記録ID: 5594202
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
奥高尾周回 ふぅ しんど 高尾山、小仏城山、景信山、杉沢の頭
2023年06月10日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:53
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 9:53
14:53
ゴール地点
天候 | 曇り☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:高尾駅でお迎え。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■高尾山登山口から頂上 前日 雨のせいか木の根や岩などが滑りやすかった。特に高尾山の地質自体が滑りやすいようなので、転倒に気を付けた。 ■高尾山から小仏城山 頂上までは登り降りが続きます。それほどの急斜度ではない登り降りなので、 比較的、楽に登れます。 ■小仏城山から景信山 小仏峠までは降り。下りは多少の急斜度の箇所もありますが、特に危険個所はありませんでした。峠から頂上までは約直線1.2kmを180m登る程度 斜度8.8°ほど ■景信山から下小沢林道 ツキノワグマが出没情報の看板があり、気が引きしまる。爆竹鉄砲と熊スプレーが すぐ使えるように腰に提げた。まず東尾根折り返し地点で一度 爆竹鉄砲を鳴らした。このルートはずっと降りですが、まず人に会いません。下小沢林道に近い場所で、トレランナー3名ほどのチームと長い草刈鎌を持った登山道整備のボランティアか地元の人々らしき集団と会いました。それまでは不気味なほど人がいない道。熊が出てもおかしくない。急斜面の谷の脇道もありますし、道幅が狭く通りづらい道もありますので、転倒滑落に要注意です。今回のルート中では一番危険度が高い道です。 ■下小沢林道から狐塚峠 下小沢林道の分岐で小屋がありました。管理人がいるようです。小下沢から関場峠経由の堂所山、景信山へ登ってくる方も見えるようです。私は狐塚峠へ。この山道が本日で一番キツかった。平均斜度30.5°。かなりの急斜度のつづら折れ山道を登ります。峠に着いた瞬間に、「もうゆっくり行こう」「腹が減った」と城山は諦めた。 気力と体力を使い果たした感じ。 ■狐塚峠から杉沢の頭 このルートがまた疲れた。登ったり降ったりがこれでもかこれでもかと続きます。 私を抜いていく人はほとんどおりませんでしたが、向こうから走ってくるトレランナーや登山者は多かった。狐塚峠のことを考えると逆ルートの方が正解。降りは急斜面もあり、また木の根などで降りにくい道や葉で滑りやすい箇所もあるので要注意です。 ■杉沢の頭から富士見台登山口まで これまた登ったり降ったりで、完全にスローペースに。またかなりの降り急斜面があります。また中央自動車道が見える位置からロープ場急斜面もあります。降りにくいので要注意です。もう登山口に着いた時はヘトヘトでした。 ここから高尾駅までが長った。途中、家内の車が向こうから見えた時は、大きくため息が漏れるほど。「助かったぁ」(^^) 本日の登山は、反省ばかり。やはり食べないと体力、気力が持ちません。 |
その他周辺情報 | ◾️トイレ: 愛知県方面からですと、高尾山のICに一番近い圏央道の厚木PAのトイレは和風の最新式。非常に綺麗でした。 高尾山清滝駅のトイレは、営業前は構内にあるので使えません。 高尾山山頂のセンター横にあります。山頂駅からの途中にもありましたが、使えないように立ち入り禁止になってました。 山頂から景信山までにいくつかの簡易トイレがあります。 これだけトイレが多い登山道も珍しい。 ◾️小屋、茶屋 各山頂に茶屋がありますが、朝早く準備中の茶屋もありました。おでん、うどん、カレーライス、カップ麺、お菓子類や登山バッジも購入できます。 |
写真
高尾登山鉄道。高尾山清滝駅。ケーブルカーは営業前。まだ人がおりません。大正10年、当時約30万人も門徒のいた高尾山薬王院の貫主の発案。この山を登って参拝することは大変だったようです。昭和2年開業。現在は京王グループ。山の事業者は経営が大変だと思いますが、立派な黒字経営です。
ほぼ予定通りに到着した。山頂は4,5人ほど。ここで弁当を車に忘れたのに気がつく。いつもは家内が持って行きますのでうっかりした。痛恨のミス。当然、この時間は売店は閉まってます。ルートを変更しようかと思ったぐらい。水3リットル、キャラメルと梅干しはあるから、最悪、1日、2日は持つと開き直る。
景信山方面へここから降りて、途中で首から提げていたコンパスがないことに気がつく。コンパスがないと不安な私は必死に探すがない。再度、通った箇所と座った場所を探すとベンチの真下にあった。胸を撫で下ろす。嫌な事は続きます。怪我などしないように気を引き締めた。
ニ座目、小仏城山着。予定より20分ほど遅れた。今日は陣場山までの周回は力不足ですので、景信山から余裕があれば、八王子城山まで行って高尾駅まで。なければ、杉沢の頭、富士見台経由で高尾駅。
ラッキー売店あるじゃん。ところが営業前。カップラーメンがあったが、バーナーを持たずに来た。営業前でしたが、キットカットは売ってくれた。すでに先行していたハイカーが2,3名ほど。
ここが頂上と思ったが、実は違います。後ろに茶屋がありますが、この奥にももう一軒茶屋があります。翌々考えると、この奥にある茶屋の引き留め作戦とみた。この奥にほんとうの頂上があります。さすがにこの頃になると少し疲れてきた。
杉沢の頭着。アップダウンで疲れ果てて座り込んだ。最近お気に入りのバックパック。mountain johnnyのダルマ。オーナーに私のお気に入りの一言を書いてもらい、ワッペンを縫い付けてもらった世界に一つだけのバックパック。
「幸せは向こうからやって来ない。だから僕は進むんだ」
「幸せは向こうからやって来ない。だから僕は進むんだ」
装備
個人装備 |
バックパック(mountain jhonny・ダルマ)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants)
熊鈴
熊よけスプレー各自
熊除け用爆竹ピストル
警笛
携帯電話
サバイバルナイフ
Garmin(FENIX6X)
Garmin(Gasmap66i)
ゴミ袋
|
---|---|
共同装備 |
予備(長袖シャツ
半袖Tシャツ
下着
靴下)
濡タオル
救急医療セット
雨具
Garmin750
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット(ビバーク用ライト「アクモキャンドル
赤色発煙筒「ココデス」SOL ヒートシートサバイバルブランケット
ポイズンリムーバー)地形図
ガイドマップ
筆記具
ヒルスプレー
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
|
備考 | カップラーメンのためのバーナーとコッヘル、箸が必要だった。水は3ℓ持参したが、足りなかった。沢の水を浄化できるプラティパスが必要だった。 |
感想
高尾山周辺の低山だからと舐めておりました。今回の山行は弁当は忘れるし、コンパスを見失うし、水が不足するしで反省しきり。下手すると遭難につながるほど危険。裏高尾は周回すると距離もまあまあありますし、アップダウンが多いので、結構、しんどいです。また尾根と言っても木の背が高いせいもあり、風がなく、雨が降ったばかりで湿度も高かったので、汗はかくしで、体力を失います。久しぶりの15kmオーバーハイクで疲れました。筋トレ、ランニングで3週間で3kgほど痩せましたが、体力はまだまだ鍛える必要があると自覚しました。もう少し地図を深く読み、登り降りなどの傾斜も確認して自分の体力と相談の上、山行の計画を考えた方が良いとつくづく思いました。
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