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Yamareco

記録ID: 556675
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

初冬の嵐 伊吹山

2014年12月01日(月) ~ 2014年12月02日(火)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
22:11
距離
12.9km
登り
1,253m
下り
1,236m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:32
休憩
0:23
合計
2:55
距離 6.0km 登り 1,185m 下り 17m
13:59
19
14:18
14:19
10
14:29
14:35
25
15:00
15:15
21
15:36
宿泊地
2日目
山行
1:38
休憩
0:22
合計
2:00
距離 6.7km 登り 68m 下り 1,198m
8:48
22
9:35
15
9:50
9:51
32
10:45
10:47
1
10:48
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口周辺に民間の駐車場多数
私は、屋根が有り雨天でも濡れずに準備が出来る「高橋パーキング」に毎回開お世話に成ってます。
この日もスタート時は降雨でしたが、一切濡れる事無く準備でき、歩き始め前の冷えた体でも、寒さを感じる事無く快適でした。

これから伊吹山を目指す皆さんも、この辺りをご考慮の上駐車場をお選びください。
高橋さんからミカンもらったので宣伝してます!ワハハ
路上駐車は論外です。
コース状況/
危険箇所等
1日目
降雨のため、全体に登山道は河に成っていました。
頂上台地部分で二度転倒、いずれもドンと吹いた風に吹き飛ばされました、本当に強い風でした。

2日目
7合目より上部は気温低下のため前日の雨が凍結し、岩とアイスのミックスに成ってしまいました。

天気概況
台風並みに発達した低気圧が、朝鮮半島南の日本海上に有り東進して居る。
今シーズンの第一級の真冬並みの寒気は、上空1500mでマイナス6℃と言う。この寒気が低気圧の後を追いかけて、南下してくるため、東日本から西日本の日本海側では風が強く大荒れの天気。

その他周辺情報 12月1日気温
登山口 14℃ 午後1時頃
6合目 7℃
頂上  4℃
12月2日
頂上  マイナス5,8℃ 午前7時ころ
6合目 マイナス2,8℃
3合目 0℃
登山口 4℃ 午前10時半頃
気温は私のザックのショルダーベルトに付けた温度計に依ります。
今夜はトン汁を作ります
6
今夜はトン汁を作ります
湯気で視界がききませんが、「トン汁」はナメコを一袋も入れてしまったら、ナメコ汁に変身してしまいました。
ご飯はアルファ米ですが、親子丼に仕立てて有ります。
これに糖分ゼロの発泡酒が付きます < ウレピー
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湯気で視界がききませんが、「トン汁」はナメコを一袋も入れてしまったら、ナメコ汁に変身してしまいました。
ご飯はアルファ米ですが、親子丼に仕立てて有ります。
これに糖分ゼロの発泡酒が付きます < ウレピー
下界に見えるのは、滋賀県長浜市の街明かりです。
雨は降っているのですが、時々下界が望めました。
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下界に見えるのは、滋賀県長浜市の街明かりです。
雨は降っているのですが、時々下界が望めました。
夜明け前 気温マイナス6℃以下でした
長浜の明かりは薄っすらと見えますね、手前の手すりはすでに霧氷が着き始めて居ます。
こんなのにうっかり素手で触ったら、手が離れなくなる恐れが有ります。
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夜明け前 気温マイナス6℃以下でした
長浜の明かりは薄っすらと見えますね、手前の手すりはすでに霧氷が着き始めて居ます。
こんなのにうっかり素手で触ったら、手が離れなくなる恐れが有ります。
朝ご飯用に「ブレンディブラックコーヒー」と粉末タイプのクリーミーパウダー。
これで砂糖無しの「カフェオレ」を造ります、クリーミーパウダーに含まれる「乳糖」の甘さが優しいですね。
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朝ご飯用に「ブレンディブラックコーヒー」と粉末タイプのクリーミーパウダー。
これで砂糖無しの「カフェオレ」を造ります、クリーミーパウダーに含まれる「乳糖」の甘さが優しいですね。
パンはコモの「デニッシュ」バター味、恐ろしく日持ちする体に心配なパンです。
ほかにソイジョイを一本食べます。
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パンはコモの「デニッシュ」バター味、恐ろしく日持ちする体に心配なパンです。
ほかにソイジョイを一本食べます。
樹氷
今シーズン初めて見る樹氷でした
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樹氷
今シーズン初めて見る樹氷でした
こちらは霧氷で白く成り始めてます。
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こちらは霧氷で白く成り始めてます。
売店の小屋は完全封鎖され、来年のドライブウェイ開通を待ちます。
11月末日で伊吹山ドライブウェイは今年度の営業を終えたため、12月1日からの半年近くは「登山者」の山に成りました、冬季限定の登山者専用山頂ですね。
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売店の小屋は完全封鎖され、来年のドライブウェイ開通を待ちます。
11月末日で伊吹山ドライブウェイは今年度の営業を終えたため、12月1日からの半年近くは「登山者」の山に成りました、冬季限定の登山者専用山頂ですね。
一瞬雲が切れ下界に陽がさした
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一瞬雲が切れ下界に陽がさした
下山前に何とか写った温度
寒さでカシオのカメラは全く動かず。
胸にしまって有ったスマホは、ポケットから取りだして直ぐなら撮影出来たが、1分もすると勝手に電源が落ちてしまう。
唯一休まないで動いたのは、ガーミンのetrex30だけでした。
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下山前に何とか写った温度
寒さでカシオのカメラは全く動かず。
胸にしまって有ったスマホは、ポケットから取りだして直ぐなら撮影出来たが、1分もすると勝手に電源が落ちてしまう。
唯一休まないで動いたのは、ガーミンのetrex30だけでした。
山頂からアイゼン無しで下りはじめた。
頂上台地は歩けたが、急坂の下りは昨夜の雨が凍結し、足がかりにしたい岩の上も凍らせていた。
強風と低温の中でアイゼン装着は危険だったので、頂上のお堂まで戻り、12本爪を装着、靴は昨日の濁流でドロドロです。
ちなみに靴はまだ夏靴ですが、登山口から雪が有る場合には冬靴を履きます。
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山頂からアイゼン無しで下りはじめた。
頂上台地は歩けたが、急坂の下りは昨夜の雨が凍結し、足がかりにしたい岩の上も凍らせていた。
強風と低温の中でアイゼン装着は危険だったので、頂上のお堂まで戻り、12本爪を装着、靴は昨日の濁流でドロドロです。
ちなみに靴はまだ夏靴ですが、登山口から雪が有る場合には冬靴を履きます。
昆虫では有りません。
バラクラバとゴーグルの相性の検証をしました、ゴーグルの下に見えるのがネオプレンで出来たバラクラバです。
下山時にわざと大きく口呼吸しても、レンズは全く曇る事が無かったので相性の良い物でした。
ハードシェルの隙間風のチェックも出来て、なかなか有意義な伊吹山の嵐でした。
今季はこれで安心して吹雪にあたれますね。
(画像は6合目の避難小屋にて、装備を外す直前に撮影)
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昆虫では有りません。
バラクラバとゴーグルの相性の検証をしました、ゴーグルの下に見えるのがネオプレンで出来たバラクラバです。
下山時にわざと大きく口呼吸しても、レンズは全く曇る事が無かったので相性の良い物でした。
ハードシェルの隙間風のチェックも出来て、なかなか有意義な伊吹山の嵐でした。
今季はこれで安心して吹雪にあたれますね。
(画像は6合目の避難小屋にて、装備を外す直前に撮影)

