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Yamareco

記録ID: 5577893
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県吉備中央町 きびの森植物園〜吉田牧場〜本宮山 花&牛&チーズ 

2023年06月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:41
距離
12.2km
登り
522m
下り
510m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:59
休憩
0:43
合計
4:42
10:24
11
奧吉備街道駐車場
10:35
10:39
58
吉田牧場工房兼店舗
11:37
11:43
1
きびの森植物園入口の南苗置き場?
11:44
11:45
17
きびの森植物園入口
12:02
12:07
14
きびの森植物園展望台
12:21
12:21
49
きびの森植物園敷地外舗装道路起点
13:10
13:20
6
吉田牧場工房兼店舗(2回目)
13:26
13:26
31
本宮山南南西登山口
13:57
13:57
12
標高520m四辻分岐
14:09
14:26
9
14:35
14:35
10
標高520m四辻分岐(2回目)
14:45
14:45
21
本宮山西南西登山口(舗装道路出合)
15:06
奧吉備街道駐車場
牧場の牛や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離12km、歩行時間4時間、歩行数18,000歩、消費カロリー1,160Kcal
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「奧吉備街道」と書かれた看板<写真01>が設置された駐車場に自動車を停めました。舗装されており、数台駐車可能です。また、「きびの森植物園」入口<写真25>手前にガレージなど駐車場がいくつかあります。吉田牧場の工房兼店舗<写真57>は周辺に2,3台駐車可能ですが、チーズ購入以外の目的で停めないほうがいいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。土道なのは、吉田牧場の工房兼店舗<写真57>から南下する西側のほうの道と、「きびの森植物園」の園内、本宮山南南西登山口<写真61>から本宮山頂上<写真63〜65>を経て地形図の実線の道に出合うまでの3箇所です。
 本宮山南南西登山口<写真61>の取り付きは急なので上りのほうが安全です。また、標高520m辺りのテープがある四辻分岐から北は作業道が多く、登山道のほうが細道なので要注意です。今回は植物が体に当たる道が多かったため、マダニがいました。

 吉田牧場の工房兼店舗<写真57>から南下する西側のほうの道は、舗装道路の跡のような土道で次第に草が茂りちょろちょろと水が流れる箇所がありました。まだ普通に歩けますが、そのうち植物に埋もれてしまうかもしれません。

 本宮山南南西登山口<写真61>から本宮山頂上<写真63〜65>までは、地形図にはない分岐や作業道が多く、下調べなしでは迷うかもしれません。
 本宮山南南西登山口<写真61>付近には舗装道路の右側に「小本宮国有林」と書かれた立て札があり、ピンクテープが巻かれています。その左側が登山口です。取り付きはステップはあるものの急だったので、上りのほうが安全です。
 取り付きからすぐに地形図の実線の道に出合いましたが、右(北)はきれいで左(南)は踏み跡レベルでした。ただし、左にはピンクテープが続いているのが見えていたので、そちらに進みました。確か、すぐに倒れた板状のフェンス沿いに登るようになったと思います。
 標高400mを超えると分岐で左にも道がありそちらのほうが傾斜がありましたが、ほぼ平坦な右の道に進みました。ここからは低木が脚などに当たる細道ですが足元は見えました。たまに粘土にコケが生えていましたが、緩やかなので気をつければ大丈夫でしょう。
 標高457m峰辺りから植物が体に当たらなくなり、標高520m辺りでテープがある四辻分岐に到着しました。北上するとすぐに作業道が横切っており、以降、何度も作業道に出合いました。作業道のほうが広く足元の植物もまばらで歩きやすいのですが、基本、細道があったら登山道なのでそちらに入りました。ただし、登山道は足元は見えますがトゲトゲに引っかかりやすく、頂上直下まで肩などにもずっと植物が当たり続けました。

 本宮山頂上<写真63〜65>から駐車場<写真01>までは、途中から低い草が茂ってきますが足元は見えます。
 頂上から途中まで往路を引き返しました。標高520m辺りのテープがある四辻分岐まで引き返すつもりが、標高535m辺りでうっかり作業道を進みすぎてしまい、西へと逸れました。そのまま歩いていると、すんなり登山道に戻れてほっとしました。
 標高520m辺りの四辻分岐で右折し、ピンクテープのある細道に入ると、一部、水がちょろちょろ流れている箇所がありましたが歩きやすく、途中から低い草が茂った道を進み、標高450mを切ると舗装道路に出ました。道標はありませんが、入口が広いのでわかりやすいと思います。
その他周辺情報 吉田牧場の工房兼店舗<写真57>では、保存料不使用のチーズ<写真58>が購入できます。不定休で営業時間もよくわかりませんが、扉が開いていれば、カウンター左端のベルを鳴らすと応対してくださるようです。5℃以下で要冷蔵なので、保冷剤を持参するか、150円で購入したほうがいいでしょう。
01奥吉備街道駐車場…舗装された駐車場があり、数台駐車可能です。奥に見えている白いのはヤマボウシ<写真02>です。
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01奥吉備街道駐車場…舗装された駐車場があり、数台駐車可能です。奥に見えている白いのはヤマボウシ<写真02>です。
02ヤマボウシ…3本あり、どれも満開でした。ハナミズキとは違い、花弁のように見える萼は先端が尖ります。動画も撮りました。
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02ヤマボウシ…3本あり、どれも満開でした。ハナミズキとは違い、花弁のように見える萼は先端が尖ります。動画も撮りました。
03ウツギ…ヒメウツギやマルバウツギに似ていますが、萼などに毛があり、葉の鋸歯は丸みを帯びた波形で先端がトゲのように尖ります。動画も撮りました。ちょうど見頃の時季で、この日はあちらこちらで見かけました。
