千苅水源地〜大岩岳〜丸山
- GPS
- 06:58
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 667m
- 下り
- 670m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:55
9:45 清之瀬橋側水源地管理施設
11:40 大岩岳方面分岐
12:06 大岩岳山頂 〜ランチ休憩〜
12:30 出発
12:39 東大岩岳分岐
12:48 南大岩岳
13:06 遊歩道・東山橋方面分岐
13:25 四等三角点『丸山』
14:05 川下川ダム舗装路出会い
14:22 丸山湿原方面分岐
14:40 丸山湿原 第一湿原南分岐
15:08 丸山山頂
15:29 丸山湿原北側入口
16:00 西谷の森公園・西ノ谷駐車場
天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『三田』当日の気温 朝の最低気温 2.9℃ (01:44) 日中の最高気温 19.9℃ (13:10) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西の谷駐車場利用(終日無料)。 駐車場より徒歩約3分の農舎にトイレ、自動販売機有。 http://nishitaninomori.jp/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝塚市域の西谷の森公園、丸山湿原エリアは、道標が整備された歩きやすい遊歩道が続きます。その他のエリアは道標がなく、私設の道標やテープ頼りとなります。 千刈水源地沿いはダム湖の管理道?として整備されたルートがありますが、近年特に管理された様子はなく、倒木や落石等の障害物も多く、遊歩道レベルではありません。 大岩岳周辺は、比較的明瞭な踏み跡が多いものの、地形図の破線道に符合しないルートもあり、この山域に慣れていない方は、位置確認を慎重に行う事がお奨めです。 ■西谷の森公園〜清之瀬橋 公園内は整備された遊歩道が続きます。清之瀬橋方面へは、公園の北西端より地形図上の破線道に沿ったルートを辿りますが、現在は廃道状態です。清之瀬橋側は車道沿いの民家付近の空地に出会いましたが、草が生い茂り入口を探すのは困難な状態です。 倒木の他、小川沿いは道が崩落している所も多く、歩きやすい状況ではありません。公園内の道標以外、目印等もほとんどありません。 ■千苅水源地管理道 水源地管理道と推測できますが、特にそれを示す表記はありません。高低差の少ないルートですが、倒木や路肩の崩落等、歩き難い区間も散見されます。そもそもダムの完成は1919年と古く、近年整備された様子は伺えません。 基本は一本道、概ねルートは明瞭ですが、入江のような地形等、一部に不明瞭な区間もあります。また、大岩岳付近より南はダム側は水面と管理道が離れ、周辺の山道と同化しています。山側へは踏み跡や地形図上の破線道も見られますが、今回歩いた大岩岳への稜線を辿るコースの他は明瞭なルートがないようです。 大岩岳付近以外、テープや道標は散見される程度、有効な案内は期待できません。 ■千苅水源地管理道〜大岩岳 千苅ダム方面より大岩岳を目指す際によく利用されるよく踏まれた登山道です。山頂付近は手足を駆使する岩場となっておりますが、特に危険なレベルではありません。 西側より山頂へは概ねルートは稜線上に続いています。山頂直下は岩場となっており下る際には解り難いルートです。山頂には他に東側と南側へ下るルートがあり、それぞれ丸山湿原エリアの整備された遊歩道に出会います。 山頂までは私設の道標が散見されますが、山頂にコースを案内する道標等はありませんので、下山方向は要確認です。いずれも急坂ですが、東側に下山すると、丸山湿原エリアへの道標等が整備されています。 ■南大岩岳〜川下川ダム 南大岩岳は丸山湿原エリアの遊歩道整備されたエリア内に位置しますが、整備された遊歩道ではありません。遊歩道南側よりの登口にはテープが見受けられますが、踏み跡も不明瞭且つ行先を示す案内等はありません。北側は踏み跡はおろか目印と見受けられるテープもないようですが、稜線には細いものの明確に踏まれた跡があります。 無名のピークですが"南大岩岳370.1m"と記された私設の札が掛かっていました。全般的に藪っぽく、落葉期以外は避けた方が無難です。ピークを含めて眺望は限られており、お勧めに値するルートではありません。 川下川ダムへは、遊歩道に私設された"東山橋"方面への道標を南へ辿ると程なく川下川ダム方面への分岐となります。