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Yamareco

記録ID: 5536731
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

男体山。三本松からの「西尾根コース」

2023年05月26日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:36
距離
16.7km
登り
1,140m
下り
1,138m

コースタイム

日帰り
山行
8:08
休憩
1:28
合計
9:36
4:55
236
スタート地点
8:51
9:30
33
10:03
10:39
3
10:42
10:51
20
11:11
11:14
88
12:42
12:43
5
12:48
12:48
28
13:16
13:16
39
14:19
14:19
12
14:31
ゴール地点
9割方は、中禅寺湖ほとりの二荒山神社中宮祠から登る「表何体コース」
を歩きます。
しかし、裏男体コースをはじめ、今回の西尾根コースはとても静か。
真の山好きなら、裏こそオススメですよ👍
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日光戦場ヶ原
三本松園地駐車場。
コース状況/
危険箇所等
🟠【三本松園地】
  👇
🟠【男体山】
  👇
🟠【裏男体コース】
  👇
🟠【三本松園地】
の周回ルートを歩いてきた。

地図に載るコースは南北2つあり、今回歩くコースは隠されたもう一つ。
三本松園地から、直接男体山に登るコース。

🟦その名は「西尾根コース」

かつて昭和時代の地図「山と高原地図」に描かれていた破線コースである。
現在刊行している地図からは全て削除されているため、情報は少ない。
しかし、間違いなくあったのである。

当時から登山者は少なく、現在は当然ゼロに等しい静けさ。

「三本松駐車場」
 👇
「戦場ヶ原開拓之碑」
 👇
 原生林を進み、獣避けフェンスネットを通過すると、
 いよいよ男体山の登りとなります。
 👇
 倒木を越え藪を越え、最初のピーク「二荒山」へ。
 👇
 二荒山から激や部ゾーンと薙の通過にご注意!
 👇
 核心部「太郎山神社」直下の大岩
 大岩は右巻きするのが基本だが、直登しました。
 👇
「太郎山神社」より一般登山道に合流。
 👇
「男体山頂」
 👇
 下山は志津乗越側、裏男体コースへ。
 👇
「三本松駐車場」