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03ウツギ…ヒメウツギやマルバウツギに似ていますが、萼などに毛があり、葉の鋸歯は丸みを帯びた波形で先端がトゲのように尖ります。動画も撮りました。ちょうど見頃の時季で、この日はあちらこちらで見かけました。
04イモカタバミ&モンシロチョウ…吉田牧場の店舗は無人だったので、後で立ち寄ることにし、店舗前のデッキから見下ろしました。イモカタバミはムラサキカタバミとは違い、花の中心部は赤みを帯び、おしべの葯は黄色です。
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04イモカタバミ&モンシロチョウ…吉田牧場の店舗は無人だったので、後で立ち寄ることにし、店舗前のデッキから見下ろしました。イモカタバミはムラサキカタバミとは違い、花の中心部は赤みを帯び、おしべの葯は黄色です。
05アサヒナカワトンボ橙色翅型♂…ニホンカワトンボにとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はアサヒナカワトンボのほうが少なく、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼は4でした。
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05アサヒナカワトンボ橙色翅型♂…ニホンカワトンボにとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はアサヒナカワトンボのほうが少なく、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼は4でした。
06シライトソウ…白い糸のような花被片を持つ花が多数ついた花穂は、長さ10cm程でした。この1株だけでした。動画も撮りました。
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06シライトソウ…白い糸のような花被片を持つ花が多数ついた花穂は、長さ10cm程でした。この1株だけでした。動画も撮りました。
07アヤメ白花…アヤメには白花もあります。黄色い部分の割合が特徴です。この1株だけでした。
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07アヤメ白花…アヤメには白花もあります。黄色い部分の割合が特徴です。この1株だけでした。
08ナワシロイチゴ…直径1冂の花はこれ以上開きません。直径2兮らずの実は6〜7月には熟し食べられるそうです。
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08ナワシロイチゴ…直径1冂の花はこれ以上開きません。直径2兮らずの実は6〜7月には熟し食べられるそうです。
09イボタノキ…直径数个硫屬まとまってついている様子は、遠目にはとても小さなウツギ<写真03>のように見えました。葉は前縁で若い枝にはびっしりと毛が生えています。
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09イボタノキ…直径数个硫屬まとまってついている様子は、遠目にはとても小さなウツギ<写真03>のように見えました。葉は前縁で若い枝にはびっしりと毛が生えています。
10コガクウツギ…岡山県内にはガクウツギはなく、コガクウツギのみのようです。装飾花の白い萼片は3〜5枚です。中央の両性花は小さく目立ちません。葉の長さは3冂で少し光沢があります。動画も撮りました。
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10コガクウツギ…岡山県内にはガクウツギはなく、コガクウツギのみのようです。装飾花の白い萼片は3〜5枚です。中央の両性花は小さく目立ちません。葉の長さは3冂で少し光沢があります。動画も撮りました。
11ノアザミ…総苞片は合着し触ると少し粘りがあるのがわかります。また、葉は細く羽状に裂けます。この時期に開花しているアザミはノアザミだけだと思います。
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11ノアザミ…総苞片は合着し触ると少し粘りがあるのがわかります。また、葉は細く羽状に裂けます。この時期に開花しているアザミはノアザミだけだと思います。
12キツネアザミ…直径1冂の花はこれ以上広がりません。手作りの人形の毛糸でできた髪の毛のようで可愛いです。
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12キツネアザミ…直径1冂の花はこれ以上広がりません。手作りの人形の毛糸でできた髪の毛のようで可愛いです。
13オオキンケイギク&ノアザミ&チガヤ…舗装道路の東側斜面はお花畑でした。動画も撮りました。
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13オオキンケイギク&ノアザミ&チガヤ…舗装道路の東側斜面はお花畑でした。動画も撮りました。
14フランスギク…確か、西側に遊歩道のようなものが見えていたように思いますが、そのまま舗装道路を歩きました。フランスギクはマーガレットに似ていますが、幅1cm程の葉は裂けることはありません。西側の斜面に埋もれるように咲いていたのを見下ろしました。
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14フランスギク…確か、西側に遊歩道のようなものが見えていたように思いますが、そのまま舗装道路を歩きました。フランスギクはマーガレットに似ていますが、幅1cm程の葉は裂けることはありません。西側の斜面に埋もれるように咲いていたのを見下ろしました。
15オオキンケイギク…キバナコスモスに似ていますが、葉はより幅広です。土手や河川敷などに群生しますが、特定外来生物に指定されているため、我が家の周辺では種ができる前に刈られます。
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15オオキンケイギク…キバナコスモスに似ていますが、葉はより幅広です。土手や河川敷などに群生しますが、特定外来生物に指定されているため、我が家の周辺では種ができる前に刈られます。
