【多摩100山】県境を歩く(棒ノ折山→蕎麦粒山→天目山(三ツドッケ))

2023年06月06日(火) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,638m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:38

距離 18.6km 登り 1,706m 下り 1,482m

7:36 清東橋バス停
7:41 7:41 百軒茶屋
8:02 8:04 山ノ神
8:45 8:55 棒ノ嶺
9:11 9:11 槙ノ尾山
10:05 10:08 クロモ山
10:21 10:26 山なし山
10:52 10:53 新秩父線50号鉄塔
10:54 10:54 50号鉄塔-落合下降点
11:21 11:22 日向沢ノ峰・北の肩
11:26 11:26 オハヤシの頭
11:38 11:38 桂谷ノ峰
12:01 12:11 蕎麦粒山
12:21 仙元峠
12:40 12:40 棒杭ノ頭
13:19 13:23 天目山
13:41 13:41 一杯水避難小屋
13:44 13:45 一杯水
14:00 14:01 一杯水避難小屋
14:23 14:23 横篶山
15:17 東日原バス停

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR青梅線「川井駅」
↓
西東京バス「清東橋バス停」

コース状況／危険箇所等

仙元峠付近は道が狭く、滑落に注意

その他周辺情報

百軒茶屋キャンプ場

写真

6/6 7:36

清東橋バス停

6/6 7:37

大丹波川

6/6 7:41

キャンプ場の施設が並んでいる。今は人が居ない

6/6 7:43

登山口へ

6/6 7:44

わさび畑の脇を登って行く

6/6 7:47

アドベンチャー感がある

6/6 7:52

ちょうどワサビを収穫しているおじさんがいた

6/6 8:03

祠。ここから地獄の急登ゾーンへ入る

6/6 8:11

これはきつそうだ...

6/6 8:21

登山道がいまいち掴めない

6/6 8:26

こんな感じでほぼ直登していく

6/6 8:31

一体いつ稜線に出るのか...

6/6 8:34

ちょっと待って。これ山頂までこの直登続く？

6/6 8:38

山頂までもう一息だ

6/6 8:46

息絶え絶えに...

6/6 8:46

東屋で休憩

6/6 9:00

山頂から長尾丸方面へ。まずはなだらかな坂を下る

6/6 9:11

謎のピークに着く

6/6 9:24

中々気持ちの良い道だ

6/6 9:35

狭いトラバース道

6/6 9:40

ロープつきの急坂...何か嫌な予感が

6/6 9:43

でた...！

6/6 9:59

上が見えない😭

6/6 10:16

まだまだ続く急登...

6/6 10:21

山なし山。なんぞこれ

6/6 10:45

ちょっと肝が冷えるトラバース道

6/6 10:47

なんとか稜線に出た

6/6 10:52

鉄塔で少し休憩。目の前には日向沢ノ峰

6/6 10:54

ここで分岐。有間ダムに出る道がここにあるとは

6/6 11:02

ダメ押しの登り返しきた...

6/6 11:08

上が見えない😭😭

6/6 11:14

ひぃひぃ...

6/6 11:18

広場に着いた...日向沢ノ峰はすぐそこだが、寄らずに蕎麦粒山へ

6/6 11:23

石尾根みたいな感じ

6/6 11:26

ピーク

6/6 11:31

外は涼しく歩いてて心地が良い

6/6 11:39

すぐ近くにまたピークがあった

6/6 11:53

こういう道でいいのよ

6/6 12:01

眺望スポットもあると

6/6 12:01

蕎麦粒山の山頂へ。虫が集っているので逃げるように出る

6/6 12:18

一杯水へ向かう

6/6 12:22

ここのトラバース道はヒヤヒヤする

6/6 12:25

仙元峠の分岐。さっきの道は危険だったので巻かないほうがよかったかも

6/6 12:27

しかしまた狭いトラバース道。ほんと怖い

6/6 12:30

尾根に出て一安心

6/6 12:37

広い尾根になった

6/6 12:41

と思ったらまた狭い道に💦

6/6 12:42

棒杭尾根への分岐

6/6 13:10

岩岩してきた

6/6 13:15

苦しい

6/6 13:19

天目山へ

6/6 13:19

奥多摩側

6/6 13:20

富士山もぼんやり見える

6/6 13:26

ツツジ！

6/6 13:29

天目山の付近で若干険しい場所

6/6 13:41

一杯水避難小屋

6/6 14:21

下山開始

6/6 14:31

なだらかなトラバース道。ここは道がハッキリしていて歩きやすい

6/6 14:36

しばらくは平坦な道のようだ

6/6 14:39

落石危ない！

6/6 14:44

これが噂の変な木だ

6/6 14:56

ここにも落石

6/6 15:15

ここも落石

6/6 15:17

東日原の集落が見えた。登山口も近い

6/6 15:18

登山口へ到着

6/6 15:21

東日原バス停

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

gustav1594

おそらく6月は雨が続くので、天気予報を常にチェックしなるべく雨が降らない日を抑えなければならない。
快晴は脱水を促すので、曇りの日が良いだろう。
今日がまさに絶好の日だ。