感想

冬の準備の検証も踏まえて、あえて荒れる事が分かっている気圧配置の中を登ってきました。
自身の備忘録として残します。

雨の日の手袋=濡れ冷え対策
気温はプラスでも、雨の中濡れながらの5℃〜10℃では長時間に成ると手は凍えてしまう。
薄手のフリースの手袋にアウターとして、「透湿性能抜群」というのが売りのビーニール手袋を使用した。
多少は蒸れるが、手は全くかじかむ事無く快適だった。

レインウェアの撥水性
前回使用時に撥水性が低下して居るのを分かっていたが、そのまま利用してみたら見事にレインウェアの中は汗でべたべたに成った。
撥水性を維持できていれば、ゴアテックス本来の透湿性が発揮できただろう。
着替えを持って居たので良かったが、着乾かしとなると辛い思いをしたと思う。
帰宅後早速「テックウォッシュ」「ニクワックス」成る物で処理を施した。

バラクラバ
今年初めの赤岳で役に立たなかったゴーグル。
バラクラバが吐息の逃がしを上手く処理できれば、ゴーグルの曇り後レンズの内側が凍結と言うのを防げたはずなので、一年近く経ちやっと季節がめぐって検証できた。
先日手に入れた安物バラクラバは、顔の前面のみネオプレン生地で頭頂部は薄手のポリエステル系、首や頸部はフリースの二重と成っていて、マイナス15℃でも使えそうだし、入手先が先だけに安い!これに尽きる。

カメラ
先日新調したコンパクトデジカメ、これには参った、寒さで電源が入らない。
こんなに寒さに弱いのでは、今冬何処へ行っても画像無しかも?

アイゼンとワカン
登山道凍結のため、アイゼンを持って行って良かった。
アイゼン無ければ、下山はかなりしんどい物だったと思う。
ドカ雪を期待してワカンまで持って行ったが、まぁそこまでは降りませんわね。

皆様楽しい雪遊びをどうぞ!
昨夜のトン汁は、ちょっと味噌が足りなかったな・・・反省。

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