16きびの森植物園入口の南苗置き場?…ここは明らかにきびの森植物園の敷地内でした。木製のプランターに赤いバラなどが植えてありました。ここは特にバラが多く、ちょうどこの時期に見頃になります。
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16きびの森植物園入口の南苗置き場?…ここは明らかにきびの森植物園の敷地内でした。木製のプランターに赤いバラなどが植えてありました。ここは特にバラが多く、ちょうどこの時期に見頃になります。
17大輪の白バラ…直径8冂で咲いたばかりのようでした。
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17大輪の白バラ…直径8冂で咲いたばかりのようでした。
18ペンステモン・グロキシニオイデス…長さ5冂の花はジギタリスに似ていますが、内部には斑点がありません。
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18ペンステモン・グロキシニオイデス…長さ5冂の花はジギタリスに似ていますが、内部には斑点がありません。
19カシワバアジサイ…周辺には花の苗がたくさん置かれていました。北側の建物から管理人と思しき方が出てこられ、にこやかにご挨拶くださいました。カシワバアジサイはその名のとおり、葉がカシワに似ており、花序は円錐形です。
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19カシワバアジサイ…周辺には花の苗がたくさん置かれていました。北側の建物から管理人と思しき方が出てこられ、にこやかにご挨拶くださいました。カシワバアジサイはその名のとおり、葉がカシワに似ており、花序は円錐形です。
20サルビア・ イパネマ「ブルー」…最初はメドーセージかと思いましたが、ピンク系の花<写真21>があったので、イパネマのほうだと判断しました。
20サルビア・ イパネマ「ブルー」…最初はメドーセージかと思いましたが、ピンク系の花<写真21>があったので、イパネマのほうだと判断しました。
21サルビア・ イパネマ「ローズ」…茎の色や葉の形、花の形や大きさはメドーセージにそっくりですが、この花色はメドーセージにはないようです。
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21サルビア・ イパネマ「ローズ」…茎の色や葉の形、花の形や大きさはメドーセージにそっくりですが、この花色はメドーセージにはないようです。
22バラ&ナミハナアブ…直径10僂離丱蕕紡猟2兮らずのアブがいたので動画を撮りました。胸部の模様はシマハナアブに似ていますが、翅に模様があり、一番後ろの脚の中ほどが黒いことから判断しました。
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22バラ&ナミハナアブ…直径10僂離丱蕕紡猟2兮らずのアブがいたので動画を撮りました。胸部の模様はシマハナアブに似ていますが、翅に模様があり、一番後ろの脚の中ほどが黒いことから判断しました。
23絞り咲きのバラ…花の直径は6冂です。色や模様は一輪一輪微妙に違います。絞り咲きのバラは初めて見ました。
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23絞り咲きのバラ…花の直径は6冂です。色や模様は一輪一輪微妙に違います。絞り咲きのバラは初めて見ました。
24ガウラ…直径2.5冂の花は4枚の花弁からなり、下側には花弁がないのが特徴です。風に揺れる様子は優雅で、白蝶草という別名も納得です。
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24ガウラ…直径2.5冂の花は4枚の花弁からなり、下側には花弁がないのが特徴です。風に揺れる様子は優雅で、白蝶草という別名も納得です。
25きびの森植物園入口キリンソウ…ここから有料ゾーンです。ホームページやパンフレットでは入園料は大人500円のままですが、施設維持管理費として一人200円以上お願いしますとの張り紙がありました。足元にキリンソウが咲いていました。自生もしますが、植栽かもしれません。
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25きびの森植物園入口キリンソウ…ここから有料ゾーンです。ホームページやパンフレットでは入園料は大人500円のままですが、施設維持管理費として一人200円以上お願いしますとの張り紙がありました。足元にキリンソウが咲いていました。自生もしますが、植栽かもしれません。
26ピアノを弾くバームマン…木製の人形は展望台<写真42,43>にもあり、パンフレットにはバームマンと書かれていました。このガレージを抜けて園内の遊歩道に入りました。
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26ピアノを弾くバームマン…木製の人形は展望台<写真42,43>にもあり、パンフレットにはバームマンと書かれていました。このガレージを抜けて園内の遊歩道に入りました。
27ムシトリナデシコ…食虫植物ではありません。茎の節から出る粘液に虫がくっついてしまうことからその名がつきました。直径1.5冂の花の中心部にあるヒラヒラの鱗片が特徴です。ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来した帰化植物で、各地で野生化しています。おそらく、これも勝手に生えてきたのでしょう。
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27ムシトリナデシコ…食虫植物ではありません。茎の節から出る粘液に虫がくっついてしまうことからその名がつきました。直径1.5冂の花の中心部にあるヒラヒラの鱗片が特徴です。ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来した帰化植物で、各地で野生化しています。おそらく、これも勝手に生えてきたのでしょう。
28プリムラ・マラコイデス…プリムラにはオブコニカやポリアンサなどいくつか種類があります。葉で判断しました。花色が違うのが他にも2,3株あったように思います。
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28プリムラ・マラコイデス…プリムラにはオブコニカやポリアンサなどいくつか種類があります。葉で判断しました。花色が違うのが他にも2,3株あったように思います。
