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Yamareco

記録ID: 552238
全員に公開
沢登り
近畿

南紀 相野谷川支流中ノ谷-子ノ泊山

2014年11月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
6.6km
登り
1,037m
下り
963m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:08
合計
7:09
8:29
377
14:46
14:54
44
15:38
ゴール地点
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
子ノ泊山登山口の林道は「桐原-浅里通り抜けできません」と看板が有りましたが、一応抜けられた(浅里の集落間際で工事箇所有り、工事中は通れないのかな)

桐原から向かう分には問題無い。

桐原登山口に駐車、自転車で中ノ谷へ向かった。
コース状況/
危険箇所等
大滝二つの処理がポイント。

落打滝:滝のすぐ右側の灌木をスリング掛けながらモンキークライム(キツイ)
そして滝の落ち口へ這い上がる後一歩が最高に怖い ので、滝には取付かない方がイイ。

牛鬼滝:右岸の尾根上を登るが小さく巻けずに結構な高巻きとなる。なお落ち口まではロープ無しで降りられた。

下山は登山道。
桐原登山口に駐車。
さすが南紀は暖かい。
2014年11月22日 08:39撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
11/22 8:39
桐原登山口に駐車。
さすが南紀は暖かい。
中ノ谷まで自転車で下ります。
1.5劼らいかな
2014年11月22日 08:40撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 8:40
中ノ谷まで自転車で下ります。
1.5劼らいかな
沢に下りるハシゴがある。
2014年11月22日 08:48撮影 by  DSC-TX20, SONY
11/22 8:48
沢に下りるハシゴがある。
最初はこんな感じ
2014年11月22日 08:54撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 8:54
最初はこんな感じ
わりとすぐに見えてきたのが…
2014年11月22日 08:57撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 8:57
わりとすぐに見えてきたのが…
落打滝(30mくらい)
両岸とも壁がスゴイ、滝に寄ってみると右側が登れそうだ
2014年11月22日 09:01撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 9:01
落打滝(30mくらい)
両岸とも壁がスゴイ、滝に寄ってみると右側が登れそうだ
最初は簡単だったけど…
2014年11月22日 09:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 9:06
最初は簡単だったけど…
ほぼ垂直の灌木モンキークライム
思わずスリング出すありさま
2014年11月22日 09:42撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 9:42
ほぼ垂直の灌木モンキークライム
思わずスリング出すありさま
最後は落ち口が簡単かと思ったけど
2014年11月22日 10:05撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 10:05
最後は落ち口が簡単かと思ったけど
たった一歩フリクションが信じられず30分くらい行くか迷った。気休めのハーケン打ち込んで何とか這い上がったけど怖かったわ
2014年11月22日 10:40撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 10:40
たった一歩フリクションが信じられず30分くらい行くか迷った。気休めのハーケン打ち込んで何とか這い上がったけど怖かったわ
滝上は180度回り込んで…
2014年11月22日 11:05撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 11:05
滝上は180度回り込んで…
釜付のスライダーがあったりする。
2014年11月22日 11:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 11:06
釜付のスライダーがあったりする。
その後はちょっと荒れ気味
2014年11月22日 11:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
11/22 11:13
その後はちょっと荒れ気味
ルートは短いから焚き火でもしながら小一時間ウトウトする。
2014年11月22日 11:49撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 11:49
ルートは短いから焚き火でもしながら小一時間ウトウトする。
行動再開、ガレを登って行くと…
2014年11月22日 12:45撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 12:45
行動再開、ガレを登って行くと…
これまた絶壁に囲まれ豪快な牛鬼滝。
スゲェなこの山
2014年11月22日 12:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 12:47
これまた絶壁に囲まれ豪快な牛鬼滝。
スゲェなこの山
滝が全然写ってないです(汗)
2014年11月22日 12:49撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 12:49
滝が全然写ってないです(汗)
見上げる高さは35mらしい
2014年11月22日 12:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 12:50
見上げる高さは35mらしい
さて右岸を巻く、急だが特に問題無いけど、絶壁に阻まれて小さく巻けない
2014年11月22日 12:56撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 12:56
さて右岸を巻く、急だが特に問題無いけど、絶壁に阻まれて小さく巻けない
ぐるっと回り込むように巻き降りると落ち口ですが、怖くて近寄れません。
2014年11月22日 13:19撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 13:19
ぐるっと回り込むように巻き降りると落ち口ですが、怖くて近寄れません。
滝上はナメとなっている
2014年11月22日 13:24撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 13:24
滝上はナメとなっている
石積みの窯跡でしょうか
2014年11月22日 13:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
11/22 13:26
石積みの窯跡でしょうか
正面は支流、左側のガレを登り詰めます
2014年11月22日 13:35撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 13:35
正面は支流、左側のガレを登り詰めます
ガレとナメ滝が交互に現れ
2014年11月22日 13:42撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 13:42
ガレとナメ滝が交互に現れ
最後はヤブコギ無しで詰め上げ
2014年11月22日 14:37撮影 by  DSC-TX20, SONY
11/22 14:37
最後はヤブコギ無しで詰め上げ
登りきると林道があります。
2014年11月22日 14:42撮影 by  DSC-TX20, SONY
11/22 14:42
登りきると林道があります。
最後にほんのひと登りすると山頂到着です。
展望は大変よろしい。
2014年11月22日 14:46撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 14:46
最後にほんのひと登りすると山頂到着です。
展望は大変よろしい。
さて下山は一般登山道
2014年11月22日 15:11撮影 by  DSC-TX20, SONY
11/22 15:11
さて下山は一般登山道
無事下山。
よく言われているが、この低山でこの内容とは恐るべし子ノ泊山。
2014年11月22日 15:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 15:36
無事下山。
よく言われているが、この低山でこの内容とは恐るべし子ノ泊山。
撮影機器:

感想

子ノ泊山へ詰め上げる立間戸谷にスゴイ地形を見つけたのが8ヶ月前の3月の連休。

当時は右手の調子が悪かったので一般登山での子ノ泊訪問となりましたが、今回はあの地形を確認する為沢登りスタイルにて挑みます。

連休初日はアプローチの時間問題もあって立間戸谷へは行かずに山の反対側にあり、こちらも大滝を内包しているという相野谷川(おのたにがわ)支流の中ノ谷へまず向かいました。


入渓直後に現れる落打滝は一般登山でも訪れることができるので子ノ泊山に来たら見ておくと得した気分になれるかもしれません。

しかし見るだけで満足出来ないのが沢屋というもの、何となく登れそうに見えた落打滝に取り付いて見るものの最後の落ち口付近で「やめときゃよかった」と30分くらい悩み続けてから強引に這い上がる。
たった一歩に全てを込めるこの瞬間は、いつも嫌だと思う反面また味わうのも良しと相反する思いがこみ上げて来る不思議な物です。

緊張から解放されると日々の疲れと睡眠不足で足取りが重い、こんな時には焚き火休憩が一番と思い薪を集めて着火。
乾いた木と落ち葉は良く燃えてくれて良く温まることが出来た。

遡行再開するとすぐに大滝、牛鬼滝が現れます。
先ほど温まった体がまた冷えてしまうほど圧倒的な絶壁から飛び散る水飛沫を見続ける。

さあ先に進もう、右岸の尾根状を巻き上がり、大きく回り込んで滝の落ち口に降り立った。

その後はナメとガレを繰り返し、一汗かくと展望の良い山頂に到着。

短い区間に内容が凝縮された相野谷川中ノ谷、良い谷であった。

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