有馬三山から長峰山へ
- GPS
- 07:03
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:04
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:阪急電鉄 阪急六甲駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった |
その他周辺情報 | 阪急六甲駅の少し西のふじ温泉で汗を流した |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
2023年6月17日に有馬三山から長峰山まで歩き,途中神戸迎賓館でビールを飲んだ,というのが今回のお話。
6/17 は梅雨の中休みで天気がいいという予報だった。そこで,どこかの山に登ろうと思った。夏山に向けて六甲全山縦走してもいいかも,とも思ったが,気温がかなり高くなるとの予報だったので無理はしないでおこうとおもった。なので,前から気になっていた有馬三山を歩いてみようと思った。山上域にでてからは,これまた前から気になってた神戸迎賓館でビールを飲みたいと思った。その先は全山縦走路かトゥエンティクロスで新神戸に下ろうか,と思っていた。しかし,途中でこれまた行ったことがない長峰山経由で下ってみたいと思った。メンバーは一人で行ってもよかったが,何人かに声を掛けると,K氏が行きたい,というので K氏と二人で歩くことにした。
集合は神戸電鉄有馬温泉駅に 7:34 に着く電車,ということにした。それが普通にうちから行ける最速だったので。で,予定通りの電車に乗ったのだが,トイレに行きたくて新大阪で下車してしまった。大阪まで行って宝塚線に乗り換えないといけなかったのに…。どうしようかと思って検索すると,素直に似たルートで行くと有馬温泉に着くのが8時過ぎになってしまいそうだった。そこで,プチ贅沢をすることにした。ルートは新大阪駅から新神戸駅まで新幹線に乗り,新神戸駅から神戸市営地下鉄で谷上駅に行き,そこから神戸電鉄で有馬温泉駅に向かった。すると新大阪駅でうだうだしていたのに,一本早い電車で有馬温泉駅に着いてしまった…ははは。
K氏は予定通り 7:34 着の電車で有馬温泉駅に着いた。そこからすぐに歩き始めた。 神鉄有馬温泉駅からバスターミナルのある辺りに行く。そこから右上に妙見寺への参道があり,その参道で妙見寺に登る。その登りがまあまあきつめだった。朝一番に登るにはきついかも,と思いながら登った。須磨浦公園の登りを彷彿とさせた。それでも15分ほどしかかからなかったけどね。
有馬三山の最初の落葉山は妙見寺の妙見堂のすぐ裏手になる。というか,妙見寺が落葉山に建てられいる。妙見堂の右脇を回っていき,登山道になったと思ったらそこがもう落葉山の山頂だった。落葉山からすぐに灰形山に向かったが,途中,何箇所も分岐があった。その中で右手への分岐で展望台(西峰,北西峰)と書かれた場所があった。その「展望台」というのにつられてその分岐を曲がってみた。少し歩くとすぐに展望台っぽい場所にでた。その時は知らなかったが,どうもそこが落葉山の北西峰みたい。帰りに西峰へっぽい道もあったし…。展望台からの眺めは周りの木が成長していてちょっと見えにくかった。ま,そのうち周りの木を伐採したら眺めがよくなるんやろね。鍋蓋山みたいに。
展望台から戻ると灰形山に向かった。灰形山の手前は少し痩せた感じの尾根を行く。木もあって全然怖くないが,多少気を使った。灰形山への登りは,まあまあ階段があった。それも傾斜が思ったよりも急だった。つづら折りにせずに直登で階段がつけてあるみたいだった。そして出発から1時間ほどで灰形山に着いた。眺望は全然だった。灰形山から下ると左下への分岐があった。そこは有馬温泉への下山路の一つだった。ロープウェーの有馬温泉駅付近に出るみたい。
その先は湯槽谷山(ゆぶねたにやま,と読むらしい)へ向かってぐいぐいと登っていった。湯槽谷山は灰形山にまして階段が多かった。どれも傾斜が急で,かなり足にきた気がする。また,2〜3度ほど傾斜がゆるくなってこれで山頂か?と思わせるところがあったが,どこも一瞬ほぼ平坦になるだけでその先にまた登りがあった…。