29ジューンベリー…直径1兢々の実がなっていました。もっと熟して黒っぽくなったら食べられるようです。
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29ジューンベリー…直径1兢々の実がなっていました。もっと熟して黒っぽくなったら食べられるようです。
30バラ「プリンセス・アン」…名札があったので品種がわかりました。直径6冂の花で、まだ小さな木でした。
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30バラ「プリンセス・アン」…名札があったので品種がわかりました。直径6冂の花で、まだ小さな木でした。
31スモークツリー…品種はよくわかりませんが、見上げる高さの木がいくつかありました。直径3伉の小さな花が咲いた後、花柄が伸びてこのようにフワフワになります。
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31スモークツリー…品種はよくわかりませんが、見上げる高さの木がいくつかありました。直径3伉の小さな花が咲いた後、花柄が伸びてこのようにフワフワになります。
32草すべり…見下ろしました。最後にここを上って入口に戻りました。以前は滑って遊べたようですが、現在は入園時に確認したほうがいいでしょう。
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32草すべり…見下ろしました。最後にここを上って入口に戻りました。以前は滑って遊べたようですが、現在は入園時に確認したほうがいいでしょう。
33大輪の黄色いバラ…直径10冂で鮮やかでした。
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33大輪の黄色いバラ…直径10冂で鮮やかでした。
34モモイロアベリア…萼は2枚で、コツクバネウツギを薄ピンク色にした感じです。自生のコツクバネウツギもたまにピンク色を帯びるようですが、これは園芸品種だと思います。たくさん植えてありました。
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34モモイロアベリア…萼は2枚で、コツクバネウツギを薄ピンク色にした感じです。自生のコツクバネウツギもたまにピンク色を帯びるようですが、これは園芸品種だと思います。たくさん植えてありました。
35ニワゼキショウ赤花…白花と赤花がありますが、岡山県内では白花のほうがよく見かけるような気がします。この日見かけたのはすべて赤花でした。
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35ニワゼキショウ赤花…白花と赤花がありますが、岡山県内では白花のほうがよく見かけるような気がします。この日見かけたのはすべて赤花でした。
36バーベナ・タピアン?…バーベナも何種類かありますが、葉の形から判断しました。サントリーのタピアンかもしれません。この辺りで、作業中の方々に声をかけられました。
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36バーベナ・タピアン?…バーベナも何種類かありますが、葉の形から判断しました。サントリーのタピアンかもしれません。この辺りで、作業中の方々に声をかけられました。
37ゲラニウム・ブルックサイド?…ゲラニウムも種類が豊富です。細く裂ける葉の形と直径4冂の花の大きさや色などからゲラニウム・ブルックサイドかもしれないと思いました。花壇にたくさん咲いていました。
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37ゲラニウム・ブルックサイド?…ゲラニウムも種類が豊富です。細く裂ける葉の形と直径4冂の花の大きさや色などからゲラニウム・ブルックサイドかもしれないと思いました。花壇にたくさん咲いていました。
38トレニア…暑さに比較的強く、花期が長い植物です。花色は水色やピンクもありますが、ここのはこの色が多かったです。
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38トレニア…暑さに比較的強く、花期が長い植物です。花色は水色やピンクもありますが、ここのはこの色が多かったです。
39オオニワゼキショウ…ニワゼキショウ<写真35>の白花に似ていますが、うっすら青みを帯びており、花被片の幅は明らかに不揃いで花筒を横から見ると上部がくびれているのがわかります。ニワゼキショウ赤花<写真35>と一緒に足元にたくさん生えていました。
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39オオニワゼキショウ…ニワゼキショウ<写真35>の白花に似ていますが、うっすら青みを帯びており、花被片の幅は明らかに不揃いで花筒を横から見ると上部がくびれているのがわかります。ニワゼキショウ赤花<写真35>と一緒に足元にたくさん生えていました。
40エノテラ「レモンドロップ」…外国産の昼間に咲くマツヨイグサの仲間で、園芸品種がいくつかあるようです。花の直径は3冂でした。
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40エノテラ「レモンドロップ」…外国産の昼間に咲くマツヨイグサの仲間で、園芸品種がいくつかあるようです。花の直径は3冂でした。
41小輪のバラ…花の直径は5冂で、花つきがかなりよかったです。
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41小輪のバラ…花の直径は5冂で、花つきがかなりよかったです。
42きびの森植物園展望台より本宮山…ここは高台のようになっており、先端で行き止まりでした。モミジの大木の右にこの後登る予定の本宮山<写真63〜65>が見えています。動画も撮りました。
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42きびの森植物園展望台より本宮山…ここは高台のようになっており、先端で行き止まりでした。モミジの大木の右にこの後登る予定の本宮山<写真63〜65>が見えています。動画も撮りました。
43バームマン…展望台の先端です。木製の人形「バームマン」の奏でる美しい音楽が聞こえてきそうな牧歌的な風景に癒やされました😊