その他周辺情報 ♨日光湯元温泉。
戦場ヶ原、三本松園地駐車場を拠点にスタート。
男体山の登山道としては、あまり知られていないであろうマニアックルートで行きます。
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戦場ヶ原、三本松園地駐車場を拠点にスタート。
男体山の登山道としては、あまり知られていないであろうマニアックルートで行きます。
三本松の名板奥へ進んでいく。
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三本松の名板奥へ進んでいく。
すると男体山が見えてきた。
上部のガスが不安だが、予報は☀に期待しましょう。
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すると男体山が見えてきた。
上部のガスが不安だが、予報は☀に期待しましょう。
すると目印ポイント。
「戦場ヶ原開拓之碑」を通過
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すると目印ポイント。
「戦場ヶ原開拓之碑」を通過
携帯電話アンテナ施設横の林道が登山口となります。
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携帯電話アンテナ施設横の林道が登山口となります。
林道を100m程歩くと、フェンスゲートあり。
鍵がかかっているものの、
フェンス脇に開閉可能な加工がされている。
つまり、地図から消去された現在でも、
西尾根コースが行きている証だと思います。
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林道を100m程歩くと、フェンスゲートあり。
鍵がかかっているものの、
フェンス脇に開閉可能な加工がされている。
つまり、地図から消去された現在でも、
西尾根コースが行きている証だと思います。
ゲート先の分岐点。
ここから林道を別れ、右の倒木の山を目指して進んでいきましょう。
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ゲート先の分岐点。
ここから林道を別れ、右の倒木の山を目指して進んでいきましょう。
倒木の山の中心は作業道の用になっていて、それを無視し作業道の反対側へ進む。
すると、幹に赤ペンキが多数出てくる。
基本的にこのコース、この目印やブリキの目印を目指して行くことになります。
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倒木の山の中心は作業道の用になっていて、それを無視し作業道の反対側へ進む。
すると、幹に赤ペンキが多数出てくる。
基本的にこのコース、この目印やブリキの目印を目指して行くことになります。
低い笹薮を過ぎると、涸れ沢に出る。
涸れ沢手前で、一度目印を見失う。
涸れ沢を反対側へ渡る。
保安林標柱が目印になります。
あとは、またペンキを目指して進みます。
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低い笹薮を過ぎると、涸れ沢に出る。
涸れ沢手前で、一度目印を見失う。
涸れ沢を反対側へ渡る。
保安林標柱が目印になります。
あとは、またペンキを目指して進みます。
男体山の坂が始まる辺りで、フェンスネットが登場。
こちらは切り取られている箇所(一箇所)を通過する。
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男体山の坂が始まる辺りで、フェンスネットが登場。
こちらは切り取られている箇所(一箇所)を通過する。
するとブリキの目印も出てくる。
日光の古き目印といえば、定番ですよね〜。
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するとブリキの目印も出てくる。
日光の古き目印といえば、定番ですよね〜。
赤ペンキを探しては辿ります。
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赤ペンキを探しては辿ります。
赤ペンキの他、ビニールテープの目印もあり。
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赤ペンキの他、ビニールテープの目印もあり。
途中に唯一の道標。
古き時代の物でしょう。
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途中に唯一の道標。
古き時代の物でしょう。
道標を起点に、倒木ゾーンに変化します。
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道標を起点に、倒木ゾーンに変化します。
こちらもブリキやペンキを追っていく。
すると倒木を越えた先にペンキがあったりで、アスレチック状態。
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こちらもブリキやペンキを追っていく。
すると倒木を越えた先にペンキがあったりで、アスレチック状態。
倒木ゾーンが終わると、次は藪に変わっていく。
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倒木ゾーンが終わると、次は藪に変わっていく。
シャクナゲとコメツガ主体の藪。
灌木の藪は苦労します。
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シャクナゲとコメツガ主体の藪。
灌木の藪は苦労します。
藪を抜け稜線に出た。
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藪を抜け稜線に出た。
すると日光白根山をはじめ、西側の眺望が素敵。
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すると日光白根山をはじめ、西側の眺望が素敵。
眼下にスタート地点の三本松駐車場が見える。
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眼下にスタート地点の三本松駐車場が見える。
男体山としてはあまり知られていない「二荒山」のピークが見えてきました。
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男体山としてはあまり知られていない「二荒山」のピークが見えてきました。
二荒山に登ると、奥に男体山の山頂(神剣)が見えてくる。
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二荒山に登ると、奥に男体山の山頂(神剣)が見えてくる。
二荒山では北側の眺望も良く、太郎山〜女峰山まで見渡せます。
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二荒山では北側の眺望も良く、太郎山〜女峰山まで見渡せます。
二荒山より男体山へ向かう。
すると薙〜藪〜薙〜藪を繰り返し突破。
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二荒山より男体山へ向かう。
すると薙〜藪〜薙〜藪を繰り返し突破。
最後の薙に出ると、ラスボスが見えてくる。
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最後の薙に出ると、ラスボスが見えてくる。
男体山としてはあまり知られていない
火山独特の荒々しさ。
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男体山としてはあまり知られていない
火山独特の荒々しさ。
こちらの大岩がラスボス(核心部)
つまりこの上こそが一般登山道なのである。
基本的には右へ巻くのが正解。
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こちらの大岩がラスボス(核心部)
つまりこの上こそが一般登山道なのである。
基本的には右へ巻くのが正解。
私はフリーで直登しました。
あまりお薦めはできません。
鎖やロープの設置はありません、自己責任です。
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私はフリーで直登しました。
あまりお薦めはできません。
鎖やロープの設置はありません、自己責任です。
崖の上より、登ってきた場所を見下ろします。
高度感があって、覗き込むのもやっと。
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崖の上より、登ってきた場所を見下ろします。
高度感があって、覗き込むのもやっと。
一般登山道、太郎山神社裏に出ました。
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一般登山道、太郎山神社裏に出ました。
太郎山神社奥にある崖越しに、歩いてきた道筋が見える。
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太郎山神社奥にある崖越しに、歩いてきた道筋が見える。
あとは一般コース。
男体山山頂広場にある、第二社務所が新しく建て替えられていた。
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あとは一般コース。
男体山山頂広場にある、第二社務所が新しく建て替えられていた。
山頂から雲海が広がる。
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山頂から雲海が広がる。
男体山にある灰皿。
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男体山にある灰皿。
吸い殻たっぷり。
現地にこれを使っている人が居たのですよ。
ちょっと幻滅〜。
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吸い殻たっぷり。
現地にこれを使っている人が居たのですよ。
ちょっと幻滅〜。
いよいよ男体山山頂。
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いよいよ男体山山頂。
象徴的な神剣です。
写真の順番待ちはよくあります。
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象徴的な神剣です。
写真の順番待ちはよくあります。
中禅寺湖。
一等三角点。
下山は志津乗越へ。
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下山は志津乗越へ。
裏男体コースこそオススメしたい。
日光連山が一望です。
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裏男体コースこそオススメしたい。
日光連山が一望です。
幾何学ナゲ模様
裏男体コースには残雪が少々。
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裏男体コースには残雪が少々。
ちょっと危ないトラバース
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ちょっと危ないトラバース
蟻地獄みたいな崩落斜面。
吸い込まれそう。
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蟻地獄みたいな崩落斜面。
吸い込まれそう。
麓にある無人避難小屋。
志津小屋。
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麓にある無人避難小屋。
志津小屋。
小屋を過ぎると、志津林道へ。
ここから長い林道歩きが始まる。
裏男体コースとしては、長い林道歩きをどう捉えるかで考え方も変わるでしょう。
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小屋を過ぎると、志津林道へ。
ここから長い林道歩きが始まる。
裏男体コースとしては、長い林道歩きをどう捉えるかで考え方も変わるでしょう。
男体山、別角度林道版。
様々な男体山の山姿を味わえるのも、今回のコースの醍醐味。
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男体山、別角度林道版。
様々な男体山の山姿を味わえるのも、今回のコースの醍醐味。
梵字飯場跡駐車場。
こまで車で来ることが出来ますが、周回ルートのためマダマダ続く。
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梵字飯場跡駐車場。
こまで車で来ることが出来ますが、周回ルートのためマダマダ続く。
長い林道を終えて、ようやく戻りました。
裏男体コースは林道歩きが肝ですね。
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長い林道を終えて、ようやく戻りました。
裏男体コースは林道歩きが肝ですね。
動画を作りました。
是非、ご覧ください。
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動画を作りました。
是非、ご覧ください。

感想

男体山は、初見で登ると大半がキツイと感想を述べるでしょう。
何度も登っていて飽きてきた〜
なんて方にこそ、今回のコースはオススメしたい。
原生林、コレこそが山本来の姿と言えるのです。
静かな百名山の正規コースとしては、全国でも数少ないと思います。


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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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