大台ケ原【大杉谷渓谷】
- GPS
- 08:40
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 3,343m
- 下り
- 2,045m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨で滑りやすい |
その他周辺情報 | 民宿まつもと 上北山温泉 薬師湯 |
写真
感想
いつか行きたかった大杉谷渓谷からの大台ケ原。
スタートとゴールが車で3時間も離れており、大杉谷登山口へのバスは土日しか運航していないという厳しい条件である。
当初は公共交通機関の利用を考えていたが、
M隊員から「今回は膝の調子も悪いため送迎に徹しても良い。」
というありがたい言葉に甘え、S隊員と2人での山行となった。
途中の小屋で1泊するのが一般的ではあるが、
S隊員とであれば日帰りが十分可能だし、山頂でM隊員と合流し、麓で1泊プランに決定した。
いつも通り、夜中に大阪を出発。
M隊員の運転により、無事に大杉谷登山口へ到着。
7時にスタートとなった。
予想時間は、早くて8時間、目標は10時間とする。
スタート開始早々に崖沿いの鎖場が現れる。
雨は止んでいたが、深夜の雨で岩は濡れており滑りやすい。
一歩一歩に集中力を要す。
所々で現れる吊橋もいちいち滑りやすく、ヒヤヒヤの連続であったが、
渓谷はとても美しく、堪能することができた。
休憩場所ではヒルの襲撃に遭うも何とか撃退し、
3時間後の10時に桃の木山の家に到着する。
小屋は新しい棟の工事真っ最中。
休憩もほどほどに先を急ぐ。
ここからも鎖場が連続し、気が抜けない。
度々現れる滝を堪能しながら、慎重に進む。
順調に進み、堂倉滝を最後に渓谷から離れる。
渓谷から稜線に上がる急登を何も考えずに登っているといつの間にかハイペースとなっており、S隊員に乳酸が溜まりペースダウンする。
しばしゆっくり登り、無事に堂倉避難小屋に到着する。
小屋で少し長めの休憩をとり、再び急がずに山頂を目指す。
そして、スタートから8時間経過後の15時に日出ケ岳山頂へ到着する。
無線により、M隊員をコールしたところ、大蛇瑤砲い襪箸諒崚があり、駐車場で無事合流する。
滑りやすい条件の中、転倒することもなく8時間というコースタイムで走破できたことは、自信に繋がった。
山行が成功したのは、梅雨の時期なのに雨にも降られず、暑すぎず寒すぎず、かなりの好条件にも恵まれたが、送迎担当してくれたM隊員のお陰によるものが大きい。
ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!!
ちなみに山行中は山の家での大工さん以外、誰一人会うことはなかった。
左足の踵付近にヒルの噛み跡っぽいのが残されていたが、それ以外に跡はなく、あれだけの数で1ヵ所なら上出来だろう。
綺麗な上北山温泉で汗を流し、こちらも綺麗な民宿まつもと(素泊まり専用)でバーベキューで鋭気を養う。
良き山旅となった。
【反省点(→改善策)】
・ザックの中に「ヒルさがりのジョニー」が入っていたのに忘れたと思って使用できなかった。(→忘れない)
・少しペースが早かった。(→もっと互いの意志疎通を図る)
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