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43バームマン…展望台の先端です。木製の人形「バームマン」の奏でる美しい音楽が聞こえてきそうな牧歌的な風景に癒やされました😊
44クラピア?…直径1冂の花序です。草丈は数冂度で足元を埋め尽くすように生えており、まさにグランドカバーでした。イワダレソウを改良した園芸品種であるクラピアかもしれません。
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44クラピア?…直径1冂の花序です。草丈は数冂度で足元を埋め尽くすように生えており、まさにグランドカバーでした。イワダレソウを改良した園芸品種であるクラピアかもしれません。
45白いバラ&コアオハナムグリ…直径6冂のバラの花に体長1兢々のコアオハナムグリが群がっていました。背中やお腹に毛が生えており、お腹の毛のない部分は黒っぽい色です。動画も撮りました。
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45白いバラ&コアオハナムグリ…直径6冂のバラの花に体長1兢々のコアオハナムグリが群がっていました。背中やお腹に毛が生えており、お腹の毛のない部分は黒っぽい色です。動画も撮りました。
46ロベリア…イベント広場の屋外ステージの横です。暑さにはあまり強くないので木陰に植えてありました。直径2兮らずの蝶のような可愛い花が満開でした。
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46ロベリア…イベント広場の屋外ステージの横です。暑さにはあまり強くないので木陰に植えてありました。直径2兮らずの蝶のような可愛い花が満開でした。
47タイリンキンシバイ…別名をヒペリカム・ヒドコートといいます。キンシバイよりも大輪で花の直径は5cm以上、花弁の先端はくぼみます。また、ビヨウヤナギよりもおしべが短いです。ここから西は囲いがあり、歩けなかったので草すべり<写真32>を上って戻りました。入口近くでまたご挨拶いただきました。気持ちよく過ごせました😊
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47タイリンキンシバイ…別名をヒペリカム・ヒドコートといいます。キンシバイよりも大輪で花の直径は5cm以上、花弁の先端はくぼみます。また、ビヨウヤナギよりもおしべが短いです。ここから西は囲いがあり、歩けなかったので草すべり<写真32>を上って戻りました。入口近くでまたご挨拶いただきました。気持ちよく過ごせました😊
48ミヤコイバラ…再び舗装道路を歩いていると、法面から垂れ下がっていました。ノイバラに似ていますが、花期は遅く6月以降、花の直径は2儖幣紊搬腓めで托葉はあまり切れ込みません。
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48ミヤコイバラ…再び舗装道路を歩いていると、法面から垂れ下がっていました。ノイバラに似ていますが、花期は遅く6月以降、花の直径は2儖幣紊搬腓めで托葉はあまり切れ込みません。
49ササユリ…これも舗装道路の法面です。この1株だけでしたが、今年初ササユリなのでうれしかったです。動画も撮りました。
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49ササユリ…これも舗装道路の法面です。この1株だけでしたが、今年初ササユリなのでうれしかったです。動画も撮りました。
50赤いサツキ…長さ3冂の毛深く光沢があり先端が尖った葉が特徴です。他の植物に埋もれかけており、花は残りわずかでした。
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50赤いサツキ…長さ3冂の毛深く光沢があり先端が尖った葉が特徴です。他の植物に埋もれかけており、花は残りわずかでした。
51ピンクのサツキ…赤いサツキの少し上です。これもそろそろ終わりのようでした。
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51ピンクのサツキ…赤いサツキの少し上です。これもそろそろ終わりのようでした。
52アカバナユウゲショウ…直径1.5cm程の花は夕方から咲きますが、天気が悪いと昼間でも見られます。我が家の庭にもよく生えてきます。
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52アカバナユウゲショウ…直径1.5cm程の花は夕方から咲きますが、天気が悪いと昼間でも見られます。我が家の庭にもよく生えてきます。
53吉田牧場警戒する牛…スイスブラウン種をアメリカで乳専用種に改良したブラウンスイス種です。少し警戒しているようで、耳を大きく広げてこちらを向いていました。この後、焼き肉屋で牛肉食べ放題<写真66〜69>を予定していることがバレたかもしれません😅動画も撮りました。
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53吉田牧場警戒する牛…スイスブラウン種をアメリカで乳専用種に改良したブラウンスイス種です。少し警戒しているようで、耳を大きく広げてこちらを向いていました。この後、焼き肉屋で牛肉食べ放題<写真66〜69>を予定していることがバレたかもしれません😅動画も撮りました。
54吉田牧場くつろぐ牛…少し上にいた群れはくつろいでおり、うずくまっていました。ライオンのような尻尾がキュート😊
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54吉田牧場くつろぐ牛…少し上にいた群れはくつろいでおり、うずくまっていました。ライオンのような尻尾がキュート😊
55吉田牧場反芻する牛…ここの群れはこちらを見ても、うずくまったまま、ずっと反芻していました。動画を撮りました。
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55吉田牧場反芻する牛…ここの群れはこちらを見ても、うずくまったまま、ずっと反芻していました。動画を撮りました。
56スイカズラ…花色が白から黄色に変化するため、金銀花ともいいます。いい香りがするので、咲いているのがわかりやすいです。この日の舗装道路ではウツギ<写真03>の次によく見かけました。