そしてなんだかんだで出発から1時間半ちょっとで湯槽谷山に着いた。気温が高めというのもあったかもしれないが,思ったよりも疲れた。湯槽谷山山頂は標高が 801 m らしい。後 70 m も登れば標高 866 m の極楽茶屋跡にでれるやん,と思った。しかし,そこから登山道は結構下っていった。まずは一度グイグイ下り,高尾山への分岐点にたどり着く。そこから左下の谷の方に向かって結構急傾斜で下ると標高 700 m 弱の鞍点,湯槽谷峠に着く。湯槽谷山から一気に 100 m 下ったことになる。そこは分岐になっていて,左下に下ると難路で紅葉谷に下れるらしい。また右に行くと茶園谷(標識には横谷とあった)経由で逢山峡の方に行けるみたいだった。
湯槽谷峠から一度高度を上げると 752 m にある四等三角点にたどり着く。そこは湯槽谷山の三角点かも。湯槽谷山にはないけど…。そこから 30 m ほど下るとロープウェーの支柱の下を通過した。分岐点を過ぎてからは番匠屋畑尾根というルートみたい。ロープウェーの支柱の先もちょっと緩い道になったと思ったら急勾配の階段登り,というのがあり,有馬三山と同じぐらい疲れた気がする。最後に一気に高度を上げたと思ったら紅葉谷からの道と合流した。
紅葉谷からの道との合流点で,紅葉谷を登ってこられたペアの方に紅葉谷の登山道の様子を聞いてみた。問題なく歩けるということだった。その後,我々は六甲全山縦走路を逆向きに歩いて六甲ガーデンテラスに向かった。そこでビールを飲んでもいいかな?と思ったが,今回は神戸迎賓館に挑戦してみたいと思っていたので我慢することにした。またちょうどお腹が痛くなってきたので,ガーデンテラスのトイレに寄っておいた。
ガーデンテラスから神戸迎賓館(藤原商店のすぐ西側)までも六甲全山縦走路を逆走したが,二人ともトレラン風のスタイルだったので木陰では小走りしてみた。でも日差しが痛いぐらいだったので,日向にでたらすぐに歩いておいた。神戸迎賓館に着いたのは午前11時の直前だった。カフェは11時からなのでしばし待とうか,と思ったが,お店の人がどうぞどうぞ,というので中に入らせていただいた。
カフェではビールだけ飲んでもよかったが,なにかおつまみが欲しかった。しかしおつまみに良さげな食べ物はあまりなかった。そこでお昼ごはんとして,私はビーフピラフを,K氏はホットサンドを頼んだ。ビールは私が BAYALE というエールビールを,K氏が PORTER を頼んだ。しかし,PORTER は黒ビールだった。K氏は実は黒ビールは得意ではない,ということだったので,ビールを交換して乾杯した。すごくいい天気で気温もほどほどに高く,山の上で飲むビールはとてもおいしかった。またビーフピラフもおいしかった。思わずもう一本ビールを飲んでしまった…ははは。
神戸迎賓館の後は,長峰山を目指した。長峰山は気になっていたが行ったことなかったし,こんな機会じゃないと行かない,と思ったので。ルートは六甲全山縦走路を逆走して神戸市立自然の家から杣谷峠まで行く。そこから長峰山へのルートが分岐している。神戸迎賓館から杣谷峠までは,もうビール飲んだし,気温も上がってきていたのでのんびりと歩いて行った。杣谷峠にはトイレがあるのでトイレに寄ってから長峰山に向かって歩き始めた。
杣谷峠から長峰山への道は,もっと単純に下り基調かと思ったら,意外とアップダウンがあった。高低差はそんなにないが,思ったよりも急傾斜のアップダウンで,有馬三山で疲れた足にはちょっとつらかった。ビール飲んだしねぇ…。さらに暑さもあったかも? そして杣谷峠から30分ほどで長峰山に着いた。ちょっとのんびり歩いた感じやね。長峰山の山頂は大きめの岩が鎮座していた。その上に登ると周りの景色がよく見えた。西には摩耶山が見え,下界もよく見えた。
長峰山からの下りは思ったよりもラクだった。多分傾斜が緩めだったからだと思う(きついところもあったが…)。ただ,何箇所も違う尾根への分岐,というか踏み跡があった。そんな場所にはいつも道標が立ててあり,メインルートの方向を示してくれていた。後半,周りの木が大きくないところに来ると,てきめん笹が生い茂っていて道がわかりにくかった。この季節はどこも気をつけないと笹で道がわからなくなるよねぇ…。
そして気づくと伯母野山の長峰山登山口にたどり着いた。登山口からは車道に沿って下り,最終的に阪急六甲駅のすぐ西にあるふじ温泉という風呂屋まで歩いた。ふじ温泉で汗を流した後,阪急で三宮に移動して,二人で反省会という名目でビールと焼き鳥を堪能してから解散となった。
今回は有馬三山を歩いてみた。結構厳しいとは聞いていたが,確かに歩きごたえのある道だった。短めの距離で一気に高度を上げるのでトレーニングにはいいかも,と思った。
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