概ね地図上の破線道沿いに明瞭なコースが続き、丸山三角点までは宝塚-神戸市の市境界を示す杭が続きます。その先もしっかりした踏み跡が続きますが、川下川ダムへの下山ルートは少し解り難いようです。今回は破線道と異なるルートを辿りましたが、テープ跡は残されていました。 ■川下川ダム〜丸山湿原 川下川ダムより続く舗装路の途中、川の流れが山側に替わる所が入口です。看板や道標はありませんが、テープ類が多く見落とす可能性は少ないでしょう。 丸山湿原より川下川ダムへの道標には『岩場あり歩行注意』との表記があり、案内図には『くさり場』との表記があります。実際には手摺の高さにくさりの設置された区間となっています。登る際には難易度は高くないものの、高低差は結構あり、高度感は結構感じます。下る際には要注意です。 道標等はないものの、ルートは踏み跡もしっかりしており不安なく歩けます。但し、数ヶ所川を越える区間があり注意が必要です。 ■丸山 丸山湿原エリアの遊歩道整備されたエリア内ですが、登山道や遊歩道は整備されていません。山麓南側がザレ場などのある比較的なだらかな斜面となっており、不明瞭ながら踏み分けられた跡があります。 ネット上にて西側より登るルートがあるような情報も見掛けましたが、未調査。山頂北〜東側は歩きましたが、ルートの痕跡は見つかりませんでした。 南側よりの踏み跡を辿る以外は、実質的にルートはなく、地図・コンパス頼りに突破を試みる覚悟が必要です。周辺の山域では尾根上部の歩きやすいザレ場が多いものの、丸山の北東側については地滑り跡等、上部が崖となっている所が多いようで注意が必要です。全般的に手掛かりとなる立木も多く、危険を感じる程の急勾配ではありませんが、お奨めできるルートではありません。 【主な過去の記録】 ■布見ヶ岳〜西谷の森公園 2014年09月17日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-512504.html ■大岩岳〜武田尾〜中山 2013年09月07日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-341681.html ■千刈水源池周遊…大岩ヶ岳・布見ヶ岳 2012年04月18日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-183174.html ■布見ヶ岳〜布見竜王山 2011年12月16日(金) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-156296.html |
写真
感想
残り少ない秋を求めて、標高の低い大岩岳付近を散策しました。
冬を前に遊歩道慣れ?して麻痺した里山感覚!?を取り戻すため、廃道や藪漕ぎ、道なき直登等々…よく知る山域だけに、楽しく歩けそうなコースを選択。高低差のあまりないエリアですが、変化に富んだ山歩きを楽しむことが出来ました。
意外だったのはも川下川ダムで1組、丸山湿原エリアで3人、こちらは写真を撮られている方2名を含めます。別に遠くより大岩岳山頂に人影と、平日には珍しく沢山の人と出会いました。
丸山湿原エリアの整備が進んだことも要因でしょうか?西谷の森公園を含め、せっかく遊歩道整備されたエリアだけに、あまり増えすぎても困りものですが、うるさくならない程度に訪れる人が増えるのは大歓迎です☆
※まず、困るほど人が訪れるようなことはないと思いますが。。。
★ミミズク(フクロウ?)の撮影に成功!
画像21と22。限界望遠につきボケてますが、初めて写真にに収まってくれました。以前にこの山域で飛び去る姿を見て以来、音もなく飛び去る姿がたまたま目線に入った事は何度かあるものの、カメラを構える間もなく見送るのみ。
今回は偶然目線より下の木にとまる姿を目撃、10m足らず離れた距離からですが、1分程度の眺めることが出来ました。ハトより少し大きい程度、おそらく子供でしょうか?カメラを構えるこちらの姿を気にして飛び去っていきましたが、静かな飛び姿に感動しました☆
★千刈 or 千苅 ?
あまり気にしていませんでしたが、地形図の表記をによると、『千苅ダム』・『千刈水源地』と漢字が使い分けられています。神戸市水道局等、公的機関の表記はネット上で見る限り『千苅』となっておりますが、西側のゴルフ場は『千刈CC』。
とりあえず、今後は『千苅』と表記しようと思いつつ、わざわざ訂正するのは面倒なので、過去記事はそのまま放置しておりますm(。。)m
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