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56スイカズラ…花色が白から黄色に変化するため、金銀花ともいいます。いい香りがするので、咲いているのがわかりやすいです。この日の舗装道路ではウツギ<写真03>の次によく見かけました。
57吉田牧場店舗内部…無人でしたが、奧から人の声が聞こえており、よく見るとカウンターの左端にベルがありました。午前中には数個あったモッツァレラはなくなっており、一番人気のカチョカバロは1つだけありましたが、4200円程しそうなので手が出ませんでした。保存料を使用していないので、これからの時期は保冷剤を持参するか、150円で購入したほうがいいでしょう。
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57吉田牧場店舗内部…無人でしたが、奧から人の声が聞こえており、よく見るとカウンターの左端にベルがありました。午前中には数個あったモッツァレラはなくなっており、一番人気のカチョカバロは1つだけありましたが、4200円程しそうなので手が出ませんでした。保存料を使用していないので、これからの時期は保冷剤を持参するか、150円で購入したほうがいいでしょう。
58吉田牧場ラクレット&マジャクリ…外のベンチで撮影しました。チーズは量り売りです。100g650円のラクレット156g1,014円分と、100g750円のマジャクリ191g1,433円分(各税抜き)を購入しました。本宮山頂上<写真63〜65>で半分食べました。詳細は活動メモにて。
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58吉田牧場ラクレット&マジャクリ…外のベンチで撮影しました。チーズは量り売りです。100g650円のラクレット156g1,014円分と、100g750円のマジャクリ191g1,433円分(各税抜き)を購入しました。本宮山頂上<写真63〜65>で半分食べました。詳細は活動メモにて。
59ニゲラ白…吉田牧場の入口付近です。花弁のように見えるのは萼で、中心部にある花は目立ちません。よく咲いていました。
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59ニゲラ白…吉田牧場の入口付近です。花弁のように見えるのは萼で、中心部にある花は目立ちません。よく咲いていました。
60ニゲラ青…色違いです。昔は白と青が定番でしたが、最近はピンクもあるようです。
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60ニゲラ青…色違いです。昔は白と青が定番でしたが、最近はピンクもあるようです。
61本宮山南南西登山口…舗装道路の右側に「小本宮国有林」と書かれた立て札があり、ピンクテープが巻かれています。その左側が登山口ですが、知らなければスルーしてしまうでしょう。取り付きは急だったので、上りのほうが安全です。ただし、下調べしていないと上りでは迷いそうです。
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61本宮山南南西登山口…舗装道路の右側に「小本宮国有林」と書かれた立て札があり、ピンクテープが巻かれています。その左側が登山口ですが、知らなければスルーしてしまうでしょう。取り付きは急だったので、上りのほうが安全です。ただし、下調べしていないと上りでは迷いそうです。
62ガンピ…直径5仟らずの小さな花がまとまって咲きます。この辺りからしばらくガンピとコガクウツギ<写真10>ロードでした。
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62ガンピ…直径5仟らずの小さな花がまとまって咲きます。この辺りからしばらくガンピとコガクウツギ<写真10>ロードでした。
63本宮山頂上山神宮&龍王宮…左の山神宮はかつては本宮山南南西の山の神峠に祀られていましたが、昭和20年代の道路拡張工事の際に本宮山頂上に遷座されました。ご祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)です。右の龍王宮には雨乞いの神様が祀られていますが、相変わらず見えてはならない内部が丸見えです。
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63本宮山頂上山神宮&龍王宮…左の山神宮はかつては本宮山南南西の山の神峠に祀られていましたが、昭和20年代の道路拡張工事の際に本宮山頂上に遷座されました。ご祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)です。右の龍王宮には雨乞いの神様が祀られていますが、相変わらず見えてはならない内部が丸見えです。
64本宮山頂上海神社…本宮山から牛窓の海に差した霊光のご利益で病が治癒した嵯峨皇子(さがのおうじ)が、白鹿に導かれお礼参りを果たせたため、「いさざ王」という鹿角をご祭神とし祀ったという伝説があります。「いさざ王」は化氣(けぎ)神社の神宝とされています。
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64本宮山頂上海神社…本宮山から牛窓の海に差した霊光のご利益で病が治癒した嵯峨皇子(さがのおうじ)が、白鹿に導かれお礼参りを果たせたため、「いさざ王」という鹿角をご祭神とし祀ったという伝説があります。「いさざ王」は化氣(けぎ)神社の神宝とされています。
65本宮山頂上三角点「本宮山」…標高582.8mの本宮山頂上三角点です。かつてここに化氣(けぎ)神社があったので周辺は広く、現在も神社の所有地になっています。展望は効きませんが、ゆっくり休憩できます。今回はこの西側に転がっていた丸太に座って吉田牧場のチーズ<写真58>を半分食べました。なお、北西に展望地がありますが、あまり視界がよくなさそうだったので今回はこのまま引き返しました。
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65本宮山頂上三角点「本宮山」…標高582.8mの本宮山頂上三角点です。かつてここに化氣(けぎ)神社があったので周辺は広く、現在も神社の所有地になっています。展望は効きませんが、ゆっくり休憩できます。今回はこの西側に転がっていた丸太に座って吉田牧場のチーズ<写真58>を半分食べました。なお、北西に展望地がありますが、あまり視界がよくなさそうだったので今回はこのまま引き返しました。
