【日本百名山 No.61,62】妙高山・火打山 高谷池ヒュッテにテント泊
- GPS
- 15:12
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,244m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:42
天候 | 一日目 曇り 二日目 晴れ! |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹ヶ峰登山口→富士見平 よく整備されてます 富士見平→高谷池ヒュッテ 一部残雪あるがアイゼンは不要 高谷池ヒュッテ→黒沢池ヒュッテ 最初はドロドログチョグチョだけどそれが終わったら鼻歌ハイキングコース 黒沢池ヒュッテ→大倉乗越 ドロドログチョグチョで登り続ける 大倉乗越→長助池分岐 このコースの核心部 激ヤセトラバースあり 雪渓トラバースあり,よく生きて帰れました 長助池分岐→妙高山 最初100mほど残雪を登る。その後は激登 どS中のどS 高谷池ヒュッテ→火打山 よく整備されていますが,上部に雪渓残ってるので注意。落ちたら大変だと思う。 |
その他周辺情報 | アルペンブリックススパ利用 大人800円。広くてよかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
シェラフ
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感想
いろんなトラブルに見舞われた山行となった。今までなあなあでやってたことがアダとなったということだろう。反省材料として今後に活かしたきところ。
というわけで妙高でテン泊百名山二座ゲットだぜなあに皇海山行けたんだから何とかなるっしょと舐めてかかり返り討ちに遭う。
金曜日夕刻京都を出発,400km走って妙高高原ICを降り,グネグネの山道を上がる。途中からキリが発生して視界きわめて不良で泣きながら走り23時頃笹ヶ峰登山口駐車場着。速攻で車中泊。
土曜日,6時前に起床,整えて6時30分ごろ出発。人気のお山なので人も多い。テン泊装備の人もいる。この時期のテントサイトは雪の上になる可能性もあると聞いてたのでびくびくしながら進む。黒沢橋までは気持ちのいい森を進む。橋を渡ると本格的登山道。やがて十二曲りが現れて,覚悟を決めて進むが結構あっけなく終わった。と思ったら,そこからがきつかった。整備はしてあるけど,重装備にはコタエマシタ。9時頃富士見平到着。
一服して高谷池ヒュッテを目指す。途中,ザックを放り出して何か作業をしている人々がいて何だろうと思ってたんだが,下山時にすれ違ったオジサンが,タケノコを撮ってるんだ,と教えてくれた。凄い執念。40分ほどでヒュッテに着き,手続きを済ませてテントを張る。先行者は3名で,雪の上ではなかった。というか,この日は全員土の上だったかも。
当初の予定では一日目火打山,二日目妙高山だったが,想定より早く着いたので,この日に妙高アタックかけようかと思案する。小屋番さんに聞いてみたら「昨日言ったけど5時間かからなかったっす,危ないけどね」って言われ,悩んだ末に決行することにした。テントサイトお隣さんも同じく妙高アタックで先行出発。あとから追いかける形となる。
黒沢池ヒュッテまでは気持ちのいいハイキングコース。その先,大倉乗越まではちょっと道の悪い登りって感じで,その先が大変だった。道の整備が行き届いておらず,極狭小のトラバースが2か所ほどあり,雪渓も2つあった。1つ目の雪渓が結構長く,チェーンスパイクを履いたんだけど,告白しますが滑って滑落しました。幸い雪もザラメで何とか止まったけど,一瞬死を意識した瞬間だった。敗因は,ストックのカバーを外さなかったこと。チェンスパが滑ってもストックがちゃんと刺さってれば支えられたと思う。ズボラはいけませぬ。
長助池分岐からは雪渓の登り。結構な距離がありビビりながら進む。その先もかなりの急登でもうギブアップしようかとも思ったんだが,お隣テントの方に励まされ何とか進んで14時24分ピークハント完了。南峰にも足を運んでおく。周りはガスに覆われ眺望ゼロ。これはリベンジしないとですね次は別ルートにしますけど。ボロボロの身体を引きずって難所を越え,テン場に戻ったのは17時過ぎ。6時間越えでした。日の長い季節だったからよかったものの,高山登山としては褒められた行いではありませぬ。反省。
食事を済ませ,バッテリー残量30%のスマフォの充電をしようと思ったら「USB端子に水か何かが入ってます!」と警告され充電できず。雪渓滑落時に濡らしてしまった模様。昨今,機内モードはオフにしてモバイルバッテリーを持ち歩こう!というムーブメントがあるけど,こういう落とし穴もあるんだと痛感し,20時頃泣きながら就寝。
日曜日 3時頃に目が覚める。スマフォ充電を試みたら無事乾いたようで何とかなって一安心。4時過ぎに起床して山の棒ラーメンを食し,5時前,火打山を目指し出発。天狗の庭に至る途中で日が昇り,鳥たちがさえずり咲き誇った花々が夜露に濡れたその可憐な姿を惜しげもなく振りまく。ここは天国なの?ワシは昨日滑落して死んだの?
朝から火打山目指す人も結構いて,山頂は賑わっていた。曇天だった昨日とは違って快晴の山頂,見事なるパノラマ風景を堪能する。その後下山してテントを撤収。30分ほどで済ませて9時頃ヒュッテを後にして下山開始。昨日の疲れが残った体でヒーヒー言いながら降りていて,十二曲りの終点で休憩した時に異変に気が付く。
ザックの中でボトルから水がこぼれとるやん・・・
ヒュッテでパッキングした時は1.5リットルほどあったのが500佞らいになってるので,ほぼ1リットルザックの中にぶちまけた計算になる。帰りの水は何とかなるが,ずっしり重いザックの重さが一気に増し,憂鬱なまま下山を続ける。11時30分頃無事下山。
というわけで,トラブルは一度起こるといろいろ起こるという,よくある話を地で行く山行となってしまった。アホな経験を次に活かせるようアホなりに頑張ります・・・
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