今日は、あまり踏み入れていなかった日原エリアの山を登った。
以前登った棒ノ折山から、埼玉との県境に沿って西に進み、蕎麦粒山、天目山まで登るコースだ。
なかなかハードなコースを選んだと思う。
だからこそ暑い日は避けた。


【清東橋〜棒ノ折山】
出発地点は西東京バス「清東橋」バス停。(JR青梅線「川井駅」近くのバス停からバスに乗り、15分ほどで着く。)
キャンプ場の施設があるためか、トイレが充実している。

バス停から数分ほど歩くと登山口が見えてくる。
激しい音を立てて流れる大丹波川を橋で渡り、わさび畑の脇を登っていく。
登り始めから急登が続き、早くも足首が悲鳴を上げる。
棒ノ折の山頂までさほど距離はないが、600m弱の標高差があるのだ。

棒ノ折といえば埼玉側からの沢登りが人気だが、ここも沢の上を岩に乗って跨いだりするので中々アドベンチャー感のある場所と言える。

出発から一時間半ほどで山頂に着く。
登山口からほぼ直登しっぱなしだったので、すでに体力が大きく消耗していた。
山頂には数人ほどいた。

軽く挨拶し、雑談のついでに天目山を目指すことを告げると驚かれた。反応からやはり厳しめのコースであることがわかる。

しかし歩みは止まらない。


【棒ノ折山〜日向沢ノ峰】
山頂から長尾丸方面に向かって進む。
なだらかな坂を下ったあとは、やや急めの坂を登っていく。

長尾丸のピークを巻いて行くと、ここから一気に高度を上げて行く。
傾斜の急な登り返しのあるアップダウンが続き、息切れが止まらない。
今回のコースで最大の難所といって良いだろう。

日向沢ノ峰付近に着くと、ベンチがあったのでここで少し休憩をとる。
日向沢ノ峰のピークには寄らず、そのまま蕎麦粒山へ向かう。
あそこには、踊平を経て川苔山に続く道がある。


【日向沢ノ峰〜蕎麦粒山】
ここからは先ほどの地獄がウソのようになだらかな道になる。
石尾根のような広い尾根が続き、疲労が一気に癒されて行く。
外は曇りで涼しいため歩いていて心地が良い。

ところどころで小さなピークはあるものの、大きなアップダウンはない。

蕎麦粒山が近づくと、急坂が見えるが
そこまで長い坂ではなくあっさりと山頂に着く。

山頂は鋭利な岩が幾つか置いてあるだけで休憩には向かない。眺望はそこそこといったところ。
虫が湧いていたため長居もできなかった。


【蕎麦粒山〜天目山】
蕎麦粒山を出発し、坂を下って行く。

少し歩いた先に、棒杭尾根の分岐があった。
破線ルートのようで、いくつか通行止めの箇所があるといったメッセージもあった。

また仙元峠あたりのトラバース道は非常に狭く、崩落したためか足場がほぼない箇所もあったため肝を冷やした。

一杯水と天目山の分岐路に着く。まずは天目山を目指す。
この分岐の先を進むと、強烈な坂が立ちはだかっていた。踏み跡がはっきりしないためとりあえず登れそうなところを直登する。

大きな坂を登り終えた後、大きな岩場やアップダウンがあり、険しさを感じる。
しかしそばで生えていたツツジに癒される。

草を掻き分け細い岩場を登って行くと、本日の最終地点である天目山へ着く。

標高は1576mと、今回のコースの最高峰である。
着いた瞬間一気に眺望が開け、広い範囲で山を見渡せる。
雲行きは怪しいが、富士山もぼんやりと見える。


【天目山〜一杯水】
天目山から少し下ると、一杯水避難小屋に着く。
少し古めだが立派な小屋だ。
中に入ると、先客が一人いた。
先客と雑談しつつ食事をとり、足を労る。

小屋を出た後は、東日原バス停までヨコスズ尾根を通って下山する。
最初は傾斜の緩い坂が続く。

途中で雨が降り、少し焦ってペースを上げるがすぐに止んだ。

傾斜が若干急になるが、特段危険な場所もない。

一時間少しで登山口に着き、ゴールの東日原バス停はすぐそこにあった。

バスが来るまで一時間待たなければならなかったが、山ですれ違った人もバス停にいて軽く雑談など交わした。奥多摩の山の知識を色々聞くこともできて今後登山計画を立てる上で参考になった。