66「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo1…牛を見た後は、牛肉食べ放題。牛さん、ごめんなさい😅左上と右手前が期間限定の青柚子胡椒メニューで絶品カルビと鶏せせり、右上が希少部位の牛せせり、左下は希少部位のミスジで脂肪注入加工がしてあります。今回の写真は希少部位や期間限定、新メニューに絞りました。
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66「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo1…牛を見た後は、牛肉食べ放題。牛さん、ごめんなさい😅左上と右手前が期間限定の青柚子胡椒メニューで絶品カルビと鶏せせり、右上が希少部位の牛せせり、左下は希少部位のミスジで脂肪注入加工がしてあります。今回の写真は希少部位や期間限定、新メニューに絞りました。
67「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo2…左上は期間限定のブリスケでこの日に終了しました。右上は希少部位のミスジ、左下は期間限定のさつま揚げです。右下のとんちゃんのホイル焼きは期間限定で、鹿児島産豚のホルモンに甘みの強いタレがかかっていました。
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67「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo2…左上は期間限定のブリスケでこの日に終了しました。右上は希少部位のミスジ、左下は期間限定のさつま揚げです。右下のとんちゃんのホイル焼きは期間限定で、鹿児島産豚のホルモンに甘みの強いタレがかかっていました。
68「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo3…左は期間限定の熊本ラーメンです。かなりあっさりで少しクリーミーな塩味ベースのスープでした。右はチゲクッパで辛みも甘みもあり、汗が噴き出ました。
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68「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo3…左は期間限定の熊本ラーメンです。かなりあっさりで少しクリーミーな塩味ベースのスープでした。右はチゲクッパで辛みも甘みもあり、汗が噴き出ました。
69「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo4…上はなめらかプリン、下の2つは新メニューで左が苺のロールケーキ、右がベルギーチョコレートのロールケーキです。直径5cm程なので、別腹で十分入ります。
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69「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」国産牛&ミスジコースNo4…上はなめらかプリン、下の2つは新メニューで左が苺のロールケーキ、右がベルギーチョコレートのロールケーキです。直径5cm程なので、別腹で十分入ります。
70吉田牧場ラクレットのライスピザ風朝食…ご飯の上に粉末緑茶を少し散らし、その上に味付け海苔とオクラ、最後に5mm程にスライスした吉田牧場のラクレット<写真58>をトッピング、電子レンジで少しやわらかくなる程度に加熱しました。薄茶色の耳の部分は少しスモークチーズのような風味がし、コクが増してさらにおいしくなりました😋マジャクリバージョンの詳細は活動メモにて。
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70吉田牧場ラクレットのライスピザ風朝食…ご飯の上に粉末緑茶を少し散らし、その上に味付け海苔とオクラ、最後に5mm程にスライスした吉田牧場のラクレット<写真58>をトッピング、電子レンジで少しやわらかくなる程度に加熱しました。薄茶色の耳の部分は少しスモークチーズのような風味がし、コクが増してさらにおいしくなりました😋マジャクリバージョンの詳細は活動メモにて。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 手袋(防水加工) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【百花繚乱の「きびの森植物園」で独占花見😊】
 今回、岡山市北区に隣接する吉備中央町(旧加茂川町)を訪問しました。近くにある吉田牧場は無人のようだったので後で訪問することにし、最初に訪問したのは「きびの森植物園」<写真16〜47>です。
 そろそろ、バラなどの旬の花がたくさん咲く頃でしたが、ホームページでは2019年6月16日より休園となったままでした。幸い、ネットに先月訪問の記録があったので、野生化した旬の花もたくさん見られるだろうという希望的観測のもと、そこに至るまでに満開となったヤマボウシやウツギなどの植物観賞を楽しみながら歩を進めました。

 標高約350mの「きびの森植物園」に到着すると、訪問客は誰もいませんでしたが、屋外は自由に見て回れるようでした。入園料(以前は大人500円)は必要ありませんが、維持費として、一人200円以上を納めるための集金箱が設置されていました。入口手前で施設のスタッフの方に声をかけられました。駐車場は少し手前にいくつかあるガレージなどのようで、我々の車がないので不思議に思われたようです。
 園内の南半分は立ち入り不可になり、カフェや遊具もなくなったようですが、規模を縮小して公開・維持管理に努めていらっしゃるようで、写真で紹介していますように、とても綺麗な状態で開花している花もたくさんありました。また、明らかに野生と思われる植物もいくつかあり、想定以上のお花見時間をここで費やすことになりました。しかも他の訪問客もなく、ゆっくりと貸し切り状態でお花見ができました😍
 ホームページの最新情報が2019年6月16日の休園中のままであることをお伝えし忘れたので、どなたか訪問されたら、お願いします。

【吉田牧場で乳牛を見てチーズを購入し…〆は牛肉食べ放題😱】
 「きびの森植物園」を出て、再び吉田牧場に向かうと、やがて、広々とした牧場の前に牛が見えてきました。日本では珍しいブラウンスイス種のようでした。近年になって、チーズ等の加工用に向いていることが評価され、飼育頭数は増えてきているようです。チーズ作りにこだわりがある吉田牧場では20頭以上が飼育されているようでした。関係者以外がほとんど来ない牧場なのか、最初に出会った集団<写真53>は我々を見て警戒しているようでしたが、その次に見た集団<写真54>はみんな寝そべってリラックスしているようでした。

