊について勉強してください。ここでは2000%出ません。$#%☆→*〒々=##」
2000%という無能まるだしの数値が出た時点で聞くのをやめた。たまにいるんだ、自分の正義を押し付ける老害が。本気で人を説得できると信じている脳内花畑が。ぐちゃぐちゃ言ってたが、完全無視。下山を再開。
ところが三合目にもこの手のおっさんがいた。なんか大山ボランティア云々カンヌン。熊は出ない、だから外すのがマナーと講釈を垂れてきた。ルールじゃないマナーを強要すんなと回答。カチンときたのか乱雑な敬語でごちゃごちゃ言い出したのでまたガン無視。クマがいないと断言するとは、大山付近の数百平方kmの範囲を監視カメラで24時間監視してるのだろうか?
日本語の通じない日本人とは会話しない。そもそも論として、この場を含めて鈴がどうこう騒音がどうこうという論議はしない。なぜなら正解はクマに聞くしかないから。クマも人間同様、性格がある以上大声を出してビビっていく奴もいれば逆に応戦してくる奴もいる。千差万別。それを理解できないのが上記の老害共。クマをえらっそうに語る前に人間について知れ。あと百分率の使い方も小学校からやり直して知れ。タイトルに善悪と銘打ったが、この老害共は到底悪には取るに足らず、偽善者にもなれない偽偽善者と言ったところか。
この手の議論では意見が平行線になることが大抵だ。話し合いなんかで人間は分かり合えない。説得するつもりもないし、されるつもりもない。要は自分の意見をしっかり持てよ、というのが今回の訓戒だ。
いろいろあったが無事に下山。予定より1時間近く早い下山となった一番の要因は下山時に夏山登山道の整備された階段道を下りれたことであろう。
この山行記録を書くのに何とか記憶を振り絞ったから思い出せたが、面倒な連中のことはすぐさま忘れ去ってしまったので晴れやかな気持ちで戻ってこれた。
快晴に絶景。おかげでたっぷりと日焼けしてしまった。ウン、対策を考えておきます。
ということで日本百名山、第9座、登頂!次回は2023年の北海道登山シーズン開幕でお会いしましょう!!
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