 牛さんたちを見学した後で、吉田牧場の工房兼店舗<写真57>に入り、チーズを購入することにしました。不定休で営業時間もよくわかりませんが、扉が開いていれば、カウンター左端のベルを鳴らすと応対してくださるようです。
 一番買いたかったのはカチョカバロでした。チーズ(=カチョ)を作る過程で袋に熟成前のチーズを詰めてぶらさげる行程が馬(カバロ)の鞍にぶら下げて運ぶ様子に似ていたことから名付けられたとされています。これが、なんと1個800g程度で4,200円しましたので、この日は断念しました。
 結局、購入したのは100g650円のラクレット156g1,014円分と、100g750円のマジャクリ191g1,433円分(各税抜き)です<写真58>。ラクレットはスイスのチーズで、スイス料理ラクレットに使われます。まろやかでコクとナッツのような香りがあり、熱を加えることでおいしさが増します。マジャクリの名前は、吉田牧場辺りの昔の地名が由来だそうで、フランスでよく食べられるコンテチーズに似たハード系タイプです。12か月もの熟成を経て作られます。
 この2つのチーズを次の目的地である本宮山頂上で半分程そのまま食べました。その感想は次項でレポートします。これだけ牛さんにいい思いをさせていただいたにもかかわらず、山行後は焼肉食べ放題<写真66〜69>で牛肉をたくさん食べてしまいました😴

【有言実行⁉の本宮山😅】
 吉田牧場の工房兼店舗でチーズを購入している際に、店の方から「本宮山に行ってこられたのですか?」ときかれました。実は出発時間が遅く、さらに「きびの森植物園」で想定以上の時間を費やしていたので、当初予定していた本宮山は訪問せずに、牧場近くにある駐車場<写真01>に直接戻ることも考えていました。しかし、「いえ、これから行く予定です・・・」と答えてしまいました。
 しかも、その後で「きびの森植物園」の話で盛り上がりました。店の方も地元でありながら未訪問で、まだ休園中だと思われていたようで、機会があれば行ってみたいとのことでした。こうした話の展開になると、本宮山に行かざるを得ません。時刻はすでに13時30分近くになっていましたが、有言実行しました。

 今回は今まで利用したことがない本宮山南南西登山口<写真61>から登りました。取り付きはステップはあるものの急だったので、上りのほうが安全です。ただし、ルートは下りのほうがわかりやすそうです。
 標高520m辺りでテープがある四辻分岐に到着しました。北上するとすぐに作業道が横切っており、以降、何度も作業道に出合いました。作業道のほうが広く足元の植物もまばらで歩きやすいのですが、基本、細道があったら登山道なのでそちらに入りました。ただし、登山道は足元は見えますがトゲトゲに引っかかりやすく、頂上直下まで肩などにもずっと植物が当たり続けました。
 頂上では購入したばかりのチーズ<写真58>をそのまま半分程食べました。マジャクリの外側の部分は歯が折れるかと思うほど硬かったのですが、内側はやわらかく、味はプロセスチーズとあまり変わらず食べやすかったです。ラクレットは薄茶色の耳もやわらかく、マジャクリよりも少し風味が弱めでした。帰宅後に確認すると、マジャクリの外側は捨てる部分でした。どちらも加熱するとやわらかくなるとのことで、そのまま食べるのは邪道のようでした😅加熱し食した感想は次項でレポートします。

 下山は途中まで往路を引き返しました。途中で作業道に逸れてしまいましたが、すんなり登山道に戻れてほっとしました。標高520m辺りの四辻分岐で右折しピンクテープのある細道に入り、標高450mを切ると舗装道路に出ました。後は沢沿いをのんびり歩いて無事にゴール。
 大丈夫だと思っていましたが、翌日、連れがマダニ1匹にやられていました。植物が体に当たる箇所が多かったので場所は特定できませんが、要注意です。

【山行後は牛尽くし😋】
 駐車場<写真01>に戻ったのは15時過ぎだったので、久しぶりに岡山市内の焼き肉店「じゅうじゅうカルビ岡山西バイパス店」を訪問しました。
 食べ放題の国産牛&ミスジコース<写真66〜69>は新メニューが増えており、期間限定メニューは青柚子胡椒味の焼肉や九州の名物などに替わっていました。カルビなど脂の多い肉も、青柚子胡椒と柑橘の酸味でさっぱりと食べられました。写真にはありませんが、甘みの強いタレの上にタルタルソースがかかったチキン南蛮、上手に焼かないとバジルソースが落っこちてしまうバジル鶏せせり、スパイスが効いたスパイス一本ハラミ(ポーク)など、期間限定や新メニュー、希少部位を中心に、吉田牧場のチーズ<写真58>を食べたことを忘れるほど食べまくりました😅

 翌朝、持ち帰ったチーズのうち、マジャクリを加熱して食べてみることにしました。いつものライスピザ風朝食に使う市販のとろけるチーズの代わりにマジャクリをのせました。チルド室から出して室温に戻すと、硬かった外側もなんとか包丁で切れました。ご飯の上に粉末緑茶を少し散らし、その上に味付け海苔とオクラ、最後に3儚僂縫ットしたマジャクリをトッピングして電子レンジで加熱、とろけるまでとやり過ぎたようで、一部は半透明の液体になりかかった状態で固まり、多少伸びるものの、ペリペリ感と微妙な噛み応えがありました。とけなかった部分はやわらかくなっており、外側も普通に食べられました。生食のときよりも多少風味が強まり、口の中にかすかに牛さんが広がりました😅少しやわらかくなる程度でレンジから出していれば、ラクレットよりも風味は強かったでしょう。
 さらに翌朝はラクレットを試しました<写真70>。少しやわらかくなる程度に加熱すると、薄茶色の耳の部分は少しスモークチーズのような風味がし、内側もコクが増してさらにおいしくなりました。ナチュラルチーズはクセが強いというイメージでしたが、クセはなくただただおいしいの一言でした😋高いのが難点ですが、一度食べてみてよかったです。
 再訪の機会があれば、4,200円のカチョカバロ・・・は無理でも、吉田牧場周辺の地名(字?)であるマジャクリの由来をお尋ねしてみたいです。どうやら、本当にカタカナでマジャクリらしいのですが、よそは漢字の一般的な地名なので、気になってしかたがありません。どなたか、カチョカバロとマジャクリのレポートをお